あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

2023年の年の暮れに

2023-12-31 16:46:12 | Weblog
 2023年12月31日(日)

 今年も大晦日を迎えました。

 この1年、当ブログも多くの皆さんにご御覧いただいたこと、深く感謝申し上げます。 

 2024年が、皆様にとってよりよい年となりますよう、お祈りしております。

 また、異常気象などによる災害も減り、世界各地での紛争が治まり、穏やかな1年であ
りますようあわせて祈っております。            ありがとうございました。



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所澤神明社へ2023年末の参拝に(埼玉・所沢)

2023-12-29 18:22:56 | 所沢だより
 2023年12月29日(金)

 前回の投稿で今年は終わりにするつもりだったが、今日は前回少しだけ触れた所澤神明
社に参拝したので、そのことを。

 国道463号線の宮本町交差点から峰の坂交差点を経て、背後から回るように進んで東
側の鳥居から所沢の総鎮守、所澤神明社境内へ、
 
     鳥居には「迎春」の幕が張られ、足もとには門松も。
     

 鳥居をくぐると、本殿の東側が望まれる。


 正面に回って拝殿に参拝し、今年1年なんとか無事に過ごすことが出来たことに感謝し、
来年も連れ合いともども健康が維持できるよう祈願した。



 順序が逆たが手水舎に回ると、このような花手水が。


     




 拝殿の手前右手には、前回紹介した市内の熊手などの製造販売をする(株)面亀のテント
が設けられ、熊手やしめ縄などを販売している。


 (株)面亀のテントは新年にはいつも、拝殿前左手の狛犬のそばに設けられる。

 拝殿の左手に並ぶ摂社にも、年末の参拝に訪れた人が。


  上側の階段を下って中段の広場へ。左手の社務所際に下がる葉には色づきが残る。
     

 中段右手(西側)には、「おかまじめ」案内の張り紙が。知らなかったが、冬至の12
月22日から30日まで行われるよう。
   
 そういえばお札所に来た人は、この「おかまじめ」のお札をいただきに来られたようだ。


 西側の中断階段近くの大きなシャクナゲには、狂い咲きした花の名残が見られる。
 
 
 もう一度拝殿をふり返り、正面の鳥居に向かって下る。


     
 南側、正面鳥居際の大ケヤキの根元には大きなこぶが。見上げる枝はすでに葉を落とし
ていた。
          

 鳥居際では、新年を迎えるためのちょうちんの飾りつけ中。


 所澤神明社を後にして、東南側にあるスーパー・ヤオコーに向かう。


 手前の旧市役所庁舎際の電線には、たくさんの鳩が並ぶ。


 ヤオコーで買物を済ませて元町交差点を渡ると、交差点際の広場にしめ飾りの出店が。


 わが家近くに戻り、ふと東川(あずまがわ)を見下ろしたら、カワセミが目に入る。

 何回かシャッター切ったが、この程度のピントでしか捉えられなかった。


 東川沿いは四季を問わず30年くらい歩いているが、カワセミを見たのは初めてのこと。
2023年末での嬉しい出来事だった。




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「野老澤町造商店」で正月の羽子板・熊手・人形などの企画展(埼玉・所沢)

2023-12-28 21:58:45 | 所沢だより
 2023年12月25日(月)

 午前中の市内ウオーキングの途中、元町交差点際にある所沢市中心市街地活性化拠点施
設「野老澤町造商店(ところさわまちづくりしょうてん)」(通称「まちぞう」)に入り
ました。


 12月17日(日)から来年1月17日(水)まで開催中の企画展「お正月 熊手・羽子
板・エトセトラ」の観覧が目的です。
   

 この企画についてのパネル


 まずは左手に並ぶ「所沢押絵羽子板」、大きさは横10㎝、縦8㎝、高さ24㎝で、所沢人
形協会加盟の倉片人形が制作したもの。


 なお、この施設は古民家を活用しているので照明の照度が低く、さらに左手や正面壁面
などは壁面を黒布で覆っていて、展示物も少し見にくいかもしれませんがご了承下さい。



     

          

     

          
    



     奥には大きな羽子板とミニサイズ、ほかの飾りものなども。
     



     





     








     右手は、販売している飾りものなど。
     

          














 この中の「健康長寿」の豆だるま(300円)を購入しました。

 
 右手窓際は、豆だるまや所沢を代表する熊手などを製造する「麵亀(めんかめ)」のミ
ニ熊手が。




 ちなみに、近くにある所沢総鎮守の所澤神明社では、除夜の鐘が鳴り始める元旦の午前
0時から「日本一早い熊手市」が開催されます。


 道路側にも、小さな人形などが並んでいました。


 なお、ここ野郎澤町造商店は、年末年始の12月28日(木)~2024(令和5)年
1月3日(水)まで休業です。

 この後、所沢駅の方向に向かって所沢銀座通りを進むと、所沢銀座商店街の人が、所澤
神明社の初詣のぼりを掲示していました。
     


     その先は、もうのぼりが並んでいます。
     

 初詣のぼりを見ると、今年も残り少なくなったことが実感させられました。

 当ブログの投稿も、これが今年最後になるかもしれません。




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二つの親水公園を結んで西葛西駅へ(東京・江戸川)

2023-12-25 22:48:29 | 江戸・東京を歩く
 2023年12月8日(金) 〈後半:新左近川親水公園から新長島川親水公園へ〉

 午前中、東京メトロ東西線の葛西駅際にある地下鉄博物館の観覧を終え、正午過ぎに退
館した。今日は穏やかな快晴なので、この後は二つの親水公園を歩き継いで西隣の葛西駅
に向かうことにする。


 すぐ西側の都道318号・環七通から東京メトロ葛西駅をふり返り、南に向かう。


     街路樹のプラタナスは、まだ落葉していない。
     


 400m近く進んで都道450号・清砂大橋通を横断する。こちらは西側↑、こちら↓
が東側。



 さらに進むと、近くの住宅のモミジが鮮やか。


   駅前から900mほどの仲町会館入口交差点を右折して、左近川親水緑道へ。
     

     
          右岸沿いに「健康の道」と名付けた緑道が続いている。
          

     

 流れは静かだが、水は澄んでいた。



 少し歩いて木の橋を渡って左岸沿いの緑道へ。


     「うたう」という野嶋久美子氏作品
     





 アシの増えているところも。







 堀江並木通と呼ぶ車道を横断する。↓は北へ向かう道。


   その先は小公園になっていて、「わたしは未来」と題する森野政順氏作品が。
     

 流れはその公園下を暗渠になっていた。


 再び右岸(南側)に回り、さらに上流へ。



 対岸に江戸川区のコミュニティ会館が見える辺りは、アシがかなり伸びていた。


     


 その先は流域が広がり大きな池になり、周辺一帯は新佐近川親水公園である。


 沿道のソメイヨシノの中には、紅葉の残る木も。


 左手の少し高いところは「葛西ラグビースポーツパーク」になっていたので、西端の階
段を上がってのぞくと、人工芝のグランドになっていた。



 そこから見下ろす、左近川親水公園の東側↑と西側↓




     



 池が狭くなり右手へとカーブし、南北に走る中左近橋下へ。


    池際に咲くツワブキ
    

 中左近橋下から上流側を



 橋の先が左近川親水公園の中心部のよう。 左側の築山に上ってみた。


 新佐近川の北側に並ぶ中層マンション群。


 その右手〈東〉は江戸川区立新田小


 さらにふり返ると中左近橋周辺が。


 新左近川右岸の遊歩道をさらに進んでふり返る。


 再び新左近川の流れは広がるが、流れはほとんど感じられず静かな水面。


     
     時計塔のある辺りまで進むと、モミジが数本彩りを残していた。
     

     




 すぐ先、車道の新左近橋と、その上の歩道橋、葛西かもめ橋の手前の水面はカヌー場に
なっていて、練習中のカヌーも望まれる。


 ここで新佐近川親水公園に分かれ、葛西かもめ橋を渡って西葛西駅方面に向かうことに
した。 

 
 橋からの上流側 


 右手が歩いてきた右岸沿い。


 下流のカヌー場など。




 橋の上に並ぶカモメ



 橋の欄干には、昔の左近川沿いの風景や生活などが浮き彫りに。




 橋を渡り終え、北に延びる新長島川親水川公園沿いの遊歩道へ。


     


 大きなセンダンの木に実がいっぱい。


 緑道の足もとには、たくさんのツワブキが咲く。



 豊富な樹林帯が続き、モミジも残る。




     

     
     かなり落葉した大ケヤキ
     

 右手に江戸川区球場が近づく。



 球場のバックネットの背後で、東西に走る清砂大橋通に合する。歩道橋でその上を越え
て右手に回り、眼下の総合レクリエーション公園に下る。


 大きな「区画整理完成記念之碑」下から「子供の広場」の北東端で公園を北東に抜けて
左折し、西葛西駅方面に向かう。


 昼食場所を探しながら 駅近くまで進み、駅のすぐ近くにあった「ガスト」に14時10
分過ぎに入り、ネギトロ丼 味噌汁・漬物付き(税込950円)を注文する。

     
   まもなく、ロボットが運んできたので受け取り、遅い昼食を済ませた。


 葛西駅同様に高架になっている西葛西駅前へ。



 駅前広場の一角で山形県鶴岡市の直売テントが数張りあったので一巡し、そのひとつで
とちもちを求めた。


     

 ちなみに、今歩いてきた新長島川親水川公園の中ほど、東側にある「新田の森公園」に
は「鶴岡江戸屋敷」というのがあり、江戸川区と鶴岡市は学童疎開が縁で友好都市になっ
ているという。
 
 
 14時43分に東京メトロ東西線の西葛西駅に着き、14時51分発上り電車に乗る。


(天気 快晴、距離 5㎞、地図 江戸川区散策ガイド「えどぶら」の「葛西エリア」図)

 


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地下鉄博物館「丸ノ内線開通70周年展 建設編」など観覧(東京・江戸川)

2023-12-21 17:50:26 | 鉄道
 2023年12月8日(金) 〈前半:地下鉄博物館の観覧〉

 第2次大戦の開戦から82年になる今日は、初めての地下鉄博物館の観覧に行く。一番
の目的は、3日前から開催中の「丸ノ内線開通70周年展 建設編」である。

 なぜかというと、昭和29(1954)年1月20日の開通当日に私は、その丸ノ内線
の最初の開通区間、池袋~御茶ノ水間を記念乗車券で乗車したから。 

 博物館の紹介前に、まずはその記念乗車券を。最初は当日、池袋~御茶ノ水間を乗車し
た記念乗車券
       

       こちらは、もう1枚買って未使用のもの。
       

 この日は、開通した丸ノ内線に乗るためだけに出かけたので、御茶ノ水駅からは普通乗
車券を買い、池袋駅まで戻ったと思われる。当時は、西武池袋線の練馬駅から10分ほど
の伯母の家に下宿していた。


 さて、地下鉄博物館は東京メトロ東西線の葛西(かさい)駅そばにあるので、自宅を9
時22分に出る。西武池袋線で池袋へ、東京メトロ丸ノ内線にて大手町で東西線に乗り換
え、葛西駅には10時59分に着いた。

 地下鉄だが、葛西駅の周辺の線路は高架上に敷設されている。


 高架下の中央出口を出て、直交する環七通りを横断した東側の高架下が地下鉄博物館。



 南側に回り込むと館の入口がある。


     


 無人の売場でチケット(220円)を求め、駅の自動改札口のような入口から館内に入
り、まずは左手へ。

 
 私が長い間、通勤に利用した懐かしい丸ノ内線の301号機。


 こちらは、日本最初の地下鉄車両1001号車で国指定重要文化財になっていた。


  
     壁面には、東京の地下鉄の歴史を年代順に掲示している。




     
         「地下鉄の父」と呼ばれた早川徳次氏像
             
 
 丸ノ内線の車輌内には、入ることが出来る。

 この車輌には空調設備があるようだが、初期の車両は扇風機だけだったように記憶して
いる。

  経済産業省の「近代化産業遺産」になっている、ターンスタイルの自動改札機
     

 最初の車両、1001号車には入れないが、中をのぞくと。


 歴史年表のパネルや古い看板、駅名標、広告など見ながら折り返す。


 上野駅









    その先の資料や 古い用具、切符、記念乗車券など。












 冒頭に紹介した、丸ノ内線池袋-御茶ノ水間の開通記念乗車券(左上)もある。










     





 御茶ノ水駅周辺の地上と地下模型


 深夜作業用の軌道モーターカー


 現在の東西線の運行状況を表示するモニター


     トンネルの掘削に使われた巨大なシールドマシン
     


 館内中央部の一角が、特別展「丸ノ内線開通70周年展 建設編」の展示コーナー。




 撮影可能だったが、転用、再利用などの二次利用はお断りだったので、写真や図表など
のアップは止めて、コーナーのイメージのみを紹介する。





 パネルは、丸ノ内線の建設、建設で使用された工法、採用された新技術、70年の歴史、
略年表などが、詳細な路線図や写真を中心に展示されていた。

 特別展会場の先方や周辺の常設展示も一巡する。

 経済産業省の近代化産業遺産に選定されている100形(129号)車両


     

          

     







 12時10分過ぎに地下鉄博物館を退館した。


 この後は、環七通りを少し南下して西へ、2つの親水公園を巡って西隣の西葛西駅を
目指すことにする。 〈続く〉

 



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「鉄道博物館」へ 大人の休日倶楽部の招待で(さいたま市北区)

2023-12-17 22:46:10 | 鉄道
 2023年12月5日(火)
 
 JR東日本の「大人の休日倶楽部」で募集した鉄道博物館の無料招待に当選したので、
招待当日の今日、連れ合いと観覧に行くことにした。

 自宅から最寄り駅近くまで行き、肝心の招待券を忘れてきたことに気づき自宅に戻り、
予定より25分ほど遅れて西武池袋線上り電車で池袋へ。JR池袋駅から10時41分発
湘南新宿ライン宇都宮行きに乗り、大宮駅に11時07分に下車する。


 JR大宮駅から埼玉新都市交通・ニューシャトルの始発駅・大宮駅に回って11時30
分発下り電車に乗る。


 次の鉄道博物館駅に11時22分に下車した。




 鉄道博物館は火曜日が休館日、今日は大人の休日倶楽部の無料招待者だけの貸切になっ
ている。



 駅の改札を出て、ニューシャトルの高架下を館の入口に向かうところにも展示物がある。


     記念撮影用、SL D51 426号機の先頭部。
     

 11時40分頃に鉄道博物館に入館して、無料招待の案内状と大人の休日倶楽部会員証
を提示した。


 なお、通常の当日入館料金は1,330円だが、来年度2024年4月から1,600円
に値上げの予定。

 当館には、大人の休日倶楽部の招待で私は4度目、連れ合いは3度目になる。

 2人とも加齢が進んで長く歩くのがきつくなっているので、以前に見た主要展示のエリ
アは後にして、まずは本館2階「スペシャルギャラリー1」で開催中の、企画展「大機関
車展」会場へ。
     

 会場内は撮影禁止になっていたので、リーフレットからその内容など。


     企画展を観覧後、その先にあった「コレクションギャラリー」へ。
     

 ここには、かつて東京・神田万世橋にあった初代の鉄道博物館が開館以来約100年間
収集してきた、鉄道関連資料の一部が展示している。

 関連深いものを各々のエリアに揃えてあるが、かなり雑多に展示してあるのでそれらの
一部を。


     



     国鉄やJRだけでなく、東京都電や地下鉄などのコレクションもある。
     





     





     

 1951年頃の急行列車の座席


 1902年頃の車両の座席






 第2次大戦後、進駐軍の専用車両用のヘッドマーク


 自分が利用した車両や求めたものなど、懐かしい品々が多々あり、興味深く眺めた。

     
 さらに先の「科学ステーション」のエリアもザッと見た。



 その後、2階屋外に出てそばを走るJR高崎線やニューシャトル↓などを短時間眺める。


 13時を過ぎたので館内に戻り、昼食の出来る南4階の「ビューレストラン」に向かう
ことにした。


 途中、2階本館上の回廊から車両展示エリアを見下ろしながら南館方向へ進む。





 4階の「ビューレストラン」に入り、大宮ナポリタンのドリンクセット(1,400円)
で昼食とする。



 食後、レストラン横の屋上庭園「トレインテラス」出て周辺を眺めた。


     大宮駅からさいたま新都心駅方向
     


 保線工事用の車両だろうか・・


 県営大宮公園の森や県営野球場の照明塔など


 今日は曇天で気温も10℃に届かず寒いので、わずかの時間で室内に戻った。


 南館3階に下り、南館と本館間の眼下の眺め。


     
 3階の一角、かわずかなスペースで、「ニューシャトル開業40周年 懐かしの写真展」
を開催中だったので、観覧する。





     写真のほかに、記念切符も。
     


 昨年(2022)12月21日、天皇・皇后両陛下が来館時に乗車された車両のヘッド
マーク。


 南館3階の多くを占める「歴史 HISTORY」エリアでは、日本の鉄道技術の進化をたど
る展示をしており、鉄道開業以来150年の課程を実物資料や写真などで解説していて、
以前にも観覧しているが、興味深いものも多いので一巡する。

     ここではたくさん撮ったが、その一部をおおむね年代順に。
     

 開業当初の乗車券


 鉄道旅客貨物賃銭表(複製) 1874(明治7)年






     





 戦後の輸送 日暮里駅に到着する列車




      

 上野駅の夜行列車に殺到した帰省旅客(1960年)










 日本国有鉄道 玄関銘板

 1949(昭和24)年の発足以来、東京・丸の内の旧国鉄本社ビル玄関に掲げられて
いた銘板。国鉄最後の日の1987(昭和62)年3月31日に取り外された。



 

 15時を過ぎたので、そろそろ退館することにして1階に下りて本館に向かう。途中に
は、ランチトレインと呼ぶ車内で持参の食事の出来る特急車両2編成が。


 反対側には、2階建て新幹線車輌「Max」も。



 本館1階の車両が並ぶエリアを抜けて入口方面へ。実物車両36両が展示されている。













 
     人車鉄道の小さな車両
     
 1922年11月から1928年3月まで、東北本線松山町駅から町の中まで約2.5
㎞走った松山人車鉄道の車両。 

     
 
 国指定重要文化財の1号機関車、旧暦1872年9月12日から新橋~横浜間を走った
イギリス製の蒸気機関車中、最初に完成したもの。
 

 15時35分頃、鉄道博物館を退館した。



 ニューシャトルの鉄道博物館駅15時44分発上り電車に乗り、次の大宮駅へ。

 JR大宮駅から16時13分発湘南新宿ラインで池袋駅へ。池袋駅17時00分発の西
武池袋線特急Laview号に乗り、18時近くに帰宅した。 

 なお、鉄道博物館についての詳しい情報は「鉄道博物館」のサイトをご参照下さい。
 
 


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師走初頭の航空記念公園 最後の彩り(埼玉・所沢)

2023-12-14 22:04:32 | 所沢だより
 2023年12月2日(土)

 今日の市内ウオーキングは、昨日から開催中の「第九回 楓の会 切り絵作品展」を観覧
しようと、市役所に向かいました。
     

 会場は1階の市民ギャラリーですが、この秋開催のほかの切り絵作品展同様、ネットへ
の掲載は禁止で、個人での観賞用の撮影のみ可能とのこと。

 一巡して撮影はしましたが、皆さんの力作を公開出来ないのが残念です。

 市役所1階中央部の市民ホールには、クリスマスツリーが飾られました。
     

 東側窓際には、市内で羽子板など縁起物を製造している「面亀」(めんかめ)で造られ
たと思われる羽子板が。




 傍らには、大きな「銀杏(いちょう)」の文字が描かれています。

 書道家・安田有吾さんという方の書で、「障害のある人もない人も 誰でもできる筆遊
びワークショップ」で書かれたようです。


  そばの市民ホールでは「障碍者作品展」を開催中なので、どうやらその初日に安田さん
が書かれたのかもしれません。


 なお、安田省吾さんのサイトはこちらから

 書の横の出入り口から市役所を出ました。東側の駐車場に立つイチョウは、もうほとん
ど葉が落ちてしまいました。
     

 このあとは、まだ紅葉・黄葉が残っているのではないかと思い、南側の航空記念公園に
入ります。

 市立図書館に向かう遠路沿いのハゼ



 これはハナミズキのよう。


 ソメイヨシノの葉


 モミジはよい彩りです。



 クヌギ



 こちらのモミジは、周辺を常緑広葉樹に覆われているのでわずかの太陽しか届かず、彩
りはいまひとつ。



     陽の当たるもみじはわずか。
     
 

 日本庭園の西側正面入口手前のモミジは、ピークを少し過ぎた感じ。




 入口前のエノキは、すっかり葉を落としています。

 
 日本庭園の北西端にあるモミジ


     
     日本庭園に入ると、例年同様に年の瀬に飾られる木製のトナカイが。





 南西側、樹林の中にある数本のモミジが良い彩りを見せていました。






     

          

     











     



    ナラやクヌギなどの黄葉も進んでいます。
    




 池の東側から東屋周辺をふり返り、東北側から日本庭園を出ました。

 
 公園中央部の、C-46輸送機背後のイチョウもよい彩り。
 

     
 中央部の放送塔下、ロータリー西南側の大イチョウは、葉が落ち始めていました。
          

 ロータリーから南に延びる広い園路沿いのカエデやモミジなど。


 さらに東進して、時計塔のあるロータリーから北に延びる園路沿いのイチョウ並木は、
左手(西側)はすっかり葉が落していました。




 少し戻り、花の丘の北東側にあるドウダンツツジの大株前へ。



 南に下り、梅林の北側にある数本のモミジの彩りを。










     
     そばの大イチョウ
     

 中央の園路沿いの彩りを眺めながら管理事務所横まで進みます。



 そばの南駐車場際の紅葉を眺めて、西新井町交差点から市街地中心部に向かいました。
     


 
 



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大宮スケッチ会 作品展と埼玉県立 歴史と民俗の博物館へ(さいたま市北区)〈後半〉

2023-12-11 22:42:25 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2023年11月22日(水) 〈後半・大宮公園と県立歴史と民俗の博物館〉

 大宮スケッチ会作品展を観覧してから武蔵一宮の氷川神社に参拝後、東側の門を出て、
12時30分頃、県立大宮公園に入る。

 そばの白鳥池の、中の島にある2本の大イチョウがよい彩り。

 
     池の東側にも2本、かなり色づいたイチョウが。
     


 公園の中央部に向かって北へ、売店の横を通過してアカマツやソメイヨシノの多いエリ
アへ。



 
     樹齢150年を超えるというシダレザクラは、もう葉を落としていた。
     

          近くに「皇后陛下行啓記念碑」がある。
          
 大正9(1920)年10月15日に、当時の皇后陛下が氷川神社に立ち寄られた記念
して建てられたよう。


 背後の、舟遊池の南側沿いの園路を西進する。 対岸の広葉樹は色づきが進む。
     

     池の北端付近の背後には、県営水泳競技場のスタンドが望まれる。
     



 池の北西端まで進むと、近くの大ケヤキがよい彩り。


   

 駐車場の中を抜けて、東側にある「埼玉県立 歴史と民俗の博物館」へ。
 

 構内に入ると、右手には復元された弥生時代の住居がある。



 館内では、特別展「縄文コードをひもとく」を開催中。
      

      入館して、まずはこの特別展会場へ向かう。(観覧料600円)
               


 特別展示室の手前の季節展示室では、最近配布を始めてらしい「埼玉縄文カード」関連
の展示が。








 特別展の会場近くで埼玉縄文カード6枚↑をもらい、特別展会場の特別展示室へ。

 県内の、ほかの博物館での配布場所と配布カードは以下の通り。




 配布期間は2024年1月14日(日)までだが、なくなり次第、配布終了とのこと。 



 さて、「縄文コード」とは何のことだろうか・・・ この特別展のリーフレットには、
以下のように記されている。

『埼玉県には多くの縄文時代の遺跡があり、発掘調査で膨大な数の縄文土器が見つかって
います。本展では埼玉県を代表する縄文遺跡や最新の調査で出土した縄文土器を一堂に展
示し、形や文様、衣装に注目して縄文土器にこめられた縄文人の思想〔縄文コード〕をひ
もときます。』

 最初の展示コーナー「プロローグ モースが見た縄文コード」から


















 「Ⅱ 縄文コードをひもとく」の展示から


































     
     『エピローグ 最後の縄文土器』のコーナー




 一巡したが、たくさんの縄文土器や説明資料があり、さほど縄文土器について理解して
ない自分としては、よくこれだけの資料と実物を集めたものだと感心するばかりだった。

 会場で入手の「展示資料一覧」によれば、展示された資料数(土器や深鉢など)265
点、取り上げた遺跡は49遺跡で、何れも埼玉県内のもののよう。



 13時40分頃、特別展会場を出た。まだ昼食前だったので、とりあえず昼食をするこ
とにして、2階西側にあるレストランに回る。

 もう、テーブルには1グループしかいなかった。

 品切れのメニューもあり、チャーハン(650円)を注文して遅い昼食を済ます。


 このあとは、何度も観覧してはいるが常設展示室もひととおり回ることに。目についた
展示をいくつか。




     





     

          

     













  


 一番上は、昭和20(1945)年8月14日深夜から15日未明にかけての熊谷空襲
で米軍が投下した爆弾中の不発弾。

 ちなみに、当時私は熊谷市の南西10㎞余りの農村に住んでいて、あの夜、熊谷空襲で
東北の空が一面赤くなっていたのを覚えている。 



     



 14時35分頃、県立歴史と民俗の博物館を後にした。

 

 県立大宮公園の北部、舟遊池の北側沿いの黄葉、紅葉を眺めながら園路を東進する。
     





 池の東端付近まで進んだ。いままでは、いつも大宮公園を南に抜けて大宮駅に戻ったの
だが、加齢に伴いかなり疲労が感じられるので、今日は最寄りの大宮公園駅に向かう。


 北に向かって進み、15時06分に東武アーバンパークライン(野田線)の大宮公園駅
に着いた。



 15時08分発、大宮行き上り電車で帰途につき、JR京浜東北線、武蔵野線、西武池
袋線と乗り継ぎ、暗くなった16時48分頃帰宅した。
  



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大宮スケッチ会 作品展と埼玉県立 歴史と民俗の博物館へ(さいたま市北区)〈前半〉

2023-12-07 21:06:08 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2023年11月22日(水) 〈前半:大宮スケッチ会作品展と氷川神社〉

 いつも案内をいただいている、カントリーウオークグループの仲間だったTさんから、
今回も「第16回 大宮スケッチ会 作品展」の案内が届いたので、穏やかな晴天となった
初日の今日、観覧に行くことにした。

 自宅を9時35分に出て、西武池袋線からJR武蔵野線と埼京線を乗り継ぎ、大宮駅に
10時51分に着いた。


     東口に出て左手にすぐ、飲食店の並ぶ細い路地を東に抜ける。
     

 旧中山道を北に少しで東北に伸びる↓オレンジロード(一の宮通り)を進み、二ノ鳥居
前の交差点からケヤキ並木の伸びる氷川参道に入る。
     

 交差点の南西側、参道のケヤキがよい彩りに。



 二の鳥居をくぐり、大きなケヤキが両側に並ぶ参道を進む。


 右手には、名代氷川だんごの店が。



 ケヤキの間に植えられたモミジもよい彩り。


     ケヤキなど、落ち葉などを集めるリヤカー
     

          

 
     間もなく、目的地の「氷川の杜(もり)文化館」の前へ。
     

     
 孟宗竹林の間を進み、11時30分頃「第16回 大宮スケッチ会作品展」の会場に入る。



 大宮スケッチ会は、「屋外に出かけて新鮮な空気を吸い、気軽にスケッチを楽しむ会」
のよう。今年は、川治温泉方面にスケッチ旅行をしているという。















 
 今回は15人の会員が、ひとり2~4点ずつ、あわせて47点の作品を出展していた。








     


 何れも、水彩画の彩りを生かした埼玉県内や東京、栃木、群馬などの風景で、私も訪ね
たところがほとんどなので、懐かしく拝見した。
     

           

     







     



     









    

     



     



     

  



 正午近くに氷川の杜文化館を後にした。


 この後は、いつものように氷川神社に参拝して、県立歴史と民俗の博物館に向かうこと
にする。氷川の杜文化館に隣接して、朱塗りの小さな社がある。
     





 黄葉の続く参道に入り、間もなく三の鳥居をくぐり、武蔵一宮の氷川神社境内へ。

 

 左手、大きな案内図の近くには国家君が代に詠まれている「さざれ石」が。



 近くには、比較的新しい「戦艦武蔵の碑」も。 



 右手の神楽殿には、地元のJリーグ2部のチーム、大宮アルディージャが年初に奉納し
たらしい「必勝祈願」の掲額が。

 だが今シーズン、チームは健闘むなしく下位に低迷、来シーズンの3部降格が決まった。

 そばに、埼玉県酒造組合加盟の各酒蔵からの奉納酒樽も。


     左手には「明治天皇御視察百五十年祭記念碑」が。
     

     
     樹間から上池を見ながら朱塗りの橋を渡り、楼門を入る。





 正面に舞殿が、その奥が拝殿である。舞殿前には七五三詣での記念写真用パネルが。


 拝殿前には、七五三詣で用のテントが残る。


 拝殿の右手前、御札所前の七五三用の奉納絵馬飾り。


 絵馬掛けには、おびただしい数の絵馬が掛けられている。
     

     
     こちらは、ほかでは見たことのない「ふくろ絵馬掛け」。



 楼門を入った内側の回廊沿いには、生け花がたくさん奉納されていたので一巡する。





 それらの幾つかを。












     

 東側の門から氷川神社を出て、この後は東側から背後に広がる県立大宮公園へ。

                                  〈続く〉



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醤油の町 野田の茂木本家美術館と郷土博物館など(千葉・野田)〈後半〉

2023-12-03 18:29:46 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2023年11月16日(木) 〈後半:野田市郷土博物館と市民会館の観覧〉

 茂木本家美術館の観覧後、流山街道沿いのそば店で昼食を済ませ、郷土博物館などの観
覧に向かうことにした。

 昼食をしたそば店の隣に、古い洋館が目につく。「興風会館」で、昭和3(1928)
年に建設されたロマネスクを加味した近世復興式の建物。当時は、千葉県庁に次ぐ大建築
物といわれていたとか。
     
 現在は、最大652人の観客席の大講堂や集会場などがあり、講演会や展覧会、映画会
などが開催されるようで、平成9(1997)年に国の登録有形文化財になったという。

 この日は「野田美術会チャリティー展」を開催中だったが、入館は省く。

 流山街道をさらに北北西進み、キッコーマンンの本社ビル前を通過する。

 その先にも、古い洋館の建物があった。入口には「(株)千秋社」の表札があり、平成
19年(2007)度に経済産業省から認定された「近代化産業遺産」のパネルもあるが、
詳細は記されてない。


 次のT字路を右折して東へ、ファミリーマートやキッコーマン環境分析センターの先で
T字路を左折すると、北西側は野田児童遊園公園になっている。

 公園の北西側、大イチョウの奥に小さいが鎮守の森があるが、柵があり入れない。

 金寶殿本社と呼ぶ建物で、キッコーマン一族の茂木佐平治家のものらしい

 その説明パネル


 柵の外から金寶殿の精巧な木彫を眺めた。



 傾斜した手水舎にも、精巧な木彫が施されている。


 一角には、大きく傾くクスノキの老木も立つ。


 交差点の東側や北側には長い塀が巡らされ、東側すぐ先に寺院のような立派な門がある。


 その広い敷地内に野田市郷土博物館と市民会館があるようなので、13時55分頃に門
を入った。 





 「野田市郷土博物館 野田市市民会館」リーフレットから↑地図と↓敷地全体図

 
 門内は豊富な植栽があり、ここが郷土博物館や市民会館とは想像しがたい。


 まずは、門を入り左手奥にある野田市郷土博物館↓を観覧することに。


 郷土博物館の手前にあった、醤油のもろみをしぼる際に使われたという吊り石。


 郷土博物館前には、醤油のもろみをかき混ぜるために使われたという空気圧縮機が。


 野田市立郷土博物館のリーフレットに掲載の館の概要(入場無料)




 受付の左手にある展示コーナーでは、今年度の特別展「野田の剣術・剣道史」を開催し
ていた。
     
     そのリーフレットの表↑と裏面から




















     



 詳細に観覧したわけではないが、明治から昭和にかけて、野田では剣術や剣道が隆盛だ
ったことがよく理解できた。




 このあとは2階に上がり、回廊状の常設展示「野田に生きた人々の生活と文化」を観覧
する。




     


 目に着いた展示を幾つか。やはり醤油に関する展示が多い。




























     
 第二次大戦を終戦に導いた首相・鈴木貫太郎は、市内の関宿(せきやど)に住んでいて、
以前のウオーキングでその自宅横を通った記憶がある。
           



 この郷土博物館の建物は、2年前に国登録有形文化財となったという。

 最後に観覧したコーナーで紹介されていた、当館の設計者・山田守の設計した都心の大
手町にあった建物が、私の昭和30(1955)年代前半の勤務先だったことも思い出す。

 一巡後、受付の方(館長さん?)に話したら大変興味を示され、当館でも近年に山田守
氏関連の特別展を開催したと教えいただいた。

 開館は、現在の上皇ご夫妻の結婚翌年の昭和34(1959)年とのこと。その上皇ご
夫妻の結婚式当日には行列を見たことも申し上げる。

 私が所沢から来たことも受付時の記名でご存じで、ご実家の墓地が埼玉県中部にあると
も言われ、私が中学生まで近くの町で育ったことなど話し、思いがけずの縁に話が弾んだ。

 14時40分頃郷土博物館を出た。私の入館中、ほかに観覧者の来館は無かったよう。

 館前にはこんな展示も。(醤油仕込桶の底板)


 このあとは、東側にある市民会館の観覧に。

 市民会館というと、コンクリート造りのビルが想定されるが、なんとここは野田の醤油
醸造家だった茂木佐平治氏の邸宅で、市民の文化活動の拠点として活用され、合わせて見
学施設(無料)にもなっている。  リーフレットから↓


 玄関を入ったところに掲示の建物のレイアウト


 建物は、登録有形文化財と近代化産業遺産に認定されている。


 まずは玄関を入ったところの展示






 レイアウトに従い、廊下沿いに反時計回りに一巡する。目についたものを展示物などを
含めて順次紹介する。

 当館では将棋のタイトル戦も実施されたとか。これは第26期竜王戦対局者のサイン。








     






















 建物内を一巡後、玄関を出て左手の門を入って庭園へ。庭園も国登録記念物である。
















 ゆっくりと市民会館とその庭園の観覧を終え、15時05分に門を出た。同じ時間帯の
観覧者は4~5組の10人前後だったかと思われる。

 日没が早くなっているので今日の観覧はここで終え、駅に向かうことにする。
 
 東に向かい、T字路を右折してスーパー・コモディイイダ前を通過し、次のT字路を左
折すると空き地の向こうに駅が見えてきた。


 
 間もなく開設と思われる改築された高架下の駅舎前を進み、15時17分に野田市駅の
仮駅舎に着いた。


 2階のホームへ向かう連絡通路に、昼食前に寄った野田せんべいの「大川や」のシンプ
ルな広告がある。



 2階のホームに上がると、西方に夕暮れの近づく気配が望まれる。アンテナ塔は、野田
市下町交差点の南側にあるNTT東日本のもの。
     

 15時26分発の急行電車で大宮に向かい、大宮、南浦和、新秋津から秋津へと乗り継
ぎ、すっかり暗くなった17時33分に帰宅した。                

 


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