この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

デス・プルーフ in グラインドハウス。

2007-09-05 23:13:04 | 新作映画
 クェンティン・タランティーノ監督、『デス・プルーフ in グラインドハウス DEATH PROOF』、9/1、ユナイテッド・シネマ中間16にて鑑賞。


 四本目を観終わった時点でもうきつくてきつくて、予告通り(?)シネコンのトイレでゲェゲェ吐いてました。
 吐くといってもこの日ろくなものを食べてないので(だってハンバーガーショップしかないんだもん)口から出るのは胃液ばかり。
 便器に腰を下ろすともはや立ち上がる気力すらありませんでした。
 よっぽど帰ろうかと思いましたよ。
 どう考えても映画を観れるような状態じゃないし、それにそんなに自分はタランティーノのファンってわけでもないし。
 それをやっぱり観ることにしたのは、ある人から「『デス・プルーフ』、面白いらしいですよ」と薦められて、「じゃあ、映画のハシゴの時に観ることにします」って約束したからです。
 約束っていえるほどの約束ではないし、そもそもその人が現在自分のブログを覗いているかどうかも定かではないんですが、それでも自分はどんな些細な約束であれ、可能な限り守りたいんですよね。
 逆に守れない約束はしたくないです。

 で、肝心の映画の感想ですが、結論からいえば自分の好みの映画ではありませんでした。
 どうやら自分はタランティーノとは相性が悪いみたいです。
 といってもまったく面白くなかったかというとそうでもなく、後半のカーチェイスシーンは迫力がありました。CGを使わないからこそ出せた迫力でしょうね。
 この作品を薦めるとしたらやっぱりB級映画ファン、ホラー映画ファンなんでしょうけれど、それ以外に仕事や日常生活でストレスのたまった女性の方が楽しめるんじゃないかって思いました。
 そう思ったのは今までホラー映画でお目に掛かったことのない、ある意味こちらの予想を裏切るラストだったからですが、、、実際のところどうでしょうか。
 あと個人的に気になったのはやっぱりチアガールがその後どうなったかで、、、ああいったところをお座なりにするからタランティーノって好きじゃないんですよね。

 とにかく五本も一気に観てさすがに疲れました。
 もう今月は映画を観に行かないかもしれません。
 次回鑑賞は10/6公開『ローグ・アサシン』の予定です。
コメント (10)
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