三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

高齢者の行政負担

2014年09月27日 | 環境・都市計画
 今朝は、昨日より1時間早い午前5時よりわらじ通信のポスティング。約2時間かけてゆりのき台1丁目の残りと4丁目付近に配付しました。私の住むゆりのき台は、3千世帯近く(人口7千人超え)ようやく半分。少しの時間を見つけて、歩いて回っています。
 朝出かける前に空を見上げるとオリオン座が輝いていました。オリオンと言えば冬の星座の代名詞。何だかこの季節に見るなんて不思議な気持でした。


 さて、3日間続いていた平成25年度決算審査の3つの常任委員会の審議が昨日終わりました。昨日は、高齢者の敬老会に対しての議論が私的には、これからの課題として心に残りました。

 現在、市では、75歳以上の方(9800人ほど)に敬老事業の実施のために一人当たり3千円を補助し、各地域で敬老行事を開催していただいています。
 昨日、議論となった部分は、出席率も低くなって来ている現状もあり、その効果など、抜本的な見直しの必要があるのではないかと言うものでした。
 私の住むゆりのき台の敬老行事には、両親がお世話になりましたが、出席率は半分もなく30%ほどと認識しています。
 地域によっては、100%近い出席をされているところもあるようですが、参加されない方には、世話人の方々が、各戸を回って品物を渡すなどしています。
 さて、敬老行事には、昨年度決算資料によれば、約2900万円かかっていることになります。市当局は、「日本を支えて来られた方々へ今後も何らかの形で敬意を表したい。それは、額が云云ではない。」と述べていました。
 敬老行事には、一方で外出を促す効果もあるとは思いますが、いかんせん年1度のみ。
 ただ、私の父のように敬老行事に参加することが一つの目標になり、何だか動きが良くなったと妻と語ったこともありました。目に見えない心理面の効果もあると感じています。
 高齢者にとっては、日常生活からの脱出。身なりもそれなりに整えますし、確かにお金云云には代えがたいものがあるのではないかと思います。
 ただ、敬老行事の対象年齢を70歳⇒75歳に引き上げたのが、10年ほど前、これからも高齢化率が上がって来ることも考えると高齢者に関連する歳入・歳出の全体像を見つめ直し、本当に必要な事業を残すなど議論の必要があるのではないかと思っています。
コメント
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