この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ネットの評判通り面白かった『ガールズ&パンツァー 劇場版』。

2015-12-04 23:01:10 | 新作映画
 水島努監督、『ガールズ&パンツァー 劇場版』、12/4、Tジョイ久留米にてレイトショーで鑑賞。2015年45本目。


 金曜日の夜は久しぶりにレイトショーで映画を観てきました。
 観たのは『ガールズ&パンツァー 劇場版』!
 自分はテレビ版を未見です。あまり萌えアニメに興味がないんですよね(よく勘違いされますが)。
 ただ、この『ガールズ&パンツァー 劇場版』はYahoo映画の評価が驚異の4.71 点!!『ギャラクシー街道』の低評価も前代未聞でしたが(12/5現在1.89 点。2点を切る作品にはなかなかお目にかかれない。)、こちらの高評価にはさらに驚かされます。
 これはちょっと無視できないな、と思って観に行くことにした次第です。
 実際観に行っての感想ですが、なるほど、これは面白いと高評価にも頷けました。

 花道や茶道と同じく、戦車道が女性のたしなみとされる、という設定がまず面白いですよね。
 そして、戦車道での戦いにおいては実弾が使用されるが、砲塔内部は特殊なカーボンで覆われ、乗員に危害が及ぶことがない、という設定もアリだとは思います。
 でも、戦車の指揮官が戦闘時、当たり前のように上半身を砲塔から覗かせているのにはビビりました。
 それだと実弾がかすったら、上半身が雲散霧消するのでは…?
 まぁそういった心配も杞憂なんですけどね。
 ともかくこの作品の世界では戦車本体がどれほど大破しようが乗員は一切かすり傷ほどのケガすら負わないらしいです。
 そういうものだと受け入れるしかないってことですね。笑。

 初っ端からケチをつけてしまいましたが、それさえ受け入れれば、あとはひたすら楽しい映画でした。
 女の子と戦車の組み合わせの妙が光る作品ですが、その戦車愛がハンパではないのです。
 戦車バトルが尋常じゃなく燃えます!
 一つ一つのバトルがよく計算されていて、工夫されている。感心しました。

 はっきりいってそれだけの映画でした。それ以上でもそれ以下でもない。
 でもそういう映画もたまにはいいですよね。
 正月休みはテレビ版の『ガールズ&パンツァー』を見れたらいいなって思いました。


 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
コメント (2)
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