最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

くも膜下出血、発症時の症状

2007-06-14 23:03:31 | くも膜下出血
今日は、外来診察日。
相変わらずの混雑。どこの病院でも患者はいっぱい。
脳神経外科なんて、誰でもかかるポピュラーな科ではないのに…
やっぱり、医師は不足しているんだろうな!?

今日はちょっと嬉しい話し。
Myドクターが
「ブログ、読ませてもらいました。たまたまインターネットで調べものしていたら、
自分の名前の入ったブログがあったので、読んだらMさん(私)のでした。
仕事があるのに、つい夢中になって読ませてもらっちゃいました。
自分のことあんまりよく書いてあって、ちょっと照れくさかったです。」
っていってくれました。
そして、
「Mさんが前からいっていた、痛くないくも膜下出血のこと、
あれぜったい、広く知らせる必要がありますね」
といってくれた。
そういえば、前回か、前々回の外来のとき、直接何人かの患者さんにきいたら、
「最初、痛みを感じなかったくも膜下出血の患者さんが、けっこう多いのに驚いた!」
と言ってらしたっけ。
「ハンマーで殴られたような痛みって、最初に習った教科書に書いてあると、
どうしてもそれにこだわりますからね」

そう、私は、そのことを伝えたくてホームページを作ったのだった。
掲示板やブログにカキコしてくれたうちでも、結構多くの人が、
発症時、痛みではない別の衝撃を頭に感じたといっている。

私が思うに、脳動脈瘤が破裂して血液がサッと脳脊髄液のなかに拡がると
脳圧がパッと高まるでしょ。その瞬間的圧力が、
あの「ズン!」とした、突然、気圧の変化が起きたような
(高速エレベーターに乗った時のような)プレッシャー衝撃の正体じゃないかと思うのよね。

まぁ、これは素人考えだから、はっきりわからないけど、そのへんも解明して、
ぜひこのことは、Myドクターから多くの人に知らせてほしいと思いま~す。
コメント (67)
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