黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

新田勢が集結?・諏訪神社のカヤの木

2020-10-15 20:43:32 | 埼玉県

夕方、ひめちゃんは小次郎パパと南の方にお散歩です。

ひめちゃんちの桂の木は、上の方から黄色くなり始めました

 

むむ、小学生の下校だ

何人かが、やって来ます

歩道脇に除けて、通過を待ちます。

怖いよう

早く行っちゃって

 

「こんにちは あのう、犬触っていいですか?」

「いいよ。でもこっちの子にしてね。」

おかあさんは、小次郎パパを差し出します。

ひめちゃんは、おかあさんの後ろで震えています。

子供達は、小次郎パパの頭をなでたり背中を触ったり、濃厚接触して去っていきました。

「バイバイ

 

帰り道、刈り取りの終わった田んぼには、まだマネキンがありました。

夕方は、ちょっと不気味です。

でも、ひめちゃんも小次郎パパも、全く反応しませんでした。

 

 

深谷市の天然記念物に諏訪神社の榧老木(かやろうぼく)があります。

所在地は高島595-1です。

生品神社を検索しているとき、諏訪神社のカヤの木を目指して、新田勢の援軍が来た話がありました

そして、摂社諏訪神社(字諏訪之木)とありました。

高島の諏訪神社は生品神社の摂社(本社と末社の中間の位置)かな?

新田義貞の進軍については諸説ありますけど、このカヤの木を目指して、新田勢が利根川を渡ってやって来たという伝承があるのです

新田郡出身のひめちゃんちのおかあさんは、どうしてもこのカヤの木に逢っておかなければなりません

 

国道17号線(上武道路)を世良田で降りて上武大橋を渡り、中瀬の信号で左折、暫く行って五差路を北に行けば、難なく到着できるはずでした。

ところがうっかり世良田で降り損ない、新上武大橋を渡ってしまいました

しばらくして、こりゃ大変だ

コンビニに寄って、「高島595-1」をナビを入れます。

本来の国道17号線に出て、南から回り込みました。

ストリートビューで見た五差路に出ました

北に進路を撮ると、右に大きな木が見えます。

 

やっと到着です

諏訪神社、ちょっと寂しい感じです。

一応幟は上がることもありそうですけど。

 

確かに大きな大きなカヤの木です

「榧老木」のポールだけがあります。

深谷市のHPによると、「樹齢1200年以上、根回り14メートル」とあります。

今までに訪問した中で、一番古いことになります

 

樹齢の長さを感じさせる幹です

 

おや、木の下に庚申塔です。

三猿もはっきり分かります。

そんなに古くはなさそうです。

 

カヤの木の方は、古い

 

このカヤの木は、一見2本の木に見えます。

でも、落雷により2つに割れ燃えて、根元から2つの幹がでているということです。

 

往時はさぞかし遠くから見えたことでしょう

ナビなどない時代には、大きな役割を果たしていたことでしょう

どこかで雌木とみたような気もしますけど、実がありませんね。

超高齢のおばあちゃんですものね。

何時までも長生きしてくださいね

 

何もない諏訪神社の空間です。

ちょっと座ってみる勇気が出ませんでした。

 

さて、帰りがけに近くの中瀬神社に寄っていきましょう。

上州彫刻師集団の作品があるということですね

 

 

 

 

 

コメント (2)
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