呑兵衛たちの月９ その８７

　今日は、見事に天気予報が当たった。午後から雨、それを承知で今日もマイチャリ通勤。当然、昼休みにはマイチャリで街中放浪。磐城平城趾東側の市街地を走行した。今日は暖かかった。普段は手袋をするのだが、今日は大丈夫。防寒着がうっとうしいくらいであった。職場に戻る頃には、雲が空一面を覆い、まもなく雨降り。天気予報的中。帰りは、久しぶりにバスを利用。珍しく、ノンステップバスであった。

　ということで、ありったけの小銭かき集め、今日もこんなに呑んじゃった。呑兵衛たちの月９、類氏は今日も旨そうに呑んでいる。類氏を1年以上観ていると、前に観たお店が出てくる。

　今日は、京成・中山駅。高校から同じ大学に行った同級生が学生時代に住んでいた街だ。中山といえば競馬場、ところが、今日紹介されたところは、日蓮宗の大本山・中山法華経寺。この存在は知らなかった。本堂らしき建物は、国の重要文化財になっている。これは、是非、訪れたい場所である。地図で確認したら、近くに東山魁夷記念館もある。趣味を実現する意味では、いい場所である。類氏も、本堂で祈願。何を祈ったのだろうか。
　暗がりになり、競馬場に向かう通称おけら街道を歩む。類氏、「もつ焼き日本一」の看板に着目。「ひょうたん」に入店。カウンターのみのお店。呑兵衛の心をくすぐる。類氏、とりあえず、焼酎ハイボールを注文。梅エキスを入れたのだろうか。早速、御常連と乾杯。まずは、煮込みを注文。白味噌仕立てで、モツの量が多い。類氏、マイ箸使用のようである。お次は、レバーの塩。見てるだけで食したくなるし、呑みたくなる。そして、シロ。御常連が注文したブツをお裾分け。いつもの常套手段である。このシロ、ニンニクベースの特製タレで焼いているのだが、香ばしいにおいがこちらまで飛んでくるような気分。これまた、喉が更に乾いてくる。
　ここからは、女将さんからの差し入れ攻勢。まずは、ヤナギガレイの焼き物。この魚をみると、常磐沖で採れたヤナギガレイを干した￥て焼いたヤツ、これが実に旨かったのだが、ご承知の通り、今、小名浜をはじめとする市内の漁港に水揚げはされていない。残念である。そして、「さぬかづき」という、おそらく里芋をゆでたヤツだと思うのだが、これに塩を振りかけて食する。ある意味健康的である。ただ、類氏、塩をかけ過ぎ。高血圧には注意である。そして、最後にタン焼きを注文、焼ける間、御常連に乾杯攻勢。親交を深めたようだ。

　天気予報によれば、明日も雨のようである。通勤、歩こうか、バスにしようか、明日の朝の降り具合を見て決めよう。