この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ぬいぐるみだったからいけなかったのかな?

2011-01-13 21:04:49 | 政治・経済・時事
 何年か前のクリスマスの数日前のことでした。
 UFOキャッチャーでゲットしたぬいぐるみが部屋中にあふれかえっていて、さて、どうしようか、ネットオークションに出品する資格は持ってないし、フリーマーケットでもぬいぐるみはあまり売れないしな、と思案した時、そうだ、どこかの養護施設に寄付しようと思い立ちました。
 ちょうどクリスマスだし、ぬいぐるみをプレゼントしたらきっと喜んでもらえるに違いない、そう思ったのです。
 
 でもそういった施設にこれといったツテはないので、インターネットで近隣の養護施設を調べだし、それから突然押し掛けられて迷惑かと思って先に電話することにしました。
 これこれこういった理由でぬいぐるみを寄付したいのだが、いつごろそちらを訪ねたらいいだろうか、と尋ねました。

 電話したのは、五件か、六件だったと思いますが、時に慇懃無礼に、時に無愛想に、ことごとく断られました。
 うちはそういった寄付は受け付けていない、と。

 そのときは、寄付をしたいのはこちらの都合だし、向こうは向こうで寄付を受け付けない何かしらの事情があるのだろうと思って納得したのですが、日本全国津々浦々、こうも善意がばら撒かれている状況にあっては、何故自分の善意は拒絶されたんだろうってやるせない気持ちになってしまいます。
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飲酒運転について思う。

2008-11-18 22:58:00 | 政治・経済・時事
 つい先日も大阪で痛ましい飲酒運転による引きずり死事件があった。
 つい先日も、と書いたけれどあまりにも同様の事件が頻発していて、具体的な日付を書かなければどの事件かわからないぐらいだ。
 感覚も麻痺してしまって、どれほど悲惨な事故であっても、せいぜい「あぁ、またか」ぐらいにしか思わなくなってる自分に気づく。

 基本的に飲酒運転は無くならないって思う。
 酒を飲むってことは酔っ払うってことであり、酔っ払うってことは理性を無くすってことだ。理性を無くした人間に「飲酒運転をしてはいけませんよ」と道理を説いたって無駄だからだ。

 だが同時に飲酒運転を無くすのは簡単でもある。
 単純に、すべての自動車にアルコールチェッカーをつけて、呼気からアルコールが検知されたらエンジンがかからないようにすればいいだけの話だ。簡単な話だ。

 その簡単な話が日本では実行に移される気配は一向にない。アメリカの一部の州やフランスなどでは違反者にアルコールチェッカーの設置を義務付けていて、特にスウェーデンでは2012年からすべての新車に設置が義務付けられるというのに。

 結局、要はどれぐらい飲酒運転根絶に本気なのかということなのだろう。
 つまり、飲酒運転根絶のためにすべての車にアルコールチェッカーの設置を義務化しました、そのための費用が一台につき○万円ほどかかりますが、各自負担してくださいね♪というお上からの御達しがあったとして、(事故を起こしたわけでもない)自分が何でそんなの負担しなくちゃいけないの?と顔をしかめたとすれば、その人は本気じゃないってことだ。過去に身近な人を飲酒運転による事故で亡くした人であれば喜んで負担するであろうから。
 そして日本はどれほど飲酒運転による悲惨な事故が多発しようが、残念ながらスウェーデンと違って本気じゃない人がいつまでも多数派を占めるのだろう。

 さて、これから年末にかけて忘年会のシーズンである。いいかえれば飲酒運転のシーズンであり、飲酒運転による悲惨な事故のシーズンである。
 せめて日付を言わずとも、あぁ、あの事故ね、とすぐに思い至る程度の事故数であってくれればと願わずにはいられない。
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一日遅れだけれど。

2008-11-06 23:18:54 | 政治・経済・時事
 一日遅れだけれど、オバマが大統領選で勝利してよかった。
 まず間違いなくオバマが勝利するだろうとは思っていたけれど、前回のこともあるからね、油断は禁物。

 それにしてもブッシュ政権下のアメリカの八年は最悪だった。
 アメリカは二十世紀にベトナム戦争と大恐慌を経験したのだけれど、ベトナム戦争と大恐慌は同時に起こったわけではないからね。
 イラクに戦争を仕掛け、なおかつ最近の金融危機の引き金となったサブプライムローン問題に無策だったブッシュはある意味すごいよ。永遠にその名が語り継がれることだろう、最低無能な大統領として。

 まぁオバマも百パーセント信用できるかというとそういうわけではないけれど、アフガニスタンにおいては強硬路線のようだし、逆に北朝鮮には融和策を提示しているようだし、でもブッシュ以下ってことはないだろう。
 負の遺産を引き継いで何かと大変だろうけれど、頑張って欲しいよ。

 普段は政治をネタにブログの記事は書かないんですが、前にひどい目にあったので、今回ばかりはさすがに一言言わずにはいられませんでした。
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10/28。

2005-11-07 23:56:28 | 政治・経済・時事
昨日、ぽっかり空いていた10/28のブログの記事を今さらながら埋めました。
ある小説についての感想だったのですが、内容は政治的なものになってしまいました。
政治について語ると緊張しますよね。
自分が少数派であると認識していればなおさらです。
もし興味があるという方がいらっしゃったら覗いてみてください。
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もう少しだけほっとけない。

2005-10-07 22:32:51 | 政治・経済・時事
『ほっとけない世界のまずしさ』キャンペーンについてもう少しだけ。

このキャンペーンのことを知ったのはしぃ。さんのブログの記事からでした。
へぇ、そんなものが流行ってるんだ、ぐらいの軽い気持ちで検索してみました。
すると賛成、反対、どちらの意見のブログもあって、ふぅん、やっぱりこういうのって人それぞれなんだな、というのがそのときの感想でした。
最初に首をひねったのは、前回の記事で中立派として紹介した聖二さんという方のブログの記事の一部を読んでのことでした。
以下抜粋します。
>実は、このホワイトバンドは、自分で購入したわけではなくて、
>夏にサッカー観戦したときにオマケとして貰ったものなんです。
>でも、そのオマケ分のチケット代が高かったので買ったみたいなものかな
え?と思いました。
この試合のチケットを購入した人は否応なくホワイトバンドも買わされた、ということ?
サッカー会場でホワイトバンドを売ること自体は問題ないと思います。
しかし、こういったものってゲームソフトじゃないんだから、欲しくもない人に抱き合わせで売るのはどう考えても感心しません。
おかげで聖二さんは手元にホワイトバンドがあるにも関わらず、キャンペーンの収益が募金に当てられるものと勘違いされたようです。(無理矢理押し付けられたのですからそれもやむを得ぬことだと思います。)
(*この点については自分は若干誤解をしていたようで、全てのチケットにホワイトバンドがついていたというわけではありませんでした。詳しくは聖二さんのブログの補足記事をご覧ください。こちら。
そこで今度はキャンペーンの本サイトを覗いてみることにしました。
そこに書かれてあることを完全に精読したというわけではありませんが、活動の主旨、及び理念はとても素晴らしいと思いました。
けれどいくつかの疑問も残りました。
まずホワイトバンドの単価300円の内訳なのですが、自分が一番引っかかったのは流通費が33%を占めるということでした。
自分はホワイトバンドの制作費や広告宣伝費が実際いくらなのかについてはわかりません。
けれど、あんな指でつまめる、ごくごく小さな軽いバンドに流通費が百円も掛からない、ということは常識で考えてわかります。
でなければ世に流通する百円以下の商品は成立しえないですから。
先ほどキャンペーンの理念は素晴らしい、そう述べました。
この世界から全ての貧困がなくなれば、これに勝る喜びはないでしょう。
けれど、理念はともかくとして、キャンペーンの主催者が何をこれからするのか、したいのか、できるのかについては、サイトを読んでもさっぱりわかりませんでした。(もちろんこれには自分の読解力の問題もありますが。)
それでも彼らの要求することをまとめると、『「日本政府は貧困削減に向けて求められる責任を果たします」と小泉首相が明言する』ことだというのは一応わかりました。
しかし、そのために彼らが具体的にどういった行動を取るつもりなのかについてはやっぱりわかりませんでした。
サイトのコンテンツに『イベント&スケジュール』があります。
自分はそこには今後のキャンペーンのイベントや講演会などの予定がぎっしりと書かれているもの、そう思っていました。
けれど、そこにはそんなものはありませんでした。
あるのは、十二月十三日から十八日までWTO世界貿易機関閣僚会議が開催されるというお知らせだけでした。
これで「イベントに参加するか?」と聞かれても困ります。(自分が無知なだけでこの会議が誰にでも参加できるものであるならば話は別ですが。)
このコンテンツを見る限り、キャンペーンの主催者に自らが提唱する理念の実現にさほど熱意がないのでは?と疑われても仕方がないでしょうね。
彼らの提唱する理念は、つまり世界から貧困を無くそうとする意志を持つこと、何度も述べている通り、とても素晴らしいものです。
これが個人によって提唱されたのであれば、仮に提唱だけであったとしても表彰ものでしょう。
しかし、この提唱が企業によってなされ、そして実際そのシンボルであるホワイトバンドが六億円以上もの売上げを達したのであれば、多くの人々にその理念を知らしめた、といった目に見えない成果では困ります。
何かしらきちんとした、誰もが納得する成果を上げて然るべきでしょう。
今の段階ではこのキャンペーンが稀代の詐欺行為であるのか、それとも偉大な啓蒙活動であるのかの答えは出せません。
けれど願わくば後者であれ、そう思わずにはいられません。
ホワイトバンドの購入者の中には、抱き合わせで買わされた人、その理念をよく理解せずに単なるファッションとして購入した人と事情は様々でしょうが、中には本当に世界から貧困がなくなれば、そう願って購入された人もいるでしょうから。
その善意が無に帰すとなればあまりにも悲しすぎます。
集まった活動資金が有効に使われればよい、そう思います。

少しだけ、といいつつ長くなったなぁ・・・。
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ほっとけない。

2005-10-04 23:52:06 | 政治・経済・時事
今さらながらの感がありますが、世間では(というかネット上では)『ほっとけない世界のまずしさ』キャンペーンが物議を醸し出しているらしいですね。
自分はこれまでまーったく興味がなかったのでよく知らなかったのですが、せいぜいそーいえば以前CMでやってたなぁと思うぐらいで、そのキャンペーンのシンボルであるホワイトバンドが何でもすでに200万個以上出荷されたとか。
今年の流行番付の横綱になることは間違いないでしょうね。
さて、知らないついでにもう一つ、このホワイトバンド、収益がてっきり貧しい人たちへの募金に当てられるのかと思ってたらそうではなくて、そのキャンペーンの活動資金に当てられるのだそうです。
で、キャンペーンに対しても賛否両論で、手放しで素晴らしいと絶賛する人もいれば、詐欺同然だと切って捨てる人もいて、う~ん、微妙微妙。
ざっと検索してみました。
賛成派の方反対派の方、まぁどちらかというと中立派の方のブログです。
困ったことに賛成派、反対派のどちらの意見を聞いてもそれなりに正しいように聞こえてしまうんですよね。笑。
肝心要のNGOのサイトも覗いてみたんですけどね、、、う~ん、なんだかなぁって感じがしました。
彼らの唱える理念自体はとても素晴らしいものに思えましたが、そこから先、彼らが一体何をしたいのか、それが残念ながら伝わってきませんでした。
実際、ホワイトバンドを購入している人たちの多くもキャンペーンの理念を理解して購入しているわけではないみたいですしね。
購入者のほとんどはホワイトバンドを単なるファッションとしてしか捉えていないような気がします。
だとしたらこのキャンペーンはどれほど理念が崇高であったとしても失敗ではないでしょうか。
なぜなら、ファッションは必ず終焉を迎える運命にあるのですから。
いずれそれほど時を経ずに、ホワイトバンドが見向きもされなくなる日が来るのは、おそらく、、、間違いないでしょうね。(バンドそのものの寿命もあるでしょうし。)

個人的にはもちろん世界から少しでも貧困がなくなれば、そう思いますが、でもその手段として自分だったら、ある一本の映画を出来るだけ多くの人に観てもらうようキャンペーンをしたいです。
その映画とはこちら
ホワイトバンドといったファッションともいえるシンボルを身につけさせるよりもこの映画を観ることの方がよっぽど貧困について具体的でわかりやすく、胸に響くものがあると思うんですけどね・・・。
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嫌韓流、その2。

2005-09-07 20:41:27 | 政治・経済・時事
『嫌韓流』についてのレビューを掲載していましたが、自分の読み方があまりにいい加減すぎました。
『嫌韓流』については再度あらためて読み直して後日レビューしなおしたいと思います。
自分のいい加減なレビューに不快な思いをされた方、申し訳ありませんでした。
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嫌韓流、その1。

2005-09-05 23:41:08 | 政治・経済・時事
友人から、『嫌韓流』という本が話題になってるよと聞き、たまたま立ち寄った本屋で立ち読み出来たので、ざっとですが目を通してみました。
自分なりにレビューをしてみたいと思います。
注:手元に『嫌韓流』はありません!!レビューは全て記憶によるものです。ですからそのような主張は『嫌韓流』ではされていないという記述があれば、訂正の方、よろしくお願いいたします。)

恥ずかしながら自分は日韓関係の政治的事柄、及び歴史的背景に関する知識は疎いので、『嫌韓流』の中での政治的内容に対する感想は割愛させてもらい、文化的内容の記事に対してのみ感想を述べさせてもらいます。

『嫌韓流』によれば、本来日本の伝統文化である剣道、空手、折り紙、盆栽、茶道などを韓国起源の文化だと韓国人は主張しているそうです。
しかもさらに「韓国には元来は誇るべき文化が何もないのだ」とまで断言していました。
いやはや知りませんでしたよ!
何を知らなかったかというと日本人がこれほど日本の伝統文化を愛しているってことを!
ここだけの話、自分は折り紙を趣味にしています。
けれど生まれてこの方、同世代の人間で折り紙が趣味だという人が周りにいたことなどありません。
ですから韓国人が「折り紙は韓国発祥である!」と主張して、何のメリットがあるのやら?と疑問に思ってしまいます。
まぁ折り紙のことはさておき、剣道、空手、柔道などの武術・武道を嗜まれている方に尋ねたいのですが、やっぱり、剣道(韓国名ではクムド)は韓国発祥!っていわれると腹が立つんでしょうか。
また、韓国のクムド協会がオリンピックにクムドを競技として申請したら、許せない?
自分は正直なところ、う~ん、そういうものなのかなぁ、って思ってしまいます。
武術において、そんなにどこで発祥したか、誰が考えたのかってことが重要なんですかねぇ。
自分は武術において何より重要なのはただひたすら強いかどうか、だけだと思うんですけど。
ブラジルのグレーシー柔術が万人を魅了してやまないのは、その絶対的ともいえる強さなのではないでしょうか。(最近はそうでもないようだけど。。。)
ですから、日本の剣道の猛者が韓国に乗り込んで、クムドの有段者達を(出来たらクムドの流儀で)叩きのめしてくれたら、こんな痛快なことはないんですけどね。
そしたら自分は日本の剣道こそ最強なのだ、と誇りに思うことが出来るでしょう。
現在の、どちらが起源なのかという論争は、どちらが起源にせよ(もちろん日本が起源だと信じていますよ)、自分には近所の二店のラーメン屋が「うちこそ本家だ!」「いや、うちこそ元祖だ!」と言い争っているのと何ら変わらないように思えるのです。
日本の剣道家の方に提案です。
是非韓国クムド協会に挑戦状を叩きつけてください。
出来たらあえてクムドの流儀で試合をするのが自分の希望ですけど、それが無理というなら統一ルールを設けてもいいです。
そして日本の剣道が強いのか、それとも韓国のクムドが強いのか、はっきりと決着をつけてください。
どちらが起源かなんて、正直部外者にはどうでもいいのです。
興味があるのはどちらが強いか、だけ。
ラーメンで重要なのは美味いか不味いか、その一点であるのと同じように。
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選挙について考えてみる。その二。

2005-08-26 23:53:07 | 政治・経済・時事
昨日の記事で(実際には続けて書いてるんですけど)、自民党以外への投票を呼びかけました。
そうすると、ははーん、コイツは民主党の回し者なんだな、と思われる方もいると思いますが、さにあらず、自分は今回の選挙で、というか、生涯すべての選挙において民主党に投票する気はありません。
読んでも中身がないマニフェストもそうですが、決定的な理由はこれ、人権擁護法案。
繰り返しますが、自分は政治に対して興味がありません。(正確には興味をもてません、といった方が正しいのですが。)
年金問題も財政改革も少子化対策も外交も好きにやってくれ!って感じです。
そんな政治丸投げの自分の、唯一例外で関心のある事柄がこの人権擁護法案なんです。
言論の自由、表現の自由を脅かす存在であるこの法案を許す気にはなれません。
当然それをマニフェストに盛り込む政党も同様です。
上のサイトに行かれて、人権擁護法案の問題性に眉をひそめた方は9/11の投票日には民主党に投票しないでください。
それにしても自民党、民社党と第一党、第二党に投票する気が起きないのでは、政治に興味がもてなくても仕方ないですよね。
さてさてどの党に投票すればいいのやら。。。
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選挙について考えてみる。その一。

2005-08-25 23:43:13 | 政治・経済・時事
以前にもいいましたが、自分は政治には興味がありません。
こんな発言をしていると民主主義の敵!と指を差されそうですが、実際ただだらだらと生きているだけの自分に政治に興味を持てといわれてもそりゃ無理!ってものです。
とはいえ、さすがに今回の選挙では見て見ぬ振りをするってわけにもいかないようなので、ちょっとだけ考えてみました。

先ず今回の選挙の争点となっている郵政民営化について。
ぶっちゃけていいますけど、どっちでもいいんじゃないでしょうかね、民営化しようが、しまいが。
郵政民営化に賛成の人たちの声に耳を傾けると、ふんふん、なるほど、民営化は必然だなと思えちゃいますし、反対派の人たちの主張に目を通すと、民営化なんてとんでもない!って気にさせられます。
つまり、答えがない問題なのではないでしょうか、実際それを実施してみない限りは。(もしくは実施しない限りは。)
例えていうなれば、余命半年の末期癌患者に成功率十パーセントの手術を施すようなもので、手術が成功すればやはり手術をして正解だったのだ、ということになりますし、失敗すれば何で手術に踏み切ったのだろう、そう後悔する。
それに似たようなものじゃないですかね、郵政民営化って。
だから、民営化を推進しようが反対しようがどっちでもいいんじゃないの?って正直思います。
なのですが。
しかしながら、今回のように法案が否決されたからといって即選挙!というやり方は到底好きになれません。
だって考えてもみてください、今回の選挙でどれぐらいの費用が掛かってるんでしょうか。
調べてもちょっと自分ではわからなかったんですけど、おそらく百億、二百億という金額ではないでしょうね、下手するともう一桁上かも?
当然そのお金は全額我々の尊い税金からまかなわれるわけで。
一人の男のくだらないメンツのために、やってもやらなくてもいい選挙にそんな大金が注ぎ込まれる、こんなことって許せますか?
自分はとても許す気にはなれませんね。
熱烈な自民党支持者の方はまぁいいです、何も考えずに自民党に投票しても。
でも普段の選挙で、なーんとなく自民党に一票投じているって方、今回の選挙だけでもいいから、自民党以外の党に投票してください。
でないとこれからも法案が否決されるたびに選挙!ってことになりかねませんよ。
その選挙費用は税金でまかなわれてるってことを忘れてはいけません。
悪しき前例を作ってはいけません。
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