この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

泣ける映画の泣けない事情。

2012-02-01 22:21:58 | 旧作映画
 あるマイミクさんが日記に、『アルマゲドン』を見て泣いた、って書いてあったのを読んで、えぇ!?と驚いちゃいました。
 もちろん、どんな映画で泣こうが、もしくは感動しようが、それはその人の自由だし、誰に文句を言われることでもないのですが、ただ『アルマゲドン』は、演出、ストーリー展開、その他諸々に問題があるので、自分は勝手に『アルマゲドン』で泣く人なんていない!と思い込んでいたのです。

 自分の偏見はさておき、自分がまったく泣けない『アルマゲドン』で泣けるというなら、自分が泣ける(と思う)映画でその人がどういった反応を示すか、具体的にはどれぐらい泣くのかには当然興味が湧きます。
 自分がお薦めする泣ける映画、それは何といっても今は亡きブラッド・レンフロ主演の『マイ・フレンド・フォーエバー』です。
 もうね、これ、反則だろ、っていうぐらい泣ける映画なんですよ。世の腐女子で泣けない人はいないだろう、って思うぐらい。
 この映画を見て涙の海で溺れるがいい、ってぐらい自信満々で、件のマイミクさんに『マイ・フレンド・フォーエバー』を紹介しようと思いました。

 が、しかし。

 今回、検索して初めて知ったのですが、『マイ・フレンド・フォーエバー』、驚いたことにDVD化されてないんですよね。
 これにはほんと、ビックリしました。
 自分が面白いと思った映画で、DVD化されてない作品って、結構あるんですが(とりわけ『ボロワーズ/床下の住人たち』のDVD化は切に希望!)、それでもまさか『マイ・フレンド・フォーエバー』がDVDになってないとは思ってもみませんでした。

 DVDになってないのは、単にマイナーだからだろう、って思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはないです。
 ミクシィではこの映画のコミュが二つあり、合わせて二千人以上の参加者がいますから。
 何だ、たった二千人かよ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の参加者がどれぐらいいると思ってるんだ、そう仰る方もいるかもしれませんが、それも違うんですよ。
 十五年以上前の、DVDにもなってない映画のコミュの参加者が二千人以上というのは、驚異的に多いと言ってよいと思います(自分が参加している『シューティング・フィッシュ』という映画のコミュは八人しかいません。笑。)。

 なぜ『マイ・フレンド・フォーエバー』がDVD化されないのか、真相はもちろん藪の中で、はっきりとはわかりません。
 しかしまことしやかに囁かれる説があり、それは主人公たちの声を当てているのが、某芸能事務所に所属するアイドルで、DVD化されないのは、その版権の使用料が高いからだとか、もしくはその事務所の社長が許可を出さないからだとか、云々。
 もちろん眉唾だとは思いますが、でもそれぐらいしか『マイ・フレンド・フォーエバー』がDVDにならない理由って考えられないんですよねぇ。

 ともかく「たのみこむ」でもツタヤの「発掘良品」でもいいから、『マイ・フレンド・フォーエバー』が一日も早くDVD化されて欲しいです。
 そして件のマイミクさんを涙の海に溺れさせたいです。笑。
コメント (9)
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