笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

番号ポータビリティ騒ぎに思うこと

2006年10月30日 00時13分22秒 | 日々雑記
DoCoMoの携帯を使ってます。
私の使い方はメールと電話、あとiモードで路線やバスの時刻を調べたり、出社・退社途中に無料ニュースを読むくらいでしょうか。
それだってそんなに高い頻度で日々利用しているわけでもありません。「持っていれば便利」程度。
で、もう一台の家族割引きを入れて月7600円くらい。そんな使い方での5000円近い基本料金は他社から見れば、「高い」のかもしれません。

なんでDoCoMoなのか。

もともと仕事先関連がきっかけの購入だったのですが、そもそも携帯各社のテレビCMからして私が追い付けてないのだと思うのです。
着メロのダウンロードやゲーム、iPodのような音楽プラットフォーム的な利用やショッピング。。。
正直私の日常にいらないツールばかり。まあ、DoCoMoのお財布携帯も正直「何じゃそれ」って感じてますけど(笑)。
私には「あれこれできる」がちっとも便利に感じられず「うるさいくていらない機能ばかり」に感じられるわけです。
つまり、「DoCoMoがいい」からではなくて「今の携帯変えるほどの積極的な魅力が、他社携帯にあるといえない」から。
たかが携帯選びに労力使いたくない、ってところでしょうか。

じゃあ、料金の安さは積極的な魅力にならないのかというと、各社の割引料金体系って、ヘビーユーザーには良くて、一般ユーザーにはさしたる恩恵のないものに違いない、と睨んでいるわけなのです。
番号ポータビリティ制度導入で早速ショップに手続きに出向く人たちって、携帯命のヘビーユーザーなのだろうな~、と。
各社こういう層を取り込みたいわけですよ。こういうユーザーは有料コンテンツをガンガン利用するし、そういうところで回収すればいいと思わないハズはないでしょう、と。

企業だって決してボランティアしているわけじゃないですから、最終的には利益上げないと。
一瞬でもヘビーユーザーが空けた穴を誰が埋めるのかといえば、それは間違えなく既存のごく普通のユーザーに違いないのです。これに似た経験もしてます。かつて私が某プロバイダの8MタイプADSLに加入した時の料金が、現在は同タイプの新規加入者に約1000円も安い価格で提供されていて、「既存の8Mユーザーは対象外」って言うもの。

好きも嫌いも、別になんとも思っていないDoCoMoの、他社のように特定方向だけに走りたくても走れない痛し痒しの「電電公社体質」が、私の中で「DoCoMoなら大きく裏切られることもないだろう」的な信頼感になっているのかもしれません。

「年寄り」と言いたければ、どうぞ(笑)
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「デスノート」 面白そう!

2006年10月29日 00時25分59秒 | 映画&読書&音楽
藤原竜也くんは昔から(かなり昔から)ちょっと気になる俳優でした。可愛いし(笑)。ただ積極的にテレビのチャンネルを合わせたりすることはなかったのですが。

去年だか当時公開の「Death Note」の作品情報を読んでいて「へ~、面白そ~、藤原竜也くん出てるんだ~、行こうかな~」などと思っていたのですが、結局行かずじまいだったのですよ。で、金曜日にテレビで観て「え、面白くないか!?、これ」と現在すっかり続編を観にいく気になっています。
まず藤原くんがあいかわらず可愛い(笑) 加えてLのキャラ、あんたCOOL過ぎ。
これはもう、キャスティングの大勝利でしょう。

藤原竜也は、私の記憶に間違いがなければ、池袋かどっかでスカウトされ蜷川幸雄に育てられた舞台俳優で、その辺のアイドルに毛を生やしたようなにわか役者じゃないハズ。可愛いけど(しつこいって)。
コミックが原作で、「死神」なんてCGキャラがいるにも関わらず、藤原竜也と松山ケンイチ(L役)の大真面目な存在感には浮ついたカンジなど微塵もなく「とにかく、面白かった」のです。
Lの板チョコムシャムシャにケーキおでん(?)の不気味さも最高。
あのおでん劇場で販売したらいいのに(笑)

それにしても藤原竜也くん。女性とカップリングするより男性とカップリングしたほうが(?)よほど絵になる。
ラストの詩織とのキスシーンはなんとも。。(笑)。おまけに女の詩織より可愛いし。。。

デスノートの公式サイトはこちらから
藤原竜也くんのプロフィールはこちらから
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「新宿鮫 狼花」 読了

2006年10月24日 11時36分15秒 | 読書
ひょっとしたら、この作品には「続編」が用意されているのではないだろうか。。。というのが正直な感想でした。
そしてその続編は間をおかずに発表されるような気がするのです。その理由は、

結末が「終わり」ではなく「始まり」を予感させるから。
(「何も終わってないじゃん!」と言うのが私の第一声です。)

「新宿鮫」シリーズは当初、劇画感一杯の作風だったのですが(「毒猿」(2/9作目)は超お勧めです)、「氷舞」(6/9作目)あたりから徐々に社会派小説の色が濃くなり、前作の「風化水脈」(8/9作目)では落ち着いた読み物として感じられてきていたのです。
で、9作目になるこの「狼花」。出版されたばかりなので内容は書きませんが、いきなり読むには無理があって、せめて「炎蛹」(5/9作目)、「氷舞」あたりには目を通すことがお勧めかと。ここで登場するキャラクターが今回の作品の核になるからです。
ちなみに「狼花」のコピーは「これは問題作だ」でしたっけ? たしかに大問題です。
主要なキャラクターをここまで「壊し」ちゃっていいんですか、大沢センセイ(笑) これってちゃんと「おとしまえ」つけてくれるのでしょうねぇ、と(笑)

今回の作品に対してはファンの間でも賛否両論あるようですが、私的にはいいと思っています。
「新宿鮫」シリーズを今後は地に足の着いた人間ドラマに近いものとして「進化」(「変化」ではない)させるつもりなのでしょう。
ひょっとしたら、大沢センセイ個人の「進化」かもしれませんが。(笑)

「小説よりも奇なり」「現実の上をゆく」今の犯罪や意識の変化の中で、読者サイドから見ても、もはや鮫島の使命感や正義感には「無理」を感じてしまうのも否定できないように思うのです。鮫島を正義の番人として存在させるのなら、このシリーズも仕立ての進化をせざるをえないように思えます。
ただその進化が、作中のみならず「鮫島、終わりかも~」と、読者まで遠ざけてしまうのでは。。。と鮫ファンとしてちょっぴり寂しい気持ちになったりもするわけです。

いろいろな意味で「より良く進化した新宿鮫」を読みたいな~というのが、ファンの願いなのですけどね。
「より良く」の味付けが多方面過ぎて一番難しいのは分かっているのですが、いずれにせよ、早く続きを読みたい!作品には間違いないのです。

ところで、P507の11行目の「求職処分」は「休職処分」の間違えではないでしょうか? 光文社さん。
(クライマックスなのに噴出しそうになりました)

※今回はコメントを開放してあります
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