あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

今年の紅葉の見納めに六義園へ(東京・文京)

2024-12-27 17:34:19 | 江戸・東京を歩く
 2024年12月16日(月)

 2,3日前のTVニュースによれば、都立庭園のひとつで国特別名勝の「六義園(りく
ぎえん)」の紅葉が、まだ幾分か残っているようなので、好天の今日、久しぶりに訪れる
ことにした。

 JR池袋駅から山手線外回り電車に乗り、3つめの駒込駅で11時20分頃に下車する。


 巣鴨駅寄りの南口を出て左へ、線路上を越える橋を渡り駅前を走る都道455号線・本
郷通りを南西へ向かう。


 すぐ先の交差点の南側一帯が六義園で染井門があるが閉じていて、入口はその先にある
のでさらに本郷通りを進む。

 次の大きな通り、不忍通りとの交差点の手前の細い通りを右折して、煉瓦塀沿いに少し
で、唯一の出入口になっている正門前へ。

     すぐ手前にあった公園の外周を囲む煉瓦塀の説明パネル
     

 正門前の掲示


 正門を入り左手の受付でシニアチケット(150円)(一般は300円)を求め、そば
のテーブルにあった「特別名勝 六義園」の折込の3つ折リーフレットなどを入手する。
         

 六義園は江戸の二大庭園”のひとつといわれ、徳川綱吉の側近であった柳澤吉保が、将
軍の命を受けて池を掘って山を築き、元禄8(1895)年から7年の歳月をかけて造り
上げた「回遊式築山泉水庭園」。

 紀州和歌の浦の景勝や、和歌に詠まれた名勝、中国古典の景観が八十八境として映し出
されていて、昭和13(1938)年に一般公開され、昭和28(1953)年に国の特
別名勝に指定されたという。

 リーフレット内面記載の地図に従い、中心にある池(大泉水)を囲む周遊路を時計回り
に回ることにした。


     受付近くにある六義園の標石と和傘、記念撮影用だろうか・・
     


 まずはその近くから、周辺のモミジなどの彩りを眺める。 


 左手(西側)に進み、庭園の中心部に入るための門「内庭大門」(ないていだいもん)
を入る。


 正面に大きなシダレザクラがあるが、葉はすべて落ちている。
 


 左手には懸崖菊(けんがいぎく)の展示が。
 


 さらに竹製の門をくぐると、「六義館跡(むくさのたちあと)」という標柱周辺の木々
が、きれいな紅葉を残していた。




 


 園庭や池、モミジなど眺めながら南側の園路を西方へと進む。








 園内南側中央部にある「心泉亭」と呼ぶ建物のよう。
 
 
     
     さらに西方へと、移り変わる風景を眺めながら向かう。
        







     


 池の西南端には「滝見茶屋」があり、そばのモミジも彩りが残る。
     



     そばの橋を渡って西側の園路を北へと進んだ。
     

     

   すっかり葉の落ちた木々
   


 西側から眺める大泉水 


   
 

    西側一帯は樹林になっていて、ところどころにモミジなどの彩りも残る。
    

   
    その先には大イチョウが見えたので、小さいピークを上がって根元からも。
    

 
 さらにモミジなど眺めながら緩やかな上り下りの園路を進む。




 大泉水の北西側にある吹上茶屋へ。


 ここでは、抹茶をたしなむいおともでき、池をみながらいただく人も。

 
 吹上茶屋の横から、川のような細い流れが北側の谷間に伸びているので、そちらの園路
へと進む。
     

 流れと行ってもほとんど動きはなく、松やモミジなどたくさんの落ち葉がきれいな模様
を見せていた。


 その流れが右へカーブするところに、小さなかやぶき屋根の「つつじ茶屋」が。

 明治年間にツツジの古木材を用いて建てられたとか。


 つつじ茶屋から向こうに見えるのは山陰橋



 吹上茶屋の近くまで戻り、橋を渡って大泉水の中で一番大きな島に入り、南側の大泉水
周辺を眺める。





 島の中央部北側は、六義園の最高点で標高35mの藤代峠(ふじしろとうげ)。咲き残
るツツジの横を上がってピークへ。
  


 藤代峠から、園内を東側から周遊してきた西南方まで一望した。




 藤代峠から下り、南東側の渡月橋を渡り園内東側を出口方面へ。



 池に泳ぐカモや周辺の風景、園路沿いに咲き残るモミジやカエデの彩りなどを眺めな
がら進む。




     


 出口が近づいた辺りに休憩所兼売店の建物があった。





 近くの「出汐湊(でしおのみなと)」と呼ぶ辺りから、西方に広がる大泉水と周辺を一
望する。






     
     出口に向かう園路沿いには、石灯籠や実の残るムラサキシキブが。



 その先の竹林に立つ和傘には、わら造りの龍が絡まっていた。



 もう一度、入口の内庭大門辺のモミジを眺める。
  

     

 13時10分に六義園を後にした。



 門前のビルは、児童図書の出版などをしているフレーベル館。門前にはクリスマスを待
つ人形などが。


 本郷通りをJR駒込駅に向かい、駅近くにあった「なか卯」に入る。


 「チーズトッピング牛とじ丼と京風つけもの、味噌汁」を注文して昼食とする。



 13時46分にJR山手線駒込駅に戻り、池袋方面行き内回り電車に乗る。

 
 


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師走の狭山稲荷山公園から狭山市立博物館へ(埼玉・狭山)

2024-12-22 22:27:46 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2024年12月4日(水)

 何度か訪れている「狭山市立博物館」で開催中の、『狭山市制施行70周年記念事業企
画展「写真でみる狭山市の70年」と「児童文学作家 土家由岐雄(つちやゆきお)展」』
のリーフレットを入手したので、観覧に行くことにした。


    

 西武池袋線下り電車に乗り、10時50分に稲荷山公園駅で下車した。

 南口改札を出て踏切を渡り、北口改札前の通りを少し進んで「県営 狭山稲荷山公園」の
正門を入る。


   
   右手の木はイタヤカエデだろうか、きれいに色づいていた。


 

 「狭山市立博物館」に行く前に、やはりいつも来たときに回る「狭山市営 稲荷山公園に
向かうことにして、園内を一周するジョギング・ウオーキング用の園路を北に向かう。

 春先には花見客で賑わう、沿道のソメイヨシノは枯れ枝に。 


 公園の北東側出口を出て、柑橘の実る戸建て住宅地を抜けて狭山市浄水場の配水塔横を
進む。





 稲荷山公園の西端から入り、すぐ先の展望台へ。


   展望台のそばに立つ木
   


 西方から北方の展望が開けていて、奥多摩から奥武蔵や奥秩父方面、さらにはるか北に
は上州三山のひとつ赤城連峰も望まれた。




 西方に東京、埼玉、山梨の3都県境で東京都の最高峰 雲取山↓(2017m)が。


 奥秩父方面、大持山、小持山と日本二百名山のひとつ武甲山など。
                                 武甲山




 外秩父の2つのピーク堂平山と笠山  堂平山↓   笠山↓


 関東平野の北端に広がる上州三山のひとつ赤城連峰


     
 展望台のみで折り返し、わずかに咲く花を眺めながら戸建て住宅地を抜けて、狭山稲荷
山公園の北東端付近に戻った。
     



     

   周遊する園路近くにある大きなプラタナスは、もう少しで葉が落ちそう。
   

 遠足に来たらしい小学生高学年と思われるグループが、昼食をしようとしていた。



 周辺のモミジやカエデ、クヌギなどの彩りを眺めながら園路を西方へ。






 中央部のT字路を右折し、さらに西方に向かい緩やかな上り坂へと進む。


 T字路際の花壇も、いまは花がわずか。


 坂を上がると園路は左(南方)へとカーブする。


   
      カシやクヌギなどの黄葉
      




 ススキの群落があり、たくさんの穂が風になびいている。




 園路の南西端付近まで進むと、目的地の狭山市立博物館が現れたが、壁面などの塗装工
事中のよう。


 北側の芝生広場には何かのグループの姿が。


 館前道路際に掲示の企画展のひとつの掲示



 11時42分に、狭山市立博物館に入館した。
       

 1階受付の背後にある円形の『舞い舞いホール』で、企画展『写真でみる狭山市の70
年』と、『児童文学作家 土家由岐雄展』の一部を開催しているが、撮影禁止。

 右手の「写真でみる狭山市の70年」については、折込リーフレット内面の一部で、そ
の狙いや展示の概要を。




 ホールの左手が「児童文学作家 土家由岐雄展」のイントロ部分のよう。折込リーフレッ
トから土家由岐雄のプロフィールや狭山市との関わりなどを。


  


 2階の企画展示室の入口横に展示の土家由岐雄の机。

 これのみ撮影可能で、会場内はやはり撮影禁止。

 
 もらった出品目録から展示内容の一部を紹介すると、額入りの童句の色紙、10歳台の
頃の写真、幾つもの童話集や長編童話の冊子、「かわいそうなぞう」に関する下書き原稿
や、それを紹介した秋山ちえ子の小冊子、童句集の数々、関わりのあった方々の色紙など、
あわせて93点が出展されていた。

 私は、土家由岐雄という児童文学作家については全く知らなかったが、訪れたことがあ
る市内の智光山公園に童句の碑があること、第2次大戦の戦時体制で処分されることにな
った「かわいそうなぞう」が多くの児童などに読み継がれていること、晩年は狭山市内に
住んで市民に童句造りを広めるなど大きな影響を与えたことなど、いろいろ知ることがで
き、ゆっくりと観覧して理解を深めることができた。


 企画展の観覧後、何度も観覧している常設展示室にも入り、ざっと一巡した。目につい
た展示をいくつか。
















 1階のエントランスホールに戻ったら、土家由岐雄の童句の色紙や最近開催されたらし
い「第九回 童句コンクール入選作品」が展示されていたのに気付く。
     

          

     

   

       

   


 ほかに、土家由岐雄が執筆の絵本を多数出版したという「栄晃社の絵本」や土家由岐雄
の色紙、狭山市童句研究会の会報なども。
     





 12時55分になったので、1階入口横にあるレストラン「稲荷山カフェ コメと茶」
に入る。
     

 「ほたて貝のクリームソースパスタとアップルジュース」(1,130円)を注文して昼
食に。


 13時30分に狭山市立博物館を出た。館前のドウダンツツジの紅葉。


     
 東側の狭山稲荷山公園の駐車場沿いには何本かのクロガネモチがあり、たくさん実が目
につく。


     



 園路沿いのクヌギなどの彩りを眺めながら公園の南側園路を東進して、正面入口から狭
山稲荷山公園を後にした。



 いまは無人の稲荷山公園駅へに戻り、3時45分発の池袋行き準急電車に乗る。
 
                                                 了




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まだ紅葉残る師走初日の航空記念公園へ(埼玉・所沢)

2024-12-19 12:43:39 | 所沢だより
 2024年12月1日(日)

 今日からもう師走、関東周辺の紅葉便りも終わりに近くなったが、まだ見られそうなの
で久しぶりに、所沢航空記念公園を巡ることにした。

 10時30分頃、西武新宿線の航空公園駅東口を出たら、 駅前ロータリーの街路樹に、
たくさんの実が色づいているのに気付いた。クロガネモチのようだ。




 駅前広場の東南側、市道沿いのケヤキの彩り。


 近くに常設展示されているYS-11型旅客機


   
 市道を横断して市役所前の通りへ。航空記念公園の西北側、ケヤキやイチョウの高木。

 
 日曜日だが開いていた、市役所1階の市民ホールへ。



 東側窓際には、市内の業者が作成したと思われる正月用の羽子板が並んでいた。


     

          

     


 市役所別館もあるNTT東日本のビル前から航空記念公園に入る。近くのカエデやケヤ
キなどの高木の紅葉、黄葉。
     


 市立図書館前のソメイヨシノは残る葉がわずかに。


   
   そばの大きなモミジ


 穏やかな日曜日なので、航空発祥記念館前の広場にはかなりの市民が訪れていた。



 日本庭園の西側入口近くのモミジの彩りはもうピークを過ぎ、そばのエノキもすっかり
葉を落としている。


 近くのモミジ


     
     日本庭園への門くぐる入ると、年末恒例の木製のトナカイが迎えてくれる。




   
      南へ回って東屋(あずまや)近くから樹林内の園路へ。
      


 樹林の中ほどにある数本のモミジは、よい彩りを残していた。










 樹林下の園路を、最上部に回って東屋横へと折り返す。


 池の北側、茶処・彩翔邸(さいしょうてい)前の園路を東へ。
     

   
     池の東北側に残るススキの穂
     


 その先から東屋や樹林の彩りなどを振り返り、東北側出口から日本庭園を出た。


 航空発祥記念館前に常設展示のC-46型輸送機の背後のイチョウは、もう少しで葉を
落としそう。
 

 県営 航空発祥記念館前の広場の人出


   
     公園の中心部、放送塔横のイチョウの高木も、まだかなり葉が残る。
     

 放送塔前から南に延びる園路沿い。



 ロータリー東側のイチョウ下を進んで東に延びる園路へ。



 さらに中心部の園路を東進して、時計塔から北に延びる園路沿いのイチョウ並木へ。



 かなり葉を落とした木もあるが、まだ黄葉は結構見られた。

 公園の東北端近くの芝生広場に並ぶイチョウ並木。右手背後のアンテナ塔は、東側にあ
る東京航空交通管制部のアンテナ塔。


  
 時計塔下のロータリーに回り、ケヤキやモミジなどを眺めながら樹林の中を横切り、公
園の東南端底部にある池の東側へと下る。





 池の南側園路沿いに並ぶメタセコイアは、もうかなり葉が落ちていた。


      
     その下を西進し、北側の木々の彩りや池のカモ、池畔のモミジなどを眺める。








    
 池に流れ込む人工の流れ、むさしの川の南側から子ども広場にかけては、ケヤキの高木
の彩りがよい。
   

      




 子ども広場に設けられた遊具の周辺は、家族で訪れた子どもたちで賑わう。





 広場の西北側には、毎年きれい彩りを見せるモミジが2,3本あり、彩りのピークは過
ぎ多感じながら、まだ十分見応えがル。












     




 そばの梅林の西北側背後に立つ大イチョウも、間もなく落葉しそうな彩りながら豊富な
葉を残す。




 放送塔前から南に延びる園路の南端付近に進み、南駐車場沿いの紅葉も眺める。


 放送塔方面をふり返り、12時22分過ぎに公園を後にした。

 
 公園の南側を走る国道463号線を西新井交差点で横断して、所沢駅方面に向かった。

 
 



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「大宮スケッチ会 作品展」から大宮公園へ(さいたま市)〈後半:氷川神社から大宮公園〉

2024-12-16 21:15:02 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2024年11月25日(月) 〈後半:氷川神社から大宮公園へ〉

 「第17回 大宮スケッチ会 作品展」の観覧後、従来と同様に氷川神社から大宮公園に回る
ことにした。 

   氷川の杜文化館の北西側には、小さな神社がある。
   

   
   その横から氷川神社参道に戻り、三の鳥居を入って氷川神社境内へ。


   
   左手の社務所横にクスノキの大木が、社務所の前には新しい「戦艦武蔵の碑」が。


 9年前の平成27(2019)年に、戦艦武蔵顕彰会により建立されたよう。


 神池の西側を眺めながら朱塗りの橋を渡り、武蔵一宮・氷川神社の楼門を入る。



 正面に舞殿があり、その横を回って背後の拝殿に参拝した。


 東側回廊の前には七五三参りのご家族が納める絵馬掛けが。



 さらに右手には、普通の絵馬掛けに数知れぬほどの絵馬が納められている。


     
     「ふくろ絵馬」もたくさん。



 東側の門から出て、県営大宮公園のひょうたん池の西側へ。対岸のサッカー場寄りの
モミジやイチョウがよい彩り。
          

   

 池の東北側に立つ2本の大イチョウは、まだ緑を残している。


   
   池の北側にある日本庭園に入ると、右手のナンテンに実がいっぱい。



 庭園の中央部、東屋の辺り。



 池の周辺にはたくさんのツワブキがあり、花を咲き競う。


     


 ところどころにある、モミジの彩りも眺める。




 日本庭園を北側に抜けて、イチョウなどを眺めながら園路を北へ。



 春先には花見で賑わう、たくさんのソメイヨシノはほぼ枯れ枝になっていた。


 さらに進んで舟遊池の南岸へ。

 池の東岸には、今年復活したボート乗り場が。


 対岸の木々などを眺めながら、西岸沿いの園路を進む。




     

 大宮公園の北端にある、水泳場のスタンドが見えてきた。






     

 池の北岸近くの道路際にある大ケヤキ


     
     北岸の尖端部付近からふり返る舟遊池


 西駐車場を抜けて斜面を上がり、県立歴史と民俗の博物館前へ。いつもなら観覧して食
事もしたのだが、今日は休館日なので通過した。


 東武アーバンパークライン(旧野田線)の大宮公園駅に向かう住宅地の、路傍に咲くサ
ザンカ。


 以前来たときにも並んでいた駅近くのラーメン店。手前の歩道にも、この後列が続いて
いた。


 12時20分に東武アーバンパークラインの大宮公園駅に着いた。



 駅前の花壇に咲く花





 12時25分発大宮行普通電車に乗り、大宮駅へ。


 JR大宮駅から埼京線と武蔵野線を乗り継ぎ、13時20分に新秋津駅で下車した。


 
 西武池袋線の秋津駅への連絡通路の途中にある「なか卯」に入り、「牛すき丼京風つけ麺
と味噌汁」(810円)を注文して、いつものように遅い昼食を済ます。

 
 秋津駅14時06分発下り電車に乗る。西所沢駅に下車後、スーパーで買い物をして帰
宅したのは14時55分だった。

   今日巡ったrエリア
 
 
 



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「大宮スケッチ会 作品展」から大宮公園へ(さいたま市)〈前半:作品展の観覧〉

2024-12-13 20:03:33 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2024年11月25日(月) 〈前半:スケッチ会 作品展の観覧〉

 前回の「日本188札所スケッチ巡礼 結願記念展」の案内をいただいた、カントリーウオ
ークグループの仲間だったTさんから、自らのグループの作品展の案内も届いていたので、
会期2日目の今日、観覧に出かけた。
   

 自宅を9時前に出て、西武池袋線からJR武蔵野線と埼京線を乗り継ぎ、大宮駅で10
時10分に下車する。


 東口駅前に掲示の、「中山道まつり」と氷川神社のパネル。

 
   少し北側から細い通りを東に抜け、さらに北進して東北東に伸びる一の宮通りへ。
   

 通りには古い建物も残る。


   

 一の宮通りの末端で武蔵一宮・氷川神社参道の二の鳥居近くに出ると、沿道のケヤキが
色づいていた。


     二の鳥居の手前に立つ「氷川神社」碑
     

   
   二の鳥居を入り参道を北進する。沿道のケヤキやモミジの多くも色づいている。
   





   

   東側に並走する車道の向こうに、竹林が見えてきた。
   

 竹林の東側がスケッチ展会場の「氷川の杜文化館」で、以前はこの木戸から入れたのだ
が今回は木戸が閉じていて、左手を回り北側の正門から入るようになっていた。


 正門を入り、10時45分にスケッチ展会場へ。



 受付にはIさんも居られ、会場には4日前に観覧した「日本188札所スケッチ巡礼 結願
記念展 」の刈谷さんも来ておられるとのこと。

 刈谷さんにお声がけして、いただいた四国巡礼と世界遺産スケッチの旅の冊子の御礼を
申し上げてから、会場を一巡して今回のスケッチ展を観覧する。


 Tさんに会場での撮影について了解いただいたので、作品の幾つかを。 


    北慶館(北浦和)
 

    表慶館



   
    大隈記念講堂


 緑の中の館(川口グリーンセンター)



   
    秋晴れ(東大農場)

        
         初夏の渓流

   
    秋模様(鬼怒川)




    天満神社(氷川参道)


    新宿公園


    赤い屋根のホテル(南会津)



      
       喜多院


    秋(南会津)


    南会津(ホテル南郷)




    彼岸花の咲く頃


    雲と風景


    庭園の中の池(六義園)


 
   
    平家の里   土田氏

      
       懐かしい風景 
  
   
       船溜まり




    彼岸花と橋(日高市・巾着田)

        
    茅葺屋根の駅


    嵐山渓谷の飛び石
   

    ホテルに続く道




    奈良の浮御堂


    柴山沼の梨畑


    平家の里(湯西川)


    古河総合公園




    見沼自然公園

      
       新宿の小さな公園 



      
       かずら橋(高知県)  


    里山の朝


    見沼の桜


    収 穫




    三学院(蕨市)

      
       赤羽自然公園  


    慈恩寺


    喜多院の秋

      
 作品の対照は、私も訪れたことのある埼玉県内や都内、会津などの風景がほとんどで、
皆さんのこの1年間の力作の数々観覧して、11時20分に会場を後にした。

 この後は、いつもここへ来たときと同様に、武蔵一宮の氷川神社から大宮公園に回るこ
とにした。                                〈続く〉





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「日本188札所スケッチ巡礼 結願記念展」へ(埼玉・さいたま市)

2024-12-09 20:29:13 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2024年11月21日(木)

 カントリーウオークグループ仲間だったTさんから、自らのスケッチグループのメンバ
ーの方の標記スケッチ展の案内をいただいたので、観覧に行くことにした。

 10時前に自宅を出て、西武池袋線、JR武蔵野線と埼京線を乗り継ぎ、11時03分
に南与野駅で下車した。



 西口に出て、駅前広場の北側にある鈴谷西公園に入ると、園内のソメイヨシノやモミジ
バフウなどが色づいている。
     


 
 公園の北西側交差点から西へ、次の交差点の北側すぐ近くのこの建物の1階が会場。


 1階入口前に、このような「水の音」という彫刻が。


 その横が会場の「ギャラリー カフェ ラルゴ(Largo)」入口.で、入口に掲示のスケッチ
展のパネル。
     

 会場は、店名の通りギャラリーとカフェが一体になっていて、そのギャラリーの壁面に
作品が展示されていた。

 日本188札所とは、四国八十八か所・西国三十三札所・板東三十三札所・秩父三十四札
所のあわせて188の観音霊場のこと。

 私もこれら札所のうち、四国八十八か所は3回、秩父三十四か所は2回、ほぼ全コース
を歩いて巡拝しており、西国三十三ヵ所は寺社巡りなどで14か所、板東三十三か所はカ
ントリーウオークなどで24か所、あわせて160か所は参拝しているので、大変興味深
いスケッチ展と思い訪れた。 いただいた案内はがき
   

 会場にあった出品目録によれば、会場に展示されているのは四国88札所が12点、西
国 33札所は10点、板東33札所が10点、それに秩父34札所8点のあわせて40点
のよう。   

 ほかの観覧者が撮影しておられたので私も撮らせてもらうことにした。

 展示順とは違うところもあり、照明の違いによる色彩の違いや反射光などで見にくいも
のもあるが、その一部を以下に紹介する。





    西国1番札所・青岸渡寺(和歌山)


    西国5番札所・葛井寺(大阪府)


    西国8番札所・長谷寺(奈良県)


    西国16番札所・清水寺(京都市)

   
      西国23番札所・勝尾寺(大阪府)


    西国30番札所・宝厳寺(滋賀県)


    板東1番札所・杉本寺(鎌倉市)


    板東3番札所・安養院(鎌倉市)


    板東6番札所・長谷寺(厚木市)


    板東13番札所・浅草寺(東京都)


    板東18番札所・中禅寺(日光市)


    板東29番札所・千葉寺(千葉市)

   
      板東31番札所・笠森寺(長南町)


    秩父4番札所・金昌寺   


    秩父7番札所・法長寺    


    秩父20番札所・岩之上堂   


    四国74番札所・甲山寺(香川県)    


    四国81番札所・白峯寺(香川県)   


    四国86番札所・志度寺(香川県)   

   
      四国88番札所・大窪寺(香川県)



   

   
       秩父34番札所・水潜寺     

      
          秩父31番札所・観音院     


    秩父22番札所・童子堂     

 後になったが、会場入口前の壁面の作品の幾つかも。


   
      四国5番札所・地蔵寺(徳島県)


    四国60番札所・横峰寺(愛媛県)


    四国68番札所・三角寺(愛媛県)

 会場中央のテーブルには、各札所ごとに総ての札所のスケッチのファイルや、世界遺産
のスケッチファイルもあり、ひととおり拝見した。

 作者の刈谷さんも居られたので一巡後、ほかの方との会話が途切れた機会を見計らいお
声がけして、撮影させてもらったことの了解をいただいた後、私自身も四国遍路を3回歩
いて巡礼したことや、ほかの札所のことなどもお話ししたところ、それではと「四国巡礼
と世界遺産 スケッチの旅」をいただけることに。
   

 四国の各札所のスケッチは何れもよく覚えていて懐かしく、ほかの札所も巡ったところ
が多く、世界遺産のなかでもフランスのパリやモンサンミシェル、チェコのカレル橋やチ
ェスキークルムロフ、クロアチアのドブロブニク、カンボジアのアンコールワットなど、
訪れたとこもあり、思い出深い大変貴重な作品が多く、感謝申し上げていただいた。

 粕谷さんは、四国八十八ヵ所は公共交通機関と歩きにより巡拝され、各札所では2時間
かけてスケッチされたとのこと。日付を見ると猛暑の8月もあり、雨や雪の日もあったよ
うで、大変貴重な作品集であることを改めて認識した。

 ちなみに、四国八十八札所は四国4県を一巡する約1,200㎞、西国三十三札所は和
歌山県から岐阜県の2府6県約1,000㎞、板東三十三札所は関東1都6県約1,300
㎞、秩父三十四札所は埼玉県秩父地方約100㎞、あわせて約3,600㎞という長い行
程になる。


 観覧後、カフェでコーヒーを注文し、外のテーブルで休憩して周辺を眺めながらのどを
潤す。 
     

    
 入口近くに咲く皇帝ダリアを眺め、12時40分に「ギャラリーカフェ ラルゴ」を後
にする。

 この後は、以前に与野七福神巡りなどで何度か訪ねているところを少しだけ回り、ひと
駅先の与野本町駅に向かうことにした。

 ビルの前の車の少ない道路を北へ、突き当たった国道463号線をすぐ東側の交差点で
横断する。

     
 住宅地を少し進むと左手にカヤの大木が立ち、傍らに金毘羅天堂が祭られていた。


   

      

          
 国指定天然記念物の「与野の大カヤ」で、ここは北側にある妙行寺の金毘羅天堂境内に
なり、「新・日本名木百選」にも選定されている。


 その説明パネル


 金比羅堂のそばに立つ「大榧(かや)と金毘羅天」伝説のパネルも。


   


 道路を隔てて北側の東永山妙行寺境内へ。


 山門を入った右側には京都の名木・北山杉の若木が数本、左手には妙行寺縁起が。




 まずは正面の大本堂に参拝後、境内をザッと一巡する。






 昨夜のわずかな雨で濡れた葉


 13時過ぎに山門を出て、住宅地の続く東側の市道をさらに北進する。沿道のハナミズ
キかと思われる葉の紅葉。



 500m余り進み、十字路を右折して東北側墓地の数段の石段を上がり、与野七福神の
ひとつで無住の「鈴谷大堂」に参拝する。
     

          
          階段近くにある「鈴谷大堂改築記念碑」とその碑文
   

 墓地前の道路を東進し、JR埼京線や東北・上越新幹線などの高架の手前で左折、埼京
線の与野本町駅に向かう。


 途中の民家に咲く菊



 少し先から駅前広場にかけてバラの植栽が続くが、花の見頃は過ぎているので見栄えの
ある花は少ない。






 駅近くの公園のカエデだろうか、黄葉も終わりに近い感じ。


 
 こんなモニュメントも。





 13時40分頃、JR埼京線の与野本町駅に着いた。

 まだ昼食前なので、以前も入ったことのある駅改札近くの「VIEDE FRANCE Cafe」へ。
パンの販売もしている。


 奥のカフェコーナーで、注文した「小海老のトマトクリームパスタ」とセットドリンク
のコーヒー(1,060円)で遅い昼食をした。



 昼食後、JRガード下の反対側にある「フードガーデン」で食品の買物をする。


 改札を入ってJR埼京線ホームに上がると、東北方間近にJRさいたま新都心駅周辺の
高層ビル群が望まれた。



 14時34分発の快速 新木場行き電車に乗る。15時43分に帰宅した。




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秩父市中心街に残るレトロな建造物を巡る③(埼玉・秩父)

2024-12-05 20:56:16 | ウオーキング
 2024年11月16日(土) (3/3) 〈秩父神社の西側、3つの通り沿い〉

 秩父神社を後にして秩父鉄道の御花畑駅や西武秩父駅方向に向かい、3本の沿道にある
国登録有形文化財の建物などを眺めながら西進することにする。

 秩父神社鳥居横の ボードには「秩父夜祭」と北隣の小鹿野町の「鉄砲まつり」のポスタ
ーが。


 神社前の十字路を北へ、すぐ先の十字路で左折した黒門通りに入ると、国登録有形文化
財の建物が3棟残っている。


 最初は「秩父銘仙出張所二」、大正から昭和時代に秩父銘仙の取引が賑わった頃、近郷
の織物工場が製品取引をするための出張所だった建物のひとつで、昭和初期建築のよう。

 現在は「山くるみそば」という蕎麦店として活用されているようで、秩父銘仙を着て来
たのだろうか、和服姿の女性が当時をしのばせる。


 西隣も国登録有形文化財で「秩父銘仙出張所三」だったところ。同様に昭和初期の建築。


 左側は、カフェ&バー「Shuhali」として営業していた。


 その先の国登録有形文化財の建物は「秩父銘仙出張所一」だったところで、やはり昭和
初期の建築という。  
 
 現在は「藤澤泰山堂」という印鑑の店舗で、左側は「泰山堂cafe」になっていた。 

 さらに西へ少し、わずかな間隔で続く二つの十字路の二本目を左折して南への通りに、
一部二階建の洋館風の建物が目に入る。 

 昭和2(1927)年建築の「近藤歯科医院」で、国登録有形文化財。

 近代の医院建築が数棟残る秩父市内でも、和洋の両特徴を兼ね備えた一例の建築として
挙げられる貴重な建造物だという。

   
 すぐ先の十字路を右折した左手には、「不思議な木」と呼ばれる1本の木が立ち、その
下には小さな諏訪神社(諏訪本宮)が祭られている。


 小さな社殿だが、ここに祭られているお諏訪様は秩父夜祭と深い関わりがあようで、そ
のことが傍らのパネルに記されていた。
    

 少し西進し次の十字路を左折して南へ、「天王横丁」とよぶ通りへ。秩父神社の鳥居前
から伸びる表参道「番場通り」との交差点際に、2つの国登録有形文化財の建物が並ぶ。


 手前(北側)は「パリ-」と表示された洋風建築は「カフェ・パリー」で、昭和2年建
築の店舗兼用住宅。   
   
 外側は近代洋風の様相になっているが、内部は店舗部分の調理場と客席を除いて従来の
木造建築の様相になっていて、昭和初期から昭和30年代にかけての秩父の賑わいを今に
伝える、近代商店建築の一つとして貴重な建造物だという。

 パリーに並び、番場通りに面していまも店を続けている登録有形文化財は、創業大正5
(1915)年という安田屋。
   
 昭和5(1930)年建造の木造建築の店舗兼用住宅で、味噌漬を販売している。


 回ってきた天王横丁を挟んで東側(秩父神社寄り)に並ぶ国登録有形文化財の建物は、
「旧大月旅館別館」で大正15(1926)年建築の木造2階建て。  

 屋根の四周に外壁を立ち上がらせた簡潔な装飾で統一されていて、アールデコの衣装を
感じさせるたたずまいで、当時は2階が遊技場で1階が従業員の部屋だったよう。
 
 現在は「Bar Shob 」として営業されているよう。

 交差点の南東側も国登録有形文化財の建物で「小池煙草店」だったところ。

 通り側の壁を高く立上げて背面側に鉄板葺きの片流れ屋根を架け、通り側は隅を丸めた
壁面としていて、窓周りの縁取りなどと壁面を色や仕上げで分けた、装飾性に富む昭和初
期の店舗兼用住宅。

 北面には赤の、西側には白ののれんが掛かっていて、現在も店舗として活用されている。

   その十字路から望む秩父神社への表参道 番場通り。
   

      
      反対の西に向かい、秩父夜祭の「東町屋台収蔵庫」前を過ぎる。


 右手に、淡い彩りの木造2階建て洋館が目につく。病院のようだが現在は営業してないよ
うで、中には入れない。 

 国登録有形文化財ではないかと思われるが、そのパネルなどは確認できなかった。
     


 次の十字路の東南側には、古くから営業していたらしい八百屋さんがあり、「八百好の
やさい屋さん」の看板が。




 御花畑駅と西武秩父駅の間を南北に走る、スタートしてすぐ通過した道路際に戻る。
時刻を確かめると、西武秩父駅発の次の電車にはわずかに間に合いそうにない。

 時間調整のために、往路では通過したそばの秩父三十四霊場第十三番札所の慈眼寺に参
拝することにした。

     
          門外にある地蔵堂にまずは参拝。堂内には大きなお地蔵さんが。
          


 西側の山門を入り、正面にある本堂に参拝した。

 慈眼寺は、その名のとおり「目」のお寺として知られ、眼病治癒の御利益があるとか。
     

 慈眼寺のパネル


 門に近い北側に「柴原弘道先生像」という石像があるが、どのような人か説明はない。
     


 向かいの南側にある蔵造りのお堂は経蔵で、中央部は一切経1630巻が納められた輪
蔵で、これを回すことで一切経の功徳にあずかれるという。
     

                    

 経蔵の右手の山門際には稲荷神社も祭られている。


 慈眼寺を出て門前の道路を南へ、秩父鉄道御花畑駅西側の踏切を越えて、西武秩父駅前
に戻る。



 駅前広場にあった「不思議な石」とその説明パネル。

 

 往路でも立ち寄った駅併設の「祭の湯」の商店街を抜けて土産を一品だけ求め、15時
34分に西武秩父駅改札前に戻る。

 
 15時42分発の飯能行き始発電車に乗る。


 今日巡った中の4か所で求めた土産品。


 今日巡ったエリア

                                      (了)



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秩父市中心街に残るレトロな建造物を巡る②(埼玉・秩父)

2024-12-02 13:06:15 | ウオーキング
 2024年11月16日(土) (2/3) 〈秩父まつり会館と秩父神社〉

 秩父鉄道 秩父駅と同じビル内にある「駅そば屋 ははそ」で昼食後、隣接する「じばさ
ん商店」に回る。












 秩父らしiい魅力的な商品が沢山あったが、1品だけ求めて13時38分にビルの西北側
から出た。



 駅前広場の西側には、秩父市のイメージキャラクター「ポテクマくん」デザインのマン
ホール蓋(ふた)が。





 広場の西北端から延びる通りを少し進むと「秩父まつり会館」がある。


 これまで周辺を通っても入ったことがないが、2日前に川越市の「川越まつり会館」に
入っていたので、ここも入館することにした。(入館料500円)
               

 秩父まつり会館は、毎年12月2日・3日に行われる、秩父夜祭りに関する笠鉾(かさ
ぼこ)・屋台(やたい)を主とした関係資料を展示しているという。

 秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨高山の高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつ。国指
定重要有形・無形文化財でtユネスコの無形文化遺産にも登録されている。

 1階の山車展示室に並ぶ笠鉾・屋台は、昭和の名工、坂本才一郞の手によるもので、
妙見信仰に関する因んで衣装を配していて、2台とも黒漆塗り金具打ち、彫刻は極彩色の
本格仕様の見事なもののよう。

 2階の資料展示コーナーでは、秩父夜祭の歴史、構成、関係省を展示しているという。

    
 「秩父まつり会館」の2つ折リーフレット表紙↑と裏面掲載の「秩父祭の屋台行事と神
楽」↓



 入館してまず目に入るのは、1階ロビー掲示の秩父地方各地の祭のポスター




  今年の秩父夜祭のポスター
  

   
   照明を落とした山車展示室に入り、2台の傘鉾と舞台を観覧する。


     







     
          秩父は夜祭なので何れも照明がきれいで、精巧な彫刻も素晴らしい。
          


 位置を変えながら一周して観覧し、周辺の展示パネルなども眺めた。


 この後2階に上がり、資料展示室を回って夜祭り関連の資料や展示パネルなども。
     









 秩父夜祭りの空を彩るスターマイン花火のいくつか。


 

       
          最後に、2階からも山車の上部を眺めた。
          











 14時13分に秩父まつり会館を出た。

 北側の「柞(ははそ)ノ森」と呼ばれる一帯は秩父神社。西南側に回り正面鳥居を入る。

 
 秩父神社は、秩父地方の総社で創建は二千年前といわれ、徳川家康が再建した権現造り
の本殿、幣殿、拝殿が並んでいて、本殿は埼玉県無形文化財という。

 なかでも左甚五郎作の「つなぎの龍」が有名。「子育ての虎」「お元気三猿」も人気が
あるよう。

 社宝の御輿(みこし)は県下最古で県文化財、例大祭は、いま観覧した秩父夜祭である。

 鳥居を入ると左手に、2021年7月7日の東京オリンピック聖火リレー第4区スター
ト地点のパネルが。


   
       右手、手水舎と会館のような建物の間のイチョウや北側の大ケヤキがよい彩り。
       
 

 正面の階段を上がり、朱塗りの門を入ると左手には開催中の菊まつりのテントがあり、
ちょうど見頃な菊の花が迎えてくれる。








 少し並んで拝殿に参拝した。



 拝殿上には極彩色の彫刻が目につき、これが↓「子育ての虎」だろうか・・・
 


 左手(北)に回り、屋根下につづく極彩色のみごとな彫刻を順次眺める。逆光になり、
少し見にくいが・・




 こちらが「お元気三猿」


 本殿前に奉納された秩父の銘酒樽



 背後の回廊にも菊花展の作品が並んでいた。








 南側に回って、さらに彩色豊富な彫刻を眺めながら進む。



 名工・左甚五郎作という「つなぎの龍」

 色鮮やかな彫刻は、2年前に完成した保存修理によるよう。

 一周して拝殿の右手前に戻った。拝殿前に結ばれたおみくじ。



 左手の菊花展を見ながら、境内を鳥居方向に向かって戻る。


     中門を出て左手の流れには、色とりどりの落ち葉が。
     




 14時35分に秩父神社を退社した。                  〈続く〉




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