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韓国の軍艦パレードで旭日旗は揚がるか

2018-09-09 17:18:18 | メモ帳

9月8日付の「朝鮮日報」日本語版が旭日旗問題を報じている。その要点は

(1)   10月に済州島で開催される国際観艦式に日本の海上自衛隊の駆逐艦1隻が旭日旗を掲げて参加する。

(2)   旭日旗は第2次世界大戦当時に旧日本軍が使用していたもので、日本帝国主義の象徴とされている。

(3)   1998年と2008年に行われた同じイベントでも、日本の海上自衛隊は旭日旗を掲げて参加した。

(ご参考までに、原文をこの下に貼り付ける)

この記事のキモは、「旭日旗は・・・日本帝国主義の象徴とされているが、10年前まではそういう認識はなかった」という部分。

韓国の市民団体はこの問題にどう対処するか。その選択肢は次のどれかだろう。

(1)    旭日旗排斥運動は戦争が終わって半世紀以上も経ってから始まった。これは、戦争を知らない世代が言い出したデッチアゲではなかろうか。さらに、日章旗ならいいが、旭日旗はダメ、というのも論理性に欠ける。これを機会に旭日旗排斥運動はやめて、我々の度量が広いことを国際社会に示そうではないか。

(2)    運動の始まりがどうであれ、重視すべきは現在の国民感情だ。われわれは観艦式において「No More Rising Sun Flag」のプラカードを掲げて大々的デモ行進を実施し、旭日旗排斥運動を国際社会に広めようではないか。

(3)    何も行動せず、海上自衛隊の旭日旗掲揚を黙認する。

さて、韓国の市民団体はどう対応するか。日本人にはどうでもいいことだが、韓国人にはメンツがかかった重大問題である。まさか(1)になることはあるまいが・・・。(笑い)

以下、「朝鮮日報」の記事原文。

来月10-14日に済州で行われる韓国海軍の国際観艦式に、日本の海上自衛隊の艦艇が「旭日昇天旗」を掲げて参加することが分かり、論議を呼んでいる。

旭日昇天旗は第2次世界大戦当時に旧日本軍が使用していたもので、日本帝国主義の象徴とされている。済州の国際観艦式には日本の駆逐艦1隻が旭日昇天旗を掲げて参加する予定だ。

韓国軍の消息筋は6日「1998年と2008年に韓国で開催された国際観艦式にも日本の軍艦が旭日昇天旗を掲げて参加した」として「日本の海上自衛隊はこの旗を使用しており、入港を禁止することはできない」と話した。韓国海軍は国民感情を踏まえると論争は不可避だと認識しながらも、現実的には入港を禁じる法的・制度的装置がなく、頭を悩ませているという。

今回の国際観艦式は、14か国から21隻の軍艦と45か国の代表団が参加することになっており、韓国で開催される国際観艦式としては最大規模になるという。特に米軍からは第7艦隊所属の原子力空母ロナルド・レーガンなど4隻の艦艇が参加する。ロナルド・レーガンは約80機の各種艦載機を搭載しており、北朝鮮による核・ミサイルの挑発が相次いだ去年、韓半島(朝鮮半島)周辺に配備され、韓米合同軍事演習にも参加した。韓国海軍の関係者は「来月、ロナルド・レーガンが来ても韓米演習を実施する計画はない」と話した。今回の国際観艦式にはロシア、中国、インドなどの海軍の艦艇も参加する。

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