この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

一緒に借りたDVDについて。

2016-05-24 22:27:09 | 旧作映画
 昨日は映画『マーターズ』について熱く語ってしまいました。
 あれでも一応自分なりにセーブはしているんですけどね。

 あそこまで熱く語っておいて今さらこんなことをいうのもなんですが、『マーターズ』、決して好きな映画ではありません。
 例えて言えば、イチローのことを史上最高の野球選手だと思っているからといって、必ずしもイチローのファンじゃないというのと一緒かな。
 まぁそんな捻くれた人はあまりいないだろうけれど。笑。
 
 さて、世の中の人に『マーターズ』みたいな残酷趣味の映画のDVDばかり借りていると思われるのも心外なので、一緒に借りたDVDについても触れておきます。

『コードネーム U.N.C.L.E.』
 可もなく不可もないスパイもの。ネットでの評判がいいのでちょっと期待しすぎてしまったのかもしれない。これに比べると『キングスマン』って面白かったんだな、とあらためて思いました。

『グッドナイト・マミー』
 ケガをして入院していたママが帰ってきた。でもなんか変なんだ。顔にあったほくろもないし、前はこんな癇癪持ちじゃなかったしね。本当のママなのかな?よし、今度僕らで確かめてみることにしよう…、というお話。
 胸糞悪い映画でしたよ。ただ、胸糞悪いというのはホラー映画では決して悪口ではないんだけどね。
 でもよくよく考えるとツッコミどころが多くて。例えば入院していたママが“突然”帰ってくるというのもありえないよね。フツーは事前に誰かが知らせるでしょ。というか、ママが入院していた間双子の面倒は誰が見ていたんだろう?あの双子が自炊できるとはとても思えないんだけど…。

『ピエロがお前を嘲笑う』
 サイバー犯罪を主題にした『ファイト・クラブ』(の縮小版)。ドンデン返しがウリらしいのだけれど、そのための伏線の敷き方がもう一つのような気がするなぁ。あとヒロインの魅力の無さは特筆に値すると思う。

『エール!』
 牧場を営むポーラの家は彼女を除いて家族全員聾唖者。歌の才能を認められた彼女は家を出る決意をするのだが、というお話。感動作を借りることもあるのです。感動はしなかったけどね。
 何だかシナリオがひどく雑なような気がしました。ポーラは一人の男の子と恋仲になるんだけど、彼女の失態を言い触らした奴と恋仲になるっていうのがまずないだろうって気がするし、父親が出馬した村長選挙の行方はどうなったんや、ってツッコミたくなります。結果は気にならないけど。笑。

 実はあと一本、『草原の実験』という映画のDVDも借りてきたのだけれど、これは鑑賞せずに返却するっぽい。大人しく5本だけ借りればよかったよ。

 今回紹介した作品は(リメイク版の『マーターズ』を含め)どれも可もなく不可もなくといったところでした。
 『草原の実験』が超絶的な傑作だったらどーしよ、、、何とかして見ようかな。
コメント
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