2月28日(日)午後、チリ地震津波に注意しながら、室戸岬の24番最御崎(ほつ
みさきじ)を目指します。
夫婦岩を過ぎても次々に小さい岬が続き、その下を国道55号は進みます。
幾つかのアンテナ塔の見える左下が室戸岬です。
岬の中腹、標高165mにある24番最御崎寺に参拝して、翌3月1日(月)朝、国
道55号を岬の縁に沿って回りました。月見ヶ浜と呼ばれるこのあたりは、大きな岩
が並んでいました。
次の26番金剛頂寺も、標高は165mあり、ひと上りして再び国道に下り、国の
伝統的建造物群に指定された古い建物の並ぶ吉良川(きらがわ)の町並み抜けま
した。
室戸市最後の町、羽根の町並みを抜けた先、羽根岬付近。多くの歩き遍路さんは、
ここを通らず中山峠越えをするのですが、今回は腰痛のため峠を越えずに、国道沿
いを進んだので私も初めての風景で、このあたりでは雨でした。
3月2日(火)は天気も回復、奈半利(なはり)を出発して、標高430mの27番神
峰寺(こうのみねじ)を経て、さらに国道55号沿いを進みます。
安芸市に入って間もなくの、大山岬の先にある浜千鳥公園付近。ここには、この
地出身の作曲家・弘田龍太郎作曲の文部省唱歌「浜千鳥」の歌碑があるのです。
3月3日(水)、安芸市の西隣、芸西村(げいせいむら)に入ると、海沿いのほと
んどは、琴ヶ浜と呼ばれる砂浜が続き、遍路道は砂浜沿いの松林の中を抜けて
います。
1日おいて3月5日(金)は、高知市内を進みました。32番禅師峰寺(ぜんじぶじ)
にお参りの後、浦戸大橋を渡って名勝・桂浜に向かいます。浦戸大橋から見下ろす
浦戸湾。 高知市の中心街は、浦戸湾の右手奥になります。
浦戸大橋を渡り、桂浜公園の遊歩道から見下ろす灯台。近くには、坂本龍馬記念
館があったので、入館しました。
行かれた人はおなじみの、名勝・桂浜。
須崎市にある36番青龍寺(しょうりゅうじ)に参拝し、次の3月7日(日)、内海と
なっている浦ノ内湾の北岸沿いに進みました。波静かな湾内には、漁業用のいか
だが幾つも浮かんでいます。
浦ノ内湾もそろそろ終える辺りにある浦ノ内中学校。海抜2~3mかと思われ、
大津波の時は大丈夫だろうか、チョット心配です。
37番岩本寺を経て3月9日(火)は、四万十町から黒潮町を進みます。この日、
山間から下った初めての海が、鹿島が浦でした。
前日の雨の名残で、かなり波立っています。
この辺りは、景勝地・土佐西南大規模公園佐賀地区の西端、白浜海岸付近。
3月10日(水)、四万十大橋を渡り、全長1620mの新伊豆田トンネルを抜けて、
土佐清水市に入ります。足摺岬東岸の付け根に当たる下ノ加江(しものかえ)海岸
を高見に上がると、海蝕景観と呼ぶ好展望地です。
この先を下れば、間もなくこの日の宿、久百々(くもも)が見えてきました。(続く)
みさきじ)を目指します。
夫婦岩を過ぎても次々に小さい岬が続き、その下を国道55号は進みます。
幾つかのアンテナ塔の見える左下が室戸岬です。
岬の中腹、標高165mにある24番最御崎寺に参拝して、翌3月1日(月)朝、国
道55号を岬の縁に沿って回りました。月見ヶ浜と呼ばれるこのあたりは、大きな岩
が並んでいました。
次の26番金剛頂寺も、標高は165mあり、ひと上りして再び国道に下り、国の
伝統的建造物群に指定された古い建物の並ぶ吉良川(きらがわ)の町並み抜けま
した。
室戸市最後の町、羽根の町並みを抜けた先、羽根岬付近。多くの歩き遍路さんは、
ここを通らず中山峠越えをするのですが、今回は腰痛のため峠を越えずに、国道沿
いを進んだので私も初めての風景で、このあたりでは雨でした。
3月2日(火)は天気も回復、奈半利(なはり)を出発して、標高430mの27番神
峰寺(こうのみねじ)を経て、さらに国道55号沿いを進みます。
安芸市に入って間もなくの、大山岬の先にある浜千鳥公園付近。ここには、この
地出身の作曲家・弘田龍太郎作曲の文部省唱歌「浜千鳥」の歌碑があるのです。
3月3日(水)、安芸市の西隣、芸西村(げいせいむら)に入ると、海沿いのほと
んどは、琴ヶ浜と呼ばれる砂浜が続き、遍路道は砂浜沿いの松林の中を抜けて
います。
1日おいて3月5日(金)は、高知市内を進みました。32番禅師峰寺(ぜんじぶじ)
にお参りの後、浦戸大橋を渡って名勝・桂浜に向かいます。浦戸大橋から見下ろす
浦戸湾。 高知市の中心街は、浦戸湾の右手奥になります。
浦戸大橋を渡り、桂浜公園の遊歩道から見下ろす灯台。近くには、坂本龍馬記念
館があったので、入館しました。
行かれた人はおなじみの、名勝・桂浜。
須崎市にある36番青龍寺(しょうりゅうじ)に参拝し、次の3月7日(日)、内海と
なっている浦ノ内湾の北岸沿いに進みました。波静かな湾内には、漁業用のいか
だが幾つも浮かんでいます。
浦ノ内湾もそろそろ終える辺りにある浦ノ内中学校。海抜2~3mかと思われ、
大津波の時は大丈夫だろうか、チョット心配です。
37番岩本寺を経て3月9日(火)は、四万十町から黒潮町を進みます。この日、
山間から下った初めての海が、鹿島が浦でした。
前日の雨の名残で、かなり波立っています。
この辺りは、景勝地・土佐西南大規模公園佐賀地区の西端、白浜海岸付近。
3月10日(水)、四万十大橋を渡り、全長1620mの新伊豆田トンネルを抜けて、
土佐清水市に入ります。足摺岬東岸の付け根に当たる下ノ加江(しものかえ)海岸
を高見に上がると、海蝕景観と呼ぶ好展望地です。
この先を下れば、間もなくこの日の宿、久百々(くもも)が見えてきました。(続く)