この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

行き倒れるにも程がある。

2005-10-06 23:27:03 | 日常
今朝会社の裏手にある社員用駐車場に車を乗り入れようとしてビックリしました。
駐車場の入り口のところに女性の人が一人倒れていたのです。
入り口はちょうど交差点の抜け道の曲がり角にあるので、てっきりその女性が交通事故にあって倒れているのだと思いました。
自分は車を脇に停めると急いで女性に駆け寄りました。
すると、、、どうも様子が変です。
声を掛けても返事はなく、ピクリともしないのですが、けれど何だか、、、クレーチング(側溝を塞ぐ格子状の鉄製の蓋)に頬をぴたりとくっつけ、自分にはその女性が実に気持ちよく寝ているように見えました。
あとから来た会社の上司、そして向かいの会社のAさんも来て声を掛けたのですが、やっぱり女性は起きる気配がありません。
そしてAさんが携帯電話で救急車を呼ぶことになりました。
「大丈夫ね、あんた、今救急車を呼んだけん、しっかりしいよ!」
それまでどう呼びかけてもピクリとも反応しなかった彼女なのですが、『救急車』という言葉には即座に反応して、パチリと目を開けました。
「いえ、私、大丈夫ですから!」
大丈夫って言ったって、ねぇ?
結局事情はよくわからなかったのですが、彼女はどうやらただ眠たかっただけ、みたいです。
五分ほどしてやってきた救急車の乗員の人たちに散々謝っていました。
どんなに眠たくても朝の八時に他所の会社の駐車場の入り口で寝ないで欲しいものだな、と思いました。
コメント (10)
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