しがらみ

2005年11月13日 | 雑感 -
今日も、たくさんの人に会った。

昨日は、たくさんの人にあった上に、
偶然半年振りに再会した人もいた。

人とあうたびに・・・
その人と、いろいろな話をするたびに・・・
私の“背負っているもの”を感じる。

今は、「父の介護」という現実も浮かんでくるが、
それだけではない“膨大なしがらみ”のことである。

生い立ちから、現在進行形の縛りまで、
多様な形をした様々なもの――非常にたくさんの“しがらみ”。
たとえ全速力で逃げようが、ひたひたと迫ってくるもの。
どんなに隠れても、常に居場所を突き止められて、追いかけてくるもの。

これらが占める私自身の「心」のスペースを感じるのだ。

私の人格を形作ってきた要因。


人々の内面に触れさせてもらうたびに・・・
私の“背負ってきたもの”と、“今だ背負っているもの”を感じてしまう。
それも、これも、私自身だけれども、
すでに受容することはできているけれども、
「なんでこんなに多くのものを背負う運命になってしまったのか・・・」と、
恨み言に聞こえないように気を遣いながら、
そっとつぶやいてみる。

やっぱり、完全には受容できていないのかもしれない。
だって、人のことを羨ましく感じてしまうんだ・・・。
そういう時は、ちょっぴりツライなぁ。