黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

「山上の薬師の道」考

2020-10-06 15:18:00 | 群馬県・旧勢多郡

ひめちゃんちに、早咲きの椿が咲き始めました。

今年の一番乗りは、西王母でした。

絞りの花が早そうです。

白西王母も咲き始めました。

 

 

 

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を西に出ます。

あれ、有明の月だ

画面中央・電線の下に、まだ有明の月がありました。

 

ひめちゃんたちは、諏訪神社の向こうを目指します。

神社の前から、久しぶりに妙義山が見えます。

あれ、浅間山だと思うけど、白いぞ

初冠雪の話はまだだったと思うけど

少し行くと、白くない浅間山が見えます。

なんだ、雲が懸かっていたんだ。

今朝はなぜか、妙義の岩肌もみえるような?

 

いつものUターン地点ではなく、もう一本先の薬師の道まで足を延ばします

 

雑草がウチバになってます。

凜としたひめちゃん、かっこいいよ

薬壺を持った薬師様、健在でした

薬師如来の文字も、わりとはっきりしています。

いつ頃のものだろう?

「慶応四」の文字が見えます

右側の薬師大日如来は、「明治」と見えます。

薬師大日如来って、初めてききますけど、まあ御利益を強く願った現れでしょう。

 

ここの薬師様は、慶応に明治、幕末から明治に掛けての造立のようです。

西洋医学は入ってきていたでしょうけど、まだ山上には到達していなかったのかな

この時代に、山上に天然痘などの伝染病がはやったのかな?

 

万病に効くという触れ込みの、山上・常広寺の竜骨も、正徳4年(1714)にやってきてから、はや150年が経っています。

もはや、効き目はなかったのかも知れません

 

赤城山もはっきり見えます

見返りひめちゃんです

この薬師様も薬壺を持っています。

 

もう少し北に行くと、また石仏群があります。

こちらは、大分地中に埋没して劣化しています

でも、たぶんさっきの方々と同じく薬師様だと思われます。

 

さて、早く帰って、朝ご飯にしましょう

東に進路を取ります。

山上の元・蓮田を確認です。

蓮ともども、稲は刈り取りが終わってます。

電気柵はまだあります。

来年蓮の花に逢えるかな?

 

 

 

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