2019年9月20日(金)
カントリーウオークグループのメンバーTさんから、今年も「第12回 大宮スケッチ会
作品展」の案内をいただいていたので、観賞に出かけました。会期は9月18日(水)か
ら22日(日)までです。
11時50分頃にJR埼京線で大宮駅に着きました。東口の駅前広場に下りると、大宮
を代表するマスコットキャラクター「こりすのトトちゃん」が迎えてくれます。
いつものように進む一の宮通には、古くからの履物の店や京染・呉服の店などが目につ
きます。
全長2㎞ほどある氷川神社参道の中ほど、二の鳥居から参道へ。残暑で暑くなってきた
日差しをケヤキなどの古木が遮ってくれます。
右手に名物のだんごや屋さんを過ぎて間もなくに、スケッチ展の会場、氷川の杜(ひか
わのもり)文化館があり、竹林を抜ければ会場です。
今回は、Tさんなど会のメンバー17人が各々1~3点を出展されていて、あわせて
40点が展示されていました。
スケッチの対象は埼玉県内や都内を初め、関東甲信越など私も訪ねたところが多く、懐
かしい風景もあり、楽しく観賞しました。
この後は、例年通り氷川神社から大宮公園を一巡することに。
氷川神社参道には、明治天皇が明治元(1868)年10月17日に氷川神社に行幸さ
れた時のことを記した長い絵巻が掲示されています。以来、昨年でちょうど150周年に
なり、造られたようです。
そばの三の鳥居を入って境内へ。創建から2000年以上といわれる武蔵一宮の氷川神
社は、東京都・埼玉県を中心に約200社ある氷川神社の本宮で、「大宮」と言う地名は
氷川神社を「大いなる宮居(みやい)」とあがめたことに由来しているよう。
右手の神楽殿には、昨年同様に地元のサッカーチーム・大宮アルディージャのメンバー
による必勝祈願額が。
その横には、一昨年10月28日に行われた「明治天皇御親祭150年際」の際に、埼
玉県酒造組合に加盟する県内の酒造店から奉納された酒樽が並んでいました。
正面の神池にかかる朱塗りの橋を渡りながら、左手の池の中の小岩を眺めると、カメが
2匹甲羅(こうら)干ししているのが見られます。
朱塗りの楼門を入り、舞殿↓の背後に回って拝殿に参拝しました。
東門を出た辺りには、願いごとを記して奉納されたたくさんの絵馬が。
ソメイヨシノの並ぶ背後の大宮公園内を進むと、中央部に石垣に囲まれた樹齢120年
というシダレザクラの古木が目に入ります。
その下には、『大宮公園は、明治18(1885)年に埼玉県最初の公園として開園以
来「サクラ」の名所として親しまれ、現在は「日本のさくらの名所100選」のひとつに
なっている』ことなどが掲示されていました。
さらに進んで「舟遊池」の南岸に出て、池に沿って西北へと進みます。
北側に見えるのは国体会場などに使われた県営プール。
池の北西端近くには、樹齢100年は超えていると推測されるアカシデの古木があり、
その周辺にたくさんヒガンバナが芽を出していました。
昨日が彼岸の入りなので、例年なら今頃は花の見頃のはずですが、今年は夏の天候不順
のためか開花が遅れているようです。
ちなみに、県内のヒガンバナの名所、日高市高麗(ひだかしこま)にある巾着田(きん
ちゃくだ)を紹介するリーフレットには、「一般的に、8月の気温が高く降水量が少ない
年は、開花時期が遅れる傾向にあるようです」と記されていました。
池の西北端から台地に上がり、「国宝展示中」の旗のある県立歴史と民俗の博物館を観
覧することに。ここもスケッチ会作品展のあとにいつも来ているところ。
いつもは観覧後にミュージアムショップで昼食をしたのですが、今日は出だしが遅れて
もう13時半近いので最初に食事をすることにしました。
今日は団体さんが来て、ライスものや麺類は売り切れになっていたので、私としては珍
しくナポリタンを。でも美味しくいただきました。
13時40分頃博物館に入館して、年代順に第1室から順次観覧することに。第1室
「旧石器~弥生時代」と第2室「古墳時代は撮影可なので目につくものを幾つか。
第3室「奈良~南北朝時代」からは撮影禁止ですが、現在第3室で特別展示中の、武蔵
武士の大河原氏が備前長船派の刀工景光と景政に作らせた国宝の太刀と、景光が制作し、
後世に上杉謙信が所持したことから「謙信景光」の号を持つ国宝の短刀が撮影可になって
いました。 最初の太刀の方ははピンボケになりちょっと不鮮明ですが…
いずれもこの当館で所蔵しているもので、国宝の太刀と短刀が揃って展示されるのは約
4年ぶりのよう。
次の第4室「美術展示室」から第5室「室町~戦国時代」にまわると、「足軽」のコー
ナーのみが撮影OKでした。
1階の展示室から階下に下りたところの第6室「板碑」は撮影可能。ちょうどボランテ
ィアの方が日本一大きな板碑について説明中。人の丈と比べてその大きさが分かります。
第7室「江戸時代Ⅰ」と第8室「江戸時代Ⅱ」も撮影禁止ですが、第9室「明治時代~
現代」で4月23日から開催中だった特集展示「渋沢栄一と埼玉の近代」は、渋沢栄一が
新一万円札の顔に決定されたので公開期間が延長され、撮影も可能でした。
その先の第10室「水とくらし」も撮影可能で、川での漁具や紙すき、藍染め、酒造り、
水との戦い、雨乞い行事などの展示がありました。
展示室を一巡した後、通路に掲示されていたラグビーワールドカップ2019のポスタ
ーが目に入りました。
ちょうど大会が始まったばかりで、県内では熊谷ラグビー場で3日間開催されます。
15時に観覧を終えて県立博物館を後にして、舟遊池の北面沿いを東進しました。
日本庭園に入ってみましたが、花など咲いていなかったので足早に通過し、神池の東側
を回って往路を戻りました。
15時47分にJR大宮駅に着き、埼京線上り電車のホームに向かいました。
これで今日は約5㎞の軽ウオーキングでした。
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カントリーウオークグループのメンバーTさんから、今年も「第12回 大宮スケッチ会
作品展」の案内をいただいていたので、観賞に出かけました。会期は9月18日(水)か
ら22日(日)までです。
11時50分頃にJR埼京線で大宮駅に着きました。東口の駅前広場に下りると、大宮
を代表するマスコットキャラクター「こりすのトトちゃん」が迎えてくれます。
いつものように進む一の宮通には、古くからの履物の店や京染・呉服の店などが目につ
きます。
全長2㎞ほどある氷川神社参道の中ほど、二の鳥居から参道へ。残暑で暑くなってきた
日差しをケヤキなどの古木が遮ってくれます。
右手に名物のだんごや屋さんを過ぎて間もなくに、スケッチ展の会場、氷川の杜(ひか
わのもり)文化館があり、竹林を抜ければ会場です。
今回は、Tさんなど会のメンバー17人が各々1~3点を出展されていて、あわせて
40点が展示されていました。
スケッチの対象は埼玉県内や都内を初め、関東甲信越など私も訪ねたところが多く、懐
かしい風景もあり、楽しく観賞しました。
この後は、例年通り氷川神社から大宮公園を一巡することに。
氷川神社参道には、明治天皇が明治元(1868)年10月17日に氷川神社に行幸さ
れた時のことを記した長い絵巻が掲示されています。以来、昨年でちょうど150周年に
なり、造られたようです。
そばの三の鳥居を入って境内へ。創建から2000年以上といわれる武蔵一宮の氷川神
社は、東京都・埼玉県を中心に約200社ある氷川神社の本宮で、「大宮」と言う地名は
氷川神社を「大いなる宮居(みやい)」とあがめたことに由来しているよう。
右手の神楽殿には、昨年同様に地元のサッカーチーム・大宮アルディージャのメンバー
による必勝祈願額が。
その横には、一昨年10月28日に行われた「明治天皇御親祭150年際」の際に、埼
玉県酒造組合に加盟する県内の酒造店から奉納された酒樽が並んでいました。
正面の神池にかかる朱塗りの橋を渡りながら、左手の池の中の小岩を眺めると、カメが
2匹甲羅(こうら)干ししているのが見られます。
朱塗りの楼門を入り、舞殿↓の背後に回って拝殿に参拝しました。
東門を出た辺りには、願いごとを記して奉納されたたくさんの絵馬が。
ソメイヨシノの並ぶ背後の大宮公園内を進むと、中央部に石垣に囲まれた樹齢120年
というシダレザクラの古木が目に入ります。
その下には、『大宮公園は、明治18(1885)年に埼玉県最初の公園として開園以
来「サクラ」の名所として親しまれ、現在は「日本のさくらの名所100選」のひとつに
なっている』ことなどが掲示されていました。
さらに進んで「舟遊池」の南岸に出て、池に沿って西北へと進みます。
北側に見えるのは国体会場などに使われた県営プール。
池の北西端近くには、樹齢100年は超えていると推測されるアカシデの古木があり、
その周辺にたくさんヒガンバナが芽を出していました。
昨日が彼岸の入りなので、例年なら今頃は花の見頃のはずですが、今年は夏の天候不順
のためか開花が遅れているようです。
ちなみに、県内のヒガンバナの名所、日高市高麗(ひだかしこま)にある巾着田(きん
ちゃくだ)を紹介するリーフレットには、「一般的に、8月の気温が高く降水量が少ない
年は、開花時期が遅れる傾向にあるようです」と記されていました。
池の西北端から台地に上がり、「国宝展示中」の旗のある県立歴史と民俗の博物館を観
覧することに。ここもスケッチ会作品展のあとにいつも来ているところ。
いつもは観覧後にミュージアムショップで昼食をしたのですが、今日は出だしが遅れて
もう13時半近いので最初に食事をすることにしました。
今日は団体さんが来て、ライスものや麺類は売り切れになっていたので、私としては珍
しくナポリタンを。でも美味しくいただきました。
13時40分頃博物館に入館して、年代順に第1室から順次観覧することに。第1室
「旧石器~弥生時代」と第2室「古墳時代は撮影可なので目につくものを幾つか。
第3室「奈良~南北朝時代」からは撮影禁止ですが、現在第3室で特別展示中の、武蔵
武士の大河原氏が備前長船派の刀工景光と景政に作らせた国宝の太刀と、景光が制作し、
後世に上杉謙信が所持したことから「謙信景光」の号を持つ国宝の短刀が撮影可になって
いました。 最初の太刀の方ははピンボケになりちょっと不鮮明ですが…
いずれもこの当館で所蔵しているもので、国宝の太刀と短刀が揃って展示されるのは約
4年ぶりのよう。
次の第4室「美術展示室」から第5室「室町~戦国時代」にまわると、「足軽」のコー
ナーのみが撮影OKでした。
1階の展示室から階下に下りたところの第6室「板碑」は撮影可能。ちょうどボランテ
ィアの方が日本一大きな板碑について説明中。人の丈と比べてその大きさが分かります。
第7室「江戸時代Ⅰ」と第8室「江戸時代Ⅱ」も撮影禁止ですが、第9室「明治時代~
現代」で4月23日から開催中だった特集展示「渋沢栄一と埼玉の近代」は、渋沢栄一が
新一万円札の顔に決定されたので公開期間が延長され、撮影も可能でした。
その先の第10室「水とくらし」も撮影可能で、川での漁具や紙すき、藍染め、酒造り、
水との戦い、雨乞い行事などの展示がありました。
展示室を一巡した後、通路に掲示されていたラグビーワールドカップ2019のポスタ
ーが目に入りました。
ちょうど大会が始まったばかりで、県内では熊谷ラグビー場で3日間開催されます。
15時に観覧を終えて県立博物館を後にして、舟遊池の北面沿いを東進しました。
日本庭園に入ってみましたが、花など咲いていなかったので足早に通過し、神池の東側
を回って往路を戻りました。
15時47分にJR大宮駅に着き、埼京線上り電車のホームに向かいました。
これで今日は約5㎞の軽ウオーキングでした。
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