この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

劇場で観ることが出来てよかった『悪魔と夜ふかし』。

2024-11-08 22:09:53 | 新作映画
 コリン・ケアンズ&キャメロン・ケアンズ監督、デビッド・ダストマルチャン主演、『悪魔と夜ふかし』、11/7、ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて鑑賞(平日鑑賞料金1300円)。2024年54本目。

 今月の1日に人間ドックのために有休を取ったばかりなんですけど、諸事情により7日も有休を取ることになりました。
 さて、何をするか?
 一日ゴロゴロするというのでもよかったのですが、それだとやっぱり勿体ないと思い、映画を観に行くことにしました。
 さて、何を観るか?
 無難な選択は『八犬伝』でしたが、そこまで惹かれるものはなく、ここは『DOG DAYS 君といつまでも』かなと思ったところ、上映スケジュールの最下位に『悪魔と夜ふかし』のタイトルが!
 しかもこの日が最終上映日なんですよ。
 これはもう、この映画を観ろという映画の神様の思し召しだと思って、『悪魔と夜ふかし』を観ました。

 人気回復の起爆剤として生放送のオカルトライブを企画したトークバラエティ番組が本物の悪魔をゲストとして呼んでしまったために想像を絶する惨劇に見舞われるというお話のモキュメンタリ―(疑似ドキュメンタリー)ホラーです。
 面白かったですよ。
 テレビスタジオの中ですべてが完結するスタイルも良い、と思いました。
 ただ観終わって、モヤモヤとしたものが残ったかな。
 結局、司会者のジャックが契約した悪魔と少女の中に巣食っていた悪魔が(ジャックは認識していなかったが)同一だったってこと?
 少女に憑りついていた悪魔がそれっぽいことを言っていたからね。
 そうじゃないと辻褄が合わないような、、、いや、そうだとしても辻褄が合わないような気がする。
 番組の人気回復のために愛する妻を生贄に差し出し、その結果がこれ?
 如何にもホラー映画らしい結末ではあるけれど、でもそんな悪魔じゃ誰も崇拝しなくなると思うんだけどなぁ。
 見返りがあって、初めて人は生贄を差し出し、崇拝するんじゃないかと自分は思うけどね。
 最初の霊媒師がなぜ死んだのかもよくわからなかったなぁ。
 ジャックが契約した悪魔は遠隔地の人間をたやすく殺せるほどの力を持っていたってこと?
 そんな強力な悪魔、人間は到底御せるはずがないよね。

 相変わらず細かいところにツッコミを入れてしまいましたが、でも作品の持つ、70年代の雰囲気とか、ヴィジュアルのインパクトとかは好きですよ。
 劇場で観ることが出来てよかったです。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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