この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

【知られざるメディカルイラストレーションの世界】展を観に行ってきました。

2015-07-27 21:17:31 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 日曜日は折紙探偵団九州友の会の例会が台風の影響で早めに終わったので(実際には台風は来なかった)、例会が行われたアバンセの近くにある佐賀大学美術館まで【知られざるメディカルイラストレーションの世界】展を観に行ってきました。

 先日観た有馬記念館の【江戸のふしぎな動物たち】展も地方の資料館で開催されている展示会にしてはなかなか良いのではないか、と思いましたが、この【知られざるメディカルイラストレーションの世界】展もかなりよかったですよ。
 まず普段あまり注目されることのないメディカルイラストレーションにスポットを当てるというセンスがいいですよね。
 展示内容も非常に充実していて、総勢22名のイラストレーターの個性的な作品がとても観やすく展示してありました。
 メディカルイラストレーションってただ臓器をリアルに描けばよい、というものでもないらしく、患者や医療関係者が病理についてより深く理解するためにあるので、あまりグロテスクであってもいけないそうです。コミカルな作品もありましたよ。
 これだけ充実した展示会でありながら観覧料は何と無料!!国立大学の美術館とはいえ太っ腹だなぁと思いました。
 惜しむらくはこの展示会も写真撮影が禁止だったことですね。
 他に鑑賞している人、いなかったけどなぁ。笑。
 ただ、帰りにもらった小冊子(これも無料♪)が案外充実していたのでよしとしましょう。そこから一枚。


   

 たった一枚ですが、一口にメディカルイラストレーションといっても様々な種類があるのだということはわかってもらえると思います。

 さて、メディカルイラストレーションといって思い出すのが、不思議博物館分室サナトリウムですよ。
 あきらかに展示内容がかぶっていて、しかも佐賀大学は館長の出身大学ですが、何となく館長はこの展示会のことは知らないんじゃないかと思いました。
 ま、さすがにそんなことはないよね、館長?笑。


 写真の追加です。


   

   

   

 専門的なことはよくわかりませんが、二枚目は『解体新書』の挿絵を現代的に描き直したものだそうです。う~~~む、解体されたくない!!
コメント (6)
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