夕方、ひめちゃんは小次郎パパと南の方にお散歩です。
ひめちゃんちの桂の木は、上の方から黄色くなり始めました
むむ、小学生の下校だ
何人かが、やって来ます
歩道脇に除けて、通過を待ちます。
怖いよう
早く行っちゃって
「こんにちは あのう、犬触っていいですか?」
「いいよ。でもこっちの子にしてね。」
おかあさんは、小次郎パパを差し出します。
ひめちゃんは、おかあさんの後ろで震えています。
子供達は、小次郎パパの頭をなでたり背中を触ったり、濃厚接触して去っていきました。
「バイバイ」
帰り道、刈り取りの終わった田んぼには、まだマネキンがありました。
夕方は、ちょっと不気味です。
でも、ひめちゃんも小次郎パパも、全く反応しませんでした。
深谷市の天然記念物に諏訪神社の榧老木(かやろうぼく)があります。
所在地は高島595-1です。
生品神社を検索しているとき、諏訪神社のカヤの木を目指して、新田勢の援軍が来た話がありました
そして、摂社諏訪神社(字諏訪之木)とありました。
高島の諏訪神社は生品神社の摂社(本社と末社の中間の位置)かな?
新田義貞の進軍については諸説ありますけど、このカヤの木を目指して、新田勢が利根川を渡ってやって来たという伝承があるのです
新田郡出身のひめちゃんちのおかあさんは、どうしてもこのカヤの木に逢っておかなければなりません
国道17号線(上武道路)を世良田で降りて上武大橋を渡り、中瀬の信号で左折、暫く行って五差路を北に行けば、難なく到着できるはずでした。
ところがうっかり世良田で降り損ない、新上武大橋を渡ってしまいました
しばらくして、こりゃ大変だ
コンビニに寄って、「高島595-1」をナビを入れます。
本来の国道17号線に出て、南から回り込みました。
ストリートビューで見た五差路に出ました
北に進路を撮ると、右に大きな木が見えます。
やっと到着です
諏訪神社、ちょっと寂しい感じです。
一応幟は上がることもありそうですけど。
確かに大きな大きなカヤの木です
「榧老木」のポールだけがあります。
深谷市のHPによると、「樹齢1200年以上、根回り14メートル」とあります。
今までに訪問した中で、一番古いことになります
樹齢の長さを感じさせる幹です
おや、木の下に庚申塔です。
三猿もはっきり分かります。
そんなに古くはなさそうです。
カヤの木の方は、古い
このカヤの木は、一見2本の木に見えます。
でも、落雷により2つに割れ燃えて、根元から2つの幹がでているということです。
往時はさぞかし遠くから見えたことでしょう
ナビなどない時代には、大きな役割を果たしていたことでしょう
どこかで雌木とみたような気もしますけど、実がありませんね。
超高齢のおばあちゃんですものね。
何時までも長生きしてくださいね
何もない諏訪神社の空間です。
ちょっと座ってみる勇気が出ませんでした。
さて、帰りがけに近くの中瀬神社に寄っていきましょう。
上州彫刻師集団の作品があるということですね