この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

天拝山に登ってきました。

2024-03-01 21:14:25 | 日常
 2月二回目の三連休最終日の25日は映画を二本観た後、天拝山に登りました。
 天拝山という山があるということは知っていましたが、ただあまりに近すぎて、逆にこれまで登ろうと思ったことがなかったんですよね。
 天拝山のことは知っていても、天拝山の登山口がある天拝山歴史公園がイオンモール筑紫野から車で5分の所にあるとは知りませんでした。
 まずは公園の駐車場で遅めの昼食。
 イオンモールで買った298円の弁当と家から持参したカップ麺で腹を満たしました。
 14:20、登山開始。
 天拝山、これまでに登ったことのある山の中で間違いなく一番登山道が整備された山でした。
 おまけに257メートルしかないですからね。
 二週間前に登った青螺山(618メートル)と黒髪山(516メートル)の半分もありません。
 二つの山を縦走した自分なら楽勝だろう、登る前はそう思っていました。
 が、実際登ると結構きつかったですね。
 普段運動らしい運動をしていない自分は10分も登ると「ハァハァ」と息が切れました。

   

 天拝山8合目からは階段になります。
 436段あるそうです。

 ところで山に登ると「〇合目」って書いてある標識を目にしますが、この「合目」って何のことかご存知ですか?
 自分は山頂を10合目とした場合に10等分にして、下から1合目、2合目と数えていったものと思っていたのですが、そうじゃないんですよね。
 いや、山頂を10合目とするのは合っているのですが、10等分というわけではなく、どこら辺が7合目で、どこら辺が8合目なのかといったことは「長い年月をかけて登山者の感覚で習慣的に付けられるもの」だそうです(詳しくはこちら)。
 なので富士山でも5合目は吉田口が2300メートル、富士宮口2400メートル、須走口2000メートル、御殿場口1450メートルと高さがバラバラなのだとか。
 
 さて、天拝山に話を戻すと、これが天拝山の山頂からの眺めです。

   

 遠く海まで見えましたよ。
 同じ眺めを菅原道真も見ていたのかもしれませんね(天拝山の由来はそこから来ています)。
 まぁ菅原道真の時代に福岡空港はなかったと思いますが…。

 階段を下りる途中、一人で天拝山に登りに来た、91歳になるお婆さんと少し話をしました。
 以前はもっと楽に登っていたそうですが、最近はきついとのこと、そりゃそうだよね。
 山頂では4歳の子どもにも会いました。
 4歳の子どもから91歳のお婆さんまでが登る山、それが天拝山。
 自分は充分きつかったですけどね。笑。

 今回の登山で初めてトレッキングポールを使いました。
 やっぱり楽だった、、、ような気がします。
 文字通り、これからの登山の相棒になるでしょう。

 下山は16時ちょうどでした。
 超低山である天拝山にさえ苦戦している自分は果たして富士山に登れるのでしようか。
 今から不安で一杯です。
コメント
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