スティーブン・スピルバーグ監督、ジェレミー・アーヴァイン主演、『戦火の馬』、3/3、ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野にて鑑賞。2012年8本目。
第一次大戦下、数奇な運命をたどった一頭の馬がいた。
馬の名前は「ジョーイ」。
戦地の極限状態の中で、いつしかジョーイは「奇跡の馬」と呼ばれるようになる…。
まず、初めに言っておきます。
本作は馬好きには必見です。
まぁ馬と限定しなくても動物好きの方であれば、ラストは間違いなく号泣必至でしょう。
馬が主役の映画の決定版と言っていいと思います(ちなみに象が主役の映画の決定版は『トム・ヤム・クン!』だと思う。笑。)。
では、さほど動物好きというわけではない人間は、例えば自分ですが、満足しないかというとそういうことはありません。
ぶっちゃけ、自分は途中まで後述するような理由で観ていて不満を覚えていたんですよね。
でも、終盤の戦闘シーンは、さすが暴力大将スピルバーグの面目躍如というか、『プライベート・ライアン』のオマハ・ビーチ再びというか、ともかくド迫力で、このシーンだけで、自分はいろいろ不満もありましたが、とりあえず充分満足させてもらいました。
さて、自分は本作のどこに不満を覚えたのか。
正確には本作の、というか、ハリウッド映画を観ていてしばしば覚える不満なのですが。
例えば、日本映画において、韓国人と中国人の登場人物がいれば、当然彼らはそれぞれ韓国語と中国語を話します。
日本映画なんだから、韓国人と中国人が日本語を話す、なんてバカな話はない。
しかし、ハリウッド映画ではそのバカな話が当たり前のようにまかり通っているんですよね。
本作でいえば、ドイツ人とフランス人が日常会話で英語を使うのです。
さらに本作では日常的に英語を話すドイツ人とイギリス人が会話するシーンがあります。
このシーンはとても感動的なんですが、同時に自分の眼から見て、圧倒的に不自然極まりなくて、、、でも、それを不自然と思う人はあまりいないみたいです。
いつかドイツ人がドイツ語をしゃべるハリウッド映画を観てみたいものです(まぁこれまでになかったってわけではないでしょうが)。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
第一次大戦下、数奇な運命をたどった一頭の馬がいた。
馬の名前は「ジョーイ」。
戦地の極限状態の中で、いつしかジョーイは「奇跡の馬」と呼ばれるようになる…。
まず、初めに言っておきます。
本作は馬好きには必見です。
まぁ馬と限定しなくても動物好きの方であれば、ラストは間違いなく号泣必至でしょう。
馬が主役の映画の決定版と言っていいと思います(ちなみに象が主役の映画の決定版は『トム・ヤム・クン!』だと思う。笑。)。
では、さほど動物好きというわけではない人間は、例えば自分ですが、満足しないかというとそういうことはありません。
ぶっちゃけ、自分は途中まで後述するような理由で観ていて不満を覚えていたんですよね。
でも、終盤の戦闘シーンは、さすが暴力大将スピルバーグの面目躍如というか、『プライベート・ライアン』のオマハ・ビーチ再びというか、ともかくド迫力で、このシーンだけで、自分はいろいろ不満もありましたが、とりあえず充分満足させてもらいました。
さて、自分は本作のどこに不満を覚えたのか。
正確には本作の、というか、ハリウッド映画を観ていてしばしば覚える不満なのですが。
例えば、日本映画において、韓国人と中国人の登場人物がいれば、当然彼らはそれぞれ韓国語と中国語を話します。
日本映画なんだから、韓国人と中国人が日本語を話す、なんてバカな話はない。
しかし、ハリウッド映画ではそのバカな話が当たり前のようにまかり通っているんですよね。
本作でいえば、ドイツ人とフランス人が日常会話で英語を使うのです。
さらに本作では日常的に英語を話すドイツ人とイギリス人が会話するシーンがあります。
このシーンはとても感動的なんですが、同時に自分の眼から見て、圧倒的に不自然極まりなくて、、、でも、それを不自然と思う人はあまりいないみたいです。
いつかドイツ人がドイツ語をしゃべるハリウッド映画を観てみたいものです(まぁこれまでになかったってわけではないでしょうが)。
お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。