この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正直わかりにくい作品だった『オッペンハイマー』。

2024-03-30 21:59:33 | 新作映画
 クリストファー・ノーラン監督、キリアン・マーフィ主演、『オッペンハイマー』、3/30、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(サービスデーにつき鑑賞料金1100円)。2024年17本目。

 3月30日に映画を観に行きました、それも二本。
 観たのは『オッペンハイマー』と『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』です。
 この日に映画を観ることは早くに決めていました。
 なぜかというと毎月20、30日はお客様感謝デーでイオンシネマでは映画を安く観ることが出来るのです。
 せっかく安く観ることが出来るんだから、『オッペンハイマー』と『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』の他にネットでの評判が良い『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章』も観ようか、なんて思ってました。
 が、今週の水曜日に上映スケジュールが更新されて、「え?」と目を疑いました。
 恐ろしく映画のハシゴをしにくいスケジュールだったのです。
 まず『オッペンハイマー』の第一回上映開始時刻が9:55なんですよ。
 それなりに長尺の作品ですから、出来れば8:30ぐらいに上映を始めて欲しいのですが、それより1時間半も遅いのです。
 しかしそれに輪をかけてこの上映開始時刻、どーにかならんのかと思ったのが『ゴーストバスターズ フローズン・サマー』でした。
 何しろ吹替版の第一回目の上映開始時刻が12:55ですからね。
 ファミリー向けの作品なんだからもうちょっと早い時刻に始めてもよくない?と思いました(要は早くから観たい人は4DXで観ろ、ってことなんでしょうけどね。観ないけど。)。
 さらにどの作品をどの時間帯で観ても上映時間が微妙に被るんですよ(被らないようにするためには間に2時間以上待ち時間をもうけなくちゃいけない。そんなに待てねーよ!)
 結局9:55開始、13:10終了の『オッペンハイマー』と12:55開始の『ゴーストバスターズ』を観ることにしました。
 これまで映画のハシゴは数え切れないぐらいしてきましたが、上映時間が被ったのは初めてのことだなぁ。
 まぁ上映時間が被ったといっても、『オッペンハイマー』エンドロールが始まったのと同時に退席し、『ゴーストバスターズ』の方は予告編が10分以上あるので問題ないと言えば問題ないのですが。
 あ、3本目に『デ(略)』を観るなんてまったく無理でした。
 上映開始時刻が『ゴーストバスターズ』終了して4時間後だったので(そんなに待てるか!)。

 余談が長くなりましたが、『オッペンハイマー』の感想です。
 アカデミー賞作品賞受賞も納得の力作でした(毎年アカデミー賞は何でこの作品が作品賞?と思うことも多いのですが)。
 ただ、わかりにくい作品でしたね。
 ただでさえ日本人には馴染みのない登場人物が多く(オッペンハイマーやアインシュタインはともかく、ストローズやテラーになると日本人は誰?ってなるんじゃなかろうか)、また物理学の専門用語も頻出する上に、物語的には時系列が入り組んでいて、正直ついていけないという人も多かったのではないでしょうか。
 恥ずかしながら自分はかなりついていけませんでした。笑。
 でも観て損をした!と思うことはまったくなく、原爆投下の裏側にこんな人間ドラマがあったのか、目からうろこの思いでした。
 まぁオッペンハイマーぐらい頭がよかったら、原爆を開発したらその後の世界がどうなるかなんて充分予測できたんじゃないかって思ったりもしますけどね。

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント (2)
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