笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

多分世界中が目を疑った  優勝決定戦 イタリア-フランス

2006年07月12日 00時23分59秒 | 2006年ワールドカップ
正直、フランスが1-0あたりで優勝するんだろうな~と、思ってました。
なので、ジダンとイタリアの選手がぶつかって、ジダンが笑って別れるところも普通の試合中のワンシーンだったのです。ところがその後の展開が「多分、W杯の歴史に残る瞬間」になってしまうなんて。。。
それまで眠かった私の意識が一瞬で目覚めました。 別れたイタリアの選手に歩み寄ったジダンがその選手に頭突きを食らわせたのですから。。。

一夜明けた関連ニュースでは、今でもくだんのイタリアの選手が一体何を言ったのかでもちきりです。
「何を言われたにせよ暴力はいけない」という向きもありますし、「内容によってはああなるのもわかる」という向きもありますが、なにしろ何を言ったのか言われたのかがわからないのですから。。真実は結局「藪の中」ということになるような気がしますし、W杯にまた伝説がひとつ増えただけ、なのかも知れません。

それにしても、ジダンとフランスがどうイタリアを攻略するのかを楽しみに、睡眠不足と戦いながらここまで付き合ってきた私としてはなんともかんとも残念な決勝戦でした。それは決してフランスが勝てなかったと言う意味ではありません。
私は、W杯の決勝戦に相応しい、いい試合を見たかったのですよ~。 このイタリア-フランス戦には、これまでの結果からそういう試合が期待できる気がしていたのですね。

もっともジダンだって聖人君子であるはずはなく、いちサッカー選手ですから、場合によっては手が出る(サッカーの場合は手は使えませんが)事態もあるかもしれません。なので「立場を考えろ」とか「人間として感心できない」というつもりも私にはありません。
それにしても、「にんげんだもの」か。。。。はぁ~。

4年後のW杯は、今回の「遺恨試合」になることだけは間違いないようです。

画像は撮った自分もびっくりな「ジダンがレッドカードを貰った瞬間」と、その衝撃ですっかりしらけたイタリアのウィニングラン
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本当は「司令塔」だったフィーゴ  3位決定戦 ドイツ-ポルトガル

2006年07月11日 19時14分46秒 | 2006年ワールドカップ
さすがに先週末は疲れました。。
日曜未明に3位決定戦を観てから、その足でオフ会のバスツアーに参加、帰宅後仮眠を取って、月曜未明の優勝戦を観て、仮眠を取ってその日は乗馬でしたから。でもW杯も無事(?)に終わり、ようやく普段の生活に戻れます。

ポルトガル戦でのフィーゴはベンチスタートで、チームは「若い衆」、もとい未来のポルトガルチームに任された感じでした。(個人的にはミゲルも出ていなくて、残念だったのですが)
「司令塔」と言われていたデコが活躍することなく負けてしまったフランス戦でしたけど、ポルトガルの「司令塔」ってなんだか不思議な位置だな~と思ってました。なんとなくフィーゴが司令塔って気がしていたので。(フランス戦以外デコがいなくても勝ち進んでいたし)
なので今回の3位決定戦でのフィーゴは、状態が良くないこともあるのでしょうけれど、なんだか「自分が抜けてどのくらい出来るか」を観ているようにも感じられました。
それにしてもこの方にも「可愛い顔した少年時代」はあったのでしょうか。。渋すぎです(笑)

前半かなり攻め込んでいたポルトガルでしたが、この試合で登場のカーンにゴールを止められなかなか得点になりません。前半0-0。「これは延長かな~」などとサイアクの事態に備えてビデオの準備を始めました。(オフ会の集合時間を考えると延長が観られない)ところが後半、オウンゴールを許してからはもうチームは完全にボロボロ。。フランス戦同様「観ていて痛過ぎる」試合になってしまいました(涙)。若い衆のチーム、ということで言えばでドイツも若い衆のチームなのですが、そこは「組織力はお任せのドイツ」ですから、勝っている勢いもありますが、組織だった攻め方に迷いはありません。 私はドイツの試合運びってワンパターンで面白くないと感じているヒトなのですが、これほど憎たらしく思ったことありませんでした(笑)

でポルトガルの「司令塔」の話です。後半15分あたりでフィーゴ登場です。
私の気のせい&贔屓目かもしれませんが、彼の参加でそれまで浮き足立っていたポルトガルの選手たちが落ち着きを取り戻したように感じられたのです。それを証明するかのようにフィーゴのアシストで1点を返すことが出来たのですから。
もちろんこれは結果論であって、フィーゴが出ても1点も返せないまま試合を終えた可能性もありました。
「司令塔」ってもちろんチームの中盤でゲームメイクをするプレーヤーをさす言葉なのでしょうけれど、その選手の存在自体が問われる言葉でもあるように思うのです。技術力の高い選手を排出することは出来ても、チームを技術・精神共にコントロールできるプレーヤーを排出することは簡単ではありません(というよりも誰かを訓練して作れるもでないのです)。そういう意味でフィーゴがポルトガルにとっての「司令塔」であったことはある意味間違い無いと思っています。

たとえ負け試合であっても、終了のピッチには立つつもりでいたたんじゃないかな、フィーゴ。

画像は「兄貴がいなくても僕たちでがんばるのだ!」 「そーだ!」
「そうであることを祈りたいぜ…」な表情のフィーゴ
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神がかりジダン フランス-ポルトガル戦

2006年07月06日 22時47分52秒 | 2006年ワールドカップ
ここまで強かった。デコが参加して更に強くなっているはず。。という緩みでもあったのでしょうか。いやいや決してそんなハズがない。
ポルトガルを応援していた私としては、なんともかんとも納得のいかない試合でした。あ~。。
先制され、得点を追う立場になってからがいけません。必要もないファウルプレー(シミュレーションというのだそうです)の連発で、技術レベル以前の「格」で、完全にフランスに引けを取ってしまっていました。
正直、後半戦のポルトガルは観ていて「痛かった」です(涙)。
仮にも彼らはプロ中のプロ。なのにどうしてあんなにもことごとく内側から壊れてしまったのでしょう。(私にとって)今までで一番良くない試合運びでした。

フィーゴのヘディングも本当に惜しかった。あのヘディングがもし決まっていたら、ポルトガルの怒涛の攻めが始まったかもしれない。。などと徹夜明けの電車の中で考えていました。
でもこれがW杯の「経験値の差」のようなものなのでしょうね。 例えば、頂上とどん底を4年ごとに繰り返して、十数年に一度優勝できるかできないかの戦いに参加する。 誰もが「自分の代で成し遂げたい」と思いながら歴史の絨毯の下に消えていくW杯。
プレーヤーの技術力やチームの戦術だけではない「力」が、W杯には確実に働いているようです。

それを引き寄せるのは、W杯に参加していくことにより、個人やチームに積み上がる「見得ざる叡智」のようなものでしょうか。
どのように強くなればいいのか、どのように弱さを克服すればいいのか。。
つまりW杯は「とにかく参加することに意義がある」と。
その「見得ざる叡智」の体現者が、今回のジダンなのでしょうか?

う~む、妙に哲学的になってきたな~(笑)なにしろ寝てないし。

画像はポルトガルの若い衆が束になっても勝てなかったジダンと、試合終了後、笑顔でその勝利を祝福したフィーゴ
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戸締りがっちり、攻めと奪いは速攻で イタリア-ドイツ戦

2006年07月05日 15時32分05秒 | 2006年ワールドカップ
W杯もいよいよあと4試合(準決勝、決勝、3位決定戦)です。
ここまで来ると、試合の間に休みがあるので、選手同様付き合う側も万全の体調で観戦できます(笑)

4年に1度のこのお祭りをそれなりにきちんと観戦できる機会は、時差や仕事の関係などでなかなかあるものではありません。
でもW杯の試合はその後、何十年も語られる歴史になるわけですから、観戦するひとりひとりが歴史の生き証人になれるわけです。
中田英寿の最後のW杯を観たファンが、もし数十年後に知り合った誰かに、「2006年W杯の中田を観た」と言えば、同じ時間を共有した経験を持つ相手なら、それがたとえ初対面でも「仲間」としてすぐに打ち解けることだって可能かもしれません。

さて、決勝戦進出を決めたイタリアです。
「24年ぶりの決勝進出!」というアナウンサーの声を聞いて、「スペイン大会だよね~」と反応できる自分がいたりします(笑)
私の初W杯観戦がこのスペイン大会でしたから。
当時のイタリアにはパウロ・ロッシというFW(?)がいて、ハットトリックでイタリアを決勝戦進出だったか優勝だったかに導いたように記憶しています。
「FW(?)」と書いたのは、このロッシがいまどきのFWってイメージじゃないから。 むしろ「ラッキーボーイ」。雰囲気もヒョロっとした可愛い男の子って感じで。
「イタリアからパスが出ました!。 ゴール前には…。。。またロッシがいます!」って感じで、「なぜかそこに、ロッシがいる」状態でした。ちなみにその当時のイタリアでさえ、(後で調べたところ)44年ぶりの優勝だったわけですね。

画像は、決勝進出にダメ押しの一点を挙げた、デルピエロ。
イタリアは何度か勝利の女神に肘鉄を食らってましたが、最後の最後には粘り勝ち「口説き落としたぜ」って感じでした(笑)
それにしても、イタリアのメンバー交代のタイミングには思わず唸りましたね~。。。

1982年スペイン大会関連記事はこちら と こちら
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背番号10は重かった? フランス-ブラジル戦

2006年07月03日 23時16分17秒 | 2006年ワールドカップ
私は熱狂的なサッカーファンでも論者でもないので、バルセロナでロナウジーニョがどれだけ活躍しているプレーヤーかはわかりません。ただ、W杯前にNHKの特番で見た彼のボールさばきには、正直「これ見たいわ~」と思いました。なので「今回ブラジル戦は全部観るよ~」と決めたのも、「タイガーウッズのプレーやイチローのプレーなら観たい」の延長で、「ロナウジーニョのスーパープレーが観たかった」のが理由です。

で、くだんの番組の中で、今回のW杯で背番号10を付ける気持ちについて、「ブラジルチームの背番号10は特別なものだから、とても光栄だし、恥じないプレーをしたい」と静かな表情で語る彼の様子を見て、ん?、と思ってしまったのですよ。
背番号10は、ペレやジーコといったブラジルサッカーの英雄たちの背番号で、それを付けてプレーすることはかの国では特別中の特別なのだそうです。

結果的に、ブラジルは負けてしまったのですが、普段のプレーを観ていない私でさえロナウジーニョは全然「冴えて」なかったように感じました。パス回しのうまいごく普通のブラジルの選手。。。。
もちろん徹底したマークに合い、思うようなプレーをさせてもらえなかったのも事実ですけれど。

背番号について言えば、彼もプロですから若干のプレッシャーはあったにしろそれが不振の理由ではないと思うのですね。
ここからは、あくまでも私の想像&憶測なのですが、ひょっとしたら、彼は魔術師と言われたこれまでの「自分のための自分らしいプレー」を、「ブラジルチームのための、チームに貢献するためのプレー」に変えてしまったのではないでしょうか(うまく言えないのですが)。。。。
自分のための楽しいサッカーをしたい、そう言っていた彼のプレーがブラジルの10番、という「呪縛(?)」に消されてしまったように感じました。 これが「ブラジルの10番」のプレッシャー?
自分のプレースタイルを見せつけながら、チームを勝利に導くカリスマ性。ブラジルの10番に求められるのは、これなのか~と。
テレビで見た、真面目で素直で優しそうな若いロナウジーニョには、ひょっとしてまだ10番は早かったのかもしれません。

あるいは、ここまで比較的に楽な戦いをしてきたブラジルに、僅かな気の緩みがあったのかもしれませんね。
対してフランスのジダンはこのW杯で引退です。ここまでの自分の人生の全てをかけてプレーしています。
ブラジルがそれに気づいたのは前半終了間際になってからでしょうか。後半本気を出したものの、結局人間ジダンの意地に負けた、という印象を受けました。ジダンもフランスの10番でした。

次回のW杯ではロナウジーニョも30歳。
更なる実力と人間の幅を持ったブラジルの10番で帰って来ることと信じてるからね~。
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PK戦は心臓によくない イングランド-ポルトガル戦

2006年07月02日 22時29分43秒 | 2006年ワールドカップ
昨夜のドイツ-アルゼンチン戦の時も思ったのですが、PK戦ってまるで「ちゃぶ台返し」なルールですよ、ホント(涙)。
応援していたのがアルゼンチンだったこともあるのですが。

実力が互角だから決着がつかないわけで、本当はどちらが次の試合に出ても不思議じゃないわけですよね。。
PK戦って、「あとは、運を天に任せよう」と半分は実力とは別次元で勝負しましょうね、なルールだと思うのですね。
まあ、PK戦がヤならそれまでの時間に得点取ればいいでしょ、と言われればオシマイなのですけれど、正直、延長を戦った後のPKじゃ名選手といえどもシュートの精度が怪しくなる場合だってあると思うのです。
じゃあ何で決めますか? と聞かれてもボールとゴールしかないスポーツですから、サッカーは。PK戦なんでしょうね、やっぱり。

残念ながら負けたイングランドですが、ベッカムと交代した19番君(アーロン・レノン)、背番号と同じ19歳だそうで、こういう大舞台での選手の使い方はさすがだな~と思います。今回怪我で出番がなかったオーウェンもたしか19歳くらいでW杯に出てたはずで、それがきっかけで注目が集まったように記憶しています。
19番君もオーウェンと同じように小柄な選手ですが、4年後のW杯が楽しみな動き方をしてました。イングランドの試合スタイルは私的にはあんまり面白いとは感じないのですが、こういう、選手の「お披露目手法」がこのチームの面白さなんですよね~。売り方を心得ているというか(笑) 

そしてPK戦をキーパーの活躍で辛くも勝ち抜けたポルトガルですが、次回は今回欠場だった選手も復活します!
(なんかいつの間にかポルトガルを応援している私(笑)) で、お願いですが、今後は私の心臓のためにも、くれぐれもPK戦になる前に試合を決めてくださいませ。次の相手は初顔合わせのフランスです。キックオフは6日午前4:00(やれやれ…)

今回の画像は、ほとんど活躍がないまま退場したベッカムです。
日本-ブラジル戦の後、アドリアーノが中田に言ったという言葉を送りましょう。
「サッカーは人生のようなもの、いい時もあれば悪い時もある」
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勝ちますね~。ブラジル

2006年06月29日 08時40分01秒 | 2006年ワールドカップ
オーストラリア同様、怒涛の攻めだったんですけどね、ガーナ。
やっぱりブラジルは「お強い」です。 試合運びにムラはなく、決めるところはきっちり決めます。
これがトップクラスのチームとそうでないチームの大きな違いなんでしょうね。

さて、NHKBSではピッチに上がる前の通路内での選手たちの映像から始まるのですが、一緒に行進する子供たちが近くにいることがあります。多くの選手は試合前の緊張で子供どころではない様子なのですが、対オーストラリア戦の時、ブラジルのキャプテンカフーがニコニコして子供たちを眺めて、時々なにやら話しかけている様子を見ました。「きみいくつ? サッカー好き?」なんて言ってるのかな~。 このニコニコ顔で、私の中でのカフーの好感度は急上昇!
で、よく見ているとこのヒトは本当にいつもニコニコしてます。顔立ちは強面系なんですが、ニコニコ顔はなんとも優しいお父さん、っといった感じです。調べたところ、1970年6月生まれの36歳。おぉ本当にお父さんじゃないですか~。
ネクタイ締めて、新橋あたりで上司の悪口を言いながら焼き鳥食べてても全然違和感ないかも、です(笑) もちろん試合中は真剣な顔してますが。
28日のガーナ戦では終盤何度か側面突破を図って走っている姿を見て、思わず「お父さん、がんばってぇ~」と応援してしまったのでした。

で、このブラジルとベスト4で激突するのがフランスです。
フランスVSスペイン戦は、お互いの手の内を知り尽くした(ジダンもラウルもレアルのお仲間)観のある白熱した試合でした。
それにしても負けたスペイン。オランダの時も感じたのですが、若くて勢いがあるだけではなかなか勝てないのがW杯のようですね。

それにしても、ベスト4が決まり、今日からようやく寝られます。
で、今回の画像はニコニコカフーと、背番号10番がちょっぴり重そうなロナウジーニョ
タイトルは「まだまだがんばらなくっちゃ~♪」ということで。
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惜しかった~。ヒディング監督

2006年06月28日 02時19分22秒 | 2006年ワールドカップ
27日のイタリアVSオーストラリア戦は、私的にはイタリアVSヒディング監督戦なのでした。
2002年のW杯、ヒディングさんは韓国を率いていて、決勝リーグで同じイタリア破りをベスト4に進んだのです。
当時の韓国チームのパワーも凄かったけど、彼の攻め攻めの(私好みの)采配がとても印象深かったんですね~。(誤審に助けられたとも言われましたが)
なので今回32年ぶりにW杯に参加したオーストラリアには大変申し訳ないのですが、私の期待と応援はヒディング監督にあったのでした。(笑)

試合は得点的には僅差でイタリアの勝ちでしたが、最後まで攻め続けたのはオーストラリアで、多分延長にもつれ込めば4年前の韓国戦同様、「頂けた」試合だったかもしれません。
イタリアチームも同じ思いがよぎったんじゃないでしょうか。こうなると過去のトラウマとの戦です(笑)
でも、最後に運命を分けたのは、イタリアの老舗ならではの老獪な戦術、もとい、底力でした。
最後のセーブ、あんな止め方しなくても得点は入らなかったのでは。。と想像するのです。
イタリアは勝ったけど、ある意味不本意な勝ち方だったかも、いやいやどんな勝ち方でも勝ちは勝ちなのですけれど。

ところで今回もまたヒディングさん率いる世界的に無名のチームがイタリアを破ってベスト4入りを果たしたら。。。こんな想像イタリアには申し訳ないですが、それはそれでまた面白いW杯になったこと間違いナシだと個人的には思うのですよね~。

で、今回の画像のタイトルは期待もこめて、「I'll be BACK!」
ヒディング監督オツカレサマでした~。
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いいよ~。ポルトガル

2006年06月27日 12時14分37秒 | 2006年ワールドカップ
26日のポルトガルVSオランダ戦はイエローカード・レッドカードの嵐となったものすごい試合でした。
最後は両チームとも選手9人のフォーメーションで、ラスト5分は「死闘」といってもいいくらいでした。
(観ている方は面白かったんですけどね~)チームの威信とオトコの意地とプライドがルールぎりぎりで激突するわけですから。ただ、審判が異常に厳し過ぎたようにも感じたのも事実は事実。

それにしてもポルトガルは強い! 全員がゴールを狙えるプレーヤーばかりで負ける気がしません。
オランダは正直運がなかったかな~と思わせる場面もありましたが、しぶとさという面でポルトガルが完全に勝っていたような気がします。ひょっとしたら優勝しちゃうかも。。。(贔屓目過ぎ?)
ベスト4入りのポルトガルの次の相手はベッカム率いるイングランドで、7月1日の午前0時のキックオフ。。うわ翌日試験じゃない(苦)
ゴールを決められそうな勢いは、ポルトガルって感じもするのですが、フォワードのデコを欠き、売り出し中のロナウドも出場が危なそうだし、オランダ戦でイエローもらった選手がほとんどでもう満身創痍の状態。

対するイングランドはいつ観ても強いんだか弱いんだか(失礼)の試合運びなのですが、「ここ一番」の老獪さ(?)を伝統的に持つお国柄ですから、侮るなかれな存在には違いありません。
それにポルトガルキャプテンのフィーゴとイングランドのベッカムはレアルで一緒にプレーした仲だし、特にフィーゴはこれが最後のW杯。そういう意味でも「観るぞ必ず」、なカードなのです。
ところでフィーゴはその前の試合同様、このオランダ戦でもお顔を蹴飛ばされていました(笑)2度あることは3度ある。イングランド戦では蹴飛ばされないようにね。

というわけで、貼った画像はのタイトルは「こうなりゃどっからでも、かかってこい!」

ポルトガルの選手一覧はこちらから
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今夜も寝不足、ワールドカップ

2006年06月25日 21時00分16秒 | 2006年ワールドカップ
W杯も日本代表が帰国して、テレビプログラム的にはあっという間に熱気が終了してしまったのか、後は「マニアの方だけ盛り上がってください」といわんばかりの時間枠になりました。
でもW杯は、これからが本番で、これからが寝不足との戦いになるのです(笑)
ちなみに明日はポルトガル戦、明後日はオーストラリア戦(正確にはヒディング監督VSイタリア)。このカードは見逃せません。
ポルトガルは40年目にしての決勝進出。オーストラリアは32年もW杯に縁がなく、2002年韓国をを率いたヒディング監督がイタリア相手にどんな戦術で臨むかが注目です。

日本代表の最終戦(VSブラジル)もしっかりライブで見ました。負けましたけど、私的には玉田のシュートで「全部チャラ」って気分なのですね。
なぜって、W杯に参加できただけでも日本のレベルは上がった~と感じるからです。
サッカーって、個人の能力+チームの力が求められる究極のスポーツで、たとえば、20年前の南米チーム。「個人技には長けているけれど、チームとしては2流」とW杯に出る度に言われてました。点が入ればムードはイケイケ、でも一度リードを許すと気分はダメダメ。それを欧州から監督を呼び、組織力をつけ、同時に優秀なプレーヤーをどんどん欧州のチームでプレーさせ、そのエッセンスをチームにフィードバックし。。。という年月を繰り返して、今のブラジルやアルゼンチンはあるわけです。
だからそういう意味では、今の日本はW杯を足がかりに才能のあるプレーヤーをどんどん海外に「売って」いく時期だと思うのです。
中田、稲本、中村、小野。。。前回2002年大会を契機に海外に出て、才能を伸ばし実力をつけたプレーヤーです。
ローカルでちょっといい成績が出たからと言って、海外に期限付きでレンタル契約し、それで「海外実績アリ」なんて選手は正直W杯には要りません。世界に自分を売りたいプレーヤーの祭典、それがW杯なのです。
海外に「売れる」プレーヤーをもっと育て、見せる努力をするのが協会の仕事だとも思うのです。

「時間をかけてじっくり育てる」ことは今の日本ではありえないことなのかもしれませんが、それを抜きにして決勝リーグに進出できるチームは出来ません。
ましてや、睡眠時間を減らしてまで試合を観たいと思うファンを獲得することはできません。
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