この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『ブレイキング・バッド』、ガスマスクをかぶった冴えない中年オヤジがパンツいっちょで…。

2012-07-23 22:31:26 | テレビ
 『弁護士イーライのふしぎな日常』のファーストシーズンを見終わりました。
 個人的にはかなり面白いと思ったのですが、世間的な評価はあまり高くないようで、本国アメリカでもセカンドシーズンで打ち切りの憂き目に合ったみたいです。
 ついでに言えば自分がファーストシーズンを借りたレンタルショップでも、ファーストシーズン“しか”置いてないんですよ。
 おいおいおい、マギーがこの後どうなったか、めっちゃ気になるところでファーストシーズンは終わってんだから、セカンドシーズンまでは置いてや!!
 って無理なんだろうなぁ。
 それぐらい日本でも人気がなかったってことか。

 かように、個人的な嗜好と世間的な評価との乖離にしばしば悩まされます。
 人の好みなんてそれこそ人それぞれなんだから気にしなくていいじゃん!!って仰る方がいるかもしれません。
 まったくもってその通りなんですけど、でもさすがに不人気のあまり打ち切られたり、レンタルショップで在庫が置かれないとなると、マイナー嗜好も考え物だな、と思ってしまいます。

 さて、ともかく『弁護士イーライ~』を見終えたので、別のテレビドラマをと思い、前々から気になっていた『ブレイキング・バッド』を借りてみることにしました。
 これがねぇ、めっちゃ面白いのです。

 ガスマスクをかぶった冴えない中年オヤジがパンツいっちょでキャンピングカーを走らせるシーンからドラマは始まります。
 そんなんありえないだろ、と言いたくなるシーンから始まる映画やドラマというのは枚挙に暇がありませんが、それにしてもガスマスクでパンツいっちょですよ?ありえないにも程があるだろ、って言いたくなります。
 でもドラマを見ていくと、なぜ男がそんな奇妙奇天烈な格好をしているのか、自然と説明されるんです。ここら辺は上手いなぁと感心させられましたよ。

 感心させられたことは他にもあって、それは何かというと突き抜けたブラックなユーモア。
 第二話で天井をぶち破って、○○がどさどさっと落ちてきたときには超爆笑しましたよ。
 うん、化学って大事だよね、って思いました。

 自分は個人的に超面白いと思いましたが、日本ではさほど人気はないみたいです。
 ブラックユーモアがきつすぎるし、基本的に麻薬の精製及び売買のお話だから、それもやむを得ないか。

 今、超面白いと思ったと書きましたが、それは嘘ではないんですが、一つだけ難点があって、それは何かというと日本語吹き替えがないということ。
 借りてみて初めて気づきました(たまにあるけどね。これがそうだとは思わなかった。)。
 自分は基本的にアメリカのテレビドラマは字幕をオンにし、さらに日本語吹替えで見るんです。
 そしてだらだらと見ながら、ブログの記事を書いたり、宇宙人と交信したり、気に入らない奴に呪いを掛けたりしてるんですよね。
 日本語吹き替えがないと、七割方借りる気が減るんだけど、、、まぁ『ブレイキング・バッド』は面白いから、セカンドシーズンも見てみようかな、って思っています。
コメント
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