笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

2016年 「生田緑地ばら苑」に行きました

2016年05月28日 09時23分51秒 | 日々雑記

前の職場の友人Oさん、Aちゃんと、昨年と同じように良く晴れた21日「生田緑地ばら苑」に行ってきました。
やっぱり春のバラは格別ですね。。

昨年はなんとなくシーズン終わりかけな感じのバラ園でしたが(去年のブログ)、今年は真っ盛りといった感じです。



ここを管理運営なさっているボランティアの方々には本当に感謝していますし、頭の下がる思いです。
川崎市の管轄なので、企業からの寄付などがあるのかは不明ですが、それでもシーズン中は結構な人が来るわけですから、最寄駅を抱える小田急線あたりにはサポートして欲しいなぁ、などと思います。。。実際のところはどうなんでしょうね。

ところでところで、昨年お目にかかったプロの画家の方が今年もいらっしゃいました!
まさにOさんが「たしか去年はこのあたりで写生している画家の方がいたよね~。今年も来ているのかな?」「そうだったね~」とひょいとその方向を見ると。。なんと! いらっしゃいましたよ(^^)/


写生中の伊藤文男先生。華やか作品になりそうですね!

それにしても、こんなにも美しいバラたちを見ていると、なんとなく「1鉢くらいは育ててみたいじょ」な気分になっちゃいますよね。(園内には直売所もある)でもバラのことを考えたら、やはりそれなりの広さと風通し、日照は必要ですから。



バラはこうやって観に行くのがいいのだ、と今は涙を呑む私(^_^;)
(あぁ、でも1鉢くらいわぁああ~)


生田バラ苑ブログはこちら

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生還! 2016年「若冲展」

2016年05月21日 02時45分55秒 | 日々雑記

行ってきました。

「結構な込み具合」ということは何となく知っていましたが、こんなにも並ぶとわ。。な、「2016 若冲展」でございます。

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「釈迦三尊像」、「動物綵絵」全幅を東京では初めて一同に展示するほか、昨年83年ぶりに発見され一般には初公開となる「孔雀鳳凰図」を展示している。
ほかにも、重要文化財の「仙人掌群鶏図襖絵」、「菜蟲譜」、また「糸瓜群虫図」、「果蔬涅槃図」などの初期から晩年までの代表作、さらにプライスコレクションから「鳥獣花木図屏風」「旭日雄鶏図」などが紹介されている。
「若冲を語る上で欠かせない傑作ばかり、まさに若冲決定版と呼ぶにふさわしい展覧会」
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ということで、私のお目当てはこの「動物綵絵」30福。これまでにも展示はあったようなのですが、まぁ、いいか、と例によってスルーしていたのですね「いつでも観られる」と。
でも、今の私は「観られるときにに観ておかないと」のヒトなので(^_^;)

さて、開館から結構な人混みらしい、ということくらいは聞いていたので、とりあえず8;30分に会場に到着。ががが、もうすでに会場を取りまくような人混みで、敷地内に入れたのが2時間後、



さらに展示室までには1時間以上かかり。。。





もうねぇ、観るまでに倒れる人が居てもおかしくない状況。
ただ私の周りでは、人混みを撮影してSNSにアップしながら時間つぶす人、お菓子を食べる人、読書する人(私も)と、待ち時間を気長に待っているようでした。

まぁ、並んでいれば、いずれ観られるし。。

さて、11時30分にようやく作品群とご対面(^^)/
画集などを眺めることのある伊藤若冲でしたが、現物を見るのは初めて。
いや~、、、ただただ素晴らしいの一言でした。やっぱ画集ではこの感覚は味わえない。
1750年代の作品群ですから270年くらいは経っているはずなのに、胡粉の輝き、顔料の質感ったら((+_+))

ふわりと重なる鳥の羽のゆらめき!
羽の下から伝わる空気感!
輝く雪の白さ!
音が聞こえてくるような画面!

絵なのに、絵じゃない。。。
こんな画面を造る若冲って、異常過ぎる。。。。

何しろ3時間も並んだものですから。しっかり最前列をキープしてじっくり鑑賞してきましたです。
もうねぇ、冥途の土産な気持ちでしっかりと、目と心に焼き付けてきました(^_^;)

同時に、今日までこれらの作品を「欠くことなく」よく守ってくれたものだと感謝しましたし、海外に流出しなくて本当に良かったと、心から思ったりもしました。

それにしても、美術館巡り(しかも国内の、東京都美術館だよ)にこんなに体力がいるものだとは思いませんでしたわ。足腰鍛えないと、好きな絵も観に行けなくなる、としみじみ感じた「若冲展」でございました(^_^;)
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今こそ、くまもん!

2016年05月10日 14時59分35秒 | 日々雑記

ご当地キャラって、原則その地域振興のためのものなので「会いたかったら来てね!」的な存在のハズですが、くまもんは「お声がかかれば、どこにでも行くモン」的な不思議な「ご当地キャラ」。しかもキャラクターグッズはどこにでもある。

つまりくまもんは、最初っから「全国区のキャラ」。

そのため「なんだか熊本のためになっていないご当地キャラ」なんて言われていたこともあったんですよね。
なにしろ熊本に関係あれば、基本「じゃんじゃん使って!」的な商標のようで、近所の手作りパン屋さんの看板にも使われているし(^_^;)

参考までに、くまもんの商標がどのようになっているかというと、
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くまモンは熊本県のPRにつながるのであれば、国内企業の商標使用は原則無料としている。個人の非営利使用であれば許可すらいらない。例えば、熊本県内で作られたものだけでなく、県外のものでも、熊本県産のものを原料に使う、あるいは熊本県をPRする文字をパッケージに入れるなどすれば、商標の使用料は無料になる。
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のだとか。
詳しく知りたい方は、くまもんオフィシャルページへGO!

でも、その「最初っから全国区」が今回の復興支援で大活躍している。
(人生、なにが評価の転機になるかわからないモン)

「くまもん、じしんでけがしてませんか?」
「はやく げんきなくまもんにあいたいです」

なんて手紙が、全国から送られてくるのだそうだ。
(当時の)熊本県の方たちが思っていた以上に、くまもんはピッカピカの熊本ご当地キャラだったんですね(^o^)

くまもん=熊本県

今までの「何となく和ませてくれる可愛いキャラ」から「震災復興へ、熊本を応援するキャラ」へと、ちょっぴり責任重大になっちゃった(?)くまもん。
これから暑くなるので体調管理にはくれぐれも気を付けて→中のヒト(^_^.)、熊本のために頑張って欲しいと思います。

写真は、朝日新聞デジタル 5月10日(火)10時53分配信より
可愛らしすぎて、包丁入れられないよ、これ(^_^;)

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「地球へ」 ~再読了  何ひとつ色褪せていない名作

2016年05月08日 19時09分04秒 | 読書

「少年の名はジルベール」を読んだ後、どうしても読みたくなって自宅の本棚を探したのです。たしか朝日ソノラマのコミック版で持っていたはずだったので。ががが、残念ながら20年以上前ですから、やはりどこかのタイミングで処分してしまったのか見つからず。仕方がないので文庫版なる3冊を新規購入しました。

こういう「かつての漫画女子」って結構いるんじゃないでしょうか?(^_^;)

今みたいに漫画喫茶なんてない時代でしたし、漫画は自分の部屋で、その世界にどっぷり浸かって読むものでした。ある時代を伴奏してくれた「心の宝物」って気持ちが強く、私も(大人の事情で)それらの本を処分した時は、どことなく青春に別れを告げたような、なんとも切ない気持ちになっちゃったものです(^_^*)

それにしても、20数年経ってこんなにもたくさんの作品が再版、復刻されているなんて夢にも思いませんでした。しかもそれらをもう一度購入する自分がいるなんてねぇ。高校時代の友人も青池保子さんの「エロイカ」全冊「大人買い」したっていうし(^_^;)

結局、買い求めるは「本」というモノじゃないんですよね。。

「地球へ」の内容は概ね記憶があるのですが、それでも絵の細部を見ながら、ひとつひとつの台詞を拾いながらじっくり読みました。
「少年の名はジルベール」で、竹宮さんがどんな状況を抱えながら作品に向かっていたかを知っていただけに、作中のミュウたちの破壊的なパワーが竹宮さんご本人のパワーにも等しいことがビシバシ伝わってきます。
ちなみに私がこの作品を読んだ時から好きで、今でも一番心に残るのは、最後の戦いで宇宙空間に漂うトォニィに仲間たちが囁く言葉

「私たち体なんか捨ててきたわ」
「さあ、行こう」

今回も、かつての漫画女子はここで号泣しましたです、はい。

さて、この作品の最後の謎「ミーシャって誰?」問題ですが、このキーワードで検索かけると結構いろいろな人の意見を読むことが出来ます。誰と誰であって欲しいか、の世界でしょうか?

ソルジャーブルーとフィシス ジョミーとフィシス 中にはキースとマッカ なんてのもあったり(^o^)トォニィとアルテラ もありかな?

大きな力で何もかもをひっくり返し、最後の最後に、それこそ「針の穴」ほどの希望を灯してくれる「地球へ」。
思えば、今の私たちの世界にも似たようなことが起きていますよね。。

「名作」だったんだ。と感じずにはいられません。
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