この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

今さらながらネットのマナーについて。

2015-07-16 20:42:57 | インターネット
 基本的にブログへのコメントはどなたからでも大歓迎です。
 記事内容に反対の方からのコメントは受け付けていません、などということもありません。
 自分は議論することが野蛮なことだとも不毛なことだとも考えていないので、反対意見は無視をするとか、削除するということもする気はありません。
 ただ、どんなコメントも無条件に歓迎するかというとさすがにそういうことはなくて。
 最近立て続けにこれはどうか、というコメントがあったのでそのことについて書きます。

 クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト・ライジング』という映画をご存知でしょうか。全世界で爆発的にヒットしたので、未見の方もタイトルぐらいは聞いたことがあると思います。
 では映画ファンの間であの映画のラストシーンについての論争があることは?
 ラストシーンで、執事のアルフレットが主人公のブルース・ウェインを見かけるのですが、そのウェインが現実の存在なのか、それともアルフレットが見た幻なのか、それは言い換えればウェインが生きているのか、それとも死んだのかということでもあるのですが、一部の映画ファンの間で論争が繰り広げられているのです。
 論争が繰り広げられていると言いましたが、実はウェイン死亡説を唱えるのは自分が知る限り自分一人なのです。
 自分以外の映画ファンはもう圧倒的にウェイン生存説を支持しています。もしウェイン死亡説を唱える人がいたら教えて欲しいぐらいです。切実に。

 もちろん自分も何の理由もなく漠然とウェインが死んだと思っているわけではないので、なぜ自分がそう思うのか、このブログで記事にしています。それも一度ならず。笑。
【プロットが破綻した傑作、『ダークナイト・ライジング』。】(記念すべき『ダークナイト・ライジング』最初のレビュー記事)
【アルフレッドはブルース・ウェインの夢を見るか?】
【『ダークナイト・ライジング』についての最終考察、その一。】(その4まで続くよ!)
 我ながらよく同じネタで何度も書くなぁと感心してしまいます。というか、記事をアップするたびに反対意見しか書き込みがないのに、よく心が折れないもんだなぁとそのことも感心しますね。

 映画が公開されて3年近くになるので、さすがに最近は反応がなかったのですが、つい先日、久しぶりにこちらの記事にウェイン生存説支持者の方からコメントがありました。
 そのこと自体はいいんです。3年前の記事だからコメントは禁止します、というようなことを言うつもりもないです。
 ただ、その人のHNが「Unknown」だったんですよね。正直それだけでげんなりします。
 HNを入力さえすればあとは何をしてもいいってことにはなりませんが、HNの入力は最低限のマナーだと思いますけどね。
 見知らぬ人の家を訪れて、自分の名前も名乗らずに、ただ用件だけ述べる、っていうのは失礼過ぎますよね。
 なぜHNの入力といったごく当たり前のマナーを怠るのか、理解に苦しみます。
 結局その「Unknown」氏はハリウッド映画における製作者についての誤解をこちらが指摘したら、それきり来なくなっちゃいました。
 HNが「Unknown」ですから、そんなもんですよ。

 それから2、3日して今度はこちらの記事にある人からコメントがありました。
 今度は「Unknown」ではなかったです。ちゃんと個別のHNはありました。
 でもコメントの内容がひどい。
 こちらの主張を「幼稚」だの、「稚拙」だの、こきおろすだけこきおろして言いたい放題ですよ。
 それだけ相手を貶めるのだから、その人の主張に一部の隙もなく完璧かというとそんなこともなく、結構間違いが見て取れ、「あなたの主張のここが間違っていると思いますが、その間違いを幼稚だ、稚拙だと誰かが貶めたら、あなたはどう思いますか?」と切り返したら、やっぱりその何某もそれきり来なくなっちゃいました(反論、お待ちしてますよ!)。

 コメントをする際は個別のHNを入力してくださいとか、出来るだけ丁寧な文章を書いてくださいとか、どうしてそんな初歩的なマナーを見知らぬ人に説かなきゃいけないのだろうかと徒労を覚えます。
 まぁ暇だから、ですけどね。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする