あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

連休初日 新緑の石神井公園と周辺の社寺へ〈前半〉(東京・練馬)

2024-05-18 09:46:47 | 江戸・東京を歩く

 2024年5月3日(金・祝) 〈前半:石神井池南岸〉

 

 連休後半初日は快晴に恵まれたので、練馬区の西部、石神井(しゃくじい)公園にある

「ふるさと文化館」で開催中の特別展の観覧に行くとともに、公園周辺を巡ることにした。

 

 西武池袋線上り電車に乗り、石神井公園駅に9時58分に下車した。

 

 中央口に近い石神井観光案内所で、練馬区内のパンフレットなどを幾つか入手する。

 

    駅前広場の一角には、「石神井火車站(かしゃたん)之碑」がある。

     

 大正4(1915)年の武蔵野鉄道石神井駅(現在の当駅)開業を記念して、大正9年

5月に地元有志により建立されたよう。練馬区登録有形文化財になっているが、年代を経

過し文字は読みにくい。

 

  石神井公園へのバス道路を少し南へ、東側に稲荷神社の森があるので立ち寄る。

     

 

 拝殿のそばに、「ねりまの名木」に指定された樹高18m、幹の周囲3.8mのシラカ

シが立っている。

   

 

 すぐ先の小さな植え込みに「檀一雄文学顕彰碑」があり、「何のその 百年後は 塵芥

(ちりあくた)」と刻まれていた。

     

 作家・檀一雄は、結婚後の昭和17(1942)年から当地に住み、途中の従軍期間な

どを挟み30年間を過ごし、戦後は「リツ子・その愛」「リツ子・その死」「真説石川五

右衛門」「火宅の人」などを執筆し、坂口安吾も一時、檀一雄邸に逗留したという。

 

 緩やかに坂を下ると、都立石神井公園の東端、石神井池のボート乗り場のそばへ

 

 東西に長い石神井池の南東側に回ると、大輪のシャリンバイがたくさんの花を。

 

 近くではツツジも花盛り

 

 池の南側の園路を西進することにして、まずはボート乗り場を眺める。

 

 池の東南側では、豊富な木々の新緑が気持ち良い。

  

 

 好天の連休初日なので、ボートやスワンボートに乗る家族連れなどが多い。

 

 新緑の木々の下、さらに園路を西進する。

 

 

 対岸には、瀟洒な洋館も望まれた。

 

 ちなみに、交通新聞社発行の月刊誌「散歩の達人」6月号(5月21日発売)は大特集「み

んなの練馬」で、その表紙にはこの辺りの写真が使われている。

 

 

 石神井公園駅周辺にある2つの高層ビル

 

 アジサイはまだつぼみ

 

 石神井池の中央部より西側には中の島があり、両岸から歩道橋が架かっている。

 

 中の島の西南側には野外ステージが。

 

 

 対岸のツツジ

 

 

   

          池の西南端近くには、このような石塔が

          

          近くの見晴台から眺めたら、台座に「聖衣」と刻まれていた。 

 

 

 

 その南西側は少し開けたエリアで、南側斜面には大株のツツジが何株か咲く。

 

 ケヤキなどの気持ち良い新緑

 

  

 

 ツツジの横を上がり、上の細い道路際にある「稲荷 諏訪 合神社」に参拝。

 

 少し先で南への遊歩道を入ると「練馬区立 池淵史跡公園」で、西側には今日の目的地の

「石神井公園ふるさと文化館」がある。

 

 

 公園内、最初は左(東)側に保存されている練馬区指定文化財「旧内田家住宅」へ。

 

 室内に上がって一巡できるが、玄関から入り土間から内部を観覧する。

 

      

 

 内田家住宅の東側から南側一帯の樹林下には、区内にあった庚申塔が移設保存されてい

る。それらの一部を。

 

     

     享保12(1727)年造立

 

          

          明和2(1765)年造立

 

 

 史跡公園の東側は、都立石神井公園「野草観察園」になっているので入り、園路を一順

することに。

 

     

     キエビネ

 

 

 アマドコロ

 

      

     ヒメサユリ

 

 ウマノアシガタ

 

 

 

     

     オドリコソウ

 

 チョウジソウ

 

 野草観察園の南西側には、キャベツの畑が広がっていた。

  

 池淵史跡公園に戻り、縄文時代の竪穴住居跡から園路を西へ。

 

 桐の木の上部で花が咲き出した。

 

 

 豊富な樹林下、ところどころに立つ庚申塔も見ながら進んで、内田家住宅の南西側ま

で戻った。

     

 

 西側の石神井公園ふるさと文化館へ、東側入口から入る。

 

 だが、2階の特別展「魔法の部屋 トリックアートの世界」は、観覧者が多くて入賞制限

していて、並んで待っている人が10数人いる。

  

 連休初日なので予想以上に来館者が多いようた。今日の観覧は諦めて別の日に再訪する

ことにして、北側正面の入口から退館した。                〈続く〉

 

 

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二つの親水公園を結んで西葛西駅へ(東京・江戸川)

2023-12-25 22:48:29 | 江戸・東京を歩く
 2023年12月8日(金) 〈後半:新左近川親水公園から新長島川親水公園へ〉

 午前中、東京メトロ東西線の葛西駅際にある地下鉄博物館の観覧を終え、正午過ぎに退
館した。今日は穏やかな快晴なので、この後は二つの親水公園を歩き継いで西隣の葛西駅
に向かうことにする。


 すぐ西側の都道318号・環七通から東京メトロ葛西駅をふり返り、南に向かう。


     街路樹のプラタナスは、まだ落葉していない。
     


 400m近く進んで都道450号・清砂大橋通を横断する。こちらは西側↑、こちら↓
が東側。



 さらに進むと、近くの住宅のモミジが鮮やか。


   駅前から900mほどの仲町会館入口交差点を右折して、左近川親水緑道へ。
     

     
          右岸沿いに「健康の道」と名付けた緑道が続いている。
          

     

 流れは静かだが、水は澄んでいた。



 少し歩いて木の橋を渡って左岸沿いの緑道へ。


     「うたう」という野嶋久美子氏作品
     





 アシの増えているところも。







 堀江並木通と呼ぶ車道を横断する。↓は北へ向かう道。


   その先は小公園になっていて、「わたしは未来」と題する森野政順氏作品が。
     

 流れはその公園下を暗渠になっていた。


 再び右岸(南側)に回り、さらに上流へ。



 対岸に江戸川区のコミュニティ会館が見える辺りは、アシがかなり伸びていた。


     


 その先は流域が広がり大きな池になり、周辺一帯は新佐近川親水公園である。


 沿道のソメイヨシノの中には、紅葉の残る木も。


 左手の少し高いところは「葛西ラグビースポーツパーク」になっていたので、西端の階
段を上がってのぞくと、人工芝のグランドになっていた。



 そこから見下ろす、左近川親水公園の東側↑と西側↓




     



 池が狭くなり右手へとカーブし、南北に走る中左近橋下へ。


    池際に咲くツワブキ
    

 中左近橋下から上流側を



 橋の先が左近川親水公園の中心部のよう。 左側の築山に上ってみた。


 新佐近川の北側に並ぶ中層マンション群。


 その右手〈東〉は江戸川区立新田小


 さらにふり返ると中左近橋周辺が。


 新左近川右岸の遊歩道をさらに進んでふり返る。


 再び新左近川の流れは広がるが、流れはほとんど感じられず静かな水面。


     
     時計塔のある辺りまで進むと、モミジが数本彩りを残していた。
     

     




 すぐ先、車道の新左近橋と、その上の歩道橋、葛西かもめ橋の手前の水面はカヌー場に
なっていて、練習中のカヌーも望まれる。


 ここで新佐近川親水公園に分かれ、葛西かもめ橋を渡って西葛西駅方面に向かうことに
した。 

 
 橋からの上流側 


 右手が歩いてきた右岸沿い。


 下流のカヌー場など。




 橋の上に並ぶカモメ



 橋の欄干には、昔の左近川沿いの風景や生活などが浮き彫りに。




 橋を渡り終え、北に延びる新長島川親水川公園沿いの遊歩道へ。


     


 大きなセンダンの木に実がいっぱい。


 緑道の足もとには、たくさんのツワブキが咲く。



 豊富な樹林帯が続き、モミジも残る。




     

     
     かなり落葉した大ケヤキ
     

 右手に江戸川区球場が近づく。



 球場のバックネットの背後で、東西に走る清砂大橋通に合する。歩道橋でその上を越え
て右手に回り、眼下の総合レクリエーション公園に下る。


 大きな「区画整理完成記念之碑」下から「子供の広場」の北東端で公園を北東に抜けて
左折し、西葛西駅方面に向かう。


 昼食場所を探しながら 駅近くまで進み、駅のすぐ近くにあった「ガスト」に14時10
分過ぎに入り、ネギトロ丼 味噌汁・漬物付き(税込950円)を注文する。

     
   まもなく、ロボットが運んできたので受け取り、遅い昼食を済ませた。


 葛西駅同様に高架になっている西葛西駅前へ。



 駅前広場の一角で山形県鶴岡市の直売テントが数張りあったので一巡し、そのひとつで
とちもちを求めた。


     

 ちなみに、今歩いてきた新長島川親水川公園の中ほど、東側にある「新田の森公園」に
は「鶴岡江戸屋敷」というのがあり、江戸川区と鶴岡市は学童疎開が縁で友好都市になっ
ているという。
 
 
 14時43分に東京メトロ東西線の西葛西駅に着き、14時51分発上り電車に乗る。


(天気 快晴、距離 5㎞、地図 江戸川区散策ガイド「えどぶら」の「葛西エリア」図)

 


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旧芝離宮恩賜公園を巡る(東京・港区)

2023-10-08 21:03:23 | 江戸・東京を歩く
 2023年10月3日(火)

 4か月ごとの定期検診の案内が来たので、近くに職場があった頃からお世話になってい
るJR品川駅東口の歯科医院に検診に出かけた。

 受付の前に「祝開業30年」の花束が2つ並んでいたので、診療時に院長先生に「私は
開業間もなくからお世話になっているはずですが、何年になりますか?」と聞いたら、開
業の1993年の翌年、1994年からなので29年になるとのこと。

 私の診療券のID番号は730番台だが、現在は20,000番台になっているという。

 いつも丁寧なチェックと治療をしてもらっているので信頼して、30年近くなっても2
時間半余りかけて4か月ごとに通院している。

 さて、正午過ぎに検診を終えたが、今日は気温も30度までは上がらない予報なので、
久しぶりに寄り道して帰ることにして、JR浜松町駅で下車した。


 予定してきたのは、北口を出て右手(東側)に1分の、国指定史跡になっている「旧芝
離宮恩賜公園」である。12時30分頃着いた。


     

          
 
   入口近くに掲示されていたこの庭園の由来
   

 庭園案内図もある。



 門を入り右手のサービスセンターの受付で入園券を求める(65歳以上70円)。
       

 置いてある庭園のリーフレットをもらい、中心部に池の周囲を巡る遊歩道を西北(右下)
から西南(右上)、さらに東(左側)へと反時計回りで一周することにした。
   


 まずは、入口に近い庭園の北西側からの池周辺の眺め。

 池は「大泉水(だいせんすい)」と呼ばれ、庭園の要になっていて広さ約9,000㎡。
昔は海水を引き入れた潮入りの池だったが、現在は淡水の池になっているという。

 
 右手の遊歩道を少しずつ進む。池の周辺は松の植え込みが多い。


     芝生の一角に咲き残るヒガンバナ
      
 




 松と静かな池の佇まいを眺めながらされに進むと、雪見灯籠が。


     東側にそびえ立つ高層ビル
     

 南西側は緩やかな斜面になっている。



 池の中央部、中島に延びる「西湖の堤(せいこのつつみ)」と呼ぶ石堤と橋。

 中国、杭州(現在の浙江省)にある西湖の堤を模した石造りの堤のよう。

 池の南西側にまわると盛り上がった芝生地も。



 近くには「萩の小道」があり、やや盛りを過ぎてはいるがハギの花がたくさん咲く。




 その池寄りには梅林もある。


 池の南西側、梅林の先の「大山」。庭園内の最も高い築山である。


 頂上に上がって園内を一望する。こちらはいま歩いてきた園の西側


 北側に広がる池と背後のビル群

 
 こちらは東北側





 大山を下りてさらに南側へ回ると、ヒガンバナがかなり咲き残っていた。


 
 池の南側にはソメイヨシノが何本かあり、その一角に4本の石柱が。

 この石柱は、小田原北条家に仕えた戦国武将の宮邸から運ばれたようで、ここが小田原
藩の上屋敷(かみやしき)だった当初は、茶室に使われていたといわれているよう。


     太い常緑広葉樹の根元には、色鮮やかな若葉が。
     

 西湖の堤の南東側へ



     咲き残る紅白のサルスベリの花
     

 園の南東側を囲むカシなどの古木


     西側のビルの間に見える東京タワー
     

 東側をさらに進んで大島にかかる橋際へ。橋の向こうが大島。


 大島の北側辺りからの池の眺め


     大島の東側に立つ小さいサギ
     

 大島の東側にある唐津山。ここにもヒガンバナが。


 こちらの石橋は池の中央にある大島への橋


 大島の東側の盛り上がりは「九尺台(きゅうしゃくだい)」あるいは「九盈台(きゅう
えいだい)」と呼ぶところ。

 「九尺」は高さ、「盈」とは水や月が満ちるという意味、明治天皇が明治8(1875)
年にこの庭園に行啓された際、この台上から海で漁民たちが漁をする様子や、海の眺望を
楽しまれたところとか。

 現在は樹木が生い茂り、東側の海も埋め立てられてビル街となっている。

 九尺台と池の間にあるあずまや


 東側から中島への八つ橋 





 八つ橋の東側、芝生広場には何か所かガンバナが咲き残る。


 池の東側を東北端付近まで進む。



 池の畔にはススキ科の草やガマなどが。


 池の東北端近くからもう一度池を眺める。


 池の北東端に残る「海水取入口跡」

 この「潮入りの池」に海水を取り入れるために設けられた水路で、水路の石垣や鋼鉄
製の水門の遺構が見られるが、現在は海とのつながりを絶たれた淡水の池になっている
という。


 海水取入口跡近くから、最後に池を一望する。

 
 近くにはフジ棚があり、下のベンチの日差しを遮ってくれる。


 そばに、リンドウがわずかに咲き残っていた。


 1時間近くかけてゆっくりと園内を巡り、13時25分頃に旧芝離宮恩賜公園を出た。


 JR浜松町駅北口改札から駅に入り、山手線内回り電車にて東京駅で再度途中下車する。



 八重洲地下街にあるおなじみの店「おらが蕎麦」に入り、いつものように「旨辛牛肉そ
ば」で遅い昼食を済ませる。(1月26日は790円だったが今日は870円)


 さらに山手線内回り電車で池袋駅に戻り、15時発西武池袋線の飯能行き下り急行電車
に乗る。
  



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東村山・北山公園の菖蒲まつりへ(東京・東村山)

2023-06-19 13:33:38 | 江戸・東京を歩く
 2023年6月15日(木)

 少しピークは過ぎたようだが、まだ見頃の花もたくさん咲いていそうなので、都県境を
越えたすぐ南側にある、東村山市の北山公園へ花菖蒲を見に行くことにした。
  

 西武狭山線の始点・西所沢駅から9時36分発西武球場前駅電車に乗る。


 終点の西武球場前駅には9時42分に着いた。南側に乗り換える西武山口線(レオライ
ナー)のホームがあり、線路の末端際に何本かのユリが咲いていた。



 9時56分発のミニトレイン・レオライナー上り電車で、始点の多摩湖駅に10時03
分に到着した。

 到着ホームの先、反対側ホームは西武国分寺線の国分寺行き電車に接続している。



 南側の改札口を出て、東方の北山公園に向かって流れる北川の左岸沿いに住宅地を進む
ことに。
     

 半分近くまで進むと、北側に「下宅部(しもやけべ)遺跡はっけんのもり」が。


 ここは、日本有数の低質地の遺跡公園で、縄文中期から古墳時代、奈良・平安時代、中
世などの河遺跡や水場に関連する遺跡が出土し、特に縄文時代は遺構・遺物ともに豊富で、
当時の生活や環境を知ることの出来る貴重な遺跡とか。
 

 遺跡は調査終了後埋め戻されて、その上を下宅部遺跡公園「下宅部遺跡はっけんのもり」
として整備されたという。


 公園の南側園路を東に抜ける。東南側出口近くにはアジサイやハギなどが咲く。




 少し先の住宅地では、珍しい色合いのアジサイが。



 北山小の西側まで進むと、「八国山(はちこくやま)たいけんんの里」があり、下宅部
遺跡など東村山市内の遺跡から出土した出土品などを展示しているが、雨が気になるので
建物には入らず、そばに咲いていたトラノオやシモツケなどを眺めたのみにした。





 南東側の大関橋を渡り、北山小の南側、北川の右岸沿いにさらに東進する。流れに沿っ
てアジサイやハンゲショウなどが咲き、北山公園の西側一帯が見えてきた。





 公園の南西側の橋を渡って11時近くに北山公園へ。
 
 北山公園は、狭山丘陵の八国山を背にした自然豊かな公園で、新東京百景に選ばれてい
て、園内の花菖蒲は約600種類、約10万本あるという。

 西側の花菖蒲はわずかしか咲いていなかったので、東側へと移動しながら見頃の花を順
次眺める。




 中央部の東屋(あずまや)周辺へ


     





 南側には公園の主屋ともいえる大きな東屋が。





 

 北側の西武西武園線近くには、平成16(2004)年に寄贈されたという三春桜が大
きく枝を広げ、その北西側線路際ではアジサイやたくさんのアナベルが花を競う。







 少しずつ東側へと回りながら、さらに花菖蒲を眺める。


     







     

          

     
     

 黄色の花菖蒲は東側のわずかなエリアのみ。





 円形のハス池もあるが、まだ咲く花は少ない。


 






 ほぼ一巡したので、メインの東屋周辺に並ぶ露店の間を東側の出口へ向かう。 

 
 本部テントで、例年通り管理費に協力の細やかな寄付(100円)をして花の写真2枚
の葉書セットをもらい、11時30分頃、東南側の出口から北山公園を後にした。


     
          すぐ先の沿道には、今年も例年同様の場所にタチアオイが咲いている。
          

 その先、T字路の左手に焼だんごの出店があり、美味しそうなだんごが並んでいたので
草だんご3本(360円)を注文したら、たっぷりをあんをつけてくれた。


 T字路まで戻り反対の右手から南へと進み、都道128号線・東村山東大和線に出て、
すぐに左手への細道へ入り、天台宗大善院へ。


     
     門の横のスミダノハナビがたくさんの花を開いていた。


   
 両側に溶岩を積み上げた上に左右に童女と童子の立つ間を進んで、本堂に参拝する。本
堂の前の大きな水がめには、ハスが1輪だけ咲いていた。


 境内左手(西側)には、さらに大きな溶岩を積み上げた上に三十六童子が立っている。


     
 その溶岩の背後には七福神も祭られているので、石段を上がり下りして参拝した。
     



 境内の南側、道路際には「家庭円満のこぶし」と呼ぶ、何本ものコブシが根元でくっつ
いたコブシの高木が。
     
 この木は、昭和のはじめに5㎝ほどの太さの木を10本くらいここに植えたら、各々の
幹が大きくなって根っこ同士が引き寄せ合い、1本の大木となったのだという。

 そのコブシの前のモミジには、たくさんの花が。


     
 境内を一巡したので、門前からユニークな参道を南へ進んで都道128号線に出て、東
進して東村山駅に向かう。


 沿道の商店には、7月8日に開催される近くの八坂神社の例大祭のポスターが。
     

     我が家の2階からもよく見える、駅前の高層マンションが近くに迫る。
     
 

 東村山駅周辺は、西武新宿線、国分寺線、それに西武沿線の連続立体交差事業が進行中
で、駅西口は仮駅舎である。
     

 仮駅舎を下って改札前に12時12分に着き、2分後の本川越行き西武新宿線下り電車
に乗る。

 (天気 晴後曇、距離 3.5㎞、地図 「水とみどりの東村山 わくわくMAP」、
  歩行地 東村山市)




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光が丘のローズガーデンと光が丘公園へ(東京・練馬)③

2023-05-15 17:42:02 | 江戸・東京を歩く
 2023年5月10日(水) 〈その2・光が丘公園西部〉

 光が丘駅に近い公園「パークタウン四季の香」で、「四季の香ローズガーデン」を一巡
したので、北東側にあるせせらぎ橋を渡って「光が丘公園」に向かう。


 橋から見下ろした眼下の通りは、クルミなどの豊富な街路樹の新緑が続く。

 
 都営光が丘第2アパートの中層の集合住宅群の間を北端付近まで進むと、右手(東)には
練馬区 光が丘清掃工場の高い煙突が目につく。
     

   北側一帯が広大な光が丘公園の南西部、園内に入り西北へ回り込む園路を進む。
     


 左手に草地の現れたところで北に延びる園路へ。突き当たりには野鳥の観察者、「バー
ドサンクチュアリ」があるが、利用は土日祝日に限られ今日は閉門されていた。



 付近にはセンダンの古木が枝を広げ、たくさんの花が。



 クスノキの高木にもたくさんの花が見られた。



 よく茂った樹木の間を北に少し進み、東側の広い芝生広場に上がる。



 中央部の大木の下に、暑さを感じる日差しを避けて休む、幼児などのグループが見える。


 あのグループのだろうか、こんたくさんの自転車は・・




 芝生広場の西側の園路を右にカーブして回り込む。


 近くには、別の子供連れの大グループも見えた。


     
 
 ギターを弾く人も。


      公園の北側中央部、ゆりのき広場に立つユリノキの高木。
     



 ゆりのき広場から中央部を南に延びる広い園路を、駅に向かって戻ることにした。



     周辺の木々の新緑が気持ち良い。
     


 モミジの若葉には花が。


     
     芝生広場の東南端からは、イチョウ並木となる。



 イチョウ並木の終わった辺り、右手(西側)には池があるが趣は乏しい。


 その先、東側ある練馬区立 光が丘体育館。



     近くには「平和への祈り」と呼ぶ平和祈念碑がある。
     

     南西側には先ほども見た清掃工場の大煙突が。
          


 その先は市立光が丘図書館で、入口には現在NHK総合TVで放映中の朝ドラ「らんま
ん」のモデル、地元 練馬区東大泉に住んでいた牧野富太郎博士のパネルが。
     
 蛇足ながら、私は、牧野富太郎博士が区内東大泉の自邸(現在の「練馬区立 牧野記念庭
園」の場所)で永眠された当時、隣駅の石神井公園駅近くが最初の職場で、その職場の仕
事の一端で、1957(昭和32)年1月に博士が逝去されたことを直後に知ったことを
覚えている。

     体育館や図書館の西側はけやき広場で、中央部のモニュメント
     

 駅に向かってふたご橋を渡る。


 
 橋の南側には古木のイチョウ並木が続いているが、このイチョウは丸の内二丁目の旧都
庁前にあったのを移植したもので、樹齢100年を超えているという。


     


 右手にあった、光が丘のシンボルともいえる大きなビル、IMAに入り、3階の食堂街
で昼食をして、13時05分に都営大江戸線の終点、光が丘岡駅に戻った。


 ちなみに、この日13時のアメダス練馬の気温は23.8℃を記録している。

 (天気 快晴、距離 4㎞、地図 「スーパーマップル関東道路地図」中「光が丘」の
  一部、歩数 7,300)


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光が丘のローズガーデンと光が丘公園へ(東京・練馬)②

2023-05-12 21:03:50 | 江戸・東京を歩く
 2023年5月10日(水) 〈その2〉

 都営大江戸線の終点・光が丘駅に近い公園「パークタウン四季の香」で最初のローズガ
ーデンを見た後、北側にあるもう一つのローズガーデンに回った。


 こちらは、入口のゲートに「四季の香ローズガーデン」と表示されている。


 中に入り、左手(西)から右(東側)へと花を眺めながら一巡することに。


     





 こちらも見頃のバラが、たくさん花を競って咲いていた。
















     



     





     
 
          

     スモークツリーも
     





















     

          















     

          

     

 
 やわらかな若葉


     




 「四季の香ローズガーデン」を一巡し終えたので退出し、この後は北側の「光が丘公園」
の西側の一部を巡ることにした。〈続く〉

  


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光が丘のローズガーデンと光が丘公園へ(東京・練馬)①

2023-05-11 17:45:55 | 江戸・東京を歩く
 2023年5月10日(水)〈その1〉

 練馬区の北東、光が丘にあるローズガーデンのバラが、見ごろになったようなので出か
けてみることにした。

 西武池袋線上り電車を練馬駅で下車して都営大江戸線に乗り換え、終点の光が丘駅には
10時28分に着いた。



 地下の駅から地上に上がると、眼前の通りのクスノキの新緑がみずみずしい。


 少し西進して北へ、IMAと呼ぶ大きなビルの西側が四季の香公園である。

 
 公園に入ってさらに西北側に回ると、ローズガーデンがあった。



     バラはちょうど見ごろになっていて、見に訪れている人も多い。
     


     一巡して彩り豊かなバラの花の数々を撮って回る。
     

          




 園内はよく手入れされてることが分かり、下草もたくさんあってそれらの花もきれいに
咲いていた。








 かなり回ってから、花の名も少しだけだが確認する。これはラブリー・フェアリーで、
オランダで作り出された品種のよう。






     

          







     




 この辺りは「ブロッチ・ガーデン」で、花の中央にブロッチ(斑紋)が生じるバラ。


     

          




 レッド・ガーデン、赤いバラの品種を集めている。
     

          







     

     
      ときどきは草花も








     





     













   
 






     

          








 

 一巡したので、北側に見えたもう一つのローズガーデンに向かうことにする。〈続く〉




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中井の「染の小道」を巡る(東京・新宿)

2023-03-06 21:52:17 | 江戸・東京を歩く
 2023年2月24日(金)

 新型コロナウィルスの感染拡大防止のために2年間中止後、昨年は規模を縮小されて開
催したらしい、新宿区落合・中井地域の「染の小道(そめのこみち)」が今年は通常開催
されるようなので、観覧に訪れた。 4年前の2019年の同じ日以来、2回目になる。

 会期は従来と同様に今日から3日間だが、平日の今日が人出は一番少ないと思われるの
で初日を選び、10時58分に西武新宿線の中井(なかい)駅に下車して南口に出た。


 駅前に特設の観光案内所で、「染の小道」の2つ折りリーフレットや新宿区内のパンフ
レットなどを入手する。
     

 ここ落合・中井界隈には、江戸が育てた手描き友禅や小紋など、伝統を受け継いだ技術
や文化が今も息づいているという。

「染の小道」は、街全体をそれら染め物のギャラリーに見立てたイベントで、中井駅前の
商店街と妙正寺川の川面が3日間、染め物で彩られる。

 川沿いは川に反物を架ける「川のギャラリー」で、商店街はのれんを飾る「道のギャラ
リー」と読んでいるよう。

 まずは駅前から南に延びる商店街を少し進むと、妙正寺川の寺斉橋際に出た。まずは上
流側の右手、左岸沿いの「川のギャラリー」を。
      
 すぐ先で妙正寺川を横切る高架は、環状6号線・山手通り。中井駅の東側上部も通過し
ていた。
           

 橋の近くの料理店にも染の小道のはんてんが。




     
           山手通り下の橋際からさらに上流側へ。
          



     

   次の栄橋まででこちら側の川のギャラリーは終わる。末端から来た方をふり返る。
          

 寺斉端に戻る手前、化粧品店に下がる「手作りART&雪gesho」と呼ぶのれん。



 寺斉橋を渡って南に延びる商店街に向かう。


 右手、通りの西側は「モダン紅型の小道」とよぶ道のギャラリーのひとつで、橋の近く
の茶房には「遊金魚」と呼ぶのれん。


      隣の居酒屋には「紫陽花花模様裂」が。
     

           書店に下がる「雲取図 爛漫」のれん。
          

      細い十字路を挟んだセブンイレブンには「流氷に松菊紅葉」
     

 再び寺斉橋に戻り、今度は下流側を眺めた後、左岸沿いに進む。


 橋の近くに、細かな手作り作品を並べた出店があった。


 次の大正橋で川のギャラリーが終わり、振り返り眺める。


 細い通りを北へ進んで、踏切から眺める中井駅東側。


      踏切際にあった美容室に下がる「シャンデリア」と呼ぶ作品。
     
          ちょうど作者が来られ、一緒に来た人に作品の説明をしておられた。
          

 T字路に出て新目白通りに入り東へ、「テキスタイルの小道」と呼ぶエリアの電気工事
店には「折鶴を飛べ」というのれんが。
     

 すぐ先の六天坂に延びる交差点際の文具店の、「高山流水」ののれん。
     


 その交差点で折り返し、通りの反対側へ。蕎麦店に下がる「そばを通してフランスと日
本」と名付けた、そばの花を表現した友禅染ののれん。
     

           シャッターの下りた店には、「はもん」と題する作品が。
          

     2つ目のT字路の先の薬局には「良薬は口に苦し」という作品。
     

 新目白通りは実から左へとカーブし、その辺りからは「モダン紅型の小道」ののれんと
なる。


 不動産会社を飾る紅型の「駒と狛犬」のれん。
     

 隣接する和菓子屋は「菊菖蒲牡丹模様」、明るく可愛らしい配色に染めたよう。


 通りの反対側、北側のコンビニのれんは「わが家の猫ライカ」、作者が飼っている猫を
モデルに制作したという。
     

     
 高架で通過する山手通りの下をさらに進んで「東京造形大学の小道」へ。中井駅の北辺
りにあるカフェには「猫」と題する東京造形大学生の作品が下がる。
  

     
 すぐ先のT字路を南に入ると「味覚庵」という紀州梅干しの店がある。南高梅の白梅が
咲き、のれんも「味覚庵の紀州南高梅」で、箱詰めにした南高梅の梅干しをモチーフにし
た作品という。


 その先で三の坂へ上がる交差点を過ぎ、次の四の坂への交差点の北西側一帯の木々の豊
富な一角は「新宿区立 林芙美子記念館」になっている。

 初めてだったので入館することにして、四の坂通りの途中にある入口へ。


 手前にある閉じた門には、東京造形大学の「苦しみをやわらぐように」と名付けられた
捺染ののれんが下がる。

 林芙美子さんの「苦しみをやわらぐように」という詩のデザインだとか。

  「染の小道」のリーフレット持参の人は、通常料金150円が80円で入れる。
     
 
   
   入口を入った左手にあるパネルから。
  

 中央部の入口から入ると、左側に生活棟、右手にアトリエ棟があるが、こちらはアトリ
エ棟の次の間と呼ぶ部屋など。



 南側の庭に回って寝室などを見る。


 その奥が、林芙美子の作品原稿や作品、写真などを展示する展示室(アトリエ)だが、
ここだけは撮影禁止だった。



 アトリエの南西側にある石蔵付近から前から庭を一巡することにして、堤内西南部から
東南側へと回る。


 中央部辺りに咲き出したユキワリイチゲ


 

 こちらは生活棟


           庭には古い双代道祖神も。
          

      生活棟の中の小間(こま)
     

           

 近くの庭先のクチナシのみが色づいていた。


 1輪だけのバラも。

 
 堤内上部から見下ろすアトリエ棟


      年代を感じるクロガネモチの高木
     


 アトリエ棟の背後で、紅梅や白梅が咲き出していた。


 こちらは、背後からの生活棟


 ほぼ一巡したので12時40分頃、退館することにした。
 
 館前の新山手通りにあった「落合に住んだ文化人」の地図。かなり多くの小説家、画家、
歌人などが済んでいたようだ(↓文化人が集中しているエリアのみ切り取り)。


 新山手通りを三の坂のと頃の交差点まで戻り、右折して細い通りを南へ、中井駅の西側
で踏切を渡る。



 再び最初に回った妙正寺川の西端、栄橋際に出て、もういちど川のギャラリーを眺めな
がら駅のそばの寺斉橋へ。






     


 南に延びる商店街の左手(東側)の中華料理店に下がるのが「多彩なる料理の宝庫」と
題する友禅ののれん。

 
 隣接する田舎そば須坂に入り、鴨そば(520円)で軽い昼食を済ます。店ののれんは
撮り漏らした。


 見落としたところをもう少し回ることにして、中井駅南口際へ。薬師 四文屋という変
わった名の食堂には「盛宴」と呼ぶ文化学園大のメンバーによる型染めが。



 その横から東に延びる細道、ねこみちを進む。

 
 通りには手作りの作品を販売する出店が幾つか並んでいた。


 新潟県五泉市の産品を販売する出店があり、ここで笹団子(800円)を求めた。
     

 ねこみちの東端は、川のギャラリーの東端の大正橋から北に延びる細い通り、その通り
を北にすぐ、寿司店に下がる「波にのって」と名付けたのれん。
     
 「波に乗って何かいいことがやってきますように」という願いを込めて描いたよう。

 
 ひととおり会場を巡ったようなので、駅に戻ることにする。大正橋際に出て、もう一度
下流側の川のギャラリーを眺めながら進む。
     

 中井駅には13時38分頃に戻った。



 通過電車などありしばらく待ち、13時53分発本川越行き下り電車に乗り、所沢駅方
面に向かった。

 (天気 曇、距離 3㎞、地図 「染の小道」地図、歩行地 新宿区)




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丸の内仲通りのストリートギャラリーへ(東京・丸の内)

2022-12-20 22:39:26 | 江戸・東京を歩く
 2022年11月29日(火) 〈その2〉

 午前中、銀座1丁目の銀座ファーストビル4階の富士フォトギャラリーで2つの写真展
を観覧後、JR有楽町駅東口方面に向かう。

 外堀通りの有楽橋交差点付近から、JR有楽町駅東口にある交通会館ビル(手前)とイ
トシア丸井ビル(左手奥の高層ビル)方面。

  

 この交差点付近には高知県のアンテナショップがあり、来年のNHK連続テレビ小説
「らんまん」の主人公、植物学者・牧野富太郎のパネルが。
     

 近くには、沖縄県のアンテナショップも。


     JR有楽町駅北側のガード下を西に回り、ビックカメラ横を過ぎる。
     

 近くには「東京オリンピック2020」のデザインマンホールが。


 周辺のイチョウの街路樹は、色づき始めていた。


 これから進もうとする丸の内仲通りの南端、晴海通りからの眺め。


 この通りについては、10日前の11月19日(土)22時から、テレビ東京の「新美
の巨人たち」で「丸の内ストリートギャラリー」というテーマで紹介されており、それを
確かめようとやってきたもの。

 ここから北に進む通りは、 平日は15時まで歩行者専用になっているので、中央部の車
道も安心して歩ける。
  

 さっそく、ストリートギャラリー最初の作品が。

 「ルネッサンス」という作品で、1985年 キム・ハムスキー(ヴェトナム-フラン
ス)作 

      
           両側の歩道に続くケヤキは、まだ青い葉を残している。
          

  その先、交差点際には「展望台」 1990年 ジム・ダイン(アメリカ)作品
     
 
           交差点の先、右手(東側)のHERMESのショウウィンドウ
          
 
 左手のビル前には鉢植えの植栽などが。


 3つめは、見る角度により形が変わるというユニークな作品。


     

                    
 「小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ぴかの空を飛ぶ青い鳥」という長いタイトル、
  2022年 中谷ミチコ(日本)作品

       
 クリスマスにちなむポスターや、店舗の入り口にあるツリーなども目につく。

 
 4つめの作品は、草間彌生作でおなじみのカボチャが。

 タイトルは「われは南瓜」 2013年制作


 交差する広い道路の北東側、レンガ造りの建物は復元された三菱一号美術館。国登録有
形文化財である。

 三菱一号館」は、1894(明治27)年、英国人建築家ジョサイア・コンドルにより
設計された建物で、三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築。

 この建物は老朽化のため1968(昭和43)年に解体されたが、40年あまりの時を
経て復元され、2010(平成22)年春、三菱一号館美術館として生まれ変わっている。

     
     建物の南西側から中庭に入れるようになっていたので、入ってみた。

 北側の丸の内パークビルとの間に豊富な緑地があり、多くの人が憩いの場所として利用
しており、新婚のカップルが写真撮影をしていた。


     

          
   
 緑地の中央部にも3点の作品がある。

 まずは「恋人たち」 1981年 バーナード・メドウズ(イギリス)作

     
 緑地には、バラやツワブキ、サザンカなどが咲き、センリョウが実をつけている。




 2つめ、「拡散する水」 1977年 アギュスタン・カルデナス(キューバ-フラン
ス)作


 もうひとつは「羊の形(原形)」 ヘンリー・ムーア(イギリス)作

 箱根の彫刻の森美術館でヘンリー・ムーアの彫刻は見ていたので、作者は覚えている。



 さらに仲通りを北へ、この一角ではクリスマスの飾り付けが進められて、それらは緑の
フェンスに囲まれていた。
     



 この付近の江戸時代の絵図があり、それによればこの通りは「大名小路」と呼ばれ、松
平家などの屋敷が並んでいたよう。


      次のストリートギャラリー作品は「白のマスク」
     
             1969年 澄川喜一(日本)作品
 
           先ほどのカップル、今度はこちらで記念撮影中
          

 通りの西側、丸の内マイプラザビルに入ってみたら、1階中央部には大きなクリスマス
ツリーが。
     



      西側に接する明治生命館ビルには、静嘉堂美術館がある。
     


     
  その先も通りには、クリスマスの催しに使われると思われる設備が幾つか準備中。


 ストリートギャラリーの次の作品

 「Matching Thoughts」 2022年 H&P.シャギャーン(日本)作 

 こちらは「ベンチ アート」と呼ばれるもので、日本ラグビー界を代表する闘将リーチマ
イケルの力強さとラグビーのもつ躍動感を表現したという。

 丸の内地区で多くの地権を持つ三菱地所は、ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサ
ーのようで、ラグビーの魅力を発信するプロジェクトの一環として設置したらしい。

      近くに、次のストリートギャラリー作品があった。
     
          「私は街を飛ぶ」 2022年 船越 桂 作



 
 JR東京駅前から皇居方面に延びる行幸通り近くにあったストリートギャラリー作品。
     
    名和 晃平 作品  「Trans-Double Yana(Mirror)」 2012年
 
 周辺には、飲食物などを販売するワゴン車が幾つかある。



 
 クリスマスにちなむ仮設のメリーゴーランドも。


 
 行幸通りりに並ぶイチョウは、もう少しで見ごろになりそう。



 幅広い行幸通りの歩道に、LOUIS VITONのユニークな展示が2か所あった。


      行幸通りを越えてさらに先へ。
     

 こちらのアートは「眠れる頭像」 1983年 イゴール・ミトライ(ポーランド)作


 レンガ色の建物は日本工業倶楽部会館で、三菱UFJ信託銀行本店ビルの一角にある。

 日本工業倶楽部会館は大正9(1920)年竣工で、国登録有形文化財である。

 御幸通りの次の通りの交差点からは、東京駅西口の北端が望まれる。


 次のアートは「日光浴をする女」、1995年 ティモ・ソリン(フィンランド)作 


      反対側歩道には、「無題」

    1995年 ジュゼッペ・スパニューロ(イタリア)作 

 こちらは「凹凸のブロンズ」 1989年 レナーテ・ホフライト(ドイツ)作


      さらに、「巨大な町」
         
         1987年 ルイジ・マイノルフィ(イタリア)作がある。


     丸の内仲通りの北端、永代通りに着いた。ふり返る↓丸の内仲通り
     

 永代通りを離れ、右折して東京駅に向かう。

 大手町駅前交差点の南西側、丸の内永楽ビルの三菱UFJ銀行前に、「さわり大黒」と
呼ぶ彫刻があった。さわるとお金が増えるのだろうか・・・
     
 
 さらに東進してJR東京駅北側の高架橋下を抜けて、日本橋口から東京駅構内に14時
過ぎ入る。


 まだ昼食前だったので八重洲地下街に下りた。

 中央通路を通過して東口寄りにある「おらが蕎麦」に入る。


 今回も、いつも注文している旨辛牛肉そば(790円)にして、遅い昼食を済ます。


 14時45分頃店を出て、東京駅八重洲口から山手線内回り電車で池袋駅に向かう。
 



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梅雨入り前の石神井公園周辺をめぐる(東京・練馬)④

2022-06-11 22:43:56 | 江戸・東京を歩く
 2022年6月1日(水) 〈④ 池渕史跡公園から石神井池南岸へ〉
  
 石神井公園ふるさと文化館の観覧を終えて東側入口から出て、そばの「練馬区立 池淵
史跡公園」へ。


 公園の説明パネルから。


 まずは、すぐ東側にある練馬区指定文化財の旧内田家住宅へ。

 区内でかつてよく見られた かやぶき屋根の民家で、練馬区中村にあった民家を平成22
(2010)年に移築したもの。

 明治20年代(1888~)初めの建築と推定され、一部に江戸時代の古材も使われて
いるという。


 玄関から入って内部も見学できる。




 池渕史跡公園もいつものように一巡する。園路沿いには、区内各所にあった庚申塔や馬
頭観音など、江戸時代の石造物が配置されている。それらの一部
     
      庚申塔 享保12(1727)年

          
           馬頭観音 嘉永3(1850)年

     
      庚申塔 元禄9(1696)年

          
       左 馬頭観音 享和3(1803)年  右 庚申塔 享保5(1720)年 

 ここは、縄文時代の竪穴住居跡で、約5000年前の住居跡が昭和47(1972)年
の発掘調査で発見されたが埋め戻して保存し、その位置を示す円形の植え込みで表示して
いるという。



 池渕史跡公園の東側には野草観察園があった。ここは来たことがなかったので、今回初
めて回ってみた。

 樹林下に20種を超える野草が植えられているようだが、この時期に咲いていた花は少
ない。花の名の記されてないものが多いので、分かった花のみ名を記す。

     
           ホタルブクロ
          



          
           シモツケソウ



 ノハナショウブ


 オオハンゲ?


 アジサイ

      
      カラマツソウ


 
 ニッコウキスゲ



 キリンソウ




 野草観察園を一巡後、旧内田住宅の背後に戻り、北側の稲荷諏訪合神社へ。歴史などを
記したパネルはなかった。


 境内の西側から北側斜面を下って石神井池の南岸に出た。


 池の西南端近くの展望テラスから、西端方面↑やそばのモニュメントなどを眺める。
     


 南岸沿いの園路を東に向かい、休憩舎の前を過ぎるとツツジが咲く。


     
      池を眺めながらさらに東へ進めば野外ステージがある。



 
      近くに外来種のキショウブが2輪だけ咲いていた。
     
 
 池の北東方向には、石神井公園駅周辺の高層ビル2棟が望まれた。



 池辺に咲くアジサイや対岸の瀟洒な民家、池のボートなどを眺めながら進む。











 石神井池の東南端近くではアシ原の間を抜けて、アジサイ咲く公園の東北端のボート乗
り場際近くに戻る。




 駅に向かうのに帰路は、往路のバス通りよりひとつ西側の通りを進む。こちらの方が車
の交通量が少ない。


 沿道のマンション前に、ビオウヤナギなどが咲く。


     

         
 都内の電話局番が3桁時代の古い電話番号を記した店は、閉店したのかシャッターが下
りていた。

     
 駅近くの交差点で右折し東へ、歩行者天国の商店街を進み、15時35分に石神井公園
駅に戻った。



 15時43分発西武池袋線下り、飯能行きに乗る。

 (天気 晴、距離 7㎞、地図 「練馬区農産物ふれあいガイド」の地図、「石神井公
  園ガイドマップ」、歩数 13,200)                 〈完〉     
   



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