この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

子育て論についてお袋とぶち当たる。

2007-09-24 22:40:09 | 日常
 子育て論についてお袋とぶち当たりました。
 といっても自分には子供はいないので、対象は姪っ子のなるみと甥っ子のたけひろなんですけどね。
 お袋に言わせると自分の叱り方はきつすぎるそうです。
 さらに好き放題いえるのはたまにしか会わないからで、さらにさらにいうと自分には子供を叱る資格がないそうです。

 叱り方がきつすぎる、、、そうかもしれません。
 でもですね、最初から声を張り上げてるわけじゃないんですよ。
 先日、鰻を食べに行ったとき、鰻屋の玄関先にバケツに入れられた川海老がいたんですよ。
 で、それは一匹五十円の売り物だったんですよね。
 食事が出てくるまでの間、そして食べ終わった後、大人たちが雑談している最中に子供たちがバケツを覗き込んでいました。
 覗き込むだけなら問題ないわけですが、なるみとたけひろは川海老を直接触ったり、木の棒で突付こうとしたりするんです。
 それを見咎めた自分としては注意しないわけにはいかないじゃないですか。
 もちろん最初は出来るだけ優しく、諭すような言い方をします。
「この海老は店の売り物で、なるみたちのものじゃないんだから、触ったり、木の棒で突付いたりしちゃダメだよ?わかったね?」って。
 でもちょっと目を離した隙にまたなるみたちは海老にいたずらをしてるわけなんですよ。
 そしたらこっちも「触っちゃダメって言ったでしょ!!」ってさっきよりも大きな声でいわないわけにはいきません。
 すると一瞬反省した素振りを見せますが、五分もしないうちにまた海老にちょっかいを出してて、「こら、何度言えばわかるの!!(怒)」ってなるわけです。
 そりゃ、海老に興味を持つのは悪いことじゃないですよ。触りたいって気持ちもわかる。でも売り物にイタズラしちゃダメでしょ~。
 と自分は思うんですが、自分以外の保護者(つまりお袋と兄夫婦)はそう思わないみたいで、小さい子供のやってることなんだから大目に見てあげようよ、みたいな感じなんですよ。
 おぃおぃ、高級フルーツショップで桃に同様のイタズラをしていても同じことが言えるんかい!っていいたくなります。

 あと車の中でゲームをしたり(右に左に揺れる車の中で小さなゲーム画面を覗き込むべきではないと自分は考えます)、暗いところで本を読んだり、お出かけする寸前なのに玩具箱を引っ張り出してきて引っくり返したり、やっぱりそういうのを見ると注意しないわけにはいかないんですよ。
 でもそういう自分の行いに、お袋は思うところがあるようで、今日衝突しました。
 あんたがなるみたちを叱るのはたまにしか会わないから(お気楽な立場だから)出来ることで、さらにいえば普段自堕落で上げ膳据え膳の生活を送っているあんたにはなるみを叱る資格はない、そうです。
 ちょっと待ってよ、といいたいです。
 子供を叱るのに、その子供とどれぐらいの間隔で会っているのかが重要なことなの?
 初対面の子供であれば、その子がどんなイタズラをしていたとしても注意してはいけない?(実際には見も知らぬ子供がなにかイタズラをしていたとしても実害がない限り注意はしませんけどね。自分はそういう人間なので。それがよいと思ってるわけではないけど。)
 子供を叱るのは(親だけでなく)すべての大人の責任じゃないの?

 あと資格云々、ですけど、確かに自分は三十路を過ぎても独身で、社会的にも信用はなく、稼ぎも少なければ生活も自堕落な上に上げ膳据え膳で、ついでに生きていくこと自体面倒臭いとか不謹慎なことを常々考えてますよ。
 でもだからといって子供を叱る資格がないってのはどういうことだよ、と反発を覚えずにはいられません。
 
 幸いなことになるみとたけひろは自分に懐いていてくれます。
 それは厳しく叱ることはあっても理由もなく激昂してるってわけじゃないことが(子供なりに)わかっていてくれるからだって思っています。
 もちろん叱るだけでなく、散歩にも付き合ってあげるし、玩具も買ってあげるし(主にUFOキャッチャーのプライズですけどね。)、抱きかかえてウリャーとぐるぐる回ってあげるし、自分自身なるみやたけひろと遊ぶのは好きなんですけど、叱ってはいけないといわれると、こりゃつきあえんわな~と思ってしまいます。
コメント (26)
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