Leo が日本に帰ってきた〜!
そして私の体調も少しずつだけどようやく復活✨
昨日はお天気もよくて、築地場外市場まで♪
初めての築地にリオは大興奮。
お刺身から始まって、串にさした卵焼き、
イカ焼き、コーン揚げを軒先で食べて
まるでお祭り気分。
そしてたくさんあるお店の中から
カウンターでいただく豪快なチラシ寿司と
子持ち鮎の炭火焼きを。
私にとっては本当に久々の築地。
移転後初めてでニュースでは見ていたけれど、
外国人観光客ばかりでビックリ。
平日なのに細い路地にまでものすごい人、人、人、そして行列。
学生の頃、新橋でアルバイトをしていて
早朝シフトに入ると、
よく築地の仕入れ帰りのお寿司屋さんが
昔ながらの柳で編んだ買い物カゴから
ゴソゴソと包みを取り出し
「ほら、これみんなで食べな」と
ぶっきらぼうに置いていく築地のお団子が
美味しくて、ずいぶん経ってから
そのお店を探し当てたことがある。
不揃いの平たい形、甘すぎない
みたらし団子が四角い箱に入っていて
串にささっていないひと粒タイプ。
包装紙には「築地場外 福茂(ふくも)」
と墨でカッコよく書かれてあった。
まだあるのだろうか。
40年も前のことになる。
でも確か20年ほど前まではあったと思う。
けれど、面影を残しつつ別の店舗に変わっていた。
父は近くの病院に入院していて、
お見舞いや付き添いのたびに
築地場外をぶらぶらした思い出。
あの時はなんだか切なかった。
そして今、私も病み上がりで復活中。
ずっとお粥しか食べられなかったのに
食欲が戻ってきて夢のように思えるほどありがたい。
さまざまな記憶が交錯しながら
にぎやかで活気あふれる築地を歩く。
ここもまた市場の移転やコロナ禍を乗り越えて
見事に海外からの観光客を呼び寄せ、
新たな魅力を発信しよみがった場所。
ちょっとした移動時間にも
日本語の勉強を始めるリオ。
今どきは携帯でゲーム感覚、
点数が増えると順位も上がっていくという。
ニューヨークに戻ってからも
どんなに忙しくても遅くに帰っても
毎日少しずつアプリを開いて
勉強を重ねている様子。
フィンランドのチビちゃんたちは
日本にいる数ヶ月、あっという間に
日本語が上達していく姿に驚いたが
年を重ねた私たちはそんなわけにはいかない。
私もいまだ英語勉強中。けれど、
長い年月をかけて紡いでいく時間こそが
幾層にもなり変遷を経てかけがえのない刻(とき)となり、
明日へと繋がっていく。
変わっていくからおもしろい。
いつだって一瞬一瞬が一期一会。
いつだって今このひとときをぜんぶ丸ごと楽しんで。
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