この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ロマンチックで、夢があり、何より楽しかった『レッド・ワン』。

2024-11-11 20:55:22 | 新作映画
 ジェイク・カスダン監督、ドウェイン・ジョンソン主演、『レッド・ワン』、イオンシネマ福岡にて鑑賞(ACチケットにて鑑賞料金1000円)。2024年54本目。

 正確にカウントしているわけではないのですが、毎年のようにクリスマスを舞台にした外国映画が、クリスマスシーズンを外して公開されているような気がします。
 『クリスマス・ウォーズ』や『バイオレンス・ナイト』がクリスマス前で、『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』がクリスマスの後だったかな。
 日本の映画界ではクリスマスを舞台にした外国映画はクリスマスシーズンに公開してはいけないというような決まりでもあるのでしょうか。
 それともただの偶然?
 ただの偶然と片付けるには釈然としないものがあります。
 素人考えですが、クリスマスが舞台の映画であれば、クリスマスシーズンに公開した方が観客動員がより見込めるような気がするからです。
 それともう一つただの偶然なのか迷うことがあって、それは今挙げたクリスマスを舞台にした映画はどれも個人的に面白いってことです。
 これもただの偶然でしょうか。
 まぁこれはただの偶然か。笑。

 突然ですが、宇宙人の存在を信じますか?
 これも正確にカウントしているわけではないのですが、宇宙人の存在を信じる人、信じない人の割合は50/50のような気がします。
 そして宇宙人の存在を信じる人になぜ信じるのか尋ねると、だいたいこう答えるんですよね。
 宇宙は広いから(だから宇宙人は存在する)。
 宇宙は広いから宇宙人は存在する?
 確かに宇宙は広いです。
 なので宇宙人が存在しても不思議ではないかもしれません。
 でも宇宙の広さは同時に宇宙人が決して地球にはやって来れないことの根拠にもなっているんですよ。
 仮に100万光年のかなたにある星に知的生命体が存在したとしても、どうやって地球にやってくるっていうんですか?

 で、宇宙人の存在を信じる人に、サンタクロースの存在は信じるかというと、一笑してこう言うんですよ。
 サンタクロースなんているわけがない、そもそも一晩で世界中の子供たちにプレゼントを配れるわけがない、って。
 サンタクロースなんているわけがない?
 一晩で世界中の子供たちにプレゼントを配れるわけがない?
 何を根拠にそう言ってるんですかね?
 自分は宇宙人は存在しないと思っています。
 でももし宇宙人がいて、その宇宙人が地球にやってきているなら、宇宙人は超光速航行の手段を有していることになります。
 宇宙人が超光速航行の手段を有しているなら、サンタクロースがそれを有していても不思議ではないですよね。
 もしそうだとしたら、サンタクロースが一晩で世界中の子供たちにプレゼントを配ることも可能なんじゃないでしょうか。
 ともかく、サンタなんていないと言っている人って本当に真剣に考えてサンタはいないという結論に達したのかな、と思います。

 前振りが尋常じゃなく長くなりましたが、世の中にはもしもサンタが本当にいたら、という仮定の話を真面目に考えている人もいるってことですよ。
 本当にサンタクロースがいるかどうかはさておき、そう考えた方が間違いなく、ロマンチックで、夢があり、そして何より楽しいですよね。
 映画『レッド・ワン』はロマンチックで、夢があり、何より楽しい映画でした。
 クリスマスシーズンではないですが、お薦めのクリスマス映画です。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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