金子修介監督、羽村仁成主演、『ゴールド・ボーイ』、3/18、イオンシネマ福岡にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円)。2024年15本目。
去年までは、正確には去年の10月までは、イオンシネマで公開される映画は好きな時に観に行っていました。
ただ、去年の10月からはそういうわけにはいかなくなりました。
どういうことかというと、イオンシネマでは事前にACチケットを購入すると1000円で映画が鑑賞できるのですが、そのACチケットの販売枚数が去年の10月から年間30枚から10枚に減ってしまったのです。
年間30枚でちょうどよかったので、10枚だと全然足りない…。
ただ、イオンシネマではサービスデーがいろいろ設定されているのでそれを利用しています。
ファーストデーが安くなるのは他のシネコンと同じですが、イオンシネマではその他月曜日と、20日、30日がサービスデーなのです。
ACチケットの販売枚数が年間10枚でも何とか乗り切れるかなぁ…。
閑話休題。
最近、事件の真相が最後まで明かされない映画が増えているような気がします(昔からありましたけどね)。
例えば『落下の解剖学』では男の死が自殺なのか、事故なのか、他殺なのか、最後まで観てもはっきりしません。
個人的には二時間映画に付き合って、オチがはっきりしないというのは勘弁してよと思うのですが、世間的な評価は必ずしも悪くはないようです(むしろ良い)。
世間の人々は謎が残るモヤモヤ感を必ずしも嫌っているわけではないのですね…。
『ゴールド・ボーイ』ははっきりとオチのある自分好みの映画でした。
ただ残念ながら手放しで褒められるような傑作というわけではなかったですね。
中盤からかなり展開が雑になりました。
例えば、、、主人公の朝陽は日記を書いているんですよ(主人公は岡田将生演じる東昇ではなく、朝陽です)。
サスペンス物のあるあるで、犯罪者は日記を残しがちというのがあって、いつもどーして日記を残すかなぁと疑問なのですが、、本作の場合、日記を書く理由があるからまだいいんですよ。
ただ、その日記を簡単に人に見つかるようなところに置くのはありえない…。
それが人に見つかったらまずいことになるってことぐらいわかりそうなものだけれど。
それと東昇は最終的に自分を脅してきた子どもたちを毒殺しようとするんですけど、それもちょっとないなと思いました。
東昇が子どもたちの存在をウザいなと思っていたところまでは理解出来るんですよ。
でも毒殺となると三人の子どもたちが同時にいっせーのでジュースを飲まなきゃいけないですよね。
あー、俺、喉が渇いていたんだよねーとか言って一人が先に飲んじゃったら?
それに上手い具合いに三人とも毒殺出来たとしても死体の処理はどうするつもりだったんでしょうか?
子どもとはいえ三人分の死体を処理するのってかなり面倒なはずなんだけど。
それに朝陽の母親が朝陽に来た手紙を盗み読みするシーンもすごく不自然でした。
いや、盗み読みする心情自体は理解出来るんです。
ただ、あんな場所で手紙を読むのが不自然だと言ってるんです。
どーせならトイレかどこかでこそっと読めばいいのに…。
といった感じで、細かいところはかなり雑だと思いましたが、一番まともに見えた朝陽が一番のサイコ野郎だったというオチは自分は好きでした。
こういう映画をもっと見たいですね。
出来れば細かいところまできちんと丁寧に作られていたら言うことがないのですが。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
去年までは、正確には去年の10月までは、イオンシネマで公開される映画は好きな時に観に行っていました。
ただ、去年の10月からはそういうわけにはいかなくなりました。
どういうことかというと、イオンシネマでは事前にACチケットを購入すると1000円で映画が鑑賞できるのですが、そのACチケットの販売枚数が去年の10月から年間30枚から10枚に減ってしまったのです。
年間30枚でちょうどよかったので、10枚だと全然足りない…。
ただ、イオンシネマではサービスデーがいろいろ設定されているのでそれを利用しています。
ファーストデーが安くなるのは他のシネコンと同じですが、イオンシネマではその他月曜日と、20日、30日がサービスデーなのです。
ACチケットの販売枚数が年間10枚でも何とか乗り切れるかなぁ…。
閑話休題。
最近、事件の真相が最後まで明かされない映画が増えているような気がします(昔からありましたけどね)。
例えば『落下の解剖学』では男の死が自殺なのか、事故なのか、他殺なのか、最後まで観てもはっきりしません。
個人的には二時間映画に付き合って、オチがはっきりしないというのは勘弁してよと思うのですが、世間的な評価は必ずしも悪くはないようです(むしろ良い)。
世間の人々は謎が残るモヤモヤ感を必ずしも嫌っているわけではないのですね…。
『ゴールド・ボーイ』ははっきりとオチのある自分好みの映画でした。
ただ残念ながら手放しで褒められるような傑作というわけではなかったですね。
中盤からかなり展開が雑になりました。
例えば、、、主人公の朝陽は日記を書いているんですよ(主人公は岡田将生演じる東昇ではなく、朝陽です)。
サスペンス物のあるあるで、犯罪者は日記を残しがちというのがあって、いつもどーして日記を残すかなぁと疑問なのですが、、本作の場合、日記を書く理由があるからまだいいんですよ。
ただ、その日記を簡単に人に見つかるようなところに置くのはありえない…。
それが人に見つかったらまずいことになるってことぐらいわかりそうなものだけれど。
それと東昇は最終的に自分を脅してきた子どもたちを毒殺しようとするんですけど、それもちょっとないなと思いました。
東昇が子どもたちの存在をウザいなと思っていたところまでは理解出来るんですよ。
でも毒殺となると三人の子どもたちが同時にいっせーのでジュースを飲まなきゃいけないですよね。
あー、俺、喉が渇いていたんだよねーとか言って一人が先に飲んじゃったら?
それに上手い具合いに三人とも毒殺出来たとしても死体の処理はどうするつもりだったんでしょうか?
子どもとはいえ三人分の死体を処理するのってかなり面倒なはずなんだけど。
それに朝陽の母親が朝陽に来た手紙を盗み読みするシーンもすごく不自然でした。
いや、盗み読みする心情自体は理解出来るんです。
ただ、あんな場所で手紙を読むのが不自然だと言ってるんです。
どーせならトイレかどこかでこそっと読めばいいのに…。
といった感じで、細かいところはかなり雑だと思いましたが、一番まともに見えた朝陽が一番のサイコ野郎だったというオチは自分は好きでした。
こういう映画をもっと見たいですね。
出来れば細かいところまできちんと丁寧に作られていたら言うことがないのですが。
お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。