2021年12月18日
おお、もう1週間しか余裕がありません。
この敷石は、前回12日にやりかけていた作業でもあります。
拡張し地面が切られ、新たに現れた部分は、コンクリートを打つかどうか舗装をしなければなりません。(タタミで約6畳分)
でも、一方で崩した石垣の石をどうするか? が、新たな問題でした。
石畳で利用すれば、問題解決と思いました。
この日の昼食時のNHKののど自慢放送(熊本市会場)を楽しみにしていたのですが、茨城県南部の震度4 の地震で中断したので、食後の昼休み無しで試験的にやってみました。
2021年12月18日
さて、『敷石や石畳にしよう!』と思ったものの、石垣の丸石を平面に埋めるには、大きな石となると20cm位の穴を掘らねばなりません。
形状に合わせた穴の形を一個一個合わせての穴掘りになり、これまた大変な作業でした。
手袋は泥だらけで、写真を撮る余裕もありませんでしたので、埋め終わったところです。
写真が前後しますが、盆栽を乗せていたコンクリート製の石板です。
無用の人(盆栽の趣味が無い俺)には邪魔でしかない。
これも重い!無用の長物ですので、丸石も無くなったので敷石としました。
やっとこさ敷終えました。泥汚れの敷石、石畳を水で洗い、地固めします。
ホームセンターから買ってきた、隙間埋めの玉砂利と、さらに小さな隙間にホワイトバラスです。
玉砂利50キロ、ホワイトバラス50キロでしたが、まだ少し足りない感じです。
内から外側方向を見た所です。
外から内側方向を見た所です。
雨の時には、庭の雨水がここを流れ出ますので、砂より流されないバラスや玉砂利の大きさが適しています。
今日の本命の仕事を捗らせるために買っていた、幅広の鏨(タガネ)と、石の切断用のディスクです。
石の再生利用、寄せ集め石組みの面倒くさいことは、はめ込みたい部分での縦横の大きさが合わない事です。
飛び出る所、幅が広すぎる所はカットしなければなりません。
17番の石の、幅を6センチ、頭を8センチの切断です。
ディスクグラインダーでの切断作業は、キックバックも起こりやすく片手では危ないので、止めての撮影です。
この凝灰岩は、集落内の石切り場原産で、阿蘇Ⅲ期の12万年前の火砕流の固まったものと思われます。
タガネで斫る時も少し匂いがしてきますが、ディスクグラインダーで舞い上がる粉塵は独特のガスが匂いたちます。
当時閉じ込められた火山性ガスかな?と思いながら作業すると不思議な気分になります。
切断の溝に鏨2本を打ち込んでいきますが、一度に深く打ち込もうとしても跳ね返されて入りません。
見えない小さなヒビが入っていると想像して、2本のタガネをずらしながら何度も打ち込んでいきます。
1kgのハンマーを延々と諦めずに叩き続けます。
300回ほど叩いたでしょうか?
薪割りと違い、なんの予兆もなく割れる時は突然来ます!
左右の石と高さを揃えることが出来ました。
ここは今回の石垣の築き始め部分、この角を取ります!
同じように、ディスクグラインダーで切り目を付け、鏨を打ち込みました。
切り目にタガネを打ち込むと、簡単に思いどおりに斫(ハツ)れます!
玉砂利の部分が広がった面積です。
道からの入り口は、内輪差のため広めの約500cmを確保。
狭い所で、390センチ幅!
これで外車も、ダンプも難なく入れます。
期限もあり、いろいろ痛い思いをした拡幅工事でしたが、大した怪我も無く何よりでした。
『親父見てたか!』
宿題は、石垣の上の竹垣ですが、来年にします。
皆様、良いお年をお迎えください。
①木戸口(門)拡張工事(No1)
②木戸口(門)拡張工事(No2)
③木戸口(門)拡張工事(No3)
④木戸口(門)拡張工事(No4)
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