あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

ヤオコー有楽町店で おれおれ詐欺防止キャンペーン(埼玉・所沢)

2021-04-30 18:36:56 | 所沢だより
 2021年4月30日(金)

 今日正午過ぎに市内ウオーキングの後半で、所沢市街中心部にあるスーパー、ヤオコー
有楽町店に行ったら、出口付近で埼玉県警の「おれおれ詐欺防止キャンペーン」を開催し
ていました。








 買い物を終えて出てきた人に、メロンパンも入った「おれおれ詐欺防止キャンペーン」
用リーフレット入りの袋を配布していたので、私もひとつもらいました。


 現場に取材に来られていて声を掛けられたNHKさいたま放送局の方に聞くと、このよ
うなキャンペーンは県内でも初めてのよう。

     

      立ち会っていた埼玉県警のマスコット「ポポ美ちゃん」
     

      もらった、リーフレットやメロンパン入りの透明ポリ袋
     

     メロンパンは、市内に工場のある山崎製パン埼玉工場の協力によるもののよう。
       

     リーフレットを入れたクリアファイルの表面
    

           その裏面
          

       これは、電話機の前などに張って注意を促すための防犯シール
      

 注意を促すリーフレット


       リーフレットの裏面
      

 ちなみに、わが家ではリーフレットに記されているように、在宅中も留守番電話に設定し
て、相手の分からない人からの電話には出ないようにしています。

 また、平日の夕方、NHK総合TV 18時台の「首都圏ネットワーク」の後半「STOP詐
欺被害! 私はだまされない」をいつも視聴しています。

 もしかして、今日の様子がこの「首都圏ネットワーク」で放映されるかもしれないなと考
えましたが、うっかり見逃しました。
 
 高齢者の皆さん、ますます巧妙になってきた「おれおれ詐欺」の被害を受けぬよう、お互
いに注意しましょう。    




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新緑に覆われた白金台の自然教育園へ(東京・港区)

2021-04-27 18:34:35 | 江戸・東京を歩く
 2021年4月23日(金)

 先週検査してもらったところ治療する虫歯が見つかり、今日その治療に品川駅東口の歯
科医院に再び出かけて、正午頃に治療は終わって。

 都内には「まん延防止等重点措置」が適用中でああるが、密になる可能性はほとんど無
いので帰路にJR山手線目黒駅で下車して、12時20分に東口を出て白金台にある「国
立科学博物館附属 自然教育園」に向かう。


 都道312号線・目黒通りを東北に少しのところに、誕生(たんじょう)八幡神社があ
った。社殿は急階段の上にあり、文明年間(1469~87)に筑後(福岡県)の宇佐八
幡から勧請(かんじょう)されたよう。


 その階段下両側に2本のイチョウの古木が立っていた。こちらは右側のもので幹回りが
3.25m、樹高14.5mとか。左手もそれに近く、ともに樹齢250~300年と推
定され、2本とも品川区指定天然記念物になっている。
     
 ちなみに、この辺りは品川区上大崎3丁目である。

 すぐ右手背後には、真言宗瑠璃光寺がある。この辺りは、寛永の頃(1624~44)、
松平讃岐守がこれから行く自然教育園や庭園美術館のところに下屋敷を造営するにあたり、
讃岐(香川県)が生んだ偉人、弘法大師の御寺を建立することにしたのが起源と伝えられ
ているよう。
 
 現在の本堂は、天保の改革を断行した水野越前守忠邦が千駄ヶ谷の屋敷内に建立したの
を天保15(1844)年に移築したもので、安政の大地震や関東大震災、第2次大戦に
も耐えて今日に至っている貴重な建造物のようだ。

     
 上を首都高が走る都道の上大崎交差点を渡ると新緑の木々に覆われ、すぐ先が東京都庭
園美術館で、こちら側は港区白金台5丁目になる。


 東側に接するのが今日の目的地、国立科学博物館附属 自然教育園で、12時32分頃入
館した(入館料 一般320円、高校生以下と65歳以上は無料)


 園内地図に従い、右下の管理棟から入って路傍植物園を抜け、左手の水鳥の沼を経て北
へ、武蔵野植物園から森の小径を回り、水生植物園を一巡して路傍植物園方向に戻ること
にした。


 管理棟近くに立つ、この地の歴史


 まずは豊富な樹林に覆われ路傍博物園を進む。樹林下の園路の両側にたくさんの花が育
っているが、まだ咲く花は少ない。












     

 ここが都心とは思えぬ豊富な樹林に覆われている。


      ビューポイントになっているシイの巨木
     

           こちらは大きなモミジ
          




 最初の分岐を左へ、水鳥の沼に向かう。







 水鳥の沼に出たが鳥は見えない。
  

 沼から北に向かう園路は樹林が少し減り、明るい空間が広がる。




      武蔵野植物園へ
     



 ヤマブキソウ


 森の小径に入って北端付近まで進み、折り返して水生植物園に向かう。
     

          

 水生植物園の北端に出た。


 池の周囲を反時計回りで一巡することに。




     

 池の周囲に一番多く見かけた花が、このチョウジソウ   


         





 池畔に咲くカキツバタ




      近くにはアヤメも
     

 池の南側辺り


 東側を戻る。


 池の北端付近


 水生植物園を一巡したので園路を南東へ、出口に向かう。中ほどに立つ「物語の松」と
呼ぶクロマツの古木。

 この松は江戸時代の松平讃岐守の下屋敷の面影を伝えるもので、右手前下にあったひょ
うたん池とともに回遊式庭園であったと思われるという。

 Y字路で往路に合して、豊富な樹林下の路傍植物園を戻る。


     

 戻った管理棟には、前日にNHK総合TV「小さな旅」で再放送されたことが掲示され
ていた。

 ちなみに、私がここに今日来ようと思ったのは、4月18日(日)の「小さな旅」本放
送を見たから。

 ここには、新型コロナウィルスの流行直前の2019年12月1日(日)、カントリー
ウオークグループの12月例会で訪ねていたので、1年4か月ぶりであった。

 14時09分に自然教育園を後にした。隣の東京都庭園美術館には、4月24日(土)
からの企画が展示されていた。



 上大崎交差点↑を戻り、駅までの途中で遅い昼食をしてJR山手線目黒駅に戻り、池袋
方面行き外回り電車に乗る。


 〈追記〉2日後の4月25日(日)から東京都には3度目の緊急事態宣言が発令され、
  国立科学博物館附属 自然教育園も東京都庭園美術館も休園・休館となった。

  さらにわが所沢市も、4月28日(水)から5月11日(火)まで「まん延防止等重
  点措置」の、さいたま市、川口市次ぐ追加14都市のひとつに加えられた。

  絶好の外出シーズンではあるが、これらによりまたしばらくは不要不急の外出自粛が
  要請されており、食品の買い物を兼ねた市内ウオーキング以外の外出はためらわれる
  ことになりそうだ。

 



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もう一度多聞院と多福寺へ(埼玉・所沢&三芳)(後半)

2021-04-24 18:24:10 | ウオーキング
 2021年4月20日(火)(続き)

 多聞院から多福寺に向かうのに前回は車道を行ったが、車の交通量が多いので避けるこ
とにして、毘沙門堂の左手(西側)から背後に見えた墓苑の方に回った。

 広い墓苑だが墓地になっているのはまだほんのわずか。大部分は空き地になっていて、
その中のわずかに墓碑の並ぶ近くでピンクのツツジが咲いていた。





 そして墓苑の北東側、車道沿いにたくさんのツツジが植え込まれていて、何れも鮮やか
な彩りの花を咲き競う。




















 その横から東に延びる細道を入り、多福寺西北側の雑木林沿いに進む。


 最近伐採した大きなクヌギなどの材木が積んである。


 南側は多福寺境内からは少し離れた墓地で、その墓地の北東端の入口付近に並ぶ六地蔵。



 多福寺の南側、雑木林↑との間の墓地を抜けて本堂前に出た。本堂に参拝後、正面の山
門方面を眺める。


     本堂前のシダレザクラ、前回来たときには咲き残っていたが今は葉桜に。
     

 そばの大株のツツジはまだ咲いていた。


 本堂の南東側にあるお堂周辺の新緑。


 山門前ではフジが咲き出す。


     





 フジ棚の下のヤマツツジも見頃に。



 山門を抜けて東側の入口側に回り眺める本堂側。




      反対、東側の参道。
     

 山門を入ってもう一度境内に戻り、周辺の新緑あふれる植栽を。




      朱色の葉を見せるモミジが2,3本ある。
     







 反逆光で眺める大きなツツジ


 花は少ないが、新緑がみずみずしく気持ち良い。





 再び南側の墓地の方に回り、本堂背後の庭園に咲いていたフジものぞき見た。


     



     
 多福寺南側の林を東南に進んで、木ノ宮地蔵堂にも回り参拝する。


     地蔵堂西側のホオノキの若葉
    

 同じ道を折り返すことにして、多福寺南側の雑木林から西側の雑木林を戻り、多聞院の
西側から往路の砂川堀沿いの土道へ。

 西側、広大な畑の向こうに霞んで望まれる山は奥多摩の目印、大岳山周辺。


      砂川堀沿いの路傍には、クサフジがたくさん咲いていた。
     

          

 前回同様に県道126号線・所沢掘兼狭山線を下富駿河台交差点で離れ、再び食の駅所
沢店に立ち寄る。









 前回同様わずかの買い物をして新所沢駅方面に向かう。

 少し進んだ三差路際のうどん店でも前回同様に昼食後、畑の間の閑散な車道を南西に進
んで県道6号・川越所沢線に出た。

 花園バス停から西武バスで新所沢駅東口までバスを利用して疲労軽減を図り、さらに自
宅まで歩いて15時45分に帰宅した。

 (天気 快晴、距離 11㎞(途中バス利用は含まず)、地図 「ところざわウオーキ
  ングナビ④ 北エリア」)




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もう一度 多聞院と多福寺へ(埼玉・所沢&三芳)(前半)

2021-04-22 21:36:22 | ウオーキング
 2021年4月20日(火)

 4月7日(水)に、所沢市の東北部、中富にある多聞院(多聞院)と近くの三芳町上富
の多福寺(たふくじ)へ出かけたことは3~4回前に紹介したが、あれから2週間近く経
過し、多聞院のボタンも見ごろになったのでないかと思い、今日再訪することにした。

 今回は、西武新宿線新所沢駅西口から10時17分発ところバス北路線 富岡循環コース
に乗り、10時42分に前回と同じ多聞院通り西バス停で下車した。

 バス通りは車の交通量が多いので避けて、砂川堀左岸沿いの土道を進む。
     

           沿道の畑のビール麦は、もう穂が出ていた。
          


 近くにある橋を渡り、多聞院北側の雑木林を抜けると多聞院に接する毘沙門堂で、境内
西側にある「いも神様」にまず参拝する。


 その後、毘沙門堂に参拝した。



 境内南東側にある神楽殿↑と天満宮↓。背後は東側に接する多聞院の新緑。


 毘沙門堂境内中ほどから東へ、モミジなどの新緑に覆われた多聞院境内に入る。


 すぐ先の奥多摩新四国八十八ヶ霊場第36番青龍寺周辺の新緑。




 その先、「鬼の悟り」と呼ぶ石像の周辺にはアマドコロがいっぱい咲く。


         

 南側の正面入口に並ぶ多聞院の看板。


 多聞院の本堂にあたる毘沙門堂に向かう参道を進む。


 右手には、先日も咲いていた花がさらに見ごろに。






 毘沙門堂前に近づくと、周辺には幾つものボタンが咲いていた。


      

    

     

          

     



 大きなドウダンツツジも花いっぱい。




 その先にもたくさんのボタンが咲く。


 これはボタンではないようだ。







 毘沙門堂周辺にも、ボタンが咲き競う。
     





      毘沙門堂の左手、モミジなどの新緑
     




 回廊近くのモミジ




 クマガイソウも、まだ咲き残っていた。


     

 さらに、周辺のボタン群を見て回る。











 だだ、何年か前に来たときよりはボタンの株数が少ない感じで、300本といわれてい
るほどはなさそう。150~200本くらいではなかろうか・・

 見に来ていた方の中にも、「以前より数が少ないね」という方も居られた。

     









     




 笠地蔵の南側にはハンカチの木があり、たくさん花が咲き出していた。






 近くの木の下に咲き残るのはヒメイズイのよう。




     
 さらにいくつかのボタンを眺め、北側の墓苑の方から多福寺に向かうことにした。(続く)     




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品川駅東口、芝浦中央公園から高輪ゲートウェイ駅へ(東京)

2021-04-17 12:57:27 | 江戸・東京を歩く
 2021年4月15日(木)

 新型コロナウィルスの感染拡大が再び顕著になり、東京23区内には3日前の12日か
ら「まん延防止等重点措置」が適用されたが、近くに職場があった頃から通院している、
JR品川駅東口の歯科医院から定期検診の連絡が来たので出かけた。

 都内に出かけるのは、同じ医院へ治療に行った昨年12月8日(火)以来の4か月ぶり。
鉄道を利用するのも1月19日(火)に市内の2駅だけの乗車以来なので、約2か月近い
間隔があった。

 12時30分頃に治療は終わった。コロナが怖いので直帰するつもりだったが、好天で
新緑が気持ち良いので、近くの芝浦中央公園の新緑や花を眺め、隣の品川ゲートウェイ駅
まで回ってみることにした。

 品川駅東口に近い街路樹の新緑やハナミズキの花。




    





 街路樹と近くの高層ビルとの対比も面白い。


 近くのT字路を、ダックスフント犬より胴長の感じの乗用車が2台通過した。



 車に疎い私は、こんなに胴長の乗用車を見たのは初めて。

 品川駅東口の北東側にある、品川シーズンテラスと呼ぶところにあるタワービルに入り、
2階までエスカレーターで上がって北側に抜ける。 


 北側一帯は、都の水再生センター(下水処理場)の上に設けられた港区立芝浦中央公園
の広い空間になっていて、新緑やツツジ、ハナミズキなどが多い。








 周辺のビル群




 園路のツツジなど見ながら北に向かう。






 中ほどの大きなハナミズキは花いっぱい。






 芝生や樹木の新緑も気持ち良い。




      
     
      振り返り見るタワービル↑とアネックスビル↓
          

 生け垣になっている木の、細い小さな花


    

 タワービルを背にした柳の新緑



 東側は広い芝生地や植え込みにになっていて、その一角に噴水があった。




 広場から望む北側のビル群



 公園の中ほどには、湿性花園と呼ぶ池がある。


 近くに咲くシランの群れ


 その先にはフジも咲き出していた。


 右折して東に向かう園路からの品川駅東口方面のビル群


 その園路沿いにはバラ園があるが、まだ咲く花はわずか。




 左折して再び北への園路、右手にも広い芝生広場が。


 その先で芝浦中央公園は終わり、少し下ってJR東海の新幹線車両基地からの引込線の
高架下に向かう。


 高架橋の手前で左折して西へ、JR高輪ゲートウェイ駅と田町駅間の広い線路敷の下を
抜ける歩道に向かう。


 高輪橋架道橋と呼ぶ歩道の東側入口。


 品川に職場があった頃は、ここをくぐって三田にある別の職場へよく出かけた。当時は
自動車も通行できたので、細い歩行帯を車に注意しながら通ったが、現在は歩行者道にな
っている。

 西端近くは一部、上部が取り払われていた。


 西側に抜けて第1京浜国道方面に上がる。


 国道15号線・第1京浜国道沿いには江戸城の高輪大木戸跡(たかなわおおきどあと)
があり、国史跡となっている。


 高輪大木戸後は、江戸中期の宝永7(1710)年に芝口門にたてられたのが起源で、
享保9(1724)年に現在地に移されたとか。

 江戸の南の入口として道幅約6間(約10m)の旧東海道の両側に石垣を築き、夜は閉
めて通行止めとし、治安の維持と交通規制の機能を持っていたという。

 京上り(きょうのぼり)、東下り(あずまくだり)、伊勢参りの旅人の送迎もここで行
われ、付近には茶屋などもあり、品川宿に至る海岸の景色も良く、月見の名所でもあった
ようだ。

 当時のままの石垣





 第1京浜国道↑は、南側の品川駅方向に向かって工事中。すぐ先の泉岳寺交差点を左折
した辺りから望むJR高輪ゲートウェイ駅↓(塀とビルの間の横長の建造物)など。


 この辺りから南東側一帯の広いエリアはJR東日本の車両基地跡で、現在「品川開発プ
ロジェクト」と呼ぶ大規模な再開発工事中。

 港区三田3丁目、芝浦4丁目、港南2丁目、高輪2丁目にかけての一帯を4つの街区に
分けて工事中で、総面積は71,900㎡余りになるようで、令和7年7月31日完了予定
にて工事が進められている。 

 東南側、JR品川駅周辺のビル群


 駅近くの交差点付近からの高輪ゲートウェイ駅



 駅のそばから道路をまたぐ跨道橋に上がると、正面が駅改札口になる。


 その跨道橋の北西側から、大規模な再開発中の品川プロジェクト4街区辺りが望まれる。


 この再開発地では日本初の鉄道が新橋~横浜間で1872年に開通した際、海上に線路
を敷くために造られた「高輪築堤」の遺構が発掘され、その一部が4月10日に公開され
たことをテレビや11日(日)の新聞報道で知ったばかり。

 今日ここに来たのは、その遺構が見えるのではないかと思ったから・・

 肉眼では分かりにくいが、ズームアップしてみると遺構の一部と思われる石垣らしいの
が見えた。

 日本の鉄道創成時の貴重な遺構なので、できるだけ長いエリアを保存して公開して欲し
いものだ。

 2階正面の駅構内に入り、窓越しに望む北東側、田町方面。


 正面、東側の展望


 東南側、品川方面


 13時50分頃、JR京浜東北線で東京駅方面に向かう。
  
 



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新緑と花の所沢航空記念公園(埼玉・所沢)

2021-04-13 17:20:49 | 所沢だより
 2021年4月9日(金)

 ソメイヨシノが見頃だった3月27日(土)から2週間近くなり、その後の花や新緑の
移り変わりを見ようと、今日の市内ウオーキングは所沢航空記念公園に向かいました。

 西武新宿線の航空公園駅東口方面に向かう、防衛医科大学や同大学病院沿いのケヤキは、
みずみずしい新緑に。
     





      市役所前から県税事務所方面に向かう市道沿いのケヤキ並木も。
     

 市役所別館(NTT東日本ビル)前から航空記念公園に入ります。南西側、市立図書館
前のソメイヨシノはすっかり葉桜に。




 その南側の園路沿いに立つクヌギには、たくさんの花が。




 日本庭園と茶処・彩翔邸(さいしょうてい)への西門前のツツジ。


 門前のエノキの葉が出揃うのは、もう少し先になりそう。


 門を入って南側の林を眺めます。




 彩翔邸前のアセビは、花の間から新芽が伸びていました。


 林の下に咲くミツマタ


 中央部にある池の西側、東屋(あずまや)周辺



 池の周辺のモミジやミツバツツジ、ヤマツツジなど。




 茶室・彩翔邸前のモミジ


 池の南側、築山の新緑やヤマツツジ、咲き残るスイセンなど。








 池の東北側に回ってふり返ります。


 竹林の下には何か所かにシャガが咲き出していました。


 池の南東側築山に咲くミツマタ。




 日本庭園を一巡したので東北側出入口に向かうと、白い桜が咲き残っていました。




 日本庭園を出て東側のロウバイ園を抜けた辺りの、大きなハナミズキがほぼ満開に。

 中央に見えるのは公園中央部の放送塔上部。





    

 放送塔の東南側、花の丘に咲くナノハナと咲き残るシダレザクラ。








 さらに東側、広い芝生広場の斜面の様子。





 斜面の上部、西北側にある大きいシャクナゲに期待して回ってみましたが、今年は花が
少な目でした。


    

         

 花の丘の南側のモミジ


 近くに2本だけヤエザクラがありますが、若木なので花は少な目。




    

 そばの子ども広場周辺の新緑。



 放送塔から延びる園路沿いの草花を眺めながら南側の国道463号線沿いの遊歩道に出
て、西新井町交差点から元町、金山町方面に向かいました。

 



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新緑と緑あふれる多聞院と多福寺へ(埼玉・所沢&三芳)(後半)

2021-04-11 17:00:12 | ウオーキング
 2021年4月7日(木)〈続き〉

 多聞院を後にして東側の多聞院前交差点を通過し、三芳町に入り多福寺に向かう。東隣
の町とはいえ、所沢市外に出たのは1月7日(木)のさいたま市西区のスケッチ展以来な
ので、3か月ぶりになる。

 多聞院通りは相変わらずトラックなどの交通量が多いが、歩道は無いので注意しながら
進む。

 北側の畑の向こうには、古くからの武蔵野の典型的な風景である雑木林が広がり、紅白
のしだれ桜も望まれる。





 間もなく新緑萌える雑木林が近づき、その先が多福寺の南に接する木ノ宮地蔵堂である。


 木ノ宮地蔵堂は「富〈とめ)の地蔵さま」として古くから親しまれ、江戸時代の古文書
によれば延暦24〈805〉年に坂上田村麻呂が北国遠征の折、武蔵野で道に迷ったとこ
ろを地蔵菩薩に助けられ、その加護に感謝して地蔵堂を建立したと伝えられているよう。

 現在の地蔵堂は安永6(1777)年の再建とか。木ノ宮地蔵は縁結び、子授け、子育
てのお地蔵さんとして信仰され、4月と8月の縁日には多くの参拝者と出店で賑わうとい
うが、今年はコロナ渦で開催されるのだろうか・・・

 地蔵堂の東側にあるのは多福寺斎場の建物。


 斎場に接して小さいお堂もあり、そばのツツジがもう少しで見頃になりそう。




 北側に広がる雑木林は明るい新緑に。


     

 地蔵堂の背後には木ノ宮地蔵奥乃院があり、石地蔵が祭られているようだ。


      地蔵堂の西側に立つ「埼玉県指定旧跡 三富開拓地割遺跡」標
     

 側面には、「三富開拓地割遺跡は、元禄7年から9年(1694~96)に川越藩主柳
沢吉保の命を受け、重臣曽根権太夫の指揮により実施された開拓で、三芳町上富(当地)、
所沢市中富、下富の約400町歩(約1400㏊)に及び、開拓当時の景観をよく残す生
産性の高い農業地帯である」と記されている。

 そばの木はホオノキだろうか。


 地蔵堂背後の雑木林を抜けて、北西側にある広い境内の多福寺へ。山門は東向きに立つ。


 山門越しに望む本堂など


 山門をくぐるとヤマツツジが咲き出していた。


      北側には鐘楼がある。
     

 本堂前面の庭木は、新緑でみずみずしい。


     



 本堂前に咲き残るシダレザクラ。




     



 本堂に参拝し、新型コロナウィルスに感染しないよう、あわせて全世界からの早期終息
など祈願する。


 本堂左手前にあるお堂。


 本堂前に咲くミツバツツジやヤマツツジ




 本堂前から山門をふり返り見る。


 本堂前から南側の墓地への道。


 右手の庫裡(くり)前から鐘楼の方へ回る。これは「元禄の井戸」

 元禄の井戸とは、上富に元禄時代(1688~1703)に掘られた井戸のことで、三
富の開拓を行った際、一番大きな問題とされたのが飲用水だったという。

 そこで柳沢吉保は上富地区に4か所の井戸を掘ったが、完全に水は出ず、真夏などは竹
馬沢村(現在は同じ三芳町内)を流れる柳瀬川などから水を桶で運んで生活したことも幾
度かあったとか。

 現在、当時掘られた井戸で残っているのはこの多福寺境内のみで、ほとんどが崩れたり
埋めたりしており、この井戸水は当時「甘露水」と呼ばれ、住民ののどを潤したという。

 近くの鐘楼に下がる銅鐘は、三富新田の開発をした曽根権太夫が寄進したもの。作者は
江戸の鋳物師、椎名伊予守藤原良寛で、元禄9(1696)年8月の完成らしい。


 銅鐘に記された銘文の前半には曽根権太夫自身が三富に尽力したいきさつや多福寺の意
味づけが記され、後半には柳沢吉保の功績や銅鐘鋳造の経緯などが記されているようで、
歴史資料としても重要なことから、埼玉県指定有形文化財となっている。
     

 鐘楼付近から眺めた山門


     
 本堂の左手前には「伝承 狭山茶発祥の地」碑があり、『昭和4年刊行の「三富開拓誌」
に、茶は当寺を開山した洞天和尚が境内に茶を蒔いて、それから繁殖したのを三富各戸に
伝播して今日の狭山茶としており、三富の特産の一つである狭山茶は当寺が発祥の地とさ
れる』ことなどが記されていた。

 多聞院には20人前後の人が訪れていたが、この多福寺は誰ひとり見えず、静かな境内
であった。

     

 豊富な雑木林に囲まれた墓地の中から南側の道路に出て、境内西側から多聞院の方に向
かう。

 多福寺を取り巻く雑木林は多福寺の境内林として残されたもので、ナラ、エゴノキなど
の落葉樹にアカマツが混在しており、20~30年に一度の薪炭用の伐採や農業用の堆肥
を得る目的で行う伐採や落ち葉はきなど、人為的な管理で植生が保たれてきたという。


 途中に伐採されたところがあり、切られた丸太を見るとかなりの年輪を重ねていること
がうかがえる。


 最初に参拝した木ノ宮地蔵堂の西から北側の「花の小径」と呼ぶ樹林の中を北に抜ける。
     

     

 寺域の北側を流れる砂川堀沿いの細い土道に出て、帰路につく。流れに鵜の仲間かと思
われる黒い鳥が1羽だけ見えた。


 砂川堀にはナノハナが。


     
 雑木林の下を抜けて、調整池の横から往路の多聞院通りに出た。調整池沿いの土手のナ
ノハナ


 幅広く交通量の多い県道126号線・所沢堀兼狭山線を次の下富駿河台交差点まで進み、
左折して西に少しで、狭山茶の茶畑が広がる。

 狭山茶を直売している平岡園の茶園のよう。

 すぐ先に大きな建物があり、ビュフェレストランの看板もあった。まだ昼食前なので、
しめしめと「彩乃菜宴」の看板のかかる入口に回ったら、なんと新型コロナウィルスの感
染防止のために閉店中でガッカリ!



 隣接するさらに大きな建物は「食の駅」所沢店。


 食の駅とは、体験農園を併設する民営の直売所のようで、地元・所沢産の野菜をはじめ
埼玉県産の米や地酒なども扱う大型店舗で、所沢地区名産のサトイモ、ごぼう、お茶、に
んじんなどが人気商品という。
 
 入って中を一巡する。














 なお、食の駅については、こちらのサイトをご参照ください。
 
 3品を購入して食の駅を出て南西方向へ、西武新宿線の新所沢駅方面に向かう。途中に
あった所沢で創業され県内に店舗の多いうどんのチェーン店に入り、そばを注文して遅い
昼食を済ます。

 新所沢駅を通過して、自宅には16時02分に帰宅した。

 好天で気温も19.1℃まで上がり絶好のウオーキング日和だったが、最近は7㎞前後
しか歩いていないので、やや疲れた。

 (天気 晴、距離 2㎞+バス利用後10㎞、地図 「ところざわウオーキングナビ④
  北エリア」 歩数 24,400 )




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新緑と花あふれる多聞院と多福寺へ(埼玉・所沢&三芳)(前半)

2021-04-09 18:42:41 | ウオーキング
 2021年4月7日(水)

 春本番となり、ここ2,3日続いた低温も解消されそうなので、久しぶりに所沢市と三
芳町境周辺にある多聞院(たもんいん)と多福寺(たふくじ)を訪ねることにした。

 以前は往復とも歩いて行ったのだが、加齢に伴い疲労と歩く速度の低下を考えて、往路
はバス利用することにした。

 西武新宿線航空公園駅まではいつものように歩いて行き、東口から9時55分発のとこ
ろバス北路線富岡循環コースに乗る。

 バス待ちの間に眺めた駅前の通りのハナミズキ


    

     
     ケヤキの新緑が気持ちよい彩り、1本だけのムラサキモクレンも咲く。
 

 バスは、航空公園駅や新所沢駅周辺をかなり迂回してから東北へと進む。10時45分
頃、多聞院通り西バス停で下車した。

 そばの交差点から北東に延びる多聞院通りを、交通量の多いトラックなどに注意しなが
ら進み、5分ほどで多聞院の西に接する富(とめ)の神明社前に着いた。


 富の神明社は、元禄9(1696)年に川越藩主の柳沢吉保が、三富(さんとめ)新田
(上富・中富・下富村)を開村した際、開拓農家の祈願所で鎮守の宮として毘沙門社(多
聞院)を創建したとか。

 明治2(1869)年の神仏分離令により西側の境内は当神社とし、東側は多聞院とし
てそれぞれ独立し、今日に至っているという。


 ケヤキなどの新緑に覆われた境内右手の舞台↑前を進み、正面の拝殿に参拝し、いつも
のように新型コロナウィルスに感染しないよう祈願する。


 拝殿の左手には小さい神社が祭られていた。


 「いも神さま」と呼ばれる「甘藷乃神」で、前面にはサツマイモの大きな模型があり、
「なでいも」だという。
     
 
 江戸時代の当地、南永井村の名主・𠮷田弥右衛門がが寛永4(1751)年にサツマイ
モを試作し、のちには江戸の焼き芋用の芋として作られるようになり、農家の貴重な収入
源になり暮らしが楽になったことから、弥右衛門の功績を称えるとともに、関東のサツマ
イモ作りの元祖・青木昆陽とあわせて祭っているよう。

 「なでいも」は、いも神さまのご恩に感謝するとともに、サツマイモのたくましい生命
力にあやかり、健康・家内安全・子孫繁栄などを祈願するために撫でて、神の力をいただ
くようつくられたという。

 境内にある絵馬の一部


      境内中央部東側に、隣の多聞院への通路があるのでここから入る。
     

 多聞院は、前述の通り元禄9(1696)年川越藩主・柳沢吉保が三富新田の祈願所と
して毘沙門天社を建立し、その別当寺として創建したもの。

 明治維新後は、神仏分離令により毘沙門天社を毘沙門堂と改めており、毘沙門天は武田
信玄の守り本尊と伝えられているよう。12年に一度の寅年には本尊の毘沙門天が開帳さ
れており、来年、2022年が寅年なので開帳されるものと思われる。

      多聞寺境内はモミジなど樹木が多く、やわらかな新緑に彩られて
      いる。      
     

 境内には、奥多摩新四国八十八ヶ所霊場の第三十六番 土佐之国 青龍寺の小さなお堂が
祭られていた。




 その先から東側正面に回って、境内中央部参道を進む。


 参道中ほどに咲く白いトキワマンサクのような花。




      そばのしだれ桜はまだ咲き残る。
     



      その先には真っ白な花も。
     

         

 大株のドーダンツツジが咲き出していた。




 周辺にはモミジが多く、その新緑がみずみずしい。




 新四国霊場の先の参道交差部際には。

 「鬼の悟り」と呼ぶ石像で、 近年に信徒の石工が奉納した鬼の我慢している姿だという。
 


 正面の毘沙門堂に参拝し、ここでも新型コロナウィルスに感染しないよう祈願した。 


     
 本堂前の狛犬や、拝殿の階段、濡れ縁などにおびただしい数の小さな寅が並んでいる。




    
 「身がわり寅」で、毘沙門さまの使いである寅に「身にかかる災い」を託して納めるの
だという。

 毘沙門堂周辺に咲く黄色のカタクリ。


         

 こちらはクマガイソウ。





 近くには力石が並び、その先には笠地蔵が立っていた。 

 
     

 こちらにも咲き残るシダレ桜が。      


     

      何か所かに咲いていたミツバツツジのひとつ。
     


 シャクナゲやツツジはまだつぼみだった。


 ホウチャクソウはほぼ咲き終えたよう。


       境内に300本以上あるというボタンも、まだほとんどがつぼみ。
     

  
 ボタンの多い回廊の近くには、お地蔵さんが3体立っていた。
     

 そばのモミジにはおみくじが。


 多聞院にもたくさんの絵馬が奉納されている。


 あちこちにあるモミジの新緑が気持ち良い。




 その下に1輪だけボタンが咲いていた。




    

 あふれる新緑と花を楽しみながら境内を一巡後、多聞院通りに出て東隣の三芳町に入り、
近くの多福寺に向かう。                          〈続く〉

 



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ソメイヨシノからシダレモモなどや新緑へ(埼玉・所沢)

2021-04-04 13:24:22 | 所沢だより
 2021年4月4日(日)

 あちこちで咲き競ったソメイヨシノも4月に入り葉桜となり、代わって目につくように
なったのがシダレモモや新緑などの彩りです。

 新型コロナウィルスの再拡大が懸念される状況なので相変わらず市内ウオーキングに限
っており、同じような場所を巡るばかりですが、咲く花や新緑は少しずつ変わっているの
で、今日は4月1日と2日に目にしたそれらを紹介します。最初は4月1日(木)の状況。

 東川(あずまがわ)沿いにある広いお屋敷の、数本のシダレモモが今年も見ごろに。  










 このお宅にはピンクの桜も。




 東川の河岸に咲き出したヤエザクラはまだつぼみが多い。


    

        

 近くの畑にはナノハナが。




 上新井会館前の民家の裏手に咲く大きなシダレモモ。






 北側の東川沿岸に目を向けるとクヌギの新緑が。


 上新井公園のソメイヨシノは、まだ咲き残っていました。






 緑町3丁目交差点に近いお宅の庭は、シバザクラなどの競演。






     

 緑町3丁目、UAの集合住宅地にあったシャクナゲも咲き出していました。




 愛宕神社境内ではモミジの若葉が。




 拝殿の背後の高木はクヌギのよう。


     

      緑町中央公園ではケヤキなどの芽吹きも始まっています。
     

          

     

    

      西武新宿線新所沢駅西口入口交差点付近のケヤキ並木。
     

 駅西口から線路沿いを航空公園駅方面に向かうと、近くの樹木園に何種かの花が。これ
はトキワマンサクのよう。     
     

    

 白い花も


    

 ミツバツツジ


 その先の畑の隅では、もうライラックが。




 西武新宿線航空公園駅の近く、線路沿いのナノハナ。


 4月2日(金)の分も少しだけ。東川沿岸のクヌギ横に咲くピンクの桜。




    

 小手指町3丁目、市民プール近くのお宅の大きなミツバツツジ。




 同じ町内、マンションの塀際に並ぶ何本かのムラサキモクレン。


     



 上新井北原公園の中央には、白い桜が咲いていました。




 これらの花や新緑も、数日後にはすっかり変わってしまうことでしょう・・。

 



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