リドリー・スコット監督、ポール・メスカル主演、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』、12/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画の日にて鑑賞料金1000円)。2024年59本目。
11月15日に公開された『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を12月1日の映画の日に観に行きました。
2週間遅れの鑑賞ということになりますね。
鑑賞が2週間遅れたのは他に観たい映画があったというのもありますし、大作映画なんだから多少観賞を遅らせても問題はないだろうと考えたというのもあります。
つまり、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の鑑賞意欲はそれほどのものではなかったということですね。
本当に観たい映画であれば公開週に観に行ってるはずですから。
前作はもちろん鑑賞済みです。
ただ、何ぶん観たのが20年以上前なので、ストーリーの細部までは覚えていません《続編鑑賞のために前作を復習するような、真面目な映画ファンではありません。悪しからず。)。
でも傑作だったということと、ラッセル・クロウの熱演は覚えています。
あの傑作に続編が必要だとは、続編公開の報を耳にした時思えませんでした。
しかし、実際『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を観てみたら、「この続編もありだな」と思いましたよ。
迫力ある戦闘シーン、陰謀うず巻く王宮、王道的な展開、前作には及ばずとも、充分及第点を与えていいと思います。
ただ一つの欠点を除いては。
本作の欠点、それは多くの人が指摘していますが、主役のルシアスを演じたポール・メスカルのオーラの無さ、ですね。
まず、剣闘士としてまったく強そうに見えないのは問題だと思いました。
コロッセオを舞台にした作品なので、多くの剣闘士が登場するのですが、彼らの多くはムキムキのマッチョです。
一人ポール・メスカルだけがちょっと体格がいい人なんですよ。
そのちょっと体格がいい人が剣闘士として連戦連勝なんですから、観ていて違和感を覚えずにはいられません。
またルシアスは前作でラッセル・クロウが演じたマキシマスの息子という設定なのですが、ポール・メスカルとラッセル・クロウはまったく似ていません。
似ていない親子も多々いますが、物語に説得力を持たせるのであれば、ルシアス役にはもっとラッセル・クロウに似た俳優を起用すべきだと思いました。
またルシアスは皇子という設定でもあるのですが、ポール・メスカルに皇子としての気品のようなものは感じ取れません。
リドリー・スコットはポール・メスカルのどこに惹かれて彼をルシアス役に抜擢したのか、非常に謎です。
リドリー・スコットなりに思うところがあったのかもしれませんが。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
11月15日に公開された『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を12月1日の映画の日に観に行きました。
2週間遅れの鑑賞ということになりますね。
鑑賞が2週間遅れたのは他に観たい映画があったというのもありますし、大作映画なんだから多少観賞を遅らせても問題はないだろうと考えたというのもあります。
つまり、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の鑑賞意欲はそれほどのものではなかったということですね。
本当に観たい映画であれば公開週に観に行ってるはずですから。
前作はもちろん鑑賞済みです。
ただ、何ぶん観たのが20年以上前なので、ストーリーの細部までは覚えていません《続編鑑賞のために前作を復習するような、真面目な映画ファンではありません。悪しからず。)。
でも傑作だったということと、ラッセル・クロウの熱演は覚えています。
あの傑作に続編が必要だとは、続編公開の報を耳にした時思えませんでした。
しかし、実際『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』を観てみたら、「この続編もありだな」と思いましたよ。
迫力ある戦闘シーン、陰謀うず巻く王宮、王道的な展開、前作には及ばずとも、充分及第点を与えていいと思います。
ただ一つの欠点を除いては。
本作の欠点、それは多くの人が指摘していますが、主役のルシアスを演じたポール・メスカルのオーラの無さ、ですね。
まず、剣闘士としてまったく強そうに見えないのは問題だと思いました。
コロッセオを舞台にした作品なので、多くの剣闘士が登場するのですが、彼らの多くはムキムキのマッチョです。
一人ポール・メスカルだけがちょっと体格がいい人なんですよ。
そのちょっと体格がいい人が剣闘士として連戦連勝なんですから、観ていて違和感を覚えずにはいられません。
またルシアスは前作でラッセル・クロウが演じたマキシマスの息子という設定なのですが、ポール・メスカルとラッセル・クロウはまったく似ていません。
似ていない親子も多々いますが、物語に説得力を持たせるのであれば、ルシアス役にはもっとラッセル・クロウに似た俳優を起用すべきだと思いました。
またルシアスは皇子という設定でもあるのですが、ポール・メスカルに皇子としての気品のようなものは感じ取れません。
リドリー・スコットはポール・メスカルのどこに惹かれて彼をルシアス役に抜擢したのか、非常に謎です。
リドリー・スコットなりに思うところがあったのかもしれませんが。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。