あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

所沢・砂川堀のシダレザクラ(埼玉)

2013-03-29 18:16:23 | 所沢だより
 2013年3月29日(金)

 昨日に続き今日も市内の花見ウオーキングへ。今日は自宅からは西方、小手指町(こて
さしちょう)の住宅地を流れる砂川堀(すながわぼり)のシダレザクラを巡りました。


 コンクリート護岸された砂川堀は、雨が少ないので水は涸れてていますが、その両岸に
シダレザクラの並木が続いています。



 木により開花の差はありますが、ほぼ見ごろになっていました。




 このあたりは、色濃いシダレザクラが続いています。




 砂川堀の桜は、この地区の区画整理を終えたときに植えたもので、119本あるとか。




 流れの両側には、戸建て住宅が続いています。




 花を見ようと、地元の方が何人も訪れていました。




 流れにゆったりと枝垂れて咲いています。 








 枝を大きく広げた木も。




 川沿いの住宅では、ツツジも見頃に。




 流れに沿って500mほど、シダレザクラの並木が続いています。








 この週末も、まだ咲き続けることでしょう。


埼玉県 ブログランキングへ


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所沢航空記念公園の桜(埼玉)

2013-03-28 16:05:41 | 所沢だより
 2013年3月28日(木)

 朝の天気予報では、埼玉県内は1日中曇の予報でしたが、午前中から所沢市内は雲が切
れて青空が見えてきました。今日の市内ウオーキングの中心は、所沢航空記念公園です。

 今月末で、アメリカの博物館から借りてきた零戦(ぜろせん)の特別展示が終わるので、
所沢航空発祥記念館に行き、見ようとしましたが、午前中の観覧は締め切り後とのこと。
でも、零戦の展示は、市などの要望に応えて8月末まで延長されることになったようなの
で、改めて訪ねることにして、公園内の花見をすることにします。

 公園西側付近のソメイヨシノは、満開間近になっていました。



 向こうに見えるのが、所沢航空発祥記念館。その前の広場や桜の下の芝生には、家族連
れやグループなどの人があちこちに腰を下ろしています。


 航空発祥記念館前に展示されているのは、もと航空自衛隊の練習機。


 公園西側の、市役所やNTTの前に咲き競うソメイヨシノ。




 その南側は沈床茶園と呼ぶ一角。ここが日本最初の飛行場、旧陸軍所沢飛行場の長さ
400mの滑走路跡です。飛行機のモニュメントが2体あり、これはその一つ。


 中央に立つ放送塔の東南側には、花壇やナノハナ畑があり、その向こうのソメイヨシ
ノの若木も見ごろに。


 近くのシダレザクラは、まだ満開にはなっていません。




 ピンクの濃いサクラ。


 公園中央の放送塔。


 小さい花びらのサクラも見頃に。


 その東側の芝生地にも、何組ものグループが花を楽しんでいました。


 ケヤキの花も開いています。


 中央にあるこのあたりの古木が、一番見ごろのよう。








 その東側には、日本最初の航空事故で遭難した、徳川、木村両中尉の慰霊碑が立っています。


 中央部の大きな柳も芽吹きを見せています。


 こちらはヤマザクラでしょうか。




 公園の東端近くに回ってみました。こちらもソメイヨシノの古木の多いところです。




 やはり満開になっていました。




 東南端の入口近くの池周辺も、やわらかな新緑を見せ始めています。


 ヤマブキも咲き出しました。


 少し戻った辺りの、ヤナギの若葉の彩り。


 南側中央の入口から公園を出て、所沢駅方面に向かいました。




埼玉県 ブログランキングへ 


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村


 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所沢・東川沿いの桜が見ごろに(埼玉)

2013-03-26 18:00:27 | 所沢だより
 今日、3月26日(火)の午前中は、昨夜からの風が残りましたが、好天になりました。
そこで市内ウオーキングは、市内の真ん中を流れる東川(あずまがわ)沿いの桜の花見を
兼ねて歩いてみることにしました。

 まずは所沢航空記念公園の南側、西新井町の西端から東へ、東新井町方面に向かいます。
東川に面した熊野神社に入ってみると、社殿前のソメイヨシノとピンクの濃い桜が開花し
ていました。


 ピンクの濃い若木は、何という桜なんでしょうか…。


 社殿右手の大きなケヤキも、やわらかな新芽を見せています。


 社殿前の鳥居には、厄除けらしいヘビのようなものが巻き付けられていました。


 その先の民家にはヒカンザクラがあり、いつも川沿いのソメイヨシノに合わせて花を見
せるのですが、今日はまだ満開にはなっていません。

 このお宅の庭には、なぜか火の見やぐらが残っています。

 さて、川沿いのソメイヨシノの並木に沿って先に進むことにします。




 川に面した別の民家のソメイヨシノ。


 全体的には、7~8分咲きくらいかと思われました。




 この木は、この川沿いの並木の中では古木のよう。


 流れは右にカーブして行きます。




 この色濃い桜はほぼ満開に。


 さらに次のカーブ点へ。


 このあたりには、この桜が数本見られました。




 こちらも、川沿いの民家のシダレザクラ。まだ4~5分咲きくらいでしょうか。


 加実橋という橋まで左岸を進んで、折り返すことにしました。


 右岸に咲き残っていたツバキ。


 こちらの岸辺にはケヤキも植えられています。






 川の北側にある人形店には、早くもこいのぼりが泳いでいました。


 夜には提灯(ちょうちん)に明かりが灯され、夜桜見物もよさそう。

 でも、今日は気温が低めなので、夜は少し寒いかもしれません。

 今週は幾分気温が低そうなので、週末まで花見ができそうです。
 




埼玉県 ブログランキングへ



にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芦ヶ久保から旧正丸峠を越えて正丸駅へ(埼玉)

2013-03-25 21:49:24 | ハイキング
 2013年3月23日(土)

 所沢市にある山里探訪会と、秩父まるごと博物館共催の、第4回「武甲の里山を歩く」
に参加する。

 集合は西武秩父線の芦ヶ久保駅。所沢市周辺と秩父市の人が中心で50人前後集まり、
秩父まるごと博物館の中谷理事長の挨拶、コースを企画した山里探訪会代表の飯野さんか
らコース説明があり、2班に分かれて10時4分に出発した。


 駅前広場にはこんな張り紙があった。ここまで熊さんが来るとは思えぬが…。



 駅付近の殿界戸(とのかいと)集落は、横瀬(よこぜ)川沿いを走る国道299号に沿
って、北側の斜面に階段状に並んでいる。駅から国道に下りて東に向かう。

 公会堂の先の民家の前に、大日如来の石仏を祭った小さな大日堂があった。そのあたり
で右カーブする横瀬川左岸と国道との間には、弁天岩と呼ぶ高さ4mほどの巨岩が横たわ
っている。


 近くの白梅がちょうど見ごろである。


 少し先の大畑集落の路傍には、古い庚申塔や六十六部供養塔、馬頭尊、地蔵尊の4体が
並んでいる。


 1月から降雨が少ないので、横瀬川の流量は少ない。


 赤谷集落に入る辺りで、二二九沢(にふくざわ)と呼ぶ流れが横瀬川に流入している。
もとの名は田坂沢と呼んでいたようだが、昭和22(1947)年9月の台風で沢が氾濫
し、死者を出す大惨事を引き起こしたので、この惨事の年を忘れぬために沢の名を改めた
という。そばのお堂に、漆ヶ崎地蔵が祭られていた。


 赤谷集落から大野峠に向かう道に入る。お地蔵さんの横を上がって行くと紅梅が花を見
せる。


 近くの民家や畑は斜面にあるので、石垣で囲んでいる。


 掛樋(かけひ)からまろやかな湧水が流れ落ち、近くにまだ花の咲き残るツバキの古木
に支えられた大岩がある。


 ここに椿堂と呼ぶお堂があったようだが、現在はその先の民家の前に移され、小さい堂
内には、木造の十一面観音が祭られていた。


 国道の赤谷トンネルの手前、石垣に囲まれた急階段上には赤谷観音堂がある。通称「姥
神(うばがみ)観音堂」と呼ばれているとか。普段は見られないようだが、今日は地元の
赤岩さんに開けてもらい拝観する。


 堂内には千手観音と十六善神、馬頭観音が祭られ、「千匹猿」と呼ぶたくさんの猿の縫
い物が下がっている。


 明治年間の奉納という、旅籠や観音堂参拝風景を描いた「姥神の絵馬」や、沢山の繭玉
(まゆだま)が奉納された額などもあった。


 そばの杉の木の下には、赤岩家のものという、富士小御嶽、富士浅間、摩利支店を祭っ
た三社様のお堂もある。

 国道の、短い赤岩トンネルには入らず、右手の旧道を回る。トンネルの先にマンサクが
咲き、古いお地蔵さんのそばに、車にひかれたらしいテンの死骸が横たわる。


 家並みは途切れ、路傍にはシタザクラという、初めて見る桜とは見えない花が咲いてい
た。二子沢のそばで、国道は長さ1918mの正丸(しようまる)トンネルに入る。

 トンネル手前で国道を左に分けた県道際は、芦ヶ久保小学校の入山(いりやま)分校跡。
校庭もないような小さな空き地には現在、携帯電話のアンテナ設備が設けられている。


 分校は昭和27(1952)年4月に開校し、昭和42(1967)年3月に統合によ
り廃校したとの記念碑があり、校門も残っていた。ここで小休止して軽食の時間となり、
その後、植物に詳しいIさんが、途中で採集してきた草木をいろいろ紹介してくれた。


 県道は10分足らずで旧正丸峠への道標に従い、左に入る林道南沢線へ。入山の小集落
を抜け、南沢橋を渡って間もなく、大きな枯れ木の下に三つの石像が立っていた。


 その一つの自然石は「追分の道標」と呼ばれ、「右なぐり八王子 左子(ね)のごんげ
ん江戸」と刻まれている。右の名栗への道は、現在はほとんど歩く人は無いらしい。

 ほかの2体の石仏は、生長した木に押されて、根元で崩れ落ちそうになって立っていた。

 左手の南沢に水は無く、平成10年の県の工事による、間伐材で造られた砂防ダムが続
いている。


 林道終点に12時25分に着き、わずかな平地で昼食に。スタート時は快晴だったが、
次第に雲が全天に広がり、薄寒くなってきた。


 30分ほどで出発し、その先は細い山道となる。あたりにはカタクリの葉が沢山出てい
て、あと何日かすると花も見られそう。

 周辺の樹木は枯れ枝のままだが、ところどころにアブラチャンが沢山の小さな花を見せ
ている。斜面が崩れて歩きにくいところもあった。


 熊のひっかき傷らしい木の横を通過し、標高665mの旧正丸峠に上がった。


 ここでIさんから、上がってきた横瀬町側はコナラ、ミズナラ、ホウノキなどの落葉樹
が主で、下る飯能市側は杉やヒノキが多いなどの説明がある。


 下り道も上り同様に急傾斜は無く、緩やかな斜度が続く。杉木立の下にも、アブラチャ
ンがところどころに花を見せる。

 旧国道に下る近くに、ヤマネコノメソウと呼ぶ、初めて聞く草があった。旧国道を少し
で、再び杉木立の中の山道に入る。

 大岩と大ケヤキのところで小休止して、もう一度Iさんが周辺の植物を紹介してくれた。
すっかり摩耗した古い馬頭観音像のところには、草花が供えられている。


 背の高い杉林を抜けると周辺が開け、ツツジやアズマイチゲが咲く。


 坂本の集落では白梅が見頃で、民家のそばの畑ではフキノトウモ沢山咲き競っていた。



 近くの民家の道路側に「右大野 左ちちぶ道」と刻まれた道標が立ち、すぐ先には八坂
神社と子育地蔵尊のお堂が並んでいる。


 道路の反対側の岩にたくさんの岩松が植えられ、その上に日月と思われる石が祭られて
いた。

 国道299号に出て「高麗川源流」標識を過ぎ、14時54分に正丸駅前にゴールした。
山里探訪会代表の飯野さんから、今後の企画の紹介などがあり、散会となる。


(天気 快晴後曇、距離 8.5㎞、地図(1/2.5万) 正丸、歩行地 横瀬町、飯能市、
 標高差 上り約480m、下り約490m、歩数 15,700)
 




アウトドア ブログランキングへ


にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖かくなり春の花が咲き競う(その2)(埼玉・所沢)

2013-03-21 17:26:46 | 所沢だより
 2013年3月21日(木)

 昨日の暖かさから一転、気温が下がり今日は15℃に届いたかどうかという陽気。午前
中はやや風もあり、少し寒さも感じられましたが天気は快晴なので、正午前後に市内ウオ
ーキングに出かけました。

 今日も、歩いて見つけた春の花便りです。


 西武池袋線の歩道橋から望むクヌギ林はまだ枯れ枝ですが、手前のプラムでしょうか、
モモ系の花が満開に近くなっています。その手前は、狭山茶の茶畑。


 北側の住宅地のお宅に咲くのも、ハナモモの一種のよう。


 西武新宿線の新所沢跨道橋をくぐって弥生町へ。近くに仮住まいしていた一昨年春にも
紹介したお寺のシダレザクラが、もうこんなに開花していました。






 所沢航空記念公園に入ると、市立図書館近くのソメイヨシノが木によっては2~3分咲
きくらいになっていました。背後の背の高い柳の芽吹きも始まっています。




 近くの「大正天皇御駐輦之跡」碑の背後には、若木ながら大きなコブシが見ごろに。






 所沢駅に近いスーパーダイエーで買い物をして、県道4号・通称「行政道路」を星の宮ま
で来ると、すぐ北側に真っ白な花が見えたので、回ってみました。

 所沢文化幼稚園の園庭にあるハクモクレンでした。


 幼稚園児のような? 純白の花でした。



 西武池袋線の西所沢駅前を通過して西側の踏切際には、毎年咲くナノハナが、今年も見
ごろになってきています。




 先日(3月16日)、赤いモモや紅梅をご覧いただいた六所神社のソメイヨシノも、チ
ラホラと咲き出しました。




 近くの、東川(あずまがわ)沿いのミニ公園のそばにはスイセンが何株か見ごろに。




 次の橋を渡って、近くの民家の庭ではボケが満開でした。






 そばの集合住宅際のスイセンも色鮮やか。




 わが家近くの民家には、ハナモモらしい花が咲きだしていました。




 いまは、どこを歩いても春の花が眺められます。またきれいな花が見つかったらご覧い
ただくことにしましょう…。





埼玉県 ブログランキングへ  



にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖かくなり春の花が咲き競う(埼玉・所沢)

2013-03-19 21:03:10 | 所沢だより
 2013年3月19日(火)

 昨日の強風も治まり、久しぶりに降った夜の雨も朝までには上がり快晴となりました。
気温も上がって暖かな日よりとなり、春の花があちこちで咲き出しました。

 午前中回った市内ウオーキングで見た、所沢市内の春の花です。

 上新井会館近くの民家前に咲くマンサク。


 近くの梅畑の片隅に立つ1本のサクラも開花しました。


 花びらの小さいサクラです。


 住宅地が広がる、小手指町4丁目の民家のハクモクレン。


 国道463号バイパスを西に進んで、誓詞橋(せいしばし)を北に入ると、近くのハク
モクレンの古木が見ごろになっていました。

 左下の人と比べると、大きさがおわかりかと思います。


 木全体が純白の花に覆われていました。

 このようなどっしりとした幹が、大きく広がる枝を支えています。


 写真を撮りに来ていた人の話では、昨年はこのように見事には咲かなかったとか。私も
何年かぶりに見ました。


 若狭町(わかさちょう)のスーパーで買い物をして、西武池袋線の線路の北に回り、西
武鉄道の小手指(こてさし)車両基地の入口付近のコブシがかなり見頃に。




 近くの民家の若いモクレン。




 小手指車両基地の下を通って、小手指町2丁目を流れる砂川堀の両側には、シダレザク
ラの並木が続いていて、早咲きの木が何本か開花していました。




 近くのお宅のミモザも満開に。




 砂川堀とシダレザクラの並木の様子。


 開花した木の、花の様子を何本かご覧いただきましょう。










 小手指駅北口にあるスーパー西友には、アメリカ・ワシントンのポトマック河畔から里
帰りしたポトマック桜が1本あり、2~3分咲きくらいになっていました。






 小手指駅前を過ぎ、住宅地の続く上新井4丁目まで戻ると、コブシが花をいっぱい見せ
ています。





 ほかではあまり見られない、色濃いコブシでした。



埼玉県 ブログランキングへ
 


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村



 

 

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続カタツムリ歩行 JR武蔵野線 北府中駅(東京)

2013-03-17 21:06:40 | カタツムリ歩行
 2013年3月17日(日)

 続カタツムリ歩行の2回目に参加した。集合はJR武蔵野線の北府中駅。駅の東側には
線路と平行して府中街道が南北に走っており、その府中街道に面して北府中公園がある。


 公園入り口付近で受付を済ませ、事務局のDさんなどと10時10分にスタートした。

 府中街道を北に向かうと、すぐに5m前後の高い塀に囲まれた府中刑務所沿いとなる。
府中街道側には北端近くに駐車スペースと入口があるが↓、表示は何もない。


 刑務所の北西端を右折して東に向かう。この通りの府中高校に接する辺りで、もうかな
り前に時効になった、線路の西側にある東芝府中工場への現金輸送車が襲われた3億円強
奪事件が発生したのだという。

 通りの北側には府中高校に接して消防署があり、その横を北に入って栄町公園の前を通
過する。


 住宅地の間に農地が残っていて耕耘機で春耕中。畑の隅のプラムらしい花が見頃になっ
ていた。


 その先にも広い農地が続き、道路側はカラタチの生け垣が続いている。


 突き当たりを右折してすぐ先の樹木畑のところで左折する。街路樹に用いられると思わ
れる樹木はまだ枯れ枝のままで、何の木か分からない。


 広い通りの都道14号・東八道路の手前のお宅のトサミズキが、やわらかな彩りの花を
開いていたが、ちょっとピンぼけ。


 そばに、使い古した竹ぼうきが差してある。ちょうど外に出ていた奥さんに聞くと、土
留めにしているとのことだった。


 東八道路を横断して、次の通りの北側から国分寺市に入る。その道路際に、コンテナハ
ウスと言うのだろうか。コンテナを組み合わせた住宅があった。


 近くの畑では、昨日植えたというジャガイモ畑の手入れをしている男性が居られた。お
父さんの時代は広い土地で野菜作りなどをしていたが、相続で放棄し、いまはわずかな畑
だけになり、自宅消費と近所の方にお分けする程度しか生産していないという。

 この近辺でも専業農家は2軒だけで、2町歩以上作らないと専業は無理とのことだった。

 広い柿畑の一角を市が無償で借用して造った「国分寺市プレイステーション」と呼ぶ、
こどもの遊び場があった。


 建物も遊具なども手製の素朴なものばかりだが、子どもが楽しく遊べそうな環境である。


 すぐ近くには、養蚕農家だったらしい煙出し屋根の付いた古い民家が残っている。


 北側の台地、国分寺崖線(がいせん)から流れ出す小さな清流に沿った遊歩道「お鷹の
道」に入り、西に向かう。流れには、ホタルも生息しているようだ。


 流れの北側には、たっぷり屋敷林や畑のある広い敷地の民家が並び、りっぱな長屋門の
家もある。いずれも本多姓のお宅で、先ほどの子ども広場も同じ姓の方が無償提供してお
られるという。


 次の家にも国登録有形文化財になっている長屋門があり、その前を通過して国分寺の前
に出ると、大きな柳が淡い彩りの新芽を見せ始めていた。


 国分寺は、以前に何度か来ているので入らず、南に向かう。


 南側一帯は、国史跡になっている武蔵国分寺跡。聖武天皇が天平13(741)年に全
国に造らせた国分寺の一つである。




 近くの大きなコブシも開花。このところの暖かさで、春の花が一斉に咲き出した。


 府中街道を横断してJR武蔵野線の線路をくぐると、武蔵国分尼寺跡が公園になってい
る。




 講堂跡付近のハクモクレンも満開になっていた。


 国分尼寺跡に続く西側の台地一体は、広葉樹の豊富な武蔵台公園。台地に上がって林間
を進んでゴールの塔を目指す。




 公園の西端近く、台地から下る途中で、毎日散策しているという奥さんが、ユキワリイ
チゲが群生していると教えてくれた。


 何年も前から来ているが、こんなに咲いているのは初めてのことだという。


 そばに、野生のランも咲いていた。


 ゴールは、その先を下った公園西端の広場。広場の中心にあった塔は、倒壊の危険で撤
去されたと奥さんに教えてもらったが、順次皆さん広場に集まってきて、昼食をする。



 いつものようにミーティング後、山浦敬子さんがオカリナで春の歌を数曲、メドレーで
演奏し、みんなでハミングして、13時10分頃散会した。


(天気 晴、距離 3.5㎞、地図(1/2.5万) 立川、歩行地 立川市、国分寺市、
 歩数 6,500)

 散会後私は北へ、府中病院横から武蔵台三丁目、日吉町四丁目などの住宅地を経て、西
武国分寺線の恋ヶ窪駅から帰路についた。(通しで約6.4㎞ 11,800歩)
 



アウトドア ブログランキングへ


にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村










 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西武池袋線から横浜中華街まで直通電車で

2013-03-16 21:31:43 | 鉄道
 2013年3月16日(土)

 今日の始発電車から、東京メトロ副都心線と東急東横線との直通運転が始まり、副都
心線に従来から乗り入れていた西武池袋線の飯能駅からも、東急東横線に直通運転が開
始され、横浜駅からはみなとみらい線にも乗り入れており、横浜中華街駅まで直通電車
で行けるようになりました。

 これらに伴い、西武鉄道のダイヤ改正も実施されました。
   

 こちらは、昨日、3月15日(金)の西武鉄道所沢駅の南口改札口付近の表示。


 東京メトロ副都心線への直通電車は渋谷駅行きでした。


 私の最寄り駅、西所沢駅に入ろうとする上り渋谷行き快速電車。


 西所沢駅上りホームに入った、別の渋谷行き快速電車。


 下りホームには、東京メトロ有楽町線からの下り小手指(こてさし)行き電車が到着
しました。東京メトロの10000系車両です。


 この写真を撮った踏切を渡り、西所沢から次の小手指駅に向かって左カーブする地点
のそばにある六所神社前を通ったら、若い桜と梅が見ごろになっていました。

 蛇足ながら、線路際の六所神社の花をごらんいただきましょう。社殿前はカワヅザク
ラかと思われます。






 社殿左手にある神輿蔵(みこしぐら)の前のカワヅサクラも見頃に。






 南側の道路際では、ヒカンザクラが満開です。






 一方、石段をはさんだ東側道路際には、紅梅がまだ咲き残っていました。




 さて、いよいよダイヤ改正の3月16日(土)となりました。

 午前中の西所沢駅上り電車の表示板。昨日までの渋谷行きに変わって、元町・横浜中華
街行きの電車です。


 お隣、所沢駅の西武鉄道路線図にも、東急東横線とみなとみらい線の路線図が右下に加
えられました(読めないかもしれませんが…)。


 所沢駅上りホームの表示。




 所沢駅上りホームに入線する、元町・中華街行き快速急行電車。


 車両は、西武鉄道から東京メトロ乗り入れ用の6000系です。

 午後、都内での地図愛好グループのメンバーとの集まりを終えて、西所沢駅まで戻った
ら、相互乗り入れ用のプレートを付けた回送電車が入ってきました。


 東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転開始などを報じた、今日の朝日新聞夕刊ト
ップ(東京本社版)

    



関東地方 ブログランキングへ


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村







 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毛呂山町の梅の見頃なゆずの里をカントリーウオーク(埼玉)

2013-03-13 21:07:40 | カントリーウオーク

 今日の首都圏は1日中強風が吹き荒れ、市内ウオーキングは中止しました。昨日のアッ
プと日にちが前後しますが、日曜日のカントリーウオークレポートです。

========================================

 2013年3月10日(日)

 21年目に入って最初の、第201回になるカントリーウオークグループの例会が開催
された。集合は東武越生(おごせ)線の東毛呂(ひがしもろ)駅。3組に分かれて10時
5分にスタートした。
 

 == 出雲伊波比神社から桂木観音へ ==

 駅前を西へ少しでスーパーいなげやの横に入り、県道39号を横断して、JAの農産物
直売所横を通過する。交通量の多い県道30号バイパスを斜めに横切り、次の交差点を右
折して西に向かう。


 紅梅、白梅が見頃な梅林の前を通って、東側から杉林の斜面を上がり、出雲伊波比(い
ずもいわい)神社に入る。


 端正なたたずまいの本殿は、享禄元(1528)年に毛呂顕繁(もろあきしげ)の再建
で、国の重要文化財に指定されている。

 今日は午後から境内の馬場で、幼児による県の無形民俗文化財「春のやぶさめ」の祭礼
が行われるようで、舞台では毛呂本郷囃子(はやし)保存会による笛と太鼓の演奏中。露
店も並び、氏子などによる準備が進められていた。


 境内を西に下り、JR八高線の毛呂駅北側の踏切を横断、県道39号の南側の住宅地を
進んで県道30号を横断する。

 複雑な建物が並ぶ埼玉医大病院と毛呂病院の北を通過し、再建中の造り酒屋の横を入る。
毛呂本郷の屋並みの西端付近に回って桂木(かつらぎ)川を渡った。


 北側に、山を背にして三つの煙出し屋根の付いた養蚕農家だったらしい民家が望まれる。
桂木川に沿った滝ノ入集落には、古木の梅畑が幾つも見られ、ちょうど花が見ごろになっ
ていた。


 道は水の少ない川沿いになり、対岸には若い桜並木が続く。滝ノ入集落の中心付近で県
道39号から延びた車道に入った。すぐ先のY字路際に、猿田彦大神が小さい小屋に祭ら
れている。

 近くのサンシュユは花が見頃になっていた。

 道が左にカーブするところに「おたか柚子(ゆず)加工センター」があり、ユズ入りの
麺を味わえる食堂と足湯が設けられていた。


 その前を北に入ると、大きく枝を伸ばした白梅が花盛り。


 そばの民家にはりっぱなサンシュユがあり、こちらも花が見頃である。


 桂木観音に通じる車道に出て、桂木川の左岸沿いを進む。日だまりで暖かいのか、近く
のショカッサイがもう花を開いていた。


 古いお地蔵さんや馬頭観音など石仏の並ぶ先から、ユズ畑の間を下って「ゆずの散歩道」
と呼ぶ川の左岸に沿った遊歩道に回る。


 このところの小雨で流れはわずかだが、小さな滝や実の残るユズ畑、咲き出したスミレ
などを眺めながら遊歩道を上流に向かう。



 コンクリート製擬木の吊り橋があり、休耕中の畑の隅にはフクジュソウがたくさん咲い
ている。


 遊歩道は1㎞近く続き、終端近くにかくれんぼの「もういいかい」姿の少女像が造られ、
「もういいかい」の楽譜や幼児の手形などがその下に彫り込まれていた。


 車道が右へヘヤピンカーブして上がって行く手前から、杉林の谷間を進む山道に入る。
気温が上がって来たが、林間で日差しが遮られ温度を気にせずに上がれる。



 ツバキの咲き残るところを通過し、林を抜けて桂木集落に上がる。路傍の畑に、かなり
伸びたフキノトウが花を見せていた。ヒメオドリコソウも花盛り。

 上部の車道に出て急な石段を上がり、12時35分に標高290m付近にある桂木(か
つらぎ)観音・桂木寺(けいぼくじ)の観音堂に着いた。

 仁王門は修理中で屋根はシートに覆われている。

 境内からは東側の展望が開け、横を通過してきた埼玉医大病院や毛呂病院、毛呂の家並
みや関東平野の展望が広がるが、春霞で少し視界は弱め。観音堂の上にある平坦な草地で
昼食とした。



 食事を終える頃、急に風が強まって辺り一面が曇り、視界も利かなくなる。

 下の杉林からは花粉が猛烈に飛散し始め、花粉症の人は症状が出てきた。

 どうやら寒冷前線が通過し始めたようで、腕まくりする暖かさだったのが気温も急速に
下がってきた。ゆっくりするのを止めて、下ることにする。


 前回も撮った石段で記念撮影をして、13時24分に出発する。

 
 == ゆずの里コースを下る ==


 石段を下ったアンテナ塔のところから下に、花粉がいっぱいの杉林が望まれ、そばに駐
車していた乗用車の屋根や窓の縁には、スギ花粉と容易に分かる黄色っぽい粉末がたくさ
ん積もっていた。


 車道を7~8分下り、左手のユズ畑の間をゆうパークに向かうグループと、車道をその
まま下るグループとに分かれる。


 ユズ畑コースには「ゆずの里Cコース」の道標が何か所かにあり、ユズ畑を抜けてヒノ
キ林に入り、稜線の南側をトラバースしながら少しずつ下って行く。

 下るにつれて広葉樹も混じり、パラパラと雨粒も落ちてきた。しかし本降りとはならず、
やがて斜度が少し強まり、越生町(おごせまち)の日帰り温泉施設「ゆうパークおごせ」
の建物↓を見下ろすところに出て、一気にゆうパークのそばに下った。


 紅梅の咲くゆうパーク入り口付近で小休止して、下の老人ホーム横から里道に入る。近
くの白梅の古木も見頃である。



 民家の前の畑にフキノトウが顔を出し、振り返る山の稜線付近にスギ花粉が白煙のよう
に上がるのも望まれる。

 裏手の墓地を上がって、往路で見えた毛呂本郷の高福寺に入り、車道組と合流した。本
堂前にクスノキの高木があり、高台なので埼玉医大方面の展望が広がる。


 桂木川を過ぎ、JR八高線の手前にある妙玄寺(みようげんじ)にも立ち寄る。


 開山は天文3(1533)年で、慶安2(1649)年には寺領八石の朱印を受け、歴
代将軍家からの朱印が残っているという。


 八高線の線路を越えたところに「山根城跡」の標石があり、妙玄寺にも、『寺の南東に
毛呂氏の館跡「掘ノ内」があり、毛呂城は山根城とも称した』と記されていた。

 スタートした東毛呂駅には15時12分に戻った。

(参加 15人、天気 晴、距離 11㎞、地図(1/2.5万) 越生、歩行地 毛呂
 山町、越生町、歩数 20,900、累積標高差 約700m)

 東毛呂駅から東武越生線で坂戸(さかど)駅に着くと、東武東上線は強風で運休中。駅
にいても寒くてたまらない。駅前通りの居酒屋「くろえもん」に交渉して、開店前に入れ
てもらい、電車待ちを兼ねた二次会で東上線の開通を待った。




アウトドア ブログランキングへ


にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さいたま新都心の写真展と氷川神社から県立博物館へ(埼玉)

2013-03-12 22:56:57 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2013年3月12日(火)

 暖かい日和となった今日は、カントリーウオークの仲間のKさんから、所属されている
大宮山岳会の「60周年記念写真展」の案内をいただいていたので、出かけました。

 JR埼京線の北与野駅で下りて、JR京浜東北線のさいたま新都心駅との間にある「け
やき広場」に向かいます。


 けやき広場は、さいたま新都心駅の改札口から通じる2階に設けられたデッキ上に植え
込まれたけやきを囲む広場です。


 写真展は、このけやき広場の下、1階のオープンスペースで開催されていました。


 大宮山岳会の会旗と、メンバーの一部の写真。


 会員の何人かが撮った写真が、オープンスペースを囲んで展示されていました。






 写真は国内だけでなく、海外遠征で撮った作品もありました。


 この写真展は、3月13日(水)までです。

 見終わった頃には正午を過ぎていたので、「そばのそば屋でそば定食の昼食に」(なん
だか早口言葉のよう…)。




 食事を終えてけやき広場に上がり、さいたま新都心駅前のアーチを東に抜けました。


 駅の東を走る旧中山道を北に少しで、一の鳥居をくぐり武蔵一宮の氷川神社に通じる参
道に入ります。


 参道は真っ直ぐ北へ2㎞近く伸びていて、両側には約650本の高木があり、そのうち
約65%がケヤキで、スダジイが約10%、ほかにクスノキ、エノキ、サクラなど37種
の樹木で構成され、その中の20本はさいたま市の天然記念物とのこと。


 この道は、さいたま市のシンボルロード「風の道」とも呼ばれているようです。


 ほぼ中間点にある十丁の標柱。丁石は1丁(約109m)ごとに立っていて、氷川参道
には十八丁まであるのです。


 この先も、ケヤキを主とした並木が続きます。


 この参道は、ずっと以前からケヤキ並木だったのかと思っていましたが、氷川神社でも
らったリーフレットによれば、昭和初期にはうっそうとした杉並木に覆われていたのが、
戦中、戦後の資材難から伐採されたことや、車の排気ガスや地下水脈の低下などにより、
ケヤキに変わったようです。

 さらに古い時代には、参道沿いに松の並木が描かれた絵図もあるとか。

 大宮駅から延びる通りを横断すると、二の鳥居が立っています。


 参道の脇には、このようなだんご屋さんや、手焼きの岩せんべい屋さん、とうふ店など、
古くからの店も残っていました。


 第三の鳥居をくぐり、いよいよ氷川神社境内へ。


 氷川神社には1か月前の2月11日(祝)に、カントリーウオークグループの20周年
記念例会で来て参拝したばかり。この山門前で記念撮影をしました。


 今日も拝殿に参拝してきました。


 神社の東や北側は赤松や桜ノ豊富な大宮公園ですが、東側には小規模ながら梅林もあり、
白梅、紅梅が咲き残っています。




 梅をスケッチするグループも。


 梅林の北に下る緑に囲まれた池があり、カルガモなどの姿が見られました。




 池の北東にある、県立歴史と民俗の博物館を観覧することにして、入館しました。


 館内は10の展示室に分かれていて、旧石器時代から現代までの埼玉県の歴史が順次理
解出来るようになっています。

 これは、行田市の稲荷山古墳から出土された国宝の金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)。
西暦471年のもので、昭和53(1978)年9月に発掘されたときには国内で大きな
話題になりました。




 第6室には板碑が並んでいますが、右端は日本最大の板碑で、高さ5m37㎝あり、応
安2(1369)年の銘があり、現地の長瀞町で私も10数年前に見ています。


 1時間余り観覧して館を出て、公園の西側から大宮駅に行き、駅西口にあるソニックシ
ティまで足を伸ばしました。

 ソニックシティの2階と地下1階に、埼玉県観光物産館があると、今日途中でもらった
パンフレットに紹介されていたので行ってみたのですが、県内の酒や調味料、菓子、工芸
品などの直売が主で、私の目的の県内各市町村の観光パンフレットはいくらもないので、
期待はずれでした。

 15時過ぎに大宮駅に戻り、JR埼京線で帰路につきました。

 ちなみに、今日の北与野駅からのウオーキング距離は7㎞余りでした。


埼玉県 ブログランキングへ


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへにほんブログ村

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする