ひめちゃんは、ダッシュで帰ってきました。
獅子丸の御飯をもらう時の大騒ぎの声を聞いたのです。
獅子丸は、配膳を静かに待つことが出来ません。
御飯の準備が始まると、「早くして、餓死しちゃうよ。」と大騒ぎを始めます。
第2陣で帰ってきた、ひめちゃんとタバサねーちゃんにも、しっかり聞こえたようです。
慌ててカメラを向けますけど、ボケボケです
ハート型マロマユのひめちゃんになってしまいました
でも、かわいい記念かな?
11月26日、小平方面からの帰り、ちょっと浅原で細道に迷い込みました。
予期せず、日輪寺です。
何故か環境庁・群馬県の説明板です。
ここ日輪寺は、天台宗のお寺で、本尊は十一面観音です。
延暦年間に創立され、開山は慈雲山です。慶応三年(1867)に、本堂・庫裏・鐘楼の全てを焼失してしまい、大正13年に再興しました。
この寺の庫裏北面には、自然石に梵字を刻んだ種子六尊の庚申塔や、やさしくほほえましい道祖神が安置されています。
道祖神は、もとはたぶん旧道沿いにあったものでしょう。
『ぐんまのお寺 天台宗Ⅰ』(上毛新聞社 平成11)では、
ここは浅原の集落を抜ける旧街道で、この道を北へ一キロほど進むと左手山際に日輪寺がある。
裏山ではなく、道ばたのほうが似合いそうです。
クラシックな、いい雰囲気の参道階段です
鐘楼堂の階段になぜか覆い屋があります。
参道脇には、左右にお地蔵様です。
大きさは違うけど、なんとなく似ているかな?
合掌
ちょっと登りにくい階段を、がんばって登ります。
閉ざされた本堂です。
とりあえず合掌
本堂左の階段に覆いのある鐘楼堂です。
なぜ階段に覆いがあるんだろう?
側には、こんなバリケード
実は駐車場がよく分からずに、この進入禁止の前に駐車してます
御朱印をと声を掛けたりしないで、静かに退却した方が良さそうです。
日輪寺下の小平川を渡って帰ります。
橋の名は、「よりや橋」です。
この突き当たりの道が、旧道らしいですね
もしかしたら、円空さんが歩いた道かもです
天台宗寺院一覧で検索すると群馬の天台宗寺院は西部・中部に多く、東毛は意外と少ないですね。道忠教団が布教した地域ですから、もっと多いのかと思ってました。もっとも西部・中部寺院の創建期を調べていないので、奈良平安時代との脈絡は無いのかも知れませんが。
確かに、東毛に天台宗の寺院は少ないです。
でも長い歴史の中で宗派が変わるということもあります。小俣の鶏足寺は、円仁がかかわって天台宗の時期もあったそうです。
道忠は栃木市岩舟町の大慈寺2世ということで、またそこは円仁が修行した寺でもあるということです。大慈寺は今も天台宗です。