「本日(7月19日)、午後5時より会見あり」
と聞いた時に、「あ、いよいよ"その時"が来たんだな」って思いました。
帰宅後、ネットで会見を視聴。
競技としてのフィギュアスケートからは退き、今後はプロのフィギュアスケーターとして、更に自分の表現を高めたい、との「決意表明」です。
競技者としては、やりきった、ということだと思います。
以下、NHKのサイトより、会見全文から印象に残った言葉を抜粋してみました。
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羽生結弦 “理想をさらに追い求めて” 2022年7月20日 0時57分
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(略)今までスケートを生で見たことがない方も含めて、見てよかったなって絶対見る価値があるなとか、そういう風に思っていただけるようにこれからもさらに頑張っていきます。そして4回転半ジャンプを含めて挑戦を続けて、これからもさらに高いステージに行けるように頑張っていきます。これからはプロのアスリートとして、そしてスポーツであるフィギュアスケートを大切にしながら、加えて、羽生結弦の理想を追い求めながら頑張っていきます。どうかこれからも戦い抜く姿を応援してください。(略)
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<質疑応答から>
(略)ネガティブに引退とか、なんか不思議ですよね、フィギュアスケートって。現役かアマチュアしかないみたいな感じですごく不思議だなと僕は思っているんですけど、実際甲子園の選手が野球をそこまで頑張っていて、甲子園優勝しました、プロになりましたと言われたらそれは引退なのかなって言われたら、そんなことないじゃないですか。僕はそれと同じだと思っていて、むしろここからがスタートで、これからどうやって自分がみせていくのかとか、どれだけ頑張っていけるというところが大事だと思っているのでそういう意味では、新たなスタートを切ったなという風に今思っています。(略)
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<質疑応答から>
(略)僕が好きだった、今もそうなんですけど、僕が好きなフィギュアスケートってやっぱり僕自身が憧れた時代のスケートなんです。なので、あの時代、じゃあ4回転ジャンプ3本跳んだら優勝なのかって言われたらそんなこともなくて。トリプルアクセルいっぱい跳んだから勝てるのかって言われたらそんなこともなくて。もっともっと、心から何かを感じられるような演技、ああこの人の演技を見たいなって思ってもらえるような演技をこれからもし続けたいなっていう風に思っています。(略)
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この場面での彼の言葉を聞いた時、ふと思い出したのは、90歳で人生の幕を閉じ、その今際の際に「あと5年、いや、あと10年生きながらえることができたならば、本物の絵描きになれたのに……」と呟いたと言われる北斎でした。ううん、たとえ100まで生きたとしても、その最期できっと同じ言葉を呟いたであろう、北斎。
自分に自分の理想を課し、その理想を追い求め努力をする人たちに、終わり、や、引退、は、それこそ骨になるまでないんだろうな、としみじみと感じましたよ。会見で羽生くんはこう言ってました。
「自分の中ではスケート=生きている、みたいなイメージがあって」
であれば、まだ若く、生きている羽生くんに、「終わり」や「引退」があるはずが、ない。
羽生結弦として、表現のステージを変え、新たな目標に向けて活動開始です。
どんな第2幕になるのか、楽しみにしています(^^)
と聞いた時に、「あ、いよいよ"その時"が来たんだな」って思いました。
帰宅後、ネットで会見を視聴。
競技としてのフィギュアスケートからは退き、今後はプロのフィギュアスケーターとして、更に自分の表現を高めたい、との「決意表明」です。
競技者としては、やりきった、ということだと思います。
以下、NHKのサイトより、会見全文から印象に残った言葉を抜粋してみました。
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羽生結弦 “理想をさらに追い求めて” 2022年7月20日 0時57分
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(略)今までスケートを生で見たことがない方も含めて、見てよかったなって絶対見る価値があるなとか、そういう風に思っていただけるようにこれからもさらに頑張っていきます。そして4回転半ジャンプを含めて挑戦を続けて、これからもさらに高いステージに行けるように頑張っていきます。これからはプロのアスリートとして、そしてスポーツであるフィギュアスケートを大切にしながら、加えて、羽生結弦の理想を追い求めながら頑張っていきます。どうかこれからも戦い抜く姿を応援してください。(略)
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<質疑応答から>
(略)ネガティブに引退とか、なんか不思議ですよね、フィギュアスケートって。現役かアマチュアしかないみたいな感じですごく不思議だなと僕は思っているんですけど、実際甲子園の選手が野球をそこまで頑張っていて、甲子園優勝しました、プロになりましたと言われたらそれは引退なのかなって言われたら、そんなことないじゃないですか。僕はそれと同じだと思っていて、むしろここからがスタートで、これからどうやって自分がみせていくのかとか、どれだけ頑張っていけるというところが大事だと思っているのでそういう意味では、新たなスタートを切ったなという風に今思っています。(略)
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<質疑応答から>
(略)僕が好きだった、今もそうなんですけど、僕が好きなフィギュアスケートってやっぱり僕自身が憧れた時代のスケートなんです。なので、あの時代、じゃあ4回転ジャンプ3本跳んだら優勝なのかって言われたらそんなこともなくて。トリプルアクセルいっぱい跳んだから勝てるのかって言われたらそんなこともなくて。もっともっと、心から何かを感じられるような演技、ああこの人の演技を見たいなって思ってもらえるような演技をこれからもし続けたいなっていう風に思っています。(略)
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この場面での彼の言葉を聞いた時、ふと思い出したのは、90歳で人生の幕を閉じ、その今際の際に「あと5年、いや、あと10年生きながらえることができたならば、本物の絵描きになれたのに……」と呟いたと言われる北斎でした。ううん、たとえ100まで生きたとしても、その最期できっと同じ言葉を呟いたであろう、北斎。
自分に自分の理想を課し、その理想を追い求め努力をする人たちに、終わり、や、引退、は、それこそ骨になるまでないんだろうな、としみじみと感じましたよ。会見で羽生くんはこう言ってました。
「自分の中ではスケート=生きている、みたいなイメージがあって」
であれば、まだ若く、生きている羽生くんに、「終わり」や「引退」があるはずが、ない。
羽生結弦として、表現のステージを変え、新たな目標に向けて活動開始です。
どんな第2幕になるのか、楽しみにしています(^^)