みそ用の麹作り方
米を使ったみそ用の麹を作りましょう
日々口にしている日本の伝統的な調味料やお酒は、麹を使って作られ、美味しいお味噌汁や日本酒や焼酎の晩酌を楽しめるのは、すべて麹働きです、麹菌さえ手に入れば麹を作れる。
麹作りには米を蒸して、まる1日は35度程度の温度を保つ事で出来るが、温度調節は、毛布でくるんでコタツに入れたり、発砲容器、湯たんぽや炬燵を使ったりと、色々な方法で出来る。
一定温度を保たなければならないというわけでもなく、温度が低ければ麹の成育が遅れるだけなので、あまり神経質にならなくても良い。昔は、蒸して種つけした穀物をムシロで覆い、寒いときには布団を被せておくなど、簡単な方法で作っていた。
① 米1kg(うるち米の精米5部づき)を洗って水に12時間浸ける、冬だったら一晩浸けておいたほうが良い。 ② ①の米の水をよく切り、蒸し器で強火で、米が透き通って、親指と人さし指の間ひねってみて芯がなくなるまで30~40分蒸す。蒸しあがったら混ぜながら、人肌くらいのに冷やし、米1kgに対して麹を1~2gを均一よく混ぜる。
*生麹はスーパーで売っている乾燥麹と違って、日持ちがしないので、味噌にする場合は冷ましたらほぐして塩を混ぜておくか、ポリ袋などに小分けにして冷凍保存するが、酵素の力は時間が経つと弱くなるので早く使う事。 |
*麹を使った食品は 味噌・甘酒・酒まんじゅう・酒種パンなどがある。