トニー・ギルロイ監督、ジェレミー・レナー主演、『ボーン・レガシー』、9/29、天神シネマズTOHO本館にて鑑賞。2012年39本目。
現在、自分は映画のDVDをおよそ七十枚ほど所有していますが、その七十枚の中で発売日に購入した新作DVDは一枚しかありません(つまりあとは廉価版だったり、ヤフオクやブックオフなどで購入したものばかりってこと)。
そのDVDとは『ボーン・アルティメイタム』。
それぐらい自分はジェイソン・ボーンシリーズが好きってことです(正確にはポール・グリーングラスが監督した『ボーン・スプレマシー』と『ボーン・アルティメイタム』が好き。ダグ・リーマンの監督した『ボーン・アイデンティティー』はそれなりって感じ。)。
すべてのアクション映画の中で一番好きだし、ジェイソン・ボーンシリーズはアクション映画の歴史を変えた、とすら思ってますし、、、褒めだしたら切りがないのでこれぐらいで止めときますが。笑。
ジェイソン・ボーンシリーズの何が好きといって、限りなくリアルなアクションも好きなんですが、そのアクションを成立させるためのストーリーがきちんと成り立っているのがいいですよね。
普通アクション映画といえば、アクションを優先させるあまり、ストーリーがテキトー極まりないってことが多いじゃないですか。
まぁ基本アクション映画はアクションが目的で観に行くことが多いので、それでいいと言えばそれでいいんですが。
しかし、ジェイソン・ボーンシリーズではアクションとストーリーが見事に融合しているので、本当に感心しました。
『ボーン・アルティメイタム』でシリーズが完結した時は残念だ、とも思いましたが、これでいいとも思いました。
この先のお話も観てみたい気もしましたが、このクオリティを維持できるとも思えなかったからです。
それが本シリーズのスピン・オフ、『ボーン・レガシー』始動のニュースを耳にしたとき、正直複雑な気分でしたが、それでも監督がシリーズを通して脚本を書いたトニー・ギルロイだったので、不安だったのはストーリーよりもアクションの方でした。
本シリーズのような切れのあるアクションを見せてくれるのだろうか、と。
で、実際観ての感想なのですが、、、ん~~~、不安だったアクションに関しては悪くないです。さすがに本シリーズに比べたら劣りますが、今年観たアクション映画の中で一、二を争うアクションの切れでしたね。
が、しかし。
それほど心配してなかったストーリーの方がめちゃくちゃ。観てる最中、口がポカーンって感じでした。
『ボーン・アルティメイタム』では、ジェイソン・ボーンに接触しようとするジャーナリストをCIAが暗殺するというのが導入部だったのですが、非情なCIAならこれぐらいのことはやりかねんというリアリティがありました。
それに対し、本作では、よくわからない計画が外部に漏れそうになったので、CIAがそれに関係する工作員、研究員を(つまり同じ仲間を)片っ端から皆殺しにするというのが物語の発端で、観ていて、それはありえんだろ、と言いたくなりました。
非情であろうがなかろうが、計画が漏れそうになるたびに関係者を抹殺していては、組織が成り立たないよね。
誰もそんな組織では忠誠は誓えないし、それ以前に成り手がいなくなる。
CIAの暗殺者が最強でありえたのは薬のおかげだった、みたいな設定が追加されていたのも、いい気はしなかったです。
本シリーズではジェイソン・ボーンが逃亡中、薬が切れて苦しむ、みたいなシーンはなかったと思うけどな。
まぁ単独のアクション映画としてはそこそこ楽しめるとは思いますが、自分のように本シリーズに愛着があり過ぎると、辛口の評価になってしまうかもしれません。
お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
現在、自分は映画のDVDをおよそ七十枚ほど所有していますが、その七十枚の中で発売日に購入した新作DVDは一枚しかありません(つまりあとは廉価版だったり、ヤフオクやブックオフなどで購入したものばかりってこと)。
そのDVDとは『ボーン・アルティメイタム』。
それぐらい自分はジェイソン・ボーンシリーズが好きってことです(正確にはポール・グリーングラスが監督した『ボーン・スプレマシー』と『ボーン・アルティメイタム』が好き。ダグ・リーマンの監督した『ボーン・アイデンティティー』はそれなりって感じ。)。
すべてのアクション映画の中で一番好きだし、ジェイソン・ボーンシリーズはアクション映画の歴史を変えた、とすら思ってますし、、、褒めだしたら切りがないのでこれぐらいで止めときますが。笑。
ジェイソン・ボーンシリーズの何が好きといって、限りなくリアルなアクションも好きなんですが、そのアクションを成立させるためのストーリーがきちんと成り立っているのがいいですよね。
普通アクション映画といえば、アクションを優先させるあまり、ストーリーがテキトー極まりないってことが多いじゃないですか。
まぁ基本アクション映画はアクションが目的で観に行くことが多いので、それでいいと言えばそれでいいんですが。
しかし、ジェイソン・ボーンシリーズではアクションとストーリーが見事に融合しているので、本当に感心しました。
『ボーン・アルティメイタム』でシリーズが完結した時は残念だ、とも思いましたが、これでいいとも思いました。
この先のお話も観てみたい気もしましたが、このクオリティを維持できるとも思えなかったからです。
それが本シリーズのスピン・オフ、『ボーン・レガシー』始動のニュースを耳にしたとき、正直複雑な気分でしたが、それでも監督がシリーズを通して脚本を書いたトニー・ギルロイだったので、不安だったのはストーリーよりもアクションの方でした。
本シリーズのような切れのあるアクションを見せてくれるのだろうか、と。
で、実際観ての感想なのですが、、、ん~~~、不安だったアクションに関しては悪くないです。さすがに本シリーズに比べたら劣りますが、今年観たアクション映画の中で一、二を争うアクションの切れでしたね。
が、しかし。
それほど心配してなかったストーリーの方がめちゃくちゃ。観てる最中、口がポカーンって感じでした。
『ボーン・アルティメイタム』では、ジェイソン・ボーンに接触しようとするジャーナリストをCIAが暗殺するというのが導入部だったのですが、非情なCIAならこれぐらいのことはやりかねんというリアリティがありました。
それに対し、本作では、よくわからない計画が外部に漏れそうになったので、CIAがそれに関係する工作員、研究員を(つまり同じ仲間を)片っ端から皆殺しにするというのが物語の発端で、観ていて、それはありえんだろ、と言いたくなりました。
非情であろうがなかろうが、計画が漏れそうになるたびに関係者を抹殺していては、組織が成り立たないよね。
誰もそんな組織では忠誠は誓えないし、それ以前に成り手がいなくなる。
CIAの暗殺者が最強でありえたのは薬のおかげだった、みたいな設定が追加されていたのも、いい気はしなかったです。
本シリーズではジェイソン・ボーンが逃亡中、薬が切れて苦しむ、みたいなシーンはなかったと思うけどな。
まぁ単独のアクション映画としてはそこそこ楽しめるとは思いますが、自分のように本シリーズに愛着があり過ぎると、辛口の評価になってしまうかもしれません。
お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。