2011年11月26日(土)
JR東日本「大人の休日倶楽部」で募集した、「鉄道博物館ナイトミュージアム」招待
に応募したところ、当選の通知があったので連れ合いと出かけた。
鉄道博物館は、JR東日本がさいたま市大宮区に4年前に開館した鉄道専門の博物館で、
JR大宮駅からニューシャトルでひと駅の鉄道博物館駅で下車すると、すぐそばにある。
通常の開館時間は10時~18時だが、この日は大人の休日倶楽部会員のための貸切イ
ベントで、18時30分~21時の間観覧できる。
ちょうど18時30分頃に入館した。
ナイトミュージアム限定の販売するというので、まずは日本食堂の弁当販売の列に並ぶ。
30分近く並んでようやく売り場へ。もう売り切れの弁当もあり、博物館限定で奥羽本
線米沢駅で明治32年(1899)から販売しているという、松川弁当店の「SL動輪太
巻き」を購入した(500円)。
展示を見る前に腹ごしらえと、食堂代わりに指定されている外の車両に入って食べる。
さてこれから観覧だ。館内に入ろうとしたら、なんとカントリーウオーク仲間のKさん
ご夫妻も来られていて、声をかけられてビックリ!
まずは1階の「ヒストリーゾーン」と呼ぶ辺りを回ることにする。ここには、歴史的な
車両がたくさん並んでいて、間近で眺められる。
国鉄初めての量産気動車というキハ41300シリーズの中の1両、昭和9年(1934)
川崎車輌の製造である。
長さ16.2m、定員は109人とか。その運転席のあたり。
蒸気機関車C57135号
蒸気機関車全盛の時代に、駅弁とともに売られていた信楽焼の茶器、文字は右書きだ。
奥の方に進むと、国鉄全盛の頃の特急列車や電気機関車が並んでいた。
左のED75775号は、昭和50年(1975)東芝製。ED57型は、交流電気の
標準設計を確立した電気機関車で、耐寒、耐雪性能を施し、羽越本線や奥羽本線で活躍し
たとか。交流最多の302両製造されているという。
上越新幹線開業前の、上越線の特急列車とき。
その頃の上野駅の模型もある。
東京オリンピックの直前、昭和39年(1964)10月1日に開業した東海道新幹線
に使用された0系車両も。
あちこちで目にしたEF58型電気機関車。
こちらは、北海道最初の鉄道・幌内鉄道で使われた、開拓使など高官専用のアメリカ製特
別客車「開拓使号」。
その前に連結されていたのが弁慶号(7100形式)。同じ幌内鉄道用にアメリカから輸
入したもの。
蒸気機関車9856号は、内部の構造が分かるように切り開かれていた。
この機関車の心臓部
小さなこの車輌は、人の力で押して運んだ人車鉄道の車輌。東北本線松山町駅と松山中
心部2.5㎞間に大正11年(1922)に開通したが、自動車の増加に伴い昭和2年
(1930)年には廃止されたようだ。
まだまだたくさんの車輌や機関車などがあったが、この辺で2階に上がってみることに。
2階からは、いま回ったヒストリーゾーンが見下ろせる。
2階の見ものとして模型鉄道ジオラマがあり、風景や建物などを精密な模型で再現した
中を、模型鉄道が縦横無尽に走り回り、HOゲージのジオラマでは国内最大級の大きさと
か。線路総延長約1400mあり、そこを1/80の在来線車輌や1/87の新幹線車両
が走るというが、残念ながら運転時間が終わっていて、見られなかった。
そこで、ショーウインドウの中に並ぶコレクションギャラリーの展示を、ひととおりの
ぞいて見た。国鉄赤谷線には、夏の飯豊連峰を縦走したとき、新潟側に下って乗ったこと
がある。
「まんせいばし」駅は、鉄道博物館の前身、東京・神田の交通博物館のあったところ。
特急つばめのヘッドマークなど。
ひととおり見るか見ないかのうち閉館の21時が迫り、鉄道博物館を後にした。
なお、鉄道博物館の詳細は鉄道博物館のウェブサイトを。
にほんブログ村
JR東日本「大人の休日倶楽部」で募集した、「鉄道博物館ナイトミュージアム」招待
に応募したところ、当選の通知があったので連れ合いと出かけた。
鉄道博物館は、JR東日本がさいたま市大宮区に4年前に開館した鉄道専門の博物館で、
JR大宮駅からニューシャトルでひと駅の鉄道博物館駅で下車すると、すぐそばにある。
通常の開館時間は10時~18時だが、この日は大人の休日倶楽部会員のための貸切イ
ベントで、18時30分~21時の間観覧できる。
ちょうど18時30分頃に入館した。
ナイトミュージアム限定の販売するというので、まずは日本食堂の弁当販売の列に並ぶ。
30分近く並んでようやく売り場へ。もう売り切れの弁当もあり、博物館限定で奥羽本
線米沢駅で明治32年(1899)から販売しているという、松川弁当店の「SL動輪太
巻き」を購入した(500円)。
展示を見る前に腹ごしらえと、食堂代わりに指定されている外の車両に入って食べる。
さてこれから観覧だ。館内に入ろうとしたら、なんとカントリーウオーク仲間のKさん
ご夫妻も来られていて、声をかけられてビックリ!
まずは1階の「ヒストリーゾーン」と呼ぶ辺りを回ることにする。ここには、歴史的な
車両がたくさん並んでいて、間近で眺められる。
国鉄初めての量産気動車というキハ41300シリーズの中の1両、昭和9年(1934)
川崎車輌の製造である。
長さ16.2m、定員は109人とか。その運転席のあたり。
蒸気機関車C57135号
蒸気機関車全盛の時代に、駅弁とともに売られていた信楽焼の茶器、文字は右書きだ。
奥の方に進むと、国鉄全盛の頃の特急列車や電気機関車が並んでいた。
左のED75775号は、昭和50年(1975)東芝製。ED57型は、交流電気の
標準設計を確立した電気機関車で、耐寒、耐雪性能を施し、羽越本線や奥羽本線で活躍し
たとか。交流最多の302両製造されているという。
上越新幹線開業前の、上越線の特急列車とき。
その頃の上野駅の模型もある。
東京オリンピックの直前、昭和39年(1964)10月1日に開業した東海道新幹線
に使用された0系車両も。
あちこちで目にしたEF58型電気機関車。
こちらは、北海道最初の鉄道・幌内鉄道で使われた、開拓使など高官専用のアメリカ製特
別客車「開拓使号」。
その前に連結されていたのが弁慶号(7100形式)。同じ幌内鉄道用にアメリカから輸
入したもの。
蒸気機関車9856号は、内部の構造が分かるように切り開かれていた。
この機関車の心臓部
小さなこの車輌は、人の力で押して運んだ人車鉄道の車輌。東北本線松山町駅と松山中
心部2.5㎞間に大正11年(1922)に開通したが、自動車の増加に伴い昭和2年
(1930)年には廃止されたようだ。
まだまだたくさんの車輌や機関車などがあったが、この辺で2階に上がってみることに。
2階からは、いま回ったヒストリーゾーンが見下ろせる。
2階の見ものとして模型鉄道ジオラマがあり、風景や建物などを精密な模型で再現した
中を、模型鉄道が縦横無尽に走り回り、HOゲージのジオラマでは国内最大級の大きさと
か。線路総延長約1400mあり、そこを1/80の在来線車輌や1/87の新幹線車両
が走るというが、残念ながら運転時間が終わっていて、見られなかった。
そこで、ショーウインドウの中に並ぶコレクションギャラリーの展示を、ひととおりの
ぞいて見た。国鉄赤谷線には、夏の飯豊連峰を縦走したとき、新潟側に下って乗ったこと
がある。
「まんせいばし」駅は、鉄道博物館の前身、東京・神田の交通博物館のあったところ。
特急つばめのヘッドマークなど。
ひととおり見るか見ないかのうち閉館の21時が迫り、鉄道博物館を後にした。
なお、鉄道博物館の詳細は鉄道博物館のウェブサイトを。
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