KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★手作りポテトチップスとハンバーガー

2020年05月02日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
ポテトチップスを作る理由が
山ほどあった。

まず第1に先日の買い出しで、
しらたきを見つけてしまったことだ。

ペンシルバニアの日本人なんか
いなさそうなところに?

このところ肉じゃがを食べたいと
思いながら、しらたき抜きなんて
考えられずあきらめていたのに。

Tofu 豆腐の横に見たこともない
真っ赤なトマトソースのからまった
パッケージにヌードルらしきモノ。

ん?っと手に取りしげしげと
見つめていくと、なんと!
Shiratakiとあるではないか!
一瞬夢か幻か、願いが通じたのか、
と大げさではなく、本気でそう思った。

もうそうなったらあとは迷うことなく
ニンジン、タマネギ、そしてジャガイモを。

1個売りで3〜4個買うのと、
大袋にはいったものと値段は同じ。

ならば、と、少し迷ったけれど
いろんな料理に使おう、と
たくさんのジャガイモを買ったのだった。

それを使いきらないといけない。

ちなみに、ミート売り場で探していると
「シェーブドビーフ」と書かれた
しゃぶしゃぶ用のように
スライスした牛肉があったので、
これも肉じゃが用にゲット。

薄切り肉は
アジアンスーパーマーケット以外では
なかなか見つからないので
本当に奇跡のような勢いである。

第2の理由は、
そろそろ使いきってしまいたいベジタブルオイルがあったからだ。

そして、もうひとつ。
ニューヨークから持ってきたおせんべい類を
全部食べ尽くしてしまったこと。

ちょっと口さみしい時に、
ひと口ふた口つまむのに
甘いスイーツよりもしょっぱい系の方がいい時もある。

でもここではさすがに柿の種も
お気に入りの黒豆せんべいも手に入らない。
市販のポテトチップスを
買ったりするけれどそれも切らして
次の買い出しまでガマンできない。

それに、日本よりちょっと大きめな
ポテトチップスがだいたい一袋$3.99って
400円かぁ…ちょっと高い。

そして、最後の理由。
ここのファミリーは純粋なイタリアンだけど、
生粋のニューヨーク生まれの
ニューヨーク育ちのアメリカン。

食文化も当然アメリカンスタイルと
おじいちゃんおばあちゃんから引き継いだ
イタリアンスタイルの両方がミックスされている。

だから、ハンバーガーやホットドッグ、
サンドイッチにはポテトチップス。

もちろん揚げたてのフライドポテトが
添えられている場合もたくさんあるのだが

それと同じかむしろ
小さなポテトチップスの袋が
セットになっている簡易的な方が
デリやちょっとした日常では多いのかもしれない。

サンドイッチを作るたびに、
ポテトチップスまだあったかしら?
ひき肉を丸めてぱたぱたと平たくして
外のグリルで焼いて作る
お手製ハンバーガーの時にも、
ポテトチップスある?という言葉を
耳にするたびに

スナックというよりも
付け合せとしての位置づけなんだわ、と
思っていた。

そんなこんなが重なって、
手作りポテトチップスを作ることにした。

大袋入りのジャガイモは驚くほど
みずみずしくて、スライスすると
水がいっぱいにでてきて、
何枚も重ねたペーパータオルが
しっとりどころか、
ビチョビチョになってしまう。

そして、こちらでいうSweet potato 
オレンジ色のスイートポテトも
ちょうどあったので、こちらも
皮をむいてスライサーで。
これはそのままで。








ベジタブルオイルを入れて、
まずはスイートポテトから。

揚げ加減がわからず、
濃い茶色になってもパリッとしない。

このままだと焦げる〜!と
オイルから引き揚げみると
しばらくして冷めていくと
カリッとなるではないか!!!

そして、おそるおそる味見してみると、
ちょっと焦げた苦みがあるものの、
ポテトの甘みが後からきてウマい〜!

次からはまだオレンジが残るうちにペーパータオルにあげてハーブミックスのソルトをパラパラしてまたひと口。

ポテトはみずみずし過ぎるせいか
中央部分が時々しっとりしてしまう。

内側まで火を通そうと思うと
外側から焦げていく。

けれど…
ん〜‼️パリパリ、カリカリの音が
キッチンに響き渡る。

リオとマリアもヤバいこれ。
美味しすぎる!と大絶賛。

今日のディナーは
ハンバーガーにしましょう!
ビーフのひき肉あったかしら?

ポテトチップスを見れば
やっぱりそこに直結するらしい。
いそいそソワソワとし始めた。

時々つまみにきては、あー、ダメダメ!
夜まで待たないと。
ハンバーガーまでになくなってしまうわ。
とツバをゴクリとする2人。

ディナーの時間を早めにようか?

いやいや、やめておこう。


迷ったり、ぶつぶつと

ひとり言をいいながら

くびを横に振りつつ立ち去っていく。


おやつなんだから
出来たて食べたらいいのに。
と思うけれど、これはここでは
あくまでも付け合せの立ち位置。

これは日本スタイルの方法なの?
それともアメリカンの?と
マリアが写真を撮りながら聞いてきた。

ポテトチップスは日本じゃないよ、
アメリカのスタイルだよ。

あらそうなの?とどうやらお料理上手な
マリアもリオも家でこうやって作るのは
初めてな様子。

これは、いつだったかに
ママ友が教えてくれて
息子が小さい時に何回か作った
手作りおうちおやつ。

ただスライサーでスライスして油で揚げるだけで、売っているのみたいになるよ。と。
もちろんいつもあっという間にぜんぶ食べてしまうほど大好きだったのを思い出す、懐かしのポテトチップス。




それにしても、初めて作るこのニンジンのようなスイートポテトのチップスの方が美味しい❣️

大量に作ったけれど、
ここでもたぶんすぐに食べきってしまいそう♪

本日のStay home は手作りポテトチップスと
グリルで焼きたて!手作りハンバーガー♪








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