笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

お悔み ~ドナルド・サザーランド

2024年06月21日 23時14分17秒 | 映画
今でも親しくしている高校時代の友人と観た「M★A★S★H マッシュ」。
内容は軍隊を皮肉ったおバカパロディだったのではないか思うのですが(^_^;)、有能でいい加減で飲んだくれでファンキーな「ホークアイ」という医者役だったサザーランド氏が妙に印象的で、友人共にファンになっちゃったのでした。当時よく読んでいた少女漫画家さんも彼のファンだったらしく、似たような雰囲気のキャラを作品に登場させていましたっけ。

チョイ役でもその存在感は主役を食べちゃうくらい強烈。
一度観たらちょっとクセになる俳優。
「評決のとき」や「バックドラフト」「スペースカウボーイ」。。

好きな海外の俳優は誰?、と聞かれれば、真っ先に名を上げるほど大好きでした。
享年88歳 俳優としてはまだご活躍できたかもしれませんね。

心よりご冥福をお祈りいたします。 合掌
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「ハリーポッターとアズカバンの囚人」 ~エクスペクト パトローナ~ム!

2024年01月27日 01時07分47秒 | 映画
先週末、アマゾンプラムで観たばかりのこの作品を、またまたテレビで鑑賞(^_^;)ながら視聴ですが。

「ハリーポッター」シリーズでは、この作品が一番好き。気持ちの悪い「あの人」が出ないし、大好きな、ゲイリー・オールドマン、アラン・リックマン、ルーピン先生(ここは役名)ご登場!の作品だから。彼らの、「狂気」と「静寂」が同居しているような佇まい(たたずまい)はもう最高。アラン・リックマン氏は亡くなってしまったけれど、個人的にはスネイプ先生役より「ロビンフット(1991年)」でのノッティンガム役の演技にシビれます(^^)悪役だけどね

さて、今回作品を観ていてなんとも心に沁みたのがダンブルドア先生のこの言葉。
「たとえ暗闇の中でも幸せを見つけることはできるのじゃ。明かりを灯すことを忘れなければな」

「灯す明かり」がなにかは人それぞれだけど、明かりがあれば、その明かりをたよりに人は立ち上がり、地面の固さを確かめながら、ゆっくりゆっくり、手探りしながら歩きはじめるんだろうな。。。
そうやって歩いていけば、その明かりも明るさを増して、だんだん大きくなって、いつか背中を押してくれる強さを持つようにもなるんだろうな。。。
多分それが、「生きていく」、ってことなのかもしれないな。。。

なんて真面目なことをぼんやり思った、お疲れ気味の金曜の夜でした。
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「ポンペイ」 ~「タイタニック」と併せて観るのもいいかも

2022年10月09日 00時44分25秒 | 映画
溜まったビデオの中にこの作品があり、「寝る前にちょっと」な感じで観ました、と書いちゃうのもなんなので、以下のように改めますです。

ご存知、「ポンペイの悲劇」をモチーフにした、レオ様主演「タイタニック」ばりのロマンチック大作!

ローマ人に滅ぼされたケルト族の生き残りの少年が、凄腕剣闘士に成長し、ポンペイに連れてこられ、そこで貴族の令嬢と恋に落ち、死闘あり、友情あり、地震・噴火・大津波あり、と。。。
で、どことなく、オーランド・ブルームチックな主人公の剣闘士マイロ。「どこかで見たような」と思って検索したら、「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウの彼でございました。「ゲーム・オブ・スローンズ」を観た時に「影の薄いオーリみたい」と思ったことを思い出しました(^_^;)失礼
で、ヒロインを争うローマの元老院議員、こちらは(やっぱり)キーファー・サザーランド。ちなみにキーファー・サザーランドは、ドナルド・サザーランドの息子殿で、私や友人は「変人(変態)役をさせたら右に出るモノはいない」親父ドナルドの大ファン(^_^;)

ポンペイは噴火直前、大きな地震に見舞われ、噴火直後は大量の噴石、火山灰が街に降り注ぎ、その後溶岩流、火砕流の発生、最期は火山性のガスで、街が消滅したそうです。
熱くて、苦しかっただろうな、、と想像します。自然災害は金持ちも奴隷も身分に関係なく、"平等に"飲み込んでいったことでしょう。

作品は、溶岩流がドロドロと街を流れ、火砕流が人々を飲み込んでいくシーンが延々と続きます(多分ここにお金使ったんでしょうねぇ(^_^;))。
「タイタニック」は冷たい北海の海水が人々を飲み込むシーンが延々と続いてたよね~、なんてふと思ったのは、画面を見ていて、息苦しい熱苦しい気分になったせいかも。
そうか、「タイタニック」で凍えたら「ポンペイ」で温まればいいのか。

正直、B級感が否めない作品ですが、寒い夜に鑑賞するには丁度良かったかな。
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「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」 ~マッツ・ミケルセンのグリンデルバルドに一票!(ネタバレあり)

2022年04月18日 19時27分38秒 | 映画
高校時代のお友達と、"超"久しぶりで一緒に映画を観てきました(^^)/

このシリーズを初めて観たのが2016年、ブログにも書いていますが、と~っても面白くて、ワクワク気分にしてくれた作品です。今観てもその面白さは変わらずで(^^)b

ところが2作目はダーク度が増しており、メインキャラクターたちも崩壊状態(あくまでも個人の感想です)で、正直なところ3作目もあんまり興味なかったのですよね~。でもようやく「一緒に映画行こうよ♪」が言える日常になったこともあり、映画よりむしろお友達と会って、話して、ご飯食べて、の方が楽しみだったのです。

さて、全く期待していなかったこの作品でしたが、冒頭のジュード・ロウ(ダンブルドア)とマッツ・ミケルセン(グリンデルバルド)の対面シーンで一気に惹き込まれちゃいました。

なんとも、"絵"がいいのよ。。(^_^;)

シリーズ1,2作であれほど破壊的なパワーで暴れていたクリーデンスは"そこそこ"のキャラに変わり、むしろダンブルドア先生の物語の一要素になっちゃった感じです(魔法バトルシーンも多くない感じ)。そういう意味では悪の帝王グリンデルバルドでさえ、ダンブルドア物語のひとつの"エピソード"になっているような。。 んんん?、ということは、ニュートも要素のひとつ?

私、このシリーズの主人公(中心)はニュートだと思っていたんですよね。でもこれは、ダンブルドアの物語なんだわ、と帰りの電車の中で、はた、と思い至ったのでした。「ダンブルドアの秘密」って副題ついていたでしょ、と(^_^;)

じゃ、「ダンブルドアの秘密」って? ですが、ここでは、ジュード・ロウにはジョニー・デップよりマッツ・ミケルセンの方が"お似合い"である、とでも申しておきましょうか。。

みんなが困難を乗り越えて、それぞれのハッピーエンドに着地した(特にクイニーとジェイコブ♪)今回の「ファンタスティック・ビースト」、面白かった(^^)♪ また2年後にね。

映画鑑賞後のランチはタコライス


時間が経つのはあっという間。2時間近く、お互いの近況をあれこれおしゃべりしてました。
いつもありがとー。また一緒に映画行こうね~(^^)/
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「竜とそばかすの姫」 ~その後「彼ら」はどうなったのだろう。。。

2021年08月01日 14時40分00秒 | 映画
ヒロインの相手役、竜の声を演じるのが佐藤健くん!、
そしてディズニーの「美女と野獣」を思わせるような映像!(しかもヒロインの名はベル!)、
加えて「アナ雪」のように歌う主人公! 


「これはもう、ポップコーン食べながら、ママと子供が楽しめる作品、間違いな~し!」

お昼前の時間だったせいか、会場にはそんな子供連れのママたちがあちらこちらにおられます。
が、それを"しちまった"ママたちのご期待には残念ながらお応えできなかった作品かも。。とエンドロールを眺めながら、そんなことを考えていました。
決して最後にハッピーエンドが待っているような、単純なエンターテイメント作品じゃありません。
作品の中身を知っていた広報の人、苦労したんだろうなぁ~。(あくまでも個人的な意見です)

佐藤健くんがインタビューで「精魂込めた(←だったか)」と言っていた台詞は、多分あの場面の、あのセリフ。
ちなみにここ以外、タケルくんに台詞らしい台詞はほとんどありません(^_^;)
 
長く長く、そして何度も何度も、強く強く。

観ていた人の多くが、ここで気持ちを"持っていかれちゃった"のでは?、と思います。それくらい、心に刺さる場面でした。
「い、いいのか、このシーンは!? 子供が観てるぞ!」と、え?え? と思っちゃいましたもの。

「サマーウォーズ」で社会インフラをネットに依存した時の怖さを描いた細田監督が、この作品で描いたのは、人の生き方に影響を与えている今のネット社会の怖さなのかも、と考えずにはいられませんでした。

そして、画面の向こう側の多くは、どんな正論を吐こうとも、常に傍観者である、ということ。 

それはまるで、増水で荒れる川の中州に取り残され、泣きじゃくる子供を「なんとかしなちゃ」と思いながら、「誰か助けてあげて」と叫びながら、ただ見つめていた大勢の姿に重なります。
ネットで自分の姿を晒し、新幹線に飛び乗って本当の"彼"に会いに行ったすずの勇気と、子供を助けようと川に飛び込んだすずの母親の勇気。「あ、つながった」、と思った時、ホロホロと泣ける自分がおりました。

ベルのビジュアル原画は、ディズニーで「アナ雪」のビジュアルを手掛けたアーティストなんだとか。それが細田作品の特徴でもある細い描線と相まって、実にゴージャスな画面になっておりますですよ。ディズニー作品にも負けてない、日本アニメーションの進化形ですわ。
<U>の世界も、大好きな「サマーウォーズ(2009年)」を思わせ、なんともいえぬ懐かしさでいっぱいになります。ひょっとしたらあの中に陣内(じんのうち)家のみなさまもおいでになるのでは? なんて思っちゃいました(^^) 月末にリピートかな~♪

「竜とそばかすの姫」公式サイトは、こちら
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「落下の王国」 〜いや、今の政治の話じゃありません

2020年12月20日 14時59分51秒 | 映画
衣装デザイン石岡瑛子、という記事を読み、それなら観よっかな〜程度の興味で観た映画。ががが、これが信じられないくらい美しくて、シュールで、そして泣ける作品だったのです。

原題は”The Fall“
主人公は、家族とオレンジ畑で働くルーマニア移民の5歳の少女アレクサンドリアとスタントマンのロイ

2人に共通しているのは、
アレクサンドリアはオレンジの木から"落ち"、腕を骨折して入院し、
ロイは無謀なスタントに臨み”落下”。半身不随の大けがで入院している、
ということ。


好奇心旺盛なアレクサンドリアは自由に病院の中を探検する日々。周りの大人たちもそんな彼女にはとても優しく、ひょっとしたらオレンジ畑で働くよりも"辛くない"かもしれません。それとは逆に、仕事が出来なくなった上に恋人まで失い、絶望のどん底にあるロイ。ひょんなことからアレクサンドリアと知り合ったロイは彼女にモルヒネを盗ませて自殺を図ることを思いつくわけです。

アレクサンドリアを手懐けるために、ロイは“提督”と名付けた悪者に復讐する男たち(実は彼らも復讐という心の闇に"落ちた"者たち) の物語を聞かせます。



ロイの物語に夢中になるアレクサンドリア。彼女の頭の中では病院生活で見てきた大人たちが登場人物となって現れます。防護服を着たレントゲン技師は悪の提督の兵士たち、荷物運びの黒人労働者は屈強な勇者、そして彼らのリーダーである仮面の山賊はアレクサンドリアの父親です。
物語の世界は一点の曇りもない豪華な極彩色の世界(13か所の世界遺産、24か国で撮影されてたそうです)。ひょっとしたら天然の明るさと快活さを持つ彼女のみずみずしい心のあり方を表現しているのかもしれません。退屈な入院生活を忘れさせてくれるロイと彼の物語はアレクサンドリアの心の支えにもなっていったことでしょう。

そして、いつの間にかアレクサンドリアは単なる物語の聞き手ではなく、仮面の山賊の娘(しかも山賊はいつの間にかロイになり)として物語に登場するのです。男たちの危機を助け、物語を中を自由に飛び回るアレクサンドリア。ところが目の前で話をする現実のロイの心は徐々に病み始め、同時に物語も絶望に包まれ始めます。男たちはひとりふたりと提督の兵士たちとの戦いで命を落としていき、山賊のロイまで提督に殺されそうになってしまうのです。

そんな悲しい物語はいやだ。大切な人が死んでいく物語はいやだ。

ロイのためにモルヒネを持ちだそうとして足を踏み外し大怪我をしたアレクサンドリアに、「(どんな結末にしようと)これは俺の物語なんだ!」と叫ぶロイ。

「ちがう、2人のよ!」(←もうね、おばさん号泣よ。。。)

アレクサンドリアが求めるのは“希望の物語”なんですね。
現実には父の死を遠くから見るしかなかったアレクサンドリア。せめて物語の中では父を助けたい、死んでほしくない。それは小さな女の子の、ささやかな夢でもあったのでしょう。

そしてロイが彼女に聞かせたのは、「提督との戦いに勝ち、しっかりと娘の手を握る山賊の父親」の物語。
山賊である父親(ロイ)を見上げるアレクサンドリアの笑顔を、現実のロイもきっと見たことでしょう。

映像といい、物語といい、アレクサンドリアといい、この作品一度観たら忘れられないわ。音楽はベートーヴェン 交響曲第7番・第二楽章(「英国王のスピーチ」でも流れてた!)

ところで、ロイ役のリーペイス。どこかで聞いたことがあるような、、、と思って検索したところ、「ホビット」のスランドゥイルでございました!


アレクサンドリア、今もロイは元気に銀幕で活躍してるよ~(^^)/

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お悔み サー ショーン・コネリー

2020年11月01日 11時45分10秒 | 映画
熱心な映画ファンでなくても、彼の出た作品を観た方は多いと思います。
私が好きだったのは、
「アンタッチャブル」
「レッド・オクトーバーを追え!」
「ザ・ロック」
の3作品。
特にアンタッチャブルでのマローンは印象的でした。もうね、何度も観ましたよ。

画面に現れるだけで、もう安心、って気持ちになる俳優さんでした。
(日本語の吹き替えをなさった若山弦蔵さんの声の魅力も相まって)

自宅で眠るように旅立たれたそうです。(Sir Sean died peacefully in his sleep)
ご冥福をお祈りいたします。
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コロナ自粛のお盆休みに「となりのトトロ」を観る ~第一子長女は、もうたいへんなんだよぅ~、な作品

2020年08月15日 18時27分01秒 | 映画
ジブリ作品でも人気ナンバーワンのこの作品。
私の友人にも大のトトロ好きがいて、仕事で使う文具が密かに"トトロしている"ことがよくあります(^_^;)
が、私には(大変失礼ながら)なんでこの作品にそれほどの人気があるのか、全くわかりませんのですよ。私にとってこの作品は、

第一子長女が、どれほど大変な立場なのか、わかりますぅ?

としか言いようがない作品だから。

長女のさつきは12歳、次女のメイは4歳。その差は8歳。しかも二人の母親は病気で入院療養中。
母親がわりにさつきがメイの面倒をみたとしても不思議ではありません。
ここからは、私の個人的な考えなのですが、第一子長女は、

母親の「いちの子分」だと思うのです。

親分である母親は自分の仕事を(その出来不出来に関わらず)子分にさせるものですし、子分も親分に気に入られたく思う時もあり、(上手く出来る出来ないは別として)与えられる仕事、期待される事柄に取り組みます。

でも、第一子には「お手本」がありません

当然、見よう見まね、多分そうだろう程度の考えと経験で取り組むわけです。でもまだ子供ですから、自分でも納得できない結果になっちゃったり、当然「なんで私ばっかり…」とシクシクしたりね。(兄姉の行動を見て学ぶ弟妹との絶対的な違いはここにある、と私は思っておるのです)

それなのに、メイときたら「おねえちゃんの、バカぁ!」とのたまいやがるし、困り果てると「おねえちゃ~ん」と無力丸出しで泣き叫ぶ。


じっとしてろ!メイ! と、画面眺めながら、何度呟いたことか(^_^;)。


そしてここからも私の勝手な想像なのですが、さつきの母親は第一子長女、父親は第二子(で次男以下。理由は想像にお任せします)。
同じ第一子長女の母親にはさつきの気持ちが手に取るようにわかっているのです。お見舞いに来たメイは真っ先に母親めがけてダッシュ。さつきだって、母親に飛びつきたいはずです。

でも、我慢。

理由はおそらく「入院中、メイのことよろしくね。」と母親に頼まれたから。大喜びで甘えるメイをあやす母親を遠目に見ながら、心の中で「ちゃんと、メイの面倒見ているでしょ」と言っている、さつき。
そんなさつきの気持ちを分かっている母親は、後からさつきを抱き寄せて、その苦労をちゃんとねぎらってあげるんですよね。。

そんなわけで、第一子長女(下に年の離れた妹あり)の私には、さつきの気苦労がずっしりと感じられるばかりで、正直さほど楽しめな~い「となりのトトロ」なのでございますます。
でも、この "第一子長女をざわつかせる、次女メイのウザ可愛いさ" こそが、この作品の隠れた魅力なのかも。。。?

ちなみに我が家の場合、妹の方が"良く出来た人"になってしまったので(^_^;)、姉としての気苦労は全くありませんです。
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コロナ自粛のお盆休みに「JAWS」を観る ~なんとまぁタイムリーな台詞がごろごろと(^_^;)

2020年08月09日 22時58分18秒 | 映画
言わずと知れた、(CGなどない)70年代の名作でございます。
観光で経済が回っているアミティ島が、"稼ぎ時"の夏に、超大型の人食いサメに荒らされる、というお話です。なぁ~んどでも観ちゃう、大好きな作品。ロバート・ショー、いいですよね~v(^^*)

ただ今回は、その舞台設定が今のコロナ禍状況にあまりにも似ていて、しかも、台詞までどんぴしゃじゃ~ん、と、そんな気分で眺めておりました。

ここでも、経済か、人命か、で大問題が起こっております。



で、経済を回したいんなら、適切な"処置"をせよ、と述べる"専門家"


ががが、被害が出ているにも関わらず、それでもなんとかその場をしのぎたい政治家に対して、誰もが言ってやりたくなる一言がこれ。


サメもコロナも、完全な自然災害です。
クリントは言います。「騒ごうが、わめこうが、サメは遠慮なしだ」
人を選ばないコロナも、同じですよね。

サメに襲われたくなかったら海に近づかなければいいわけだし、コロナに感染したくなかったら、マスク、手洗い、3密を避けることしか(今は)現実的にはないのでしょう。

アミティ島の経済を回復させたいのなら、物理的にサメを始末する。
今の世の中の経済を回復させたいのなら、それこそ誰もが「いつでも、必要な時に検査して」、安心して経済活動に参加させる。
(時間はかかっても)結果的に検査による「(自分の状態を知ることができる)安心感を持てること」こそが、景気の回復につながるのではないのかな。。。と思うのですけどね~。

それにしてもアミティ島、サメとコロナが"同時"じゃなくて、よかったね。。。(^_^;)海岸超密!
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「塔の上のラプンツェル」 ~なんとタイムリーな。。

2020年05月02日 21時22分48秒 | 映画
現在、金曜ロードショーでディズニー映画祭りをしています。
先週が「美女と野獣」、今週が「塔の上のラプンツェル」。美女はエマ・ワトソンの実写版で観ただけでアニメ版を観たことがなかったし、ラプンツェルに至っては内容すら知らなかったので、どちらも結構楽しみにしてたんです(^^)
いや~ラプンツェル、画面がキレイだし、お話もと~っても面白かったです。

「その景色を、自分の目で見て、感じたい」

この一心で、安全な親元を離れ、自分の力で困難を乗り越えてゆくプリンセス版ロードムービーとでも申しましょうか。もちろん親と言っても、誘拐犯の魔女なんですが(^_^;)
ストーリーはシンプルだし、登場人物もとても分かりやすい。(登場人物の分かりやすさは「アナ雪」に通じるものがあるように感じます)
クールなエルサも好きだけど、髪に花を挿した暖かな色合いのラプンツェルがとっても可愛い!

ところで、プリンセスとくれば、プリンス、つまり王子さまなのですが、ラプンツェルの相手はなんと泥棒(^_^;)いいのか? まぁ、"国一番の泥棒"というふれ込みではありますが。
で、面白かったのは、このフリンのイメージを決めた時のエピソードがネットにあって、これが
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本作のヒーローであるフリン。ワイルドな印象の彼は「ディズニー史上最もハンサムで魅力的なキャラクター」となるべく、相当な苦労の末に生み出されたそうです。
彼の外見を決めるために行われたのは、「ホット・マン(イイ男)会議」。これは、女性スタッフたちが好きな男性の写真を持ち寄り、壁一面に貼って率直な意見を言い合うというものだったとか。デザイン案に対しても「タレ目はダメ」、「青い目はイヤ」などの意見をぶつけ合い、やっとの思いで最終的なデザインに落ち着いたのだそうです。
これについて、後に監督は「キツイ会議だった」と振り返っています。
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だったんだそう。

強いのか、弱いのか、全く不明だけど、いざという時には最後まで女性にしっかり協力(尽くして)してくれそうな感じではあります。会議に参加するほどのキャリア(お金も立場も)を持った女性たちでしょうから、結構な本音トークが炸裂したことと推察いたします(^_^;)
この路線は、アナ雪のクリストフに近いかな。


パスカル(カメレオン)とマキシマス(馬)もイケてます!


自粛で自宅に引き籠っている現在の状況は、さながら"ラプンツェル状態"とも言えますでしょうかね。
それでも彼女は腐ることなく、塔の中で、本を読み、絵を描き、料理をし、掃除、洗濯をし、いつか見たいと思う夢に想像を馳せる生活をしていました。魔法の力以上に「どんな環境でも、自分なりに明るくやりくりできる才能」もあったのです。

さて、コロナ騒ぎが終わったら、私は何をしたいかな。。。
なによりも、まず、友達とおしゃべりしながら、楽しく笑って食事したいかな。
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