嗚呼タソガレの携帯電話!?
二日前から、未発表、旧作を含めて、ある言葉を書き直した。
携帯電話→スマホ チョー→ガチ
息子が、この春に高校生になったのを機に携帯電話を許可することにした。
で、買ってきたのがスマホである。だから愚息は「携帯」とは言わずに「スマホ」と言う。聞いてみると、友だちの大半が、このスマホだそうで、携帯は少数派になりつつあるらしい。
ちなみに、パソコンでSUMAHOと入力し変換すると「スマホ」が素直に出てくる。
一昔前なら「須磨帆」と出てきたであろう。ちなみにスマホの普及率は、まだ20%に過ぎない。
しかし、シンガポールでは60%を超えている。
なぜシンガポールを引き合いに出したかというと、十年以上前の新聞にこうあった。
「進むシンガポール信号機のLED化」
当時日本の信号機は、そのことごとくが、いわゆる電球であった。頻繁にメンテナンスしなければならず手間も経費もかかるものであった。しかし、日本の信号機のメンテナンスを生業とされている方もたくさんおられ、また、信号機の数も、シンガポールとは二桁以上の違いがあり、おいそれと切り替えられなかったようである。
そこへいくとシンガポールは国家としての図体が小ぶりで、切り替えが容易であったようである。で、今の日本の信号機はおおむねLEDに切り替わった。
スマホは普及率こそ20%であるが、テレビのCMはスマホが携帯を追い越し始めている。数年後にはスマホが大勢を占め、携帯は「ケータイ」という言葉ごと絶滅していくのではないかと思っている。それで先を見込んで携帯をスマホに切り替えたのである。
言葉もそうである。男前のことをイケメンと言う。一昔前はハンサムと言った。今は紳士服のノスタルジーなネーミングで、ハンサムスーツがあるくらいなものである。もう一昔前には「ソース顔」「しょうゆ顔」という細やかな言い分けもあった。イケメンの前半分は、イケテルで、これは明治時代から軍隊の隠語である「イカス」の転訛したものである。「イロケをつける」というのも、海軍で本来の意味から外れ、隠語となった言葉で、本来の機能や性能以上にイカシタ状態にしておくことで、今の海上自衛隊にも受け継がれている。護衛艦の艦内の信号旗や、各種ロープの芸術的と言ってもいいほどの美しいまとめ方がこれにあたる。
「チョー」「マジ」という言葉がタソガレかけている。「チョーイケテル」「マジイケテル」は少数派になりつつあり、「ガチ」に置き換わりつつある。「ガチ、ガセ」とセットの言葉で、昔は怪しい情報などを「ガセネタ」と言ったが「ガチネタ」という言い回しは無かった。
携帯情報端末機を「ケ-タイ」と言う世代は、近い将来「ええ、ケータイだって」と若者からいわれるかもしれない。
そう言えば、AKB48の、わたしのオシメンである某嬢などは、メンバーから「昭和生まれのアイドルなんて考えられな~い」といじられていたが、意気軒昂でいる。彼女は先を見越しているように感じる。
「二十世紀生まれのアイドルなんて考えられな~い」
その時代は、もうすぐそこに来ている。
かく言う小生(古いでんなあ、男の一人称です)は、いまだに携帯電話も持たない原始人でアリマス。
二日前から、未発表、旧作を含めて、ある言葉を書き直した。
携帯電話→スマホ チョー→ガチ
息子が、この春に高校生になったのを機に携帯電話を許可することにした。
で、買ってきたのがスマホである。だから愚息は「携帯」とは言わずに「スマホ」と言う。聞いてみると、友だちの大半が、このスマホだそうで、携帯は少数派になりつつあるらしい。
ちなみに、パソコンでSUMAHOと入力し変換すると「スマホ」が素直に出てくる。
一昔前なら「須磨帆」と出てきたであろう。ちなみにスマホの普及率は、まだ20%に過ぎない。
しかし、シンガポールでは60%を超えている。
なぜシンガポールを引き合いに出したかというと、十年以上前の新聞にこうあった。
「進むシンガポール信号機のLED化」
当時日本の信号機は、そのことごとくが、いわゆる電球であった。頻繁にメンテナンスしなければならず手間も経費もかかるものであった。しかし、日本の信号機のメンテナンスを生業とされている方もたくさんおられ、また、信号機の数も、シンガポールとは二桁以上の違いがあり、おいそれと切り替えられなかったようである。
そこへいくとシンガポールは国家としての図体が小ぶりで、切り替えが容易であったようである。で、今の日本の信号機はおおむねLEDに切り替わった。
スマホは普及率こそ20%であるが、テレビのCMはスマホが携帯を追い越し始めている。数年後にはスマホが大勢を占め、携帯は「ケータイ」という言葉ごと絶滅していくのではないかと思っている。それで先を見込んで携帯をスマホに切り替えたのである。
言葉もそうである。男前のことをイケメンと言う。一昔前はハンサムと言った。今は紳士服のノスタルジーなネーミングで、ハンサムスーツがあるくらいなものである。もう一昔前には「ソース顔」「しょうゆ顔」という細やかな言い分けもあった。イケメンの前半分は、イケテルで、これは明治時代から軍隊の隠語である「イカス」の転訛したものである。「イロケをつける」というのも、海軍で本来の意味から外れ、隠語となった言葉で、本来の機能や性能以上にイカシタ状態にしておくことで、今の海上自衛隊にも受け継がれている。護衛艦の艦内の信号旗や、各種ロープの芸術的と言ってもいいほどの美しいまとめ方がこれにあたる。
「チョー」「マジ」という言葉がタソガレかけている。「チョーイケテル」「マジイケテル」は少数派になりつつあり、「ガチ」に置き換わりつつある。「ガチ、ガセ」とセットの言葉で、昔は怪しい情報などを「ガセネタ」と言ったが「ガチネタ」という言い回しは無かった。
携帯情報端末機を「ケ-タイ」と言う世代は、近い将来「ええ、ケータイだって」と若者からいわれるかもしれない。
そう言えば、AKB48の、わたしのオシメンである某嬢などは、メンバーから「昭和生まれのアイドルなんて考えられな~い」といじられていたが、意気軒昂でいる。彼女は先を見越しているように感じる。
「二十世紀生まれのアイドルなんて考えられな~い」
その時代は、もうすぐそこに来ている。
かく言う小生(古いでんなあ、男の一人称です)は、いまだに携帯電話も持たない原始人でアリマス。