★春の宵に♪

北九州から春のお届けもの～～～♪

いつも北九州でお世話になっている
ゆかりさんから「お菓子」と
書いてあるゆうパックが。


？？？…お誕生日に？
お菓子？…フィナンシェとか？ケーキとか？なんだろ？

フルーツトマトの時期じゃないし…？

一瞬、頭がフル回転。


ひとまず包みを開く。ドキドキとする時間♪


そして、黄色封筒に入ったお手紙をあけると…

春のお便り。

数年前に連れて行ってもらった
妙見神社の枝垂れ桜が今、満開なんだって♪

その境内で売っていた「梅ヶ枝餅」を見た時に

ゆかりさんにお話した、亡き父とのエピソードを覚えていてくれて、

梅ヶ枝餅を食べるとかならずkaoru♪さんのことを思い出すの。と
わざわざ送ってくれたんだって。


言った本人、ケロッと忘れているのにね。






それはこんなお話。

中学生の頃、全盛だった深夜ラジオで知った
九州太宰府の「梅ヶ枝餅」と
北海道の「ラベンダーの香水」


子どもだった私には、

北海道も九州もアメリカの次に遠い異国。

だって、陸続きじゃないんだもん。



ウチの父が展示会なのか、出張の機会に、

おみやげなにが欲しい？と聞かれ、

たった２つ、ねだったのが

梅ヶ枝餅とラベンダーの香水だった。


いや～、太宰府からタクシーの運転手さんに
梅ヶ枝餅買いたいって言って乗ったら、
あちこち連れ回されて、
ようやくひとつだけあったよ！と

満面の笑顔で包みを渡してくれた。

開くと、青カビだらけの正体不明の物体が…

ネットでも調べようがない当時。

ラジオからの想像によるお餅…
とのギャップに迷いつつ、
眺めて終わった思い出。

でもまだ反抗期真っ最中の私には、
父が探してくれたという気持ちが照れくさくて、
くすぐったくて、嬉しくて。

それから数十年の時を経て、
ホンモノの梅ヶ枝餅を見た時の感動！

しかも、目の前でひっくり返しながら焼いてる～～～！
アツアツー！

これは季節ものなのだと聞いて納得。

だから父は探しても見つからなかったのだ。と。


でもそれですら数年前で、
また過去のお話。



そして今日、思いもかけず届いたのは、
思い出on思い出☆彡


父の愛と、ゆかりさんの愛♪

わ～！また泣けるー！


みんなの愛に支えられて
また今日この瞬間♪です。

本当にありがとうーヾ(≧∇≦)


ちなみに北海道のラベンダーの香水も、
同じように探し回ったよ！って。



何度となく大そうじや大移動の際にも、
どうしてもどうしても捨てられない父の思い出。


まだ引き出しの片隅にひっそりねむっていて、
思い出したようにすっかり
気の抜けた空瓶の香りを感じてみる。



そういえば先月の北海道の空港で

回転寿司根室花まるに向かう最中に
ラベンダーの香水売り場を
久々にチラッと通りすがりに眺めてたっけ。



父は「あはは、ようそんなこと覚えてるなぁ」と
大阪弁で笑うんだろうか。



お父さんともう20年くらい会ってないね。
久々思い出しちゃった♪

いつも太陽みたいなお父さんだったから、
いつだって笑顔で見守ってくれてるよね！


清水家全員、今日も元気で
それぞれの場所で精一杯生きてますよ～～～♪


ゆかりさん、ホントにありがとうー！
お父さんのこと、久々に思い出した～(*^^)v



今年の桜は粘り強い！


花の嵐にも負けず次々と咲くソメイヨシノを
照らす夜桜とボンボリ。

夜空には半分のお月さま。



さまざまな思いを馳せる春の宵。