“痛み”と闘うとき、ぐっと力を入れる。
堪えようとしても堪えきれず・・・ついぞ「お薬」の出番になってしまった。
「我慢できない根性なしめぇ~~。まったくぅ~」
そう呟きながら、オテテは薬箱に・・・。
カサコソ、カサコソ、引き出しをまさぐっている。
イメージは、自分で自分の身体を
(競走馬のように)
鞭打っているような感じかなぁ。
昨日書いたセンテンスじゃないけど、本当に「健康」って大切だなぁと思う。
身体がいうことをきかないと、父の要望がきいてあげられない。
~顔を熱いので、やってくれよ~
いつもの蒸しタオルをご希望のようだ。
父にしてみれば、いつものことだから、何気なく言葉に出している。
しかし、私に余裕がなく身体がツライときは(特にシリアスな要望ではない時)、
「また“わがまま”を言って」という気持ちが湧いてきて、イライラ感がつのってくる。
「少しは我慢できないのかしら」―そういう気持ちが湧いてくる。
「いつもやってあげているんだから、今日は我慢して」―という気持ちも湧いてくる。
そして、必ず・・・嫌な気持ちに覆われる。
そうすると、逃げ出したくなるんだ。
心の中で、どろどろとしたものが、渦巻く感じかなぁ。
でも、説明するのが面倒だから、横たえた身体を起こして、蒸しタオルをつくる。
「あぁ~気持ちええわぁ」
その言葉を聞いても、心はぴくりとも動かない。
不感症女になってしまった気分だ。
心と身体は、いつも連動しているから・・・
とにかく「痛み」をとって、身体の不調を治すのに限る。
そうすれば、鋭気も戻ってくる(?)――というものだ!
そう思い至って、いつも薬箱に手が伸びる。
一晩寝たら、もう“いつもの私”がそこに居るはずなんだ。
そう願いながら、お布団をかぶり込む。
―長い夜―
堪えようとしても堪えきれず・・・ついぞ「お薬」の出番になってしまった。
「我慢できない根性なしめぇ~~。まったくぅ~」
そう呟きながら、オテテは薬箱に・・・。
カサコソ、カサコソ、引き出しをまさぐっている。
イメージは、自分で自分の身体を
(競走馬のように)
鞭打っているような感じかなぁ。
昨日書いたセンテンスじゃないけど、本当に「健康」って大切だなぁと思う。
身体がいうことをきかないと、父の要望がきいてあげられない。
~顔を熱いので、やってくれよ~
いつもの蒸しタオルをご希望のようだ。
父にしてみれば、いつものことだから、何気なく言葉に出している。
しかし、私に余裕がなく身体がツライときは(特にシリアスな要望ではない時)、
「また“わがまま”を言って」という気持ちが湧いてきて、イライラ感がつのってくる。
「少しは我慢できないのかしら」―そういう気持ちが湧いてくる。
「いつもやってあげているんだから、今日は我慢して」―という気持ちも湧いてくる。
そして、必ず・・・嫌な気持ちに覆われる。
そうすると、逃げ出したくなるんだ。
心の中で、どろどろとしたものが、渦巻く感じかなぁ。
でも、説明するのが面倒だから、横たえた身体を起こして、蒸しタオルをつくる。
「あぁ~気持ちええわぁ」
その言葉を聞いても、心はぴくりとも動かない。
不感症女になってしまった気分だ。
心と身体は、いつも連動しているから・・・
とにかく「痛み」をとって、身体の不調を治すのに限る。
そうすれば、鋭気も戻ってくる(?)――というものだ!
そう思い至って、いつも薬箱に手が伸びる。
一晩寝たら、もう“いつもの私”がそこに居るはずなんだ。
そう願いながら、お布団をかぶり込む。
―長い夜―