この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

富士山に登ってきました、その12。

2024-08-22 21:06:36 | 旅行
 羽田空港の第二ターミナルのANAのサービスカウンターで地上スタッフのお姉さんに「7:35発の福岡行きの便の受付けはまだ間に合いますか?」と尋ねました。
 受付けが終了しているのはわかっているんですよ。
 でも訊かないわけにはいかないですからね。
 するとお姉さんはにっこり笑ってこう答えました。
「当該機が10分遅れで到着したのでまだ受付けは間に合いますよ」
 え…?
 最後の最後で奇跡が起こりました。
 絶対に乗り遅れたと思っていた8月13日のANA273便に搭乗することが出来ました。
 そんなこともあるんですね…。

 この後は特にトラブルもなく、ANA273便は定刻より13分ほど遅れで羽田空港を出発、自分は無事に福岡へと戻ることが出来ました。
 長々と続いた富士登山記も今日で終わりです。
 いや、本当にこんなハードでスリルのある旅は記憶にありません。
 富士山にはもう二度と登りたくないです、、、ということもないんですけどね。
 ただ、ツアーで登るのは今回が最後でしょう。
 自分の歩く(登る)スピードが富士登山ツアーに参加するにはあまりに遅すぎるということがよくわかりました。
 しかしそうなるとソロ富士登山ということになり、それはそれでまったく自信がないので、やっぱり今回で富士登山は最後かな。

 富士登山についてまとめると、
 ①富士登山はチャレンジしてみる価値がある。
 チャレンジしてみる価値があると書きましたが、チャレンジするだけでも結構大変なんですよね。
 何しろ登るためにはいろいろ装備を揃えないといけないですから。
 富士登山のために揃えたものは、登山靴、登山用のリュック、トレッキングポール、スパッツ、防寒着etc。
 ブランド物でない安物ばかり買いましたが、それでも合計するとかなりの金額になると思います。
 もちろんそれ以外にも福岡から羽田までの往復の飛行機のチケット代、新宿でのホテル代、富士登山ツアーへの参加費、それらに加えて予想外の山小屋での宿泊費など、合計するのがちょっと怖くなるのお金が飛んでいきました。
 なので軽々しくリベンジします!などとは言えないのですが、今後自分の人生でトレッキングポールやスパッツを使う機会ってあるのかなぁって思いますね。
 まぁトレッキングポールやスパッツを使う機会がないから富士山に登るというのも本末転倒ですけれど。
 ともかく、今回自分は八合目で断念しましたが、富士山に登ってよかったと思っています。

 ②富士山は体力に自信のない人間は登るべきではない。
 本当にそう思いますね。
 自分なりに月一でトレーニングを兼ねて近場の低山に登ってましたが、全然トレーニングになってなかったです。
 富士山は体力に自信のない人間は登っちゃダメです、、、と言いながら、小学校低学年ぐらいの小さい子どもさんも登ってましたけどね。
 あんな小さな子どもがよく登るなぁと感心しましたが、あれは同時にお父さんが大変なんですよね、子どもの分の荷物まで持たなきゃいけないから。
 本当に感心します。

 富士登山記は以上です。
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