東京国立博物館では、11月21日(日)まで、「伝教大師1200年大遠忌記念 最澄と天台宗のすべて」が開催されている。
コロナ禍により、江戸に出奔しての博物館浴、昨年の2月以来である。その間、諸々状況も変わってきたようだ。観覧券の発売、日時指定券で対応する館も増えてきている。小生も、早速アプリをインストール、時間を指定して購入した。そして、観覧料、全体的にアップしているようだ。これも、密を発生させないための方策なのかもしれない。
久しぶりの上野の杜、国立西洋美術館は改修中で柵で覆われていた。遠目に動物園を眺めると、入場待ちの行列ができていた。ただ、全体として、コロナ禍前の人出は感じられなかった。そうそう、上野駅の公園口も新しくなっていた。
「最澄と天台宗のすべて」、2021年は、天台宗の開祖・最澄の1200年の大遠忌。比叡山延暦寺から上野の東叡山寛永寺(江戸時代)までの歴史が紹介されている。
延暦寺といえば、浅井・朝倉に組したことから織田信長による焼き討ちで一山焼かれ、僧侶や僧兵が殺された。その後、秀吉や家康の保護を受け、また、天海上人の働きもあり再興。天海上人は、江戸城の鬼門封じを目的に、上野に寛永寺を建立。
延暦寺では、親鸞、法然、栄西、道元、日蓮など多くの名僧を輩出している。また、開山以来、燈されている「不滅の法灯」、「油」を絶やさない「断」をしない修行僧の姿勢が「油断」の語源と言われている。
今回は、国宝、重要文化財の秘仏や曼荼羅図、最澄直筆の手紙などが展示されている。時間指定ということもあり、人込みもなく、じっくりと鑑賞することができた。
コロナ禍により、江戸に出奔しての博物館浴、昨年の2月以来である。その間、諸々状況も変わってきたようだ。観覧券の発売、日時指定券で対応する館も増えてきている。小生も、早速アプリをインストール、時間を指定して購入した。そして、観覧料、全体的にアップしているようだ。これも、密を発生させないための方策なのかもしれない。
久しぶりの上野の杜、国立西洋美術館は改修中で柵で覆われていた。遠目に動物園を眺めると、入場待ちの行列ができていた。ただ、全体として、コロナ禍前の人出は感じられなかった。そうそう、上野駅の公園口も新しくなっていた。
「最澄と天台宗のすべて」、2021年は、天台宗の開祖・最澄の1200年の大遠忌。比叡山延暦寺から上野の東叡山寛永寺(江戸時代)までの歴史が紹介されている。
延暦寺といえば、浅井・朝倉に組したことから織田信長による焼き討ちで一山焼かれ、僧侶や僧兵が殺された。その後、秀吉や家康の保護を受け、また、天海上人の働きもあり再興。天海上人は、江戸城の鬼門封じを目的に、上野に寛永寺を建立。
延暦寺では、親鸞、法然、栄西、道元、日蓮など多くの名僧を輩出している。また、開山以来、燈されている「不滅の法灯」、「油」を絶やさない「断」をしない修行僧の姿勢が「油断」の語源と言われている。
今回は、国宝、重要文化財の秘仏や曼荼羅図、最澄直筆の手紙などが展示されている。時間指定ということもあり、人込みもなく、じっくりと鑑賞することができた。