この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

鑑賞三日前にネタバレを知った『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』。

2025-02-16 09:16:21 | 新作映画
 ジュリアス・オナー監督、アンソニー・マッキー主演、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』、2/15、イオンシネマ大野城にて鑑賞(割引クーポンにて鑑賞料金1300円)。2025年9本目。

 マーベル映画の最新作、『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』を観てきました。
 マーベル映画は欠かさず観ています!
 というほどマーベル映画の熱烈なファンというわけでもなく、ちょこちょこ見損ねています。
 最初に観なかったのは『エターナルズ』で、『マーベルズ』も結局見損ねました。
 だからでしょうか、本作の主人公であるキャプテン・アメリカの相棒のホアキン・トレスにまったく見覚えがない…。
 と思ったのですが、このホアキン・トレス、ディズニー・プラスで配信された『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』から登場するキャラクターなんですね。
 そりゃ見覚えがないわけだよ。
 といった感じで、本作は配信ドラマを見ていない人間にはわかりづらい作品になっています。

 とはいえ、それなりに面白く観ることは出来ましたよ。
 本作の一番の魅力は二代目キャプテン・アメリカことファルコンことサム・ウィルソンの人間臭さでしょうか。
 今までのマーベル作品の主人公たちは良くも悪くも人間を超越した存在だったのが、本作のウィルソンは悩んだり、悔んだり、かなり人間臭いんです。
 決着のつけ方もスーパーパワーによるものではなく、人間的で、そこが自分の好みでした。

 ただ、手放しで褒められるほど出来が良いかというとそうでもなくて。
 例えば本作のヴィランは洗脳に長けた力を持つキャラクターなのですが、どうも説得力に欠けていましたね。
 フツー、洗脳と言ったら、時間をかけて相手の深層意識を支配する、みたいなイメージがあるのですが、このヴィランはちょっと音楽を聴かせただけでそれまで接触のなかった相手を自在に操るんですよ。
 ゴメン、娯楽映画だということは充分わかっているけど、とてもそんなことが出来るとは思えなかったよ…。

 そんなことが出来ると思えなかったと言えば他にもあって。
 本作のキャプテン・アメリカは翼を広げて飛ぶんですよ。
 それはいいのですが、翼を広げて飛ぶ割には戦闘機よりも、それどころか戦闘機が撃ったミサイルよりも速く飛ぶのです。
 さすがにそれはないかなぁと思ってしまいました。

 あと、内容とは関係ないのですが、それはどうかと思うことがあって。
 自分は本作にレッドハルクが登場することは知っていたのですが(ポスターに出てましたから)、そのレッドハルクの正体がロス大統領だということは鑑賞の三日前まで知りませんでした。
 まぁ公式サイトにも書いてあることではあるのですが、そこは隠しておいてもよかったんじゃないかと思いますね。
 三日前に知った時は「えぇ?」って結構ビックリしましたけど…。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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