関東地方はきのう梅雨が明けましたが、北からの高気圧圏内のようで、
きょうは気温は30℃まで上がらず、湿度も低めで過ごしやすい1日でした。
引き続き、英国・コッツウオルド周辺のレポートです。
2006年7月11日(火) 快晴後晴
チッピングカムデンフリータイム
=チッピングカムデン周辺のフットパスを歩く=
今日も、3度目のフリータイムなので、一人でチッピングカムデンの
東から南側の集落を、時計回りで歩くことにした。8時25分に宿を出る。
古い家並みが切れ目無く続く中心街を北東に向かう。
昨日ゴールしたコッツウォルド・ウェイの始終点そばに、マーケットホール
と呼ぶ、四方が解放された石造りの古い建物がある。
1627年に、乳製品などこの地方の産物の商取引のために建てたもので、
ナショナルトラストとして保存され、現在もチャリティマーケットなどに利用
されているという。
三差路を右折して進むと、切妻屋根が二つ続き、ちょうどWを逆さにした
ようなかやぶき屋根の家があった。
次の三差路に向かうと大きな塔屋の教会が正面に近づいてきた。
セントジェームス教会で、15世紀に建てられたゴシック様式の教会、真下
から見上げる塔は大きくて見ごと。
広い芝生広場にたくさんの墓石が並び、片隅にサクランボが赤い実を
付けていた。
教会の西側から北へ向かい、チッピングカムデン中高等学校の東に回る。
校舎の北側には、200×300mくらいの全面芝生に覆われた広いグランドが
あり、女子中学生がクリケットをしていた。
グランドの先は麦畑の端を進むフットパス。草もかなり伸びているので、
かき分けながら進んだ。
「Heart of England Way」と記されたフットパスへ。麦畑を抜けて、まだ小さ
いが地平線まで続く広大なキャベツ畑へと進む。
ちょっとだけ林の横を通過、その林の中を鉄道線路が通過し、フットパス
の下はトンネルで抜けている。
すぐ先がSheep Lipの小集落、フットパスは90度近く右折して南東へと
向かう。
羊の牧場の真ん中を抜け、こんどは左折して小さい流れに沿って
北に進む。
小さい橋を渡ったところで、地図上Diamond Wayと記された北東に向かう
フットパスを探すが、トウモロコシの芽が出たばかりでどこがルートなのか
よく分からない。
先方までよく見渡してみたら、かすかに踏み跡が伸びていた。ゲートを
越えた次の麦畑は、幅1mくらいのフットパスになっていて分かりやすい。
しかし、車道が近づいた辺りは、草が胸近くまで伸びていた。
車道を越えて羊の牧場へ。学校の横から少しずつ上っていたので、標高
180m付近まで上がり、次第に展望が広がってきた。
小屋の先で右折して今度は東南に向かう。前方右手にEbringtonの集落
が近づき、その手前に紫色の花が一面に咲く畑が見える。
Hidcote Roadという車道を斜めに横断して草地に入った。馬術の飛越
競技の練習場らしく、木の柵(さく)が幾つも置かれている。
紫色の花の咲く畑に向かって下り、さきほど横断したHidcote Roadに出て、
Ebringtonの集落に入った。
戸数は50戸前後かと思われる小集落だが、車道に沿ってかやぶき屋根
の家が10棟近くあり、いずれも花やつたで壁面を飾った趣ある家ばかり。
かやぶき屋根も複雑に切り込んだ家もあり、思いがけずの景観であった。
古い教会にも寄り、バス停そばの三差路にあったベンチに腰を下ろして
昼食にした。
そばにHolly Houseという新しそうなB&Bの宿と、急傾斜の屋根のパブも
あり、ちょうど2グループのウオーカーも来ていて、この小集落にもウオー
カーがかなり訪れることが知れた。 (続く)
きょうは気温は30℃まで上がらず、湿度も低めで過ごしやすい1日でした。
引き続き、英国・コッツウオルド周辺のレポートです。
2006年7月11日(火) 快晴後晴
チッピングカムデンフリータイム
=チッピングカムデン周辺のフットパスを歩く=
今日も、3度目のフリータイムなので、一人でチッピングカムデンの
東から南側の集落を、時計回りで歩くことにした。8時25分に宿を出る。
古い家並みが切れ目無く続く中心街を北東に向かう。
昨日ゴールしたコッツウォルド・ウェイの始終点そばに、マーケットホール
と呼ぶ、四方が解放された石造りの古い建物がある。
1627年に、乳製品などこの地方の産物の商取引のために建てたもので、
ナショナルトラストとして保存され、現在もチャリティマーケットなどに利用
されているという。
三差路を右折して進むと、切妻屋根が二つ続き、ちょうどWを逆さにした
ようなかやぶき屋根の家があった。
次の三差路に向かうと大きな塔屋の教会が正面に近づいてきた。
セントジェームス教会で、15世紀に建てられたゴシック様式の教会、真下
から見上げる塔は大きくて見ごと。
広い芝生広場にたくさんの墓石が並び、片隅にサクランボが赤い実を
付けていた。
教会の西側から北へ向かい、チッピングカムデン中高等学校の東に回る。
校舎の北側には、200×300mくらいの全面芝生に覆われた広いグランドが
あり、女子中学生がクリケットをしていた。
グランドの先は麦畑の端を進むフットパス。草もかなり伸びているので、
かき分けながら進んだ。
「Heart of England Way」と記されたフットパスへ。麦畑を抜けて、まだ小さ
いが地平線まで続く広大なキャベツ畑へと進む。
ちょっとだけ林の横を通過、その林の中を鉄道線路が通過し、フットパス
の下はトンネルで抜けている。
すぐ先がSheep Lipの小集落、フットパスは90度近く右折して南東へと
向かう。
羊の牧場の真ん中を抜け、こんどは左折して小さい流れに沿って
北に進む。
小さい橋を渡ったところで、地図上Diamond Wayと記された北東に向かう
フットパスを探すが、トウモロコシの芽が出たばかりでどこがルートなのか
よく分からない。
先方までよく見渡してみたら、かすかに踏み跡が伸びていた。ゲートを
越えた次の麦畑は、幅1mくらいのフットパスになっていて分かりやすい。
しかし、車道が近づいた辺りは、草が胸近くまで伸びていた。
車道を越えて羊の牧場へ。学校の横から少しずつ上っていたので、標高
180m付近まで上がり、次第に展望が広がってきた。
小屋の先で右折して今度は東南に向かう。前方右手にEbringtonの集落
が近づき、その手前に紫色の花が一面に咲く畑が見える。
Hidcote Roadという車道を斜めに横断して草地に入った。馬術の飛越
競技の練習場らしく、木の柵(さく)が幾つも置かれている。
紫色の花の咲く畑に向かって下り、さきほど横断したHidcote Roadに出て、
Ebringtonの集落に入った。
戸数は50戸前後かと思われる小集落だが、車道に沿ってかやぶき屋根
の家が10棟近くあり、いずれも花やつたで壁面を飾った趣ある家ばかり。
かやぶき屋根も複雑に切り込んだ家もあり、思いがけずの景観であった。
古い教会にも寄り、バス停そばの三差路にあったベンチに腰を下ろして
昼食にした。
そばにHolly Houseという新しそうなB&Bの宿と、急傾斜の屋根のパブも
あり、ちょうど2グループのウオーカーも来ていて、この小集落にもウオー
カーがかなり訪れることが知れた。 (続く)